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月岡夏(目黒蓮)は、大学時代に、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(古川琴音)と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年がたち、恋人・百瀬弥生(有村架純)と新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来、一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。海は実は、夏と水季の間にできた子供であると聞かされた夏。水季が自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせ…いやこれ、ホラーでしょ。;・∀・水季は夏に選択権を与えず、中絶同意書にサインさせたのよ。なのに夏に隠れて子供を産んで・・・その事実を7年後に知ってみ ? ホラーだって。(汗)子供・・・海ちゃん、ひとりで夏のアパート行けちゃうの。小学一年生なのに、行けちゃうの。小田原から東京の世田谷まで。水季が教えたから。行き方を。で、 「夏くんのパパ、 いつ始まるの ?」 ・・・って。 ;゚Д゚ ;゚Д゚ ;゚Д゚水季は子宮がんで亡くなったの。自分で死期がわかってたの。ならば生きているうちに、自分が夏と直接会って、話をするべきなのでは ?一度、子供を連れて会いに行ったんだけど、遠目に今の恋人の弥生(有村架純)の姿を見て、帰っちゃったのね。まあそれはわかる。わかるけど、日を改めて、今度はひとりで行くべきなのでは ?今後、夏に海の父親を求めるのであれば、ソレは必須だったと思うんだけれどな ?手紙なんか書いてないでさ。 ↑ 夏が父親になる覚悟を決めたら、 渡してくれと託した 手紙がある。夏の恋人の弥生にも手紙書いてるからね、水季。こわい、こわい。水季が中絶をやめて、子供を産むことにしたのは、産婦人科に置いてあったノートに綴られた言葉に影響されて。ソレを綴ったのは弥生。弥生もその産婦人科で前の恋人の子供を中絶していて。本当は産みたい気持ちがあったのに・・・その後悔の気持ちを同じような境遇の誰かにあてて綴ったのだった・・・って、 そんなこと綴れちゃうノートなんか、 産婦人科に置いてない ダロ ! !! (゚Д゚;普通ね。のちに夏の恋人になる弥生の言葉に影響されて、中絶をやめる水季。その言葉をそっくり夏の恋人へと手紙に綴る死を前にした水季。まさかあの言葉を書いた本人に送ることになるとも知らず・・・そして、ブーメランのように帰ってきた自分の言葉に影響されて、夏の子供・・・海の母親になるのをやめる決意をした弥生。 他人に優しくなりすぎず、 物わかりのいい人間を演じず、 ちょっとズルをしてでも自分で決めてください。 どちらを選択しても、 それはあなたの幸せのためです。 あなたの幸せを願います。周りのことばかり考えず、自分で決めろってことかな。自分の心に正直に。弥生のこの言葉に影響されて、水季が出産を決意したのはともかく、この言葉を弥生におくったのはなあ。まるで夏との別れを促しているかのような・・・他人の子供の母親になるのなんか無理だよって、諭しているかのような・・・ ?意地悪な見方かなあ。(苦笑)脚本家はこの二人の奇跡的なつながりを書きたかったのかね ?感動的に。いくら何でもちょっとドラマ過ぎるって思ったけど。そもそもあんなノート・・・ ↑ まだ言ってる。(苦笑)脚本家は生方美久さん。坂元裕二崇拝が強すぎて、アタシは苦手だったんだけど、今回はそうでもない。相変わらず坂元裕二っぽいせりふ回しは点在するけど、以前よりかは減ってる ?そう、前はパクリじゃんって思うほど、セリフ回しが似ていたから。アタシも坂元裕二作品は好き。