TCHAIKOの楽屋

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2004年07月02日
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カテゴリ: クラシック音楽
今日は10時からバイト。親しくしてもらってる電気屋さんのチラシ配りのバイトで、これでもう3回目くらいになります。1週間前の週間天気予報では今日は傘マークで、また雨降るのか‥と思ってたけど、だんだん予報が変わって今日は快晴!!よかったよかった。雨に降られるとホント配りにくくなります。こないだやった時と全く同じエリアだったのですが、その時より1時間くらい早く配り終えました。

ただまあこの季節なので太陽光線がキツイ!!美白系の僕はかなり焼けてしまいました。白いですから焼くと真っ赤になってしまいます。特にひどいのが手首の裏側、脈測るあたり。ずっと歩いてるから直射日光をモロに浴び続けていたようです。あと首の後ろ。家帰って風呂入る時に見たら襟との境目がくっきりしてて、古舘伊知郎なら「まさにひとり紅白歌合戦!」なんて言いそうな勢い。ひりひりする‥。今日のシャワーはぬるめで浴びました。

さて、今日はずっと楽しみにしてた演奏会の日です!概要はこんなです。あ、そうだ。あまりに汗をかきすぎてTシャツに汗の粉がふいてしまったので、替えのシャツを買って駅のトイレで着替えてから向かいました。というわけで改めて、概要はこんな感じ。

演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:小林研一郎
ヴァイオリン独奏:千住真理子
於:大宮ソニックシティ大ホール

ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ 作品28

サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ラヴェル:ボレロ

この演奏会は僕にとって初めて尽くしです!コバケンも初めてなら千住さんも初めて。日フィルもたぶん初めてです。さらにソニックシティも初めて。そのうえ全曲目とも生で聴くのは初めてです。そういうのもあって期待は大きかったです。本番中に腹が鳴ってしまわないように腹ごしらえもしたし、準備は万端です。

前プロからベートーヴェンの7番です!ぜいたくですね~。A音を主音とする一発目の音が鳴り響いた時、図らずも鳥肌が立ってしまいました。こんなことは過去にありません。それからはもう引き込まれる一方。体が疲れてるのなんて忘れてしまってます。3楽章はかなり揺らしてました。あと、時折変なノイズみたいのが聞こえるんです。何だこれはと思っていたのですが、たぶんあれはコバケンのうなり声だと思います。「ん~~~」とか「でぃ~でぃ~でぃ~~~~ぃ」とか結構聞こえてきました。僕の座席は2階席の後ろから2番目でした。コバケンは後ろ向いてて僕は最後方なのにあれだけ聞こえたということは、前の方の人たちはすごかったんじゃないでしょうか。さっき「変なノイズ」と書いたように、あれはちょっと耳障りだったかも^^; まあそれがオケに対する指揮の重要な役割を担っているのかもしれませんが。

あ、先に書いときますが、生コバケンはほんとに躍動してました。頭のてっぺんから足の先まで全て使って指揮してます。「炎のコバケン」なんて呼ばれるのもうなずけます。昔初めてコバケン見た時はおそ松くんのイヤミにそっくりだと思いました。指揮してる時の表情がすごく豊かで当時の僕には笑えました。厳しい表情をしてたかと思うとにこやか~な恍惚の笑みを浮かべたり、見てて楽しかったのです。

ベト7のあとで休憩が入って千住さんの登場。黄色いタイトなドレスでした。季節柄ひまわりを感じました。千住さんといえば使用してる楽器はストラディバリウス。きっと今日の楽器もそうですよね?おそらくストラディバリの音色を生で聴くのも初めてかと思います。その音がどうかと聞かれて群を抜いて素晴らしいと思えるほど僕の耳はよくありません。普通の人なので。

サン=サーンスでスパニッシュに、愛の挨拶で幸せ感じて、しかし個人的に特筆すべきはツィゴイネルワイゼンです。今日の3曲の中で僕はツィゴイネルワイゼンがいちばん千住さんのイメージに合ってる気がしました。もちろん愛の挨拶も美しいんですけど。

ツィゴイネルワイゼンの冒頭は誰が聞いてもわかるほどあまりにも有名。僕はこの曲のCDを持ってないので通しで聴くのはテレビでやってる時くらいです。超絶技巧を楽しみにしてたのですが、実際目の当たりにするとホントすごいものを見せてもらったわ~~♪♪という感じです。ものすごいヴィルトゥオジティ!!あまりにすごいものを目にすると笑いが漏れてしまうことってありませんか?まさにそんな感じでした。なんて奏法でしたっけ、右手で弓持ったまま左手で弦押さえながらピチカートするやつ。それがすごい速さでarcoとpizzが目まぐるしく展開するんですから、まあホント~~~にすごい!!さっきからすごいばっか言ってるけどマジでホントにすごかった!!

メインはボレロ。実際初めて生で聴いてみて、こんなにCDやテレビで聴くのと印象が違う曲は今までなかったです!素晴らしい!!ずいぶん前に友達が「ボレロ見に行ったんだけどすっごいよかったよ」と言っていたのですが、ほんとにその通りでした!最初から最後までクレッシェンドし続けるわけですから聴く側の気持ちも高揚し続けると考えるのが自然ですよね。あの高揚感は何とも言いようがありません。油断すると涙でも出そうなくらいでした。小太鼓の人の集中力たるや計り知れません。コバケンは演奏後小太鼓の人を指揮台まで連れてきて称えていました。

アンコールがありました。まずはコバケンの話から。声がきれいで広いホールでも聞き取りやすくてよかったです。

話の内容はこんな感じです。「ボレロは全体的に難しいが、なかでもトロンボーンは殺人的に難しく、ベルリンフィルのトロンボーン奏者がうまく吹けなくて自殺した云々」。実は今日トロンボーンがちょっと音を外してたんです。こういうエピソードを織り交ぜてさりげないフォローを入れるところにコバケンの人柄が感じられました。あとは、「ボレロの後半部分をあとでアンコールでやりたいと思いますが、最初にAmazing Graceを」と言って、なんとコバケンのピアノ伴奏によるAmazing Graceが始まりました!!びっくりですよ!まさかAmazing Graceとは!しかもコバケンがピアノを弾いてですよ!



ボレロで感動してるうえにAmazing Grace、それも予測してないところで始まっちゃったもんだからほんとにやばかったです。歯を食いしばって聞いてました。そんな曲じゃないんですけどね。美しかった。。。

そして再びボレロ。コバケンが「18の4つ前」とオケに指示してました。練習番号(18)の4小節前ってことです。そのあと客席の方を振り向き「約束してなかったんですよ」とひとこと。なんとこのボレロアンコールはコバケンの思いつきだったのです!!さっきのコバケンの話の時オケのメンバーは「え?マジで!?聞いてないって!」と思ってたんでしょうか。いちばん最後の盛り上がるところをやってくれました。さっきの感動がまたよみがえりました。だからほんとにほんとにやばかったです。超満員の会場は割れんばかりの大拍手!これだけの大拍手が起こった演奏会は初めてです。手を頭上に掲げて拍手してる人の多かったこと!

僕は今までプロの演奏会も結構行きました(左のページの「見に行ったコンサート」は2001年以前は覚えてないだけで、行ってる事は行ってます)。感動を覚えて涙が出そうになったことも何回かはありましたが、今日の演奏会で受けた感動は今までで群を抜いてます!感銘と言っていいかもしれません。すごくよかったです!見に行ってよかった。何かまたいいプログラムあったら行こうと思います。





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Last updated  2004年07月03日 02時53分21秒
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