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昨日の滋賀医大オケに続き、今日は嫁とふたりで 墨染交響楽団 (エキストラ参加)の練習です。昨日ご一緒させてもらった滋賀医大の方も合宿終了後に駆けつけてきてもらい、コントラバスは全員参加での練習となりました。
曲はドボルザークの第八交響曲なのですが、今日のお題はなぜか第九交響曲(「新世界から」)です。
というのも、今日来てもらった滋賀医大の方が、別のオーケストラで新世界を演奏するにあたり、楽譜の質問を受けたのですがその場でわからず持ち帰ったからです。
で、
質問)「新世界から」の第二楽章では、コントラバスに弱音器をつけて演奏する指定があります。この指定(con sordino)、実は冒頭と、嬰ハ短調(実は変ニ短調)から再度♭5個の変ニ長調に転調したところの2箇所にあるのですが、はずす指定(senza sord.)が見あたりません。どこではずすのでしょうか?それとも楽譜の誤りでしょうか?
回答) <調べた結果>慣用版(ジムロック~日本楽譜など)のスコアでは、確かにご質問のとおりです。この場合全部弱音器をつけて弾くようなこともありました。しかし、スプラフォンからの校訂版では、編集者による解決が図られております。
練習番号4、すなわち嬰ハ短調(変ニ短調)から嬰ハ長調(実態は変ニ長調に戻ったが、記譜上は♯4個のまま)となってオーボエが旋律を吹き始めたところ(90小節)以降で弱音器を一旦はずし、fの3連符を弾き、イ長調に転調した後再度♭5個の変ニ長調(105小節)に戻ったところでまた弱音器をつけるように、編集者による指示が追加されています。
で・・よろしいでしょうかね。私もここしばらく(5年くらい)「新世界から」を弾いていませんでしたので、とっさには出てきませんでした。
この楽章、最後はコントラバスが4部に分かれて和音を弾く、という通には堪えられない(笑)聴き所、弾きどころがあります。楽しめます。
墨染交響楽団 第27回定期演奏会(賛助:20… 2020.02.16
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