好きだからパクリもどきの酷似したセリフ回しがどうにも好きになれなかったのよね。自分だけの個性で勝負したらいいのに、と。個性・・・個性なのか何なのか、みんなずけずけ物言うなあと、今回のこのドラマの登場人物たち。みんなして、主人公の夏を厭味ったらしく責めまくる。特に水季の同僚だった津野くん(池松壮亮)。アタシは嫌い。津野くん、水季のこと好きだったから、海ちゃんの父親になってもイイって思うほどだったから、結局のところ嫉妬してんじゃん ?夏にさ。あの口調の強さはそこから来ている気が・・・ 南雲さんがいた時も いなくなった時もお前、 いなかったもんな。このセリフが出てくる背景として、夏がいなくなった母を慕う海の心情を理解しきれていないという落ち度があって、そこを指摘してのこのセリフ。そこはわかるのよね。わかるんだけど・・・水季のそばに夏がいなかったのは、夏のせいじゃないし。水季のせいだし。夏はどちらかといえば、水季に捨てられたわけだし。そう、自分の子供の誕生の喜びも、育てる喜びも、すべて水季に奪われたよわうなもの。その挙句の果てに、相思相愛だった恋人・弥生とも別れねばならず・・・ちょっと口下手だけど、誠実に目の前の事実に向き合ってるよ、彼は。そして父親になる決意をしたんだよ。みんなちょっとずけずけ責めすぎだろー。と、見続けているうちに、コッチの心が病みそうになってきた。(苦笑)いや、夏だって病まないか ?この状況。娘の海ちゃんにまで、言われちゃったしさ。 なんでママいたとき、 パパになってくれなかったの? 海、ママとずっといたもん。 いなかったの夏君じゃん。いやそれも、ママ・・・水季のせいだし。ママが拒否ったんだよ。夏くんを。夏くんの将来を思ってのことなんだけど、独りよがりだったと思うよ。内緒で生んじゃいけない。内緒で産むなら、永遠に秘密にしておくくらいでないと・・・たとえ自分が死ぬ運命だったとしても。全部水季が悪いと思うんだけどな。けれど、その時の状況をみんな知らないから、夏ばかりがきつく責め責められて。演じてる目黒君が倒れたの、この役柄のせいもあったんじゃ ?と、邪推。(苦笑)アタシは男の子の母親なので、夏って28歳 ?うちの長男、26だし。似たような年頃だし。よってたかってそんなに責めるなーって、母親のようにかばいたくなっちゃう。^ ^;海ちゃんがどうのこうのより、夏の心が穏やかになりますようにと祈っちゃう。(苦笑)現実的には、海ちゃんは祖父母の家(水季の実家)に戻って暮らし、夏は定期的に会いに行く生活にすればいいと思うんだけどね。一緒に暮らすだけが親子じゃないよ。特にこんなケースはね。最終回を見て。なんかただただ水季が自己中な女だとしか思えないドラマだったわね。最後までね。なんだあの手紙。夏にあてたあの手紙。最後まで夏が読まなかったから、なんかいいこと書いてあるのかな、もつれた父娘の関係を解くカギがそこにあるのかなって思ってたらさあ。ただの水季の自己満の世界観。黙って生んだこと、一言ぐらい謝ってもいいのに、それもなし。ただ娘のそばにいてあげてねって、そればかり。 父親らしいことなんて できなくていいよ。 ただ一緒にいて。 いつかいなくなっても、 一緒にいたことが 幸せだったと思えるように。 ひとり親なんで、父親らしいことできないと困ると思うんだけどな。一緒にいることは大切だけど、一緒にいるだけじゃ子供は育たないよ。ていうか、ひとり親で働かなきゃいけなくて、それで一緒にいろって言われても、大変だよなあ。フルタイムで共働きの家庭なんて、子供と過ごす時間、少ないのが現実だし。なんかきれいごとだなって思ったかな。こんなきれいごと書き連ねる暇があったら、じかに夏とあって、目を見て話さないと。娘を託すのなら、生の声で話さないと。それこそ母親だろう ?このドラマって、何を伝えたかったんだろうなぁ。全然何も伝わらなかったなあ。水季の自分勝手さにイラっとしただけだし、夏と弥生さんが人生狂わされた被害者に見えたわ。結局ホラーよね。
September 23, 2024
