やりくり上手目指せ!ツインズママの事件簿

やりくり上手目指せ!ツインズママの事件簿

我が家の事件簿!


我が家はなぜか事件が絶えません。子供が男の子ばかりで3人もいるから?ってことでもなさそう・・・。でも、ドキュメンタリーな日々が多いです。
過去の日記を紐解いて、アクセス・コメントの高い記事を抜粋してみました。



6年生になったツインズ兄のクラスは、夏休み前に学級崩壊寸前の状態になりました。

2004年 10月17日(日)の日記より抜粋

■長男の問題■

長男のクラスは今、崖っぷちに立たされている。
問題は前期からはじまっていた。
問題児のM君が引き金となってる。
だけど、それに便乗するその他の仲間の盛り上がりによってさらに倍増。我が長男はその他の仲間の一人。
そのM君というのは、たしか3年の頃だったかうちの小学校に転校してきた。前の小学校でもかなりの悪行三昧を繰り返してきたらしく、その小学校の父兄はほっと胸をなでおろした状態だったらしい。
そんな風だから、当然3年の頃から多くの問題炸裂!
彼の担任や学年主任の先生は、必ずや1度は入院か体調を崩す事となる。彼の担任を受け持つ先生及びクラスメートは貧乏くじを引いたようなもの。
で、どうしてなのか??ってことについて。
先生だって、当然かれを更生させるべく、いろんな手段を用いたかったに違いない。ところが、そのM君の親は
「大声でしからないで欲しい」
「きつく言わないで欲しい」
「みんなの前で、注意しないで欲しい」だのといろいろ。
おっと、順番が狂ってしまったけど、M君の問題点について触れてなかったね。それは、暴力行為、言葉の暴力、いじめ、対抗してくるものに対して執拗な執着心、女子に対してはわいせつ的な発言もあるという。で、教育的指導をすると、彼は切れる。この切れ方が半端じゃないらしい。
こんな子に対して、「しかるな!」というのがそもそも無理な話。でも、切れた時の荒れ様は誰にも止められないらしく、これは専門家の処置がなければどうしようもない・・・・そんなところまで追い込まれてるのに・・・・。
気の毒な先生。
ほんとに、精神崩壊状態である。

で、その他の仲間がどんな風にかかわってるのかについて。
このM君、状態がよろしい時は素敵な感性?の持ち主らしい。いわゆるカリスマ的な魅力があるのか、いろいろ物知りらしいのか、とにかく楽しいらしい。なもんだから、授業中悪いとわかっていつつふざけが乗じ、おしゃべりしつづけたり、言葉使いの悪さ。イベントに対する決め事を準備してる時など、非協力的な態度。「やめろ~やめろ~」「そんなことしたくね~よ!」と言った言葉のオンパレード。
素敵な時と、そうではない時とのギャップ。
でも、子供は悪乗りする最悪な生き物。思わず一緒になって、野次を飛ばす。
楽しいことと、ちょっと窮屈なこと。クラスでそんな事態になれば、子ども自身の意思力と先生の導きによって事を始末することになる。
その導きっていうのは、先生の力量だろう。やり方は先生によっていろいろ。
でもどの先生も言うべきは、悪いことは悪いのだとはっきりさせる判断を明確に子供たちにつけさせ、ひとつひとつ覚えさせていくこととわたしは思ってる。
それは、ごく一般的なことだろう。
長男は、彼とはうまくつきあえば害はないと言う。
でも、長男の話もころころ変わる。
「やっぱりあいつは最悪なやつだ。どう考えても、おかしい!」
と言う時もある。
彼の中でも、かなり混乱状態。
自分のこの気持ちをどう整理していいのかわからない様子。
こんな時・・・・・こんな時でなくても、これまでずっと子供たちと向き合ってて、わたしが常日頃言っていること。
それは、自分でしっかり判断し何がいいのか悪いのかを見定め、その結論に自信を持つこと。
間違いを正す勇気をもつ事。
守るべきことがはっきりしているのであれば、それはしっかりと守れ。それは、主義主張のこと。
もし、それが間違いであると気づいたらすぐに認める。
ある問題が起きた場合は、その点に対しひとつひとつ叱るべきは、かなりはっきりと叱り続けた。

