TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

PR

Profile

朝寝嬢

朝寝嬢

Freepage List

December 17, 2022
XML
カテゴリ: ドラマ

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


平家隆盛
​​ ​北条義時(小栗旬)​
伊豆の弱小豪族の次男坊 に過ぎなかった。​​

​​​だが 流罪人・源頼朝(大泉洋)
姉・政子(小池栄子) 結婚 をきっかけに、​​​

​運命の歯車​ ​回り始める・・・​







​​鎌倉時代​ 好きな時代​ で、
高校の時、
永井路子の歴史小説 読み漁った っけ。


昔の大河、
​『草燃える』 原作小説。​






​三谷幸喜​ さんも、
その 『草燃える』が好 だったと
エッセイで読んだ気がする。


20数年前の三谷さんのドラマ、
『王様のレストラン』の登場人物たち は、
鎌倉時代にちなんだ名前
ずらりと並んでいたしね。


しずかだの、
政子だの、
範頼だの、
梶原、稲毛、和田、畠山・・・笑。





そんな三谷さんなので、
この大河ドラマには
かなり力が入っていたのでは ?











​吾妻鏡 原作​ だと思って書いていると
聞いたけど、
​基本 史料に忠実​ だと思う。

そこに、
昔からの 定説 になっている歴史解釈と、
最近の 新説 と。


そして 三谷さん自身の解釈 と。




織り交ぜて描いている のが
わかって 面白い。

というか、
​すごいな​ と。



よく勉強してる もの。

そして この時代
やっぱりとても 好き なのだなと、
伝わってくるから。







でも、
伊藤祐親の娘・八重(新垣結衣)
義時の妻 に持ってきたのには
驚いたなあ。​




頼朝と引き裂かれて、
子供も父親に殺された後、
儚んで 入水自殺した女性 だと
記憶していたので。




義時の妻になったという伝説 ?

ひそかにそんな話もあったとは
全然知らなくて驚いたわ。



ガッキーを
八重姫に持って来るだなんて
もったいない。

​すぐ消えるのに・・・​ って思ってたんだけど、
このことを知った後は、
なるほど という感じ。

^ ^;






でも 八重と政子の
頼朝を挟んだ女の戦い
すごかったなあ。(苦笑)





再婚させられて、
八重 江間 に住んでいた時、
川向う 北条の領地 には
政子 頼朝 が住んでいて。


川を挟んで
八重と政子が・・・ のシーン。






政子の方だっけ ?

​手、振ってなかった ?(怖)​








・・・なんか、

八重も政子もちょっと ​変 ? ​​

​;・∀・​








いや、
三谷さんが描く大河に出てくる女性 って、
ちょっと ​変​ な感じ、
多くない ?



真田丸 幸村の最初の妻・・・
黒木華 が演じてたけど。

彼女もちょっと だったし、
幼馴染の 長澤まさみの役 もね。




​狡さ​ ​したたかさ​
​異様に際立ち過ぎる​ というか。


​しれっとしたたか​ で、
なんか
​えええっ ! ?​ とか思っちゃう感じ。





コメディ路線 に描くからかなあ。

あまり リアルな女性像には
感じられず...




なんだろ。
三谷さんの女性観のせい ?(苦笑)







まあ 男性作家が描く女性 は、
三谷さんに限らず、
ちょっと違うなあ と思うこと、
多いけどね。








でもこの大河、
女性陣 に結構 ​地味な女優さん​ 使ってて、
逆に それがよかった わ。


頼家の妻たちや、
実朝の妻、
泰時の妻。


みんな知らんし。(苦笑)



​アタシが 無知 なだけ?​







誰 ? 
女優さんたちばかりだったけど、
逆にそれが
​リアル​ に見えたというか、
みなさん、
演技はしっかりしていた ので、
​鎌倉を生きたリアルな女性​ に見えたのね。



八重や政子みたいにちょっと変・・・
なところもなかったし。(苦笑)








ちょっと変 だった気もする
政子 の描き方。
中盤から終盤に向かって、
よくなった わね。


ストーリー全体も、
コメディ色が少しおさわって
見やすくなった し。




序盤はかなり
ホームドラマコメデ だった...