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家事を一切しない独身女性が、年下の訳ありシングルファーザーとの「偽家族」生活を通して、幸せや家族について考えるハートフルラブコメディ!西園寺一妃(松本若菜)は、アプリ制作会社でバリバリ働く独身女性。大ヒットアプリを数々生み出すなど、仕事ができる上に明るくポジティブでコミュ力高め。面倒見も良く、上司や先輩・後輩、取引先からの信頼も厚い。そんな西園寺さんが絶対やりたくないこと…それは家事!あの手この手で家事をしない生活をしてきた西園寺さんは、マイホームを買い、創意工夫を凝らした“家事ゼロの暮らし”を実現させる。そんな自分史上最高の生活を満喫していたある日、イケメンエンジニア・楠見俊直(松村北斗)が西園寺さんの勤める会社に就職してくる。アメリカ帰りの天才肌だが、無愛想で変わり者の楠見に手を焼く西園寺さん。そんな楠見は4歳の娘・ルカを育てる、訳ありシングルファーザーあることが判明!さらに、西園寺さんはトラブルで家を失った楠見親子とどういうわけか「偽家族」として一緒に暮らすことに…!?最初に、タイトルの奇抜さに惹かれたわね。でもって、主演が最近売れてきた、遅咲きの松本若菜と来た。『やんごとなき一族』の長男の嫁役で、一斉風靡した、松本若菜さん。あの超ノリノリなテンションで、ヒロイン(土屋太鳳)をいじめ倒す役柄、最高だったわあ。松本劇場なんて言われてね。^ ^;そう言ったコミカルな演技もできるし、シリアスな演技もできる松本さん。そのあと見た、深夜ドラマの『復讐の未亡人』なんか、その極み。それから、大河ドラマの家康の側室、阿茶局役も記憶に新しい。大阪城の堀を埋めさせる交渉をしたの、阿茶局だから。ただの側室じゃなくて、家康の秘書みたいな人物で。そういった、理知的な女性も似合うのよね。もー何でもできちゃう。演じられちゃう。色々見てきて、最近注目してたから、カノジョが主演ならばと見始めたわ♪^ ^で、見始めてから知ったの。コレ、ひうらさとるの漫画が原作なのねぇ。ひうらさん、最近、こんなの描いてたんだあ。『ホタルノヒカリ』の続編(ホタルと部長の子育て話)以来、ひうらさんの作品読んでなかったから知らなかった。知らなかったけど・・・なんか似てない ?大まかなプロットが。『ホタルノヒカリ』と。家事しない女子と家事する男子の突発的な同居。家事はしないけど、仕事は頑張っちゃう女子。男子は訳あり・・・子持ちだったり、妻と別居中だったり・・・そして女子に恋人ができたりするんだけど、そのうち同居男子と恋愛に発展・・・う~ん、 似てる~。 ~_~;ひうらさん、二匹目のドジョウを狙ってる ?アイデア尽きた ?とか最初思ったけど、原作はともかく(読んでない)ドラマは面白かったわ。松本若菜が思いっきりよく、西園寺さんを演じていて、元気溌剌、見ていて気持ちがいいほどで♪美人だしなあ。背が高くてスタイルもいいし。カノジョの着ている衣装につい目がいってしまう。^ ^でもって、登場人物に悪い人がいない。恋のライバルでさえ、いい人で。ユーチューバーの横井さん(津田健次郎)、めっちゃいい人。西園寺さんのことも、西園寺さんと偽家族してる楠見くんとルカちゃんのことも、心の底から大切にしてる人。それは実はこのふたりが両思いだと知ってからも、変わらずで・・・あーもー、 なんて いい人なんだぁぁぁ。 (ノД`)・゜・。包容力ありあり。大人だし。アタシ、楠見くんより横井さんの方がいいと思うー。 ↑別に楠見くんも悪くはない。^ ^;横井さんのめんつゆのだしの話、良かったよなあ。だしをとった昆布やかつお節は形としてはめんつゆに残らないけれど、味として存在する。それは人生に似ていると。出会って、別れていった人たちは、心の中に必ず残っている。それが次の一歩を踏み出す勇気になったり、時に苦い味になったりすることもあるけれど、だからこそ出会いはかけがえのないものなのだと。