神戸市垂水区東舞子町
JR舞子駅から南へ徒歩5分
山陽電鉄舞子公園駅から南へ徒歩6分孫文記念館は、中国の革命家であり思想家である孫文(1866年~1925年)を記念して一般公開されている施設です。神戸華僑総会が建物を管理していましたが、兵庫県に寄贈され、昭和59年(1984年)に記念館となりました。開設当初はもう少し東寄りに建っていましたが、いったん解体され、明石海峡大橋開通後の平成12年(2000年)に、現在の明石海峡大橋のたもとに移設復元されました。
八角形の三層構造で、8つの方向それぞれで異なる景色が見えることから「移情閣」といいます。しかし、八角形にもかかわらず地元では「六角堂」と呼ばれて親しまれてきました。
移情閣は、大正4年(1915年)、神戸で活躍した中国人実業家・呉錦堂(1855年~1926年)の別荘「松海別荘」に隣接して建てられたものです。大正2年(1913年)に孫文が神戸に来たときには、この別荘は神戸の中国人や政財界人による歓迎昼食会の会場になったそうです。
孫文は、清国が打倒されて中華民国が樹立される「辛亥革命」に関わり、中華民国の初代臨時大統領になりました。「中国革命の父」であり、中華民国(現、台湾)でも中華人民共和国でも「革命の先人」として、「国父」として尊敬されているということです。(評価が分かれる部分もありますが、ここでは省きます)
「移情閣」は、平成5年(1993年)に「兵庫県指定重要文化財」に、平成13年(2001年)には国の「重要文化財」に指定されました。
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