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2014年01月27日
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カテゴリ: 本の紹介
第1章 今そこにあるー危機

第3章 国際金融資本に支配される世界
第4章 お金の秘密
第5章 もうひとつの「お金」は可能だ!
あとがきにかえて もうひとつのお金がつくる、もうひとつの世界


↓ぼくにとってのポイント

〇金融を制するものが世界を制する。

建前では、政府>企業>銀行という力関係であっても、実際には、お金を出す側が受け取る側よりも立場が強いので、銀行>企業>政府という力関係になっている。



国際通貨基金(IMF)、世界銀行、世界貿易機関(WTO)→すべて米国の意思が反映される。

〇金融システムはユダヤ人の迫害から始まった。

紀元前1世紀ごろ、ローマ帝国によってエルサレムに住むことを禁じられ、世界各地に離散する。
イエス・キリストがユダヤ人によって殺される。
キリスト教がローマ帝国に広まり、西ヨーロッパで支持されるようになる。
610年ごろ、イスラム教が生まれる。
1096年から約200年間にわたって、十字軍が送られる。このころからヨーロッパでキリスト教徒によるユダヤ人への迫害が強まる。
流浪の民であるユダヤ人は引っ越しに備えるため、お金を蓄える習慣があった。
ユダヤ人は土地を持つことが制限され、農業をはじめとしたほとんどすべての職業に就くことが禁止された。
唯一の残された職業が、キリスト教徒がやらない高利貸、金塊の保管人、両替商などだった。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教とも利子の徴収は原則禁止だったが、ユダヤ教は例外として異教徒から利子をとることは許されていた。

当時、金融の技術はユダヤ人しか持っていなかった。

〇ロスチャイルド家

初代ロスチャイルド→マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド
彼の5人の息子たちが、イギリス、フランス、オーストリア、イタリア、ドイツへ散っていき、ネットワークを形成した。
その中の、イギリスにわたった3男、ネイサンが1815年のワーテルローの戦いにおいて、イギリス国債を大量に売って大暴落させ、その後、買い戻して巨額の富を得た。

現在でもロスチャイルド家は世界の金融、石油、政治、情報機関、軍事、原子力、食品、メディアを支配している。

〇地域通貨

シルビオ・ゲゼルが提唱した自由貨幣理論。
・お金の価値も減価させるべき。
・お金の使用量を徴収するべき。

地域通貨の成功例

オーストリア・チロル地方のヴェルグル

〇お金の問題点

・お金は必要な分より常に不足している。
・交換手段と価値の貯蔵手段という相反する機能がついている。
・利子がつく
・お金は本質的に債務であり、期限内に返済しなければならない。
・利益を求めて移動する。
・お金の価値に裏付けがなく、価値は金融市場によって決められ、生活者には決定権がない。
・お金の発行権が利潤目的の銀行に独占されている。

〇新しいお金のシステム

・お金は必要な時に必要なだけつくる。
・お金に減価する機能を持たせることにより、交換手段としてのお金をスムーズに循環させる。
・使用料にあたる利子は債務者が払っていたが、減価するお金では、循環を途絶えさせる所有者が負担することになる。

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この本は、現在の金融システムの成り立ちとその問題点をわかりやすく示しており、勉強になった。


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最終更新日  2014年01月27日 06時31分30秒
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