面白いんだけど、
​​ やり過ぎる ​歴史モノ​ としては​​
見にくい。 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





政子も頼朝を亡くしてから、
苦悩 することが増えて、
落ち着き が増したし、
演じている 小池栄子 さんが
​どんどん美しくなっていった​ 気が・・・


悲しみと苦悩を
湛えた美しさ?





次々と子供を亡くして、
孫までも。

その孫が殺したのが
1人だけ生きていた息子だし。

最大の悲劇。


鎌倉の悲劇でもあるけど、
母としての悲劇だわね。

そう、
​​ 母として最大の悲劇。 ​​









この大河では
政子を悪女に描いていな​ という声を
聞いたけど、
そもそも ​政子って悪女?​

アタシは 悪女だなんて
思ったことない けど・・・




その時代を
ただ懸命に生きていた だけに
見える。



政子が悪女と呼ばれるのは、
​江戸時代からの儒教の影響​ なんでない?

女が目立っちゃダメなのよ。

​男尊女卑​ だから。
儒教は。








源氏の御曹司
結ばれたがために、
​政子も数奇な運命を生きた​ わよねぇ。

そして 北条 も。




ただの ​伊豆の田舎者​​ だったのよ。
北条なんて。


​義時​ も次男坊で、
まさか 跡継ぎになるだなんて
思っていなかった だろうし。




しかものちに ​執権。​
​実質的鎌倉幕府の権力者​ にね。

なるだなんてね。




前回の、
​頼朝様を超えた​ っていう
義時のセリフ にハッとしたわ。


頼朝だけでなく、
清盛や義経や・・・

彼らに並んで、
​追討の宣旨​ が出されたのだから。












青年期
政治に興味もなく、
純朴な優しい義時 だったのに、
頼朝のそばで
​上に立ち統べる者の非情さ​ を学び、
段々と ​ブラック化​ していって・・・



ブラック化するまで の迷い惑い、
苦悩する過程
小栗旬がよく演じていた と思うんだけれとも、
ブラック化しちゃってからは・・・


何となく
​演技が形にハマっちゃった​ というか、
いかにも ワルです って感じ?



ただの
​傲慢権力者​ にしか見えなかったわ。





​​ 坂東武者の世を作る ​​ とか、
そんな 理念、
見えなくなっちゃった


ただただ、
​北条が権力を握らん​​
しているかのような ?





あんまり
ブラック義時の演技は
好きではなかった わ。
深みがなくて。




なのに、
前回、
政子の演説で涙する義時。


なんかアタシの中では 違和感・・・

つながらないのよね。
ブラック義時と。





​私利私欲でやってきたのではない​ とか
言われても、
ブラック化 してからは、
結構、
​​ 私利私欲に走ってたことない ? ​​






でも あの政子の演説はい わね。

あの有名な演説、

海よりも〜
山よりも〜 をやめて、
自分の言葉でしゃべりだした とこ。

良かったわ。




三谷さんらしかったわ。







次回 最終回。


​今までにない終わり方​ だと、
前々から言われ続けていて、
見てる方も ドキドキ。

期待値が高まる のだけれども・・・





承久の乱の後、
急死 してるからね。

義時。




誰かに殺されましたかね ?






三谷さんがどんな脚本にしたか、
楽しみにしてるわ。


^ ^;





ドキドキ。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

















最終回 を見て。​





昔からよく言われている、
後妻(のえ)が義時を殺した説。

そのまま踏襲するのはつまらない から、
なんか ひねってくる かな、
三谷さんは。



と、思っていたらば、




政子かぁ・・・

        ;゚Д゚





これはちょっと 想像していなくてびっくり。
スゴイの書くよね、
三谷さんも。(汗)




これ以上、
手を血に染めないでほしい。

誰かを謀殺することで
新しい世の中を作るのは、
もうおしまいにしましょう。




純朴だった
弟の昔の姿も知っているし、
こんなつらいことはもうたくさん。

そんな思いで
政子は薬を捨てたのかな・・・






でも 息子・頼家を殺したのは義時。

うすうすわかっていたこととはいえ、
確かめてしまった・・・




ほんのひとかけら。

復讐とまではいかないけど、
義時も自分の罪と向き合うべきだ と、
そんな気持ちも
わずかにあったのでは・・・ ?



そんな風にも思ったり。









なんにせよ、
前評判どおり、
スゴイ終わり方 だったわねぇ。


スバラシイ。

​​​​​​​​​​​​






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 27, 2022 07:14:06 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ドラマ] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: