ちょっと前の話。
突然、
実家の母
から LINE
が来て。
春に スマホ
に 機種変
したけど、
ほとんど 使いこなせてない
はずなのに、
よくLINE送れたな~
と感心。
しかも、
一週間前
に
叔母夫婦と従姉と
で行ってきた、
温泉旅行の動画
まで
送ってきていて。
音声
も
送ってきたし、
なんかいろいろ。
連打。
いくらなんでもこれは
上級者だろう。(汗)
83歳
の 機械音痴の母
に
いきなりここまで
できるはずがない。
なんかおかしいな~
と思ったらば、
実は 従姉が一緒に操作
していたらしい。
母に梅干しの漬け方を
教えてもらいに来ていたようで。
↑
母は梅干しを漬けるのがうまい。
この 従姉
は
母の長兄の娘で、
アタシより 6歳年上。
うちの兄と同い年。
小さい頃は
よく遊んでもらった、
大好きなお姉ちゃん
だったけど、
のちに
チビ
(アタシ) の相手をするのに
うんざりしていた
と伝え聞き、
かなり ショック
だった。
まあアタシも
そのころは成長していたからね、
お姉ちゃんの気持ちは わかる
のよ。
わかるけど・・・
それを伝え聞いた 母
がさ、
笑いながら
何度も何度も
それをアタシに 言う
わけ。
何度も何度も何度も・・・・
ショックな気持ちになったのは
そのせいだと思う。
母に デリカシーがない
せい。
一度でいいじゃん。
そんな話。
優しく遊んでくれていたお姉ちゃんが
ホントは嫌がってた
だなんて話、
何度もすることない
じゃんね ?
しつこいくらいにさ。
母は 目の前の事実
を
そのまま 何も考えず
に
ポンポン話してしまう。
聞かされた相手の気持ちを
考える能力が全くない。
そういうところが
ちょっと発達障害に似ていると思う。
ま、
ソレは置いといて。
その 従姉
は、
ハタチ
そこそこで デキ婚。
のちにもう一人生んで、
ふたりの男の子のお母さん
になったけれども、
その子たちが小学生の時に
子供を置いて離婚。
そしてそののちに
新しい人と再婚。
結構 波乱万丈な人生
だ。
アタシは、
子供を置いて離婚なんて
絶対にできない。
子供と離れる
なんてこと、
絶対にありえない。
それができてしまう 従姉
は、
実は サバサバ
してるのかなと、
わりと 情が薄い
のかなと、
そう思った。
子供より
自分がかわいかった
のかな、と。
離婚した後、
わりとすぐ 年下の彼氏
を作り、
同棲。
彼氏の稼ぎで生活しながら、
彼氏のお金で
何かの資格を取る学校に
通ってたこともあったのよね。
そんな生活していたものだから、
てっきりその人と再婚するものだと
思っていたらば、
再婚
はしたけど、
相手は全然違う、
大手企業に勤めるサラリーマン
とで、
聞いて びっくり。(汗)
友達にもっといいひと紹介されて、
乗り換えた
みたい。
・・・・・・。
習い事のお金まで出してもらって、
もっといい条件の人が現れたからって
乗り換え・・・
正直、
ちょっと 引いた。
そもそも
わかれた元夫のもとに残してきたとはいえ、
子供いる
のにさ。
子供がいる母親の生き方か、
コレ ?
・・・って思った。
アタシなら、
くそ真面目に働いて、
くそ真面目にひとり生きていくかな。
結婚はもう懲りたし、
子供に恥じない生き方
をする。
優しく遊んでくれた
お姉ちゃんだったけど、
ホントウはうんざりしていたというお姉ちゃん。
うんざりがお姉ちゃんの本質なのかな。
優しかった
のは うわべだけ
かな。
なーんて思ったり。
いやまあ、
6つも年下のこの相手は、
そりゃうんざりするんだろうけど・・・
その再婚したダンナさんとは、
10年位前
から 別居婚。
ダンナさんの会社がつぶれて、
別大手に吸収
されたから。
ダンナさん今、
大阪
なのよ。
大阪勤務。
でももとの会社も
本社は大阪。
たまたま配属された場所が、
岐阜県だっただけで。
そして ダンナさん自身
も 大阪の人。
そういう人と結婚したら、
転勤で大阪に行くこともあり
だと
わかっているはずなのに、
従姉は ついていかず。
よって別居婚。
で、
最近、
うちの 母
や
叔母夫婦
の 運転手
を引き受け、
一緒に旅行に行ったり、
遊びに行ってる模様。
・・・・・・・。
ヒマ
なのか、
淋しい
のか。
だったら
大阪に引っ越せばいいのに。
生まれてこの方、
岐阜から出たことがないから、
いやなのか ?