これはふたりを思って、別れを決めた横井さんの思い。大好きな西園寺さんへのメッセージ。これをさ、声優の津田さんが語るからさ、余計に心にしみるのよぉ。美声は説得力を増す。(笑)最初、なんで声優さんをこの役に持ってきたんだろうと思ってたけど、ユーチューバーだからかな。しゃべる仕事だから。かるーく演技しながらね。♪ ぐーるぐる、 ぐーるぐる、 まわりだーすっ ♪この横井さんのYouTubeでの歌、メロディはドラマ用につけたのよね ?原作は漫画なんだから。めっちゃ覚えやすいというか、たまに口ずさんじゃってるんだけどぉ。 ↑ ルカちゃん(保育園児)レベルの54歳。(苦笑)最初は横井さんはいらないなあ。恋のライバル邪魔だなあって、思ってたんだけど、今は横井さんが一番好き。(笑)でもまあ、西園寺さんと横井さん、お別れしたし、これは西園寺さんと楠見くんが結ばれるお話なんでしょう。ていうか、偽家族が本当の家族になる ?・・・のかな ?いやでもルカちゃんは亡くなったママのことが大好きで、西園寺さんとの偽家族は続けたいけど、パパのことは好きにならないでと言っていて・・・さて。どうおさまるのやら。ママのことを忘れてしましまうんじゃない。ママも一緒に、みんなで家族になるんだよと。そんなふうに落ち着かないものかなあ。あと。突然登場した、ルカちゃんのシッターの高畑淳子。あれはきっと、西園寺さんのお母さんよね ?好きな人ができたと、離婚して出て行った、お母さん。西園寺さんが家事をしないのは、家事を頑張りすぎて潰れてしまったお母さんの影響。この辺の問題、心の拗れ。そこもどう着地するのか、気になるわ。最終回を見て。続編があるみたいな終わり方してたわねぇ。ルカちゃんが英語でまた近いうちに会いましょうって。^ ^;結局この3人、形にとらわれず、いたいから一緒にいるってことになったのかな ?でもルカちゃん、 いるー、いるー。 ・・・って、 指さしながらよく言ってて、 なにがいるのぉぉぉ。 (゚Д゚; って思ってたけど、霊感があるのよね ?盛り塩好きだし、イタコ修行してた高畑淳子のこと気にいるし。その設定が最終回に生きてくるとは恐れ入ったわ。仲良く談笑するパパと西園寺さんの隣に、一緒に談笑する亡くなったママの姿も見たのよね。ルカちゃん。で、 いるーっ。 ・・・って。ママはいないけどいる。ちょっとこの辺、別ドラマの『海のはじまり』と被るけど。アッチのドラマは、見てるとモヤって病みそーになるけど、コッチのドラマは明るくて元気が良くて楽しくて良き♪続編楽しみにしてる♪^ ^
September 17, 2024
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飲料メーカー「キャットビバレッジ」で働く総務部員・葛木雪乃(中村アン)はもうすぐ35歳――。結婚を視野に交際していた恋人にフラれ、婚活に終止符を打って以来“おひとりさま”生活を満喫中だ。会社では真面目に仕事に取り組んでいるが、後輩の木村里香(秋元真夏)からはお局扱いされる毎日を送っている。 ある日、営業部の同期・鈴木タカコ(小林涼子)に付き合ってシステム部に立ち寄ることになった雪乃は、タカコが推しているという最近中途入社してきた26歳の若手社員で、社内イチのモテ男・青島瑞樹(渡辺翔太)に出会う。その言葉どおり、女子社員に囲まれている青島だが、雪乃は1ミリも興味がもてず…このドラマの原作漫画、コロナの真っ最中に、よく読んでたなあ。最初は、ネットで無料で読める範囲だけ読んでたんだけど、最終的には単行本全部そろえてしまった。(苦笑)好きだった漫画のドラマ化なので、期待して見たんだけど、・・・・・・・・・。 青島くんが 全然かっこよくない。 ´-ω-`青島くんは、全女子を夢中にさせてしまうようなかっこいい男子なのよーっ。渡辺翔太くん・・・って、初めて知ったけど、Snow Manのメンバーなの ?Snow Manは目黒くんしかわかんない。