そこで、はじめの問題に戻る。
結局、このクラス、先生がM君をしかる・・・・・いうことが実行できなかったために、クラスメート全員に善悪の判断基準が捻じ曲がったとわたしは考える。
彼に、何かされた場合。
「ほっておきなさい。ムシしなさい」となる。
肝心のM君をしかることが不可能なため、その他の仲間(長男含む)から締め付けが行われた。
同じ悪さをしても、しかられるのは長男含むその他の仲間。

そして、そのうち先生も対応につまり、なにが起きても怒るということが無くなった。
良いところはとても褒める。でも、怒らない。
いいところを見出して、褒める・・・・のは、とてもいいことと思う。
でも、悪は正さなくてはいけない。きちんと罰しなくてはいけない。善悪の基準をしっかりと叩き込まなくては。今、この段階で。
先生はしなかった。
被害を受けた子供の心はこれによって、先生から離れた。
当然、その他の仲間もすでに離れている。
空虚な空間。長男のクラスの子達の目は正直、うつろで死んでる。
先生は孤立した。このクラスはいったい何?

もう、今やM君のことは問題ではなくなった。
先生(学校)のやり方と、正面勝負する時なのかもしれない。
その他の仲間は、不満のはけ口として先生に対する反抗的態度という形で表しはじめた。
態度の悪さ。先生に対する悪態。いろいろと・・・・・。
あまりにひどく、わたしは長男に言った。
メンバーでつるんで、先生に悪態つくのは卑怯なやり方。
弱いものいじめと同じだと。
先生のやり方に不満あるのなら、ひとりで勝負しに行け!と。
自分で言葉を整理して、何をどうやってどうして欲しいのか。
具体的に先生と話をするのだ!と。
先生の目を真正面でとらえ、長男の思いをつっかえつっかえでもいいから、話してみなさいと。
勇気がいるし、彼のボキャブラリーを考えればとても難しいことだ。

でも、素敵な大人になって欲しい。親の願いってそれだけ。
素敵な大人って何?と長男はくる。
「素敵な大人っていうのは、自分を含め周りを幸せに出来る人のことを言うんだよ。そのためには、自分の信じることをしっかり主張し、守るべきことのためには相手と戦うんだよ」と。

わたしはその他の仲間の7人を全て知っている。
幼稚園から、もしくは小学校低学年からの付き合いで、みんなくったくのない笑顔の持ち主だった。
彼らの成長過程を長男ともどもしっかりと見てきた。
今、彼らの笑顔は作り笑いに変わってしまっている。
なんとか、取り戻したい。
なんとか・・・。

順不同の支離滅裂な文章になってしまいました。
私自身、いろんな思いが交錯し、抜け落ちてる部分があるかと思います。
いろんな方から参考意見伺えればうれしいです。
質問には、全てお答えします。




2004年 10月20日(水)の日記より抜粋

■「いろいろありすぎて」■

毎日毎日いろいろありすぎて胃が痛い。

先日の、ツインズの市体育大会からの帰宅後のこと。
3時過ぎる予定だったので、三男には鍵を渡してあった。
家に入ると・・・・。なんだかタバコくさい。
洗うつもりで流しに置いてあった灰皿が、テーブルに置いてある。
だけど、銘柄が我が家では見慣れないやつ。こんなの見たこと無い。
あれ?パパ帰宅したのかな?そういえば、今朝は調子が悪そうだったし・・・・。三男はもう遊びに行ったかな?
呼んでみると・・・・
「ただいま~~」とわたし。
「お帰り~~」と三男。
「あ、いたのね?パパ帰ってきたの?」わたし。
「ううん。いないよ。」と三男。
「そっかー。じゃ、おじいちゃん遊びに来た?」とわたし。
「来ないよ。」
「じゃさ、誰か来た?」わたし。
「誰も来ないよ」と三男。
な・・・なんなのー??
とっさにわたしの、頭に非常ベルが鳴った。
家の中の窓という窓を全て調べた。変化なし。
怖かったけど、押入れやクローゼットなどの中を点検。異常なし。
そうこうしてるうちに
「行ってきまーす!」と三男元気に玄関を出て遊びに行ってしまった!
動揺。
パパに携帯電話する。

パパと話し合いの結果すぐに警察に電話することになった。
警察待つ間にツインズが帰宅。
その後、警察が来た。
いわゆる事情聴取ってやつ。
事の次第を説明。タバコの吸殻を見せる。
それから、押入れの隅に押しやられてた吸ってないタバコも発見された。
我が家のライターとセットのような形で置いてあった。
警察官の見解。
タバコの吸殻の状況からすると、吸いなれてない人に吸い方。
慌てて消した様子。
それに、被害はなにもなし。
外から持ち込まれたタバコと家のライターの組合せ。
これは泥棒の仕業ではない・・・・・・・との判断だった。
と、くると三男を追及するしかない!
ツインズは、時間的にもありえない。
ならば三男!