従姉の生き方を見ていると、
なんとなくやっぱ
自分が一番かわいい
のかなあって
思えてくる。
自分の気持ちを
いつでも最優先させてる気がする。
相手より。
まあいいんだけどさ。
他人事だし。
関係ないし。
でね、
この 従妹
が 美人
なのよ。
女優
さんばりに美人なの。
置いてきたとはいえ、
子供がいるのに、
次々と付き合う男の人が現れたのは、
そのせい。
美貌がまさった
んだと思う。
母のLINEの動画に、
従姉も映っていたけど、
60前
なのに
相変わらずきれい
だったわ。
全然 若く
見えて。
ちなみに
母方の従妹姉
たちは 3人
いるけど、
全員美人。
母の次兄の娘
なんか、
高校生
の頃、
セブンティーン
という雑誌に
『街で見かけたかわいい子』特集
で
載ったこともあるくらいに美人。
本人が望めば、
アイドルにだってなれたと思う。
昔 小学生
のころ、
母の実家の前
を、
その 従姉妹たち
と歩いていた時、
近所のおばさん
に声をかけられたのよね。
後藤さんちのお孫さんかね ! ! !
いやあ、
美人さんぞろい
やねぇ ! ! !
大きな声
で、
満面の笑み
でそう言われたけど、
そのおばさんの 目線
が
アタシの前で止まり、
ひきつった
わ。
今でもはっきり覚えてる。
そうね、
アタシだけ異質
よね。
並の顔
してるから。
そしてそのおばさん、
聞くのよ。
あなたは誰の子か
と。
М子の娘です
って答えると、
更にひきつった
わ。
その理由もわかる。
М子・・・ 母
は
近所でも評判の美人
だったからよね ?
あの美人の娘がこのブスか
と。
そういったひきつりよね。
わかる、わかる。
慣れてる。
母に物心つくころから
聞かされ続けてきたから。
生まれた アンタ
を
病院に見に来た人たち、
みんな 一瞬黙る
んやわ。
美人のお母さん
から
生まれた子が こんなか
って。
ほめるとこない
から、
みんな言うんやわ。
大きな赤ちゃんやねーっ。
て。
母
は 笑い話
のように、
何回も何回も何回も、
物心つく前
から
アタシに 話聞かせてきた
わ。
だから 慣れてる。
事実だから
仕方のないことだ
と
素直に受け止めていた。
・・・素直に受け止められるくらい、
洗脳
されていた ?
のかも。
本当に幼いころから
聞かされ続けていたのでね。
この 母の発言が
いかにおかしいか、
気がついたのは
自分が母親になってから
だ。
いかに事実であろうと、
こんな話、
母親がわが子に
何度も何度もする話ではない。
アタシなら一回でもしない。
口が裂けても本人には聞かせない。
絶対に傷つく
からだ。
母
はそのことが
わからないらしい。
一度 指摘
したが、
ワカラナイみたいだった。
逆にさらに傷つくこと言われたわ。
何度も何度も話して聞かせるから、
自分は ヒトの陰で
静かにおとなしく
生きていかなければ
いけない人間
なんだって
思ってた。
お母さんは
私の 人格形成に悪影響
を及ぼした。
そう言ったらば、
そのおかげで
道を誤らずに済んだ
からいいがね。
と。
意味わかる ?
おとなしく陰で生きてきたから、
変な男にも
引っ掛からずに済んだ
からいいじゃん。
って意味なのよ。
びっくり
したわ。
まさかそんな言葉が返ってくるだなんて、
思ってもみなかったから。
アタシは
うわべだけでも
謝ってほしかった
のに。
母はなにを訴えても
一度も謝ってくれたことがない。
もうそれはあきらめた。
あきらめた代わりに
距離を置く
ことにした。
これ以上、
傷を増やしたくないから。
アタシ、
並の顔
してると思うんだけどな。
ただ、
母方の従姉妹
は 美人
ぞろいで、
それも 芸能人張りの美人
で、
だから 並の顔もただのブス。
見た人の顔が引きつるブス。
あのとき
傷ついたといえば傷ついた
けど、
今でも光景、
脳裏に焼き付いてるし。
でも 慣れていた
といえば
確かにそうで、
それなりに
やんわりやり過ごせた
んだよね。
自分の感情を。
だって
実際不細工だし
仕方ないじゃん。
本当のことだし。
素直にそう思ってた。
そう 素直に思えちゃう
ところが、
ある意味 歪んでしまっている
というか、
もっともっと傷ついていいのにね。
傷ついて泣いてもいいのにね。
でもさ、
美人
だからって、
人がうらやむような人生
送るわけでも
ない
のよね。
この 従姉
の人生は 波乱万丈。
置いてきた 子供のひとり
は
自死
してるし。
セブンティーンに載った従姉
も
一流商社のサラリーマンと結婚
したけれども、
家業をつぐといってすぐに 退職。
大阪から
ダンナさんの故郷の
長崎の片田舎に引っ越し
て、
町工場のおかみさん
に収まってる。
しかも
姑・小姑、
近所に住んでて何かと
うるさく構われているとか。
・・・・・・。
アタシが一番マシ
じゃないかい ?
多分、
上の二人より 平穏。
まあ、
実家の母がちょっとアレだけど・・・
人の人生は
美貌だけでは決まらない
のだよ。
とも思ったり。
まあそれは
長く生きてみないとわからないんてだけれども。
なんてなことを、
母から送られたLINE
を見て
思い出したり、
考えたりしてしまったわ。
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