オバサン。^^;なんか薄い~。顔立ちの印象。韓流みたい。そういやあ、目黒くんも薄いなあ・・・最近のハヤリ ? ? ?てなことはともかく、青島くんのイメージじゃないのよ~。アタシの中の青島くんは、中川大志くんとかかなあ。もう少しキラキラ感強くてもいいけど。若い頃の佐藤健とか。とにかくとにかく、渡辺翔太ではない ! ! !演技がうまけりゃまだ許すけど、なんか棒読みだし。セリフ。それにそれに、このドラマの青島くんは、 まったく 「いじわる」じゃない ! ! !青島くんは「いじわる」なんだって ! !!恋する女子にとっては。「いじわる」だと思わせるほど、恋愛から遠ざかってた年上の雪乃さんを振り回すのよ。それが原作漫画の面白さだったのに~。そこが全然感じられなくて残念。原作の良さが損なわれてる。漫画の青島くんはツンデレなのよ。全然社交的じゃないし。でもドラマの青島くんは、いたって普通の青年。(にしかみえない)社交的じゃない青島くんだからいいのに。そんな青島くんが、徐々に雪乃に惹かれていくから面白いのに。それになんだ ?30分ドラマだし、オリンピックでお休み2回もあったし、尺が足りないのか、中途半端な展開で急にラストに持っていきそうな気配がした前回。別れろと迫る青島くんのお母さんとは、原作では雪乃さん、しっかりと対峙していたよね ?でもドラマではそんな時間もなさそうで・・・青島くん、急に会えなくなるみたいなこと言ってるし、予告カットで事故に遭ってたし、なんだか原作から離れて、チープな展開の最終回になりそうな・・・予感・・・いや悪寒(苦笑)。^ ^;最終回を見て。雪乃、原作漫画通り、青島くんのお母さんと対峙してたなあ。30分しか時間ないけどココはちゃんと入れるのね。ソレは良かったかな。でも事故に遭うというエピソードは陳腐。もっと他に何かなかったのか・・・ま、いっか。ドラマの青島くんが全然かっこよくなかったんで。そこが何より不満で残念なドラマだったわ~。~_~;
September 12, 2024
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お金も夢もない、29歳のリキ(石橋静河)。元トップバレエダンサーで、自らの遺伝子を継ぐ子を望む、基(稲垣吾郎)。その妻で、不妊治療をあきらめた、悠子(内田有紀)。それぞれの欲望が、「代理出産」を通じて交差する・・・登場人物誰にも共感できないし、みんなそれぞれ自分勝手。けれどなんだか引き付けられちゃう。見ちゃう。そんな感じのドラマで。さきの展開が気になって、原作の小説買ってしまったわ。;^ω^燕は戻ってこない (集英社文庫(日本)) [ 桐野 夏生 ]楽天ブックスリキは働いているのにお金がないという。それって、無計画に東京へ出てきたからでは?派遣で一人暮らし。それで余裕のある暮らしなんてできないよ。地元で努力した方がよかったんでない?お金のない惨めさの末に、気がついたら代理母を引き受けることになって...卵子提供だけのつもりだったのに。そもそもソレを提案した友達はさっさとヤメて、恋人の子供をやどし...リキ、なにやってんだか。ダンサーとして優秀な、自分の遺伝子を持つ子供に固執する基。妻の悠子は乗り気ではない 。ないけど、心はゆらぐ。報酬を1000万にまで釣り上げといて、基の束縛の強さに反発して、他の男たちと寝ちゃうリキ。しかもふたり...いやあ...それはアカンでしょ。腹が立ってもそれはやっちゃいけないことだよ。なにやってんの。おかげで誰の子供かわからなくなっちゃった。その衝動的ないい加減さが、今の貧困に繋がってんじゃないか?逆に自分の遺伝子にこだわりを無くしていく基が興味深いかな。稲垣さんって、ナルシストな役、ハマるよねぇ。優しげで品がある風情もいい。でも悪気なく自分勝手だったりするから、そのアンバランスさに怖さを感じたりね。彼にしか出せない魅力だわね。悠子は誰の子かわからなくても産んでくれとリキに言う。