多芸は無芸

当麻寺

まだ水田には水は無く、苗代の準備をしている農家の人たちがいました。
田んぼの畦にほんの少しだけレンゲの花がさいていましたが、最近レンゲ畑を見なくなった理由がわかりました。
第一にレンゲを駄目にする害虫か病気が広がったこと
第二にお米の早稲を作るためにレンゲの花が咲き実がなる前に耕してしまい作付けしてしまうためにレンゲが育たないそうです。
また肥料をレンゲにたよらず化学肥料を使うのも一因かもしれません。
あえて種を蒔き育てないとレンゲは育たないみたいです

途中で石光寺に立ち寄り牡丹園を訪ねました。
牡丹は殆ど咲き終わりわずかに残っているだけでしたが、芍薬が満開でした。
どちらが牡丹か芍薬かわからず近くの人に聞いてはじめてわかりました。
芍薬は、蓮の花のようでもあり見る角度によってはチューリップのようでもあります。

石光寺も当麻寺も中将姫の伝説が語られています。
中将姫については初めて知りましたが、悲しいお話です。

当麻寺まで行く間に中将姫のお墓がありました。
庶民のお墓の中に混じっていますがひときわ大きな墓石で昔はもっとりっぱだったのでしょう。

去年牡丹を見に当麻寺に出かけたのですがそのときも牡丹は終わっていました。今年は２週間ほど早く出かけたのにふたたび終わっていた牡丹の花には縁がないのでしょうか。
そのうち綺麗に咲いた牡丹に巡り会えるでしょう。

紅葉も沢山ありましたから次回は秋の紅葉を見に行ってみます。
当麻寺１