三男を追及した。
「吸うわけないじゃん。吸い方知らないし・・・・。」との答え。
ま、たしかにそうだよな~。あいつはすっごいタバコ嫌いで、しかも喘息持ち。
タバコのにおいに敏感で、吸ってる人のそばにさえ寄ってこない。
「くさいくさい!!!」と言って逃げるし。
考えられのは、下校時道端でタバコを拾い、興味本位に友人とともに我が家でちょこっとだけ吸ってしまったか・・・・。

結局、どんな方向からつっついても、真実はいまだ不明。
三男がくさい・・・・・・・。
でも、だんながその後執拗につっついても口を割らなかった。
謎のまま闇に・・・・・。

★この件、2005年2月17日現在、いまだ未解決のまま闇に葬られそうです。真実はどこに?★

別のお話。
我が家はネットショッピングやヤフーオークションによる買い物が多い。
で、先日どうやらオークション詐欺にあったようだ。
連絡つかぬままに。支払ったお金はそのままに。
で、補償はあるもののその後のことを考え、警察に届け出することにした。
「内容証明用意しといて!」とパパ。
そ・・・そんなに簡単に言わないでよー。
でも、パパ忙しそうだし、仕方ないから丸一日かけて内容証明文書を作成した。
ウェブで検索し、例文を拾い、規定フォ-ムで作成。作成にはいろいろ決まりごとがある。
結構、しんどい作業だ。
法律事務所では、よくこんな代行書類作成なるものを手がけてる。
終了後、なんだわたしにだって出来るじゃん。

さて、お次。
再び長男のクラスのこと。
昨日夕方、話し合いが行われた。
なんの話合いかというと。
先生からの連絡によると、クラスの一部のメンバーが印刷室においてある備品を失敬した。
うちの長男は失敬メンバーのひとり。
その連絡を受けた時、わたしは卒倒寸前だった。
その行為そのものを考えれば、ルール違反は歴然としており、絶対してはならぬこと。
長男に警告する。
おふざけの程度問題ではない。
これは、盗みの行為であり、お店で万引きするのと全く同じ。
こんこんと、お説教してると、突然泣き出した。
この事件の背景は、複雑だ。
我が長男のクラスにM君という問題児がいる。
その例のM君が、この盗みの先頭にたっていたらしい。
事は、6月くらいから続いていたそうだ。
長男は1度「やだ」と言ったらしい。
別の何人かの子も、同日ではないにしてもその都度誰かしら「よくないよ!」という拒絶体制を見せたそうだ。
でも、このM君一緒にやらないことは断じて許されない。
この事件でないにしても、他のさまざまなシチュエーションにおいて、自分のすることに同調しなければ、その後大変な目に合う。
暴力行為が起こる。
これを、止めることは誰にも出来ないらしい。
彼の暴力行為は、すごいものらしく手が付けられない。
それに子供たちは、自分が酷い目にあってることを、親に言うことも出来ない。
なぜならば、親が聞いて学校側やM君の親にその旨ぶつけたことにより、責められたM君自身が
反撃に来るからだ。
「お前、ちくったなー!」と。
さらに、ひどい仕打ちが待っている。
以前からわたしはこのことを聞いていたので、長男には
「自分の判断を信じ、悪いこと良いことをよく見極め、正しい行動を起こしなさい。悪い!と判断したならば、決して許さない姿勢を貫きなさい!」
と言った。そして「がんばりなさい!」とも・・・・・。
しかし、このわたしの言動がいかに彼に辛く、厳しいものだったか・・・・・・
大人レベルで置き換えれば、電車の中でナイフを振りかざす者に対して「あの人を捕まえるのよ!」というところだ。
果たして、どれだけの大人がそれに対応できるだろうか?
涙が出て止まらなかった。