かつて子供を流産したことを思い出すからだ。けれどあとになって、子供の戸籍のためにした偽装離婚をそのまま維持して、子供が生まれても復縁しないと言い出す...無責任やなー。産んでくれと言ったなら、責任持ちなよー。まあ、自分の血が入らない子供だからね。もともと乗り気じゃなかったし。心が揺れるのもわからないでもないけど。悠子が言ってたっけ。代理出産は性の搾取だと。貧困女性の頬を富める夫婦が札束で引っ叩く。...だよね。アタシは昔なら出産で命を落としていたと思われるので、( 帝王切開だから生めたけど)代理母は反対だ。出産は命懸けなのだ。自分には母性がないと思っているリキ。そこは代理母に向いていると。けれど少しずつ変わってきてるよね?お腹を自然とかばったりね。子供が実際に生まれて、リキがどうかわるのか。基も悠子も。燕は戻ってこない。タイトルがすべてを表している気がするけれど。最終回を見て。リキと同じく、アタシも帝王切開で出産したけど、そういえば熱出してたなと、忘れてたけど思い出したわ。術後、熱が出るのよ。でもって麻酔が切れた後、お腹はひどく痛むしさあ。でっかい切り傷だもの。めちゃくちゃ痛いんだって。(涙)帝王切開って大変なのよ。自然分娩より楽でしょていう言い方する人、たまーにいるけど、とんでもない話。- -゛ま、そんなことはストーリーとは関係なくて・・・「踏みにじられるな。奪われるな。 人並みになりたいんじゃない。 私は私でありたい。」これはリキのモノローグ。自分は子供を産む機械ではない、と。いや、機械だよ。代理出産なんて、どんなきれいごとを並べようが、そういったものなんじゃないのか ?わかっててもやめられなかったんじゃないの ?人並みの生活がしたくて。で、大金手にしたら、機械じゃないって言って、いまさら何言ってんのとか思ってしまう。最初から分かっていたことだろうと。それともわからなかった ?だったら浅はかだわ。リキは双子の片割れを連れて逃げたけど、それも浅はかだと思う。一千万は手にしたけど、それだけじゃあ子供は育てられないよ ?そもそも今、無職だし。乳飲み子抱えてどうやって仕事探すのさ。生きていくのさ。行動が衝動的すぎる。みんなそれぞれ自分勝手なんだけど、最初、一番クセが強いと思っていた基(稲垣吾郎)が、あえてDNA鑑定をせずに子供を育てていく決意をしたのが意外だったかも。もう自分の遺伝子にはこだわらない、と。だったら最初から養子もらっとけば・・・と、思わなくもないんだけどね。^ ^;
June 30, 2024
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日本の刑事裁判での有罪率は、99.9%と言われている。しかし、“アンチ”な弁護士(長谷川博己)は、残り0.1%に隠された「無罪の証拠」を探し、依頼人を救う救世主のような人間ではない。たとえ、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る、殺人犯をも無罪にしてしまうようなヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物。はたして、正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?明墨(長谷川博己)という男をどう見たらよいのかわからなくて、初回は戸惑ったわね。殺人を犯していると思われる緋山(岩田剛典)を、無罪にしてしまう弁護士。こんな弁護士をどう見たらよいのか・・・すごく戸惑った。対立する検察側・・・伊達原(野村萬斎)や緑川(木村佳乃)は善なのか悪なのか ?全然わからなかった。仲間であるはずの事務所の若手弁護士たち・・・紫ノ宮(堀田真由)や赤峰(北村匠海)もしかり。出てくる人物たちの立ち位置や、考えていることがすべて謎過ぎて、ホント、初回は戸惑ったわね。何を描きたいのか、テーマもわからなかったし。