八幡市の泰勝寺の南に、本妙寺というお寺があります。
本妙寺
本妙寺入口の石碑
手前の石碑には「日門上人墓所本妙寺」と書かれています。日門上人が開基した法華宗のお寺で、山号は久遠山です。
日門上人はもともと真言宗の僧侶だったようですが、日蓮宗に改宗し、盛んに布教活動をしていたようです。この布教活動がのちの「安土宗論」に発展する一因となったということです。
安土宗論とは、天正7年(1579年)、安土城下で行われた浄土宗と法華宗の宗論で、織田信長の命によりひらかれました。宗論の内容は難しくてよくわかりませんが、結論は法華宗の負けでした。外で待機していた日門上人はその場で捕えられ切られたそうです。
平成8年(1996年)、不審火で本堂が焼失しましたが、平成12年(2000年)に本堂が再興されました。
もう一つの石碑には、「正平役城之内古跡」と書かれています。「正平役」とは、南北朝の戦いのうち、正平7年(1352年)、八幡を主戦場とした争いです。
いろいろな時代が積み重なって歴史の重みになるんでしょうね。
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