彼の備品を盗んだ行為は決して許されないことだ。
しかし、先生や学校の対応、そして何よりそのM君の母親の育児方針に不満が募る。
以前の日記にも書いたけど、M君の問題に関してはこれまで懇談会などでたくさん取り上げられてきた。
わたしも「もっとしっかりと叱るなど、そして保護者に対して適切な対応をしてください」とお願いした。
しかし、先生は「人権の問題などがあり、彼を罰するには限界がある。」とのこと。
煮え切らない。
もう、お手上げ状態。
でも、わたしは過保護な母なのだろうか?子供がいろいろ難しい時期に差し掛かって、わたしが道しるべを作りすぎても自分で道を開く力が損なわれてしまう。
ならば、もっと静観する姿勢を保つのが妥当な線だろうか?
いけないこと、いいことのけじめをつけさす、そして何事にもルールがあることをしっかりと叩き込ませるのは、家庭で行われるべき。
でも、友人関係のいろいろな面は少しづつ自分で切り開いて行くべきなのかもしれない。
ストレスを利用して、うまく成長できれば・・・・。
なんだか、考えが交錯してまとまりのない文になってしまった!

そうこうしているうちに、昨日わたしはひとつまた年をくってしまった!
うちの三男も一緒!
同じ誕生日だからね。





2004年 11月1日(月)の日記より抜粋

■クラスメートの前で■

ツインズ兄のいる学級崩壊寸前のクラス。
いつでもオッケーの緊急授業参観状態。

わたしは見た。
授業中なのに、全身後ろ向きなって友達と話す子。
なぜか、勝手にトイレに行く子。
先生に対するものとは思えない反抗的な言葉の使い方。
何が・・・・・ってうまく説明できないけど、先生の話してる言葉をみんな聞いてるのだろうか?
だから、みんな段取りが悪い。
スムーズではない。

音楽の時間。
歌う気は全くない。
たらたらした態度。
移動教室でのことなので、持ち物に不備が多い。
無いと分かって、教室に再び戻る。しかも、全員だった!
ツインズ兄の態度、最悪だった。
兄だけが最悪だったわけではない。
でも、親として情けなかった。
わたしはまず一言声をかけた。
でも、効き目はない。
再び近寄り、頭をおもいっきり殴った。
兄は、プリントをくしゃくしゃに丸め、床にたたきつけた。
その後、わたしは兄を廊下に連れ出し、泣きながら3発ほど頬をひっぱたき、蹴り上げもした。
「学校にいる意味はないから、帰ろう。」と言った。
「やだ!」と兄。
「行くんだよ!」と強引に連れ出そうとした。
兄は抵抗し、泣いた。わたしも泣いた。
腕を引っ張ったけど、わたしの手を振り払い、泣きながら教室に戻っていった。
廊下で何が起こっていたのか、クラスメートは容易に想像ついたはず。真っ赤に泣きはらした目で、「となりのトトロ」を歌ってた。ずっと目をこすっていた。
わたしも後ろの方で、泣いていた。

ぐったりした状態で帰宅。
子供たちもそのうち、帰宅した。
兄と向かい合い、再び話した。
学校に行く意味を再確認、授業を受ける態度について、泣きながらの話し合いとなった。

兄は、学校で自分の身に起きたことがひどくショックだったに違いない。かなりへこんだだろう。わたしだって・・・。
でも、そうせずにはいられなかった。わたしのやったことは、決して人に薦められたものじゃないし、認められていいものじゃない。
でも、先生が何も言わないのなら、わたしが・・・・と思った。
本来なら、決してやってはいけないこと。
禁断の壁を破ったということだ。
学校での授業という聖域。

その後、兄は家で普通にしてたけど、わたしは落ち込んでた。

そして今朝。
ソファに座っていたら、兄がわたしの膝に乗ってきた。
小6になっても、時々そんな風にしてきたりする。
もう、こんなことありえないかな?と思っていたので、うれしかった。思いっきり抱きしめた。