けれど回を重ねていくごとに、別々のエピソードだと思っていた事柄が、ひとつにまとまって繋がっていく・・・すべては明墨の思い描いたとおりに。明墨はかつて検察官だった時に、無実だった志水(緒方直人)を自供させている。志水は殺人犯として裁かれ、死刑囚となり・・・己の過ちに気がつき、今の明墨は志水の冤罪を晴らすため、奔走しているのだった。それがわかったとき、ちょっと唸っちゃったわ。すごく練られた脚本だなーって。これは面白いって。事件モノというか、こーゆータイプのドラマ、そんなに好きじゃないけど、ただハセヒロさんが見たくて、見てるだけだったんだけど、なんか夢中で見てる。^ ^;ネットでね、言われてたの。人物の名前に色が入っているって。紫ノ宮、赤峰、白木、青山、桃瀬、緋山、緑川。紫ノ宮、赤峰、白木、青山は、明墨の弁護士事務所の人間で。桃瀬(吹石一恵)は故人だけれど、検察官で、志水の冤罪に気がついた人。緋山は、志水の冤罪を晴らせる証拠を探せる人物。そう、初回の登場人物がこんな風にまた繋がるだなんて、びっくりだわ。証拠を入手するために、いったん無罪にしたらしい。本人、すべてが終わったら、ちゃんと裁かれるつもりらしい。演じてるのがガンちゃんでさ、犯罪者なの ?一回きりの出演なの ?なんかガンちゃんの無駄遣い・・・って思ってたのよね。違和感というか。でもこーして、再び出番が。なるほど~って感じ。^ ^;無駄遣いといえば、大島優子と木村佳乃も同じく。大島優子はパラリーガルの白木。ただの事務員。弁護士の紫ノ宮や赤峰ほど直接的には事件に絡まない。もっと格下の女優さんでもいい気がするのに、何で大島優子なんかなあって、ずっと疑問に思ってたのよね。産休明けの肩慣らし仕事復帰なのかしらんとか。(苦笑)でも前回ラスト、明墨を裏切ってた。緋山の殺人の証拠を検察の伊達原に持ち込んでた。で、証拠隠滅罪で、明墨逮捕・・・なるほど。だから大島優子か。でもコレ、きっと作戦なんだろな。名前に色が入っている人は、皆、明墨の同志。志水の冤罪を晴らそうとしている人たちだもの。志水を冤罪に陥れた張本人の伊達原を、公の場に引きずり出そうとしているんだと思われ・・・伊達原、明墨の裁判、自分がやるって言ってたし。で、緑川(木村佳乃)。メッチャ出番の少ない緑川。木村佳乃をこんな扱いでいいのかと思ってたけど、緑川は伊達原の部下だから。色の入った名前の緑川。明墨たちの敵と見せかけて、何かやらかしてくれるんだろうと、期待している。^ ^;こういうドラマで、冤罪が晴れずに終わることはないと思われるんだけれども、でも晴れた後、ダークな明墨はどうするんだろう。どう生きるんだろう。予告カットで、 一緒に地獄に落ちましょう。 …って言ってたけど。それがとても気になる。最終回を見て。予想通りの大島優子と木村佳乃だったわねえ。^ ^;ラストで、赤峰が明墨に言ったセリフにゾクっとしちゃったわ。 今度は僕が あなたを 無罪にして差し上げます。ただただ真っ直ぐだった赤峰くん、変わったわねえ。清濁併せのむというか。公平でも、甘くもない世の中と闘うために、アンチヒーローは必要なのかも、と。赤峰くんもアンチヒーローになるのか・・・明墨とともに。なるほど。
June 16, 2024
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20年の時をかけるサスペンス・ラブストーリー。横浜地方検察庁・中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)。中学生の時、検事の父を亡くしたことをきっかけに、母の故郷・長野県に移り住み、そのまま地元大学の法学部に進学。そしてそこで出逢った4人の仲間と共に、司法試験に向け苦楽を共にする一方、恋に、喧嘩に、友情に…と、キャンパスがある長野の雄大な自然に包まれながら、生まれて初めての「青春」を謳歌し、その絆を深めていた。しかしロースクール入試を間近に控えたある日、事件は起きた。ある人物の死―。