節約家計でバラ園生活

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ファイナンシャルプランナー&福祉住環境コーディネーターです。
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2013年09月02日
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カテゴリ: あまちゃん
春子がいっていた「場所ではなく人」という言葉が心に沁みる演出でした。

「それは突然やってきました」

夏さんの家へ続く坂道には昭和3年に津波がここまできたとの石碑が第1回放送のときに立っていましたね。それより上に建っている家だし、杖をつくぐらい足が悪かったとしても一人暮らしだからと具合が悪いのを心配して長内夫妻が見舞ってくれていたことは、幸いしたはずですよね。また、春子が買った携帯から地震警報が鳴り夏さんが目覚めたことは、春子の親孝行が役立ったのかもしれませんね。


北三陸鉄道の走っていた車両2台のうち、大吉の機転でトンネル内で緊急停車した車両には大吉、ユイのほかに子供二人を連れた親子、学生、鈴木のばっぱが乗っていました。
大吉はみんなを不安がらせないように冷静に話しかけ、笑顔も忘れなかった。
軽油で動くディーゼルだから明るいし暖房もついている、トイレもある。
でも夕方おなかがすいたという子供に鈴木のばっぱがゆべしを分けてくれました。
この鈴木さんはお座敷列車のときに乗り遅れた人。この人を乗せてあげようと配慮されたことで、潮騒のメモリーズが町の人に感謝するためにみんなが乗り込んでの臨時運行が実現したみんなの恩人でもあります。

ゆべしは夏さんが東京へお土産として持参した東北地方の銘菓。源平のころは菓子というよりも保存食・携帯食に近いものだったらしいので、年配の方がこれを携帯されいざというときみんなでわけあったという話は宮城出身の脚本家の郷土愛を感じました。


意を決してトンネルを歩くとき、自らの不安を打ち消すかのようにあの「ゴーストバスターズ」を歌う姿は今までになく頼もしく見えました。
でもトンネルを抜けた景色を見てだんだん変化していく大吉の表情、そして近づいてきたユイを気遣い「見てはだめだ」といったあとの涙は、大吉の悲痛な思いを込めた演技に魅了されました。

ユイはいてもたってもいられなかったのでしょうね。上京を断念せざるを得ない状況にまたもや遭遇し、それでも一縷の望みを捨てられなかったのでしょう。大吉の制止もきかず、自分の目で見た景色に茫然とした表情、そして「ごめん、もう遅い」というセリフ。大吉に謝ったというよりも、もう東京へ行くことはできないとの放心を感じてしまいました。

一方東京では、春子は正宗とスリーJの事務所の中。
ひろみは無頼鮨にいて、大将がひろ美を連れて外へ避難するように種市に指示を出す。
奈落で揺れを体験したアキたち。
安部ちゃんはアキにフードを被らせとっさに守ってくれました。
しおりもGMTのメンバーを守るように手を広げていました。
震源地である宮城出身の小野寺ちゃんのお母さんの消息を調べることに全力をつくす太巻をはじめハートフルのスタッフたち。
小野寺ちゃんのお母さんが無事だとブログに書き込んで教えてくれたのは名も知らぬファンでした。
そしてあえてまめぶではなくみんなが好む豚汁を作ってくれた安部ちゃん。


落としたミサンガを探し出し、「大丈夫だ!みんな絶対無事だ」と力説するアキ。
海女さんたちが作りアキを見送る際に結んでくれたミサンガだから、たとえアキの大事な初コンサートが延期になったとしてももっと大事な願いはきっと叶えてくれるはず。そんなアキたちの思いは私たち視聴者の気持ちとなって、置き忘れたアキの携帯に夏ばっぱからのメールが着信する。

人々の温かい絆を描写しながら、震災はあえて観光協会のジオラマ、大吉とユイの表情でみせ、そして春子のナレーションで語らせる手法。
私も当日15時の生放送ニュースを東京で見ましたが、そういう映像を流すことなくあの日を描く脚本と演出はみごとだったと思います。
制作スタッフみなさんがとても悩み抜いた末に出した結論は多くの人々への配慮と優しさが感じられました。






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最終更新日  2013年09月02日 21時52分51秒
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