これは、わたしの個人的な骨折事件です
2004年8月14日の日記より抜粋

■なかなかくっつかない骨■

あれは今年の3月31日の出来事。
小学校は春休み。家族ではるばる岩手県は安比スキー場へ・・。
ところが、初日1本目で転倒。鎖骨骨折。翌日には急遽帰宅と、散々な旅であった。家族みんなに頭の下がる思い。数多くの行動の制限、不自由は家族のフォローのおかげでなんとかカバーできた。
1ヶ月後には、日常生活ができるように・・・・。

でも、骨はなかなかくっつかない。
痛みはないけど、それってあまり関係がないらしい。痛みがないので、思わずいろいろ動かしてしまう。日常生活はしてもいいけど、過度の動きは禁物なのだそうだ。かなり微妙。
当然、バドミントンもできない。わたしにとって、バドミントンは生活の一部と課していたので、結構きつかった。3つほど試合は見送った。
悪夢の3月31日から4ヶ月半近くなってるが、レントゲンで見るとうっすら新しい骨が写っている。この「うっすら」がもっと「はっきり」となれば、バドミントンもできるらしい。あと、1ヶ月ほどだろうか・・・?!道は険しい。

ただ、家族へはひたすら感謝!面とむかっては言いにくいけど、ここでは言葉を大にさせてもらおうかな?小6のツインズは、まだまだ友達と遊びたい盛りなのに、それもやめて家事、買い物、洗濯などをしてくれた。小3の三男は、彼なりに片付けや庭、玄関掃除、ごみの始末などやってくれた。そして、だんな様!はずかしいけど、着替え、お風呂・・・・・・数えあげるときりが無い。まるで介護のようだったと・・(だんな曰く)。
ほんとにほんとにみんなあ・り・が・とーーーーーー!!!!!

その後、2005年2月17日現在の状況報告としては、いまだ完治せず。医者に言わせると、そーとー・・・直りが遅いタイプだそうです。結局、早い段階から動き始めたせいなのでしょう・・・。残念なことに、趣味のバドミントンはお預け。今は、パソコンとアフィリエイトという新たな分野開拓に向かって楽しんでおります・・・。管理人、tomomamaは、ただでは転びませぬ。






2005年 1月14日(金)の日記より抜粋

■我が子を警察へ■

ツインズの動向が気になるこの頃。
何かやらかした!!ってわけじゃないけど、思春期突入だしね。
それにもう直ぐ中学生!
そんなこと考えてたら、2年前の事件を思い出した。

それは、ツインズ兄がやらかした出来事。

その日、子供部屋を覗くとふと見慣れない新しいおもちゃが散乱してた。しかも数が多い。
プラモデル系のようなもので、作成中だ。
なぜ?なんでこんなもの持ってるの?
尋ねると、道でお金拾ったからそれで買ったのだという。
金額は1万円。
もー驚いたのなんの!
で、わたしは怒りまくり!
親に一言も、拾ったという報告もなく、勝手に自分のために使ってしまったことに。怒り。

で、わたしは即座に我が子を警察に連れて行きました。

拾ったお金は警察に届ける。それ常識。自分で使うなんて言語道断。それ泥棒。
だから、悪いことしたから警察に行く。ということを説明した。

警察に到着して、ありのまま事情を説明した。
で、拾ったそのもののお金ではないけれども、わたしが用意した1万円を拾得物として届けた。
始終、長男はうつむき時折涙を流していた。
そしておまわりさんに、こっぴどくしかってもらうようにも頼んだ。
長男、ずっと泣き続けていた。

そして帰宅。
仕事から帰ってきただんなに説明。
そして・・・・・真実がわかった。

だんなの財布から最近お金がなくなってたらしい。
気のせいかな??と思ったそうだ。
で、わたしもそういえば・・・・・・という記憶がおぼろげにあり・・・・。
もうすっかり、真夜中だったが長男を起こしてもう一度、事情を確認した。そうしたら・・・・
そう、1万円を道で拾ったのではなくて、親の財布からくすねたのだった。
それが、真実。

もう放心。
ぐったりだった・・・・。

で、翌日、再び長男と警察へ。
真実を本人からおまわりさんに説明させることにした。当然!
自分がやったことは自分に返ってくる。
やってしまったことの責任は自分ですべき。常識。

おまわりさんは正直であることの大切さと親に心配かけることはいけないこと、そして迷惑かけてはいけないってことを長男に説いてくれた。

2年以上経った今、この事件は、結局はお家騒動だったわけで、警察を巻き込むような事件ではなかった。
友人からも、ほんとにそそっかしいんだから、ちょっと考えればわかったでしょう。
なんてからかわれ、笑い話になってるけど、警察に我が子を連れていったことに後悔はしてない。
いけないことはいけないとしっかり教える。
やったことの責任はきっちり自分がとる。
親の務めだと思った。

今、長男は当時のこれにすっかり懲りて、警察は大嫌いになってる。警察にやっかいになるようなことは、絶対にするもんか!とも言い切っている。
そんなこと言うなんて・・・・ちょっと早いよね。
これも、早期教育ってやつ??