それが彼らの運命を大きく狂わせていく・・・それから12年の月日が流れ、念願の検事になって6年、35歳になった奏の前に、あの事件以来、消息不明だった同級生が現れ、再び“過去”と向き合うことになり・・・こーゆー石原さとみが見たかった♪^ ^かわいく着飾った『女』を売りにした石原さとみじゃなくて、医者とか刑事とか、ちょっとこ難しい職業の石原さとみ。そして謎めいた過去とか抱えていたり・・・真剣な雅差し、苦悩する表情。一生懸命な横顔。まだあまり売れっ子ではない頃、そんな石原さとみを見て好きになったのよね。今回、そんな石原さとみで嬉しい♪^ ^でもちょっとこのドラマ、吉高さんの『最愛』と被るよなあ・・・ビミョーに。山の中の自然豊かな土地での学生生活。そこでの青春と恋。そして人が死ぬ事件が起き、恋人たちは突然の別離を・・・再会は十数年後。刑事と被疑者。検事と被疑者。・・・・・・。なんか大筋のプロット、一緒過ぎない ! ?;・∀・まあ違う部分もあるので、全体のストーリーはそんなに似ているわけでもないのだけれども、ところどころデジャブだわー。これさ、大学時代から描かれるのよね。石原さとみや恋人の亀梨和也はまあいいわよ。ギリ大学生でも。ギリね。でも宮澤エマと田中みな実はかなりきつかったなあ。;・∀・宮澤エマなんかは身体のラインがぽっちゃりしてるから、どっしり構えて見えちゃって、オバサンにしか見えず×××そう、彼女がぽっちゃりしてること、今まで気がつかなかったわ。もしかしていつも、ふんわりした服着てたりする ? ? ?『鎌倉殿』は着物だったしなあ。着物だと太っててもわかりにくいもんなあ。『どうする家康』のねねさんこと和久井映見も、太ってることに気がつかなかったもん。『翔んで埼玉』を見てびっくりしたもん。宮澤エマは、外国の血が入ってるから、どうしてもぽっちゃりしちゃうんだろーなあ。でも綺麗なお顔よね。ぽっちゃりしていても素敵。でもでも大学生には見えない・・・苦笑。まあ過去の話から現在へと話が進むわけで、大学生に見えなくてもしかたないわよね・・・って思い直していたんだけれども、 田中みな実、 大学時代に死んじゃうしー。(汗) ;゚Д゚えー・・・30代のパートないんかい。オバサンにはならないんかい。・・・・・・・。;・∀・初回で姿消しちゃったから、びっくりしたわ。予想外だったわ。亀梨和也のことが好きだったのに、あとから友達になった石原さとみに取られてしまい、心のバランスを崩して・・・亀梨和也を車に乗せて暴走。自分だけ事故死。・・・・・・。メンヘラ演技、なかなかだったわ。この役、田中みな実で正解。^ ^;でも亀梨くんが、『俺がカオリ(田中みな実)を殺した』 ・・・って言ったの、それちがうよね ?責任感じちゃってるだけだよね ?て、すぐわかるし、現在のパートでも、実家に放火したのは自分だって自首したけど、誰かをかばってる ?ってこれも何となく感づいちゃう。ストーリーとして、視聴者に謎を提示し、ひきつけようとしているのだろうけど、ちょっと浅いかなあ。・・・って思ったかな。^ ^;大学時代の友人、祐希(矢本悠馬)が放火したと思い、かばって自首。けれど祐希は間違えられただけで、放火はしていない。・・・という真相もなんかちゃちだわ。 ええっ。 祐希、実は放火犯 ! ? ・・・っていう意外さで、 視聴者を 驚かせたかっただけよね ?でも実は、亀梨君のお父さん(仲村トオル)に就職頼んでで、そのことでチョロついてただけって、ナニソレ。(苦笑)ミステリーというか、サスペンスというか。視聴者をハラハラドキドキさせたかったのよね ?でも『真相』がちゃちよ。ちゃち。~_~;でも本当の放火犯が、奏のお父さん(佐々木蔵之介)の死に関係しているみたい ?この展開は思いがけなくて、ちょっと面白い。最終回、謎が解けてお父さんの死の真相がわかることを期待している。あー・・・それからさ、現恋人の貴志(安藤政信)と別れちゃったの、もったいなさすぎる ! ! あんな