先日、
9/11
に見に行ってきた、
『不思議の国のアリス展』
松坂屋美術館
にて開催。
今から160年余り前の 1862年、
チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン
ペンネーム: ルイス・キャロル
)が
友人の娘 アリス・リデル
に即興で語ったお話が、
『不思議の国のアリス』
の誕生である。
1864
年のクリスマスに、
キャロルは、
そのお話に挿絵をつけた手作り本
『地下の国のアリス』
を
彼女にプレゼントした。
その後、
キャロルは 著名な風刺挿絵画家
の
ジョン・テニエル
に 挿絵を依頼
し、
1865年、
英国マクミラン社から
『不思議の国のアリス』
として出版。
1871年
には、
続編
となる
『鏡の国のアリス』
が出版されている。
それから、
ジョン・テニエルの挿絵に 色付け
した カラー版
「リトル・フォークス・エディション」
が
1903年
に出版された後、
テニエルの挿絵をもとに、
1911年
には
水彩画家
ハリー・シーカー
が 16点、
当時マクミラン社で活躍していた
画家
ジョン・マックファーレン
が
1921年
から 27年
の間に 34点
を描いた。
そして 1995年、
出版130周年
を記念し、
シーカーが残した挿絵76点が、
女流画家
ディズ・ウォリス
によって描かれ、
『 不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』
の
すべての挿絵がカラー化
したのだ。
本展では、
英国マクミラン社のアーカイブから、
マクミラン・アリスのカラー原画
など、
初公開
を含む 約250点
を展示。
一挙公開
されるのは 日本初
となる。
ここ、
フォトスポット。(笑)
赤いソファーに腰掛け、
アリスになった気分
で
写真撮影可。
^ ^;
イラストのパネル
もところどころに。
で、
この展覧会。
『不思議の国のアリス』
と
『鏡の国のアリス』
の 挿絵
を
ストーリーに沿って展示。
原画
もあるけど、
再プリント版画
の方が多数。
ルイス・キャロル
の挿絵をもとに、
キャロルの依頼で テニエル
が挿絵を描き、
その後、
ハリー・シーカー
が
テニエルの挿絵の一部を カラー化。
青いドレス、白いエプロン、
金髪、青いリボンの
アリス像が確立
していく。
原作者の
ルイス・キャロルの挿絵
がコレ。
テニエル
が描くとこーなり、
彩色
されるとこーなる。
見比べる
と
なかなか 面白い。
^ ^
こー見比べると、
原作者ルイス・キャロルの挿絵
って、
微妙にシュール ?
こんな
だし。(苦笑)
下手なわけじゃないんだけど、
皆が 心惹かれる挿絵
じゃない
わよね。
^ ^;
プロに頼んで大正解。(笑)
おかげで
世界中で長く読み継がれる
名作になった
気がする。
この 前編
は、
『不思議の国のアリス』のイラスト
を 掲載。
後編
では、
のイラストを。
この 展覧会、
今日9/21まで。
興味のある方は急いで~。
^ ^;
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