ところで、警察に届けた1万円。
ちゃんと戻ってきました。
当然、長男に全て手続きさせました・・・はい。

最後に、ひとこと。
長男にとっては、道で拾ったお金を使い込むことの方が、親の財布から盗むことよりも罰的には軽い物、怒られない・・・・と思ったのでしょう。どっちが軽いか・・・・これは秤にかけられる問題ではないですけど。



オークションでびっくり!!のこんな事件もありました

2005年 2月11日(金)の日記より抜粋
■オークション★ま~びっくり!こんなカードがあ~?■
先日、次男があるカードを持ってきて言った。
「ねーこのカード最高でしょ!この前野球カード買ったら、これが入ってたんだ~。松井のユニフォ-ムの切れ端が貼ってあるんだよ。これ」と。うれしそう・・・。
たしか一袋200円くらいで5枚くらい入ったカード(だと思う、興味ないのでちと適当です)。
野球大好き小僧が、よく集めるあれ。今も昔もありがちなやつよ。
1枚だけレアが入ってるらしく・・・・しかも、その次男が持ってきたカードはレア中のレアだったらしい。(あとでわかった)
わたしは興味ないので
「ふ~~ん」なんて、適当な相槌。その価値もよくわからん。
次男にしてもただひたすらうれしい~~~くらいのノリで・・。
でも、やけに次男しつこい。
どれくらい、レアなのか調べたい・・・・らしい。
パパさん、ようやく重い腰をあげて・・・・
「じゃ、どんだけすんごいカードなのか調べてあげようか!?」
と、しぶしぶパソコンに向かう。
『どーせ、そんじょそこらによくころがってるやつよー』程度の気持ちでPCに向かう。

そんで・・・・しばらくして・・・・。
かなりのレアだということがわかった。
次男、手放してもいい・・・気持ちになり・・・。物欲より金欲か?

オークションに出品し、1週間後。
銀行口座に2万5千500円入金された。
そう!!あの松井のカードにはそんな価値があったのだ!
ぎょえ~~~!驚!

天からから降って湧いたお金。
その使い道は、分け前は。

もともとそのカードを買ったのは三男。
その後、目をつけた次男が持っていたキーホルダーと交換。三男はその松井のカードよりもキーホルダーで嬉々とした。でも、このカードの品質保持にずっと務めていたのは次男。三男が保管してたら、よれよれのぼろっちいカードになっていただろう。交換していなければ、オークション出品てことにもなっていなかっただろう。
というわけで、現金では次男5000円。
三男3千円。
関係ないけど、兄弟なので長男にも2千円。という分配。

で、残りの1万5千円は、欲しい物を品物で買ってあげることにした。おそらく、オーディオ関係のものになりそう。最近、部屋ではオレンジレンジやクイーンをかけまくってる3兄弟。部屋はロックとラップで一色。CDプレーヤーとMDプレーヤーが合体したやつが欲しいってずっと言ってたから・・・。でも、予算的には足りないですが。




番外編

本心から言えば、子供のおもちゃに高値がついてしまう。
そんなことが、あまり好きじゃないんです。
ただ、高値がついてしまうそんな世界。こどもが仕切ってるのではなく、当然大人の世界。だから、そういうのもありなのかな・・・と思わざる得ません。絵画や骨董品と同じ感覚なのでしょうか?

別の角度から考えれば、物を大切に保管し、とっておくと、こんないいこともあるんだってことが、子供心に刻まれたのよね。整理整頓・お片づけ!きちんとやればいいことあるでしょお~!・・と三男に言いたい。

最後になったけどこのカード。

BBM松井秀喜ジャージカード(300枚限定)なのでした。


我が家の事件はまだまだつづくよ・・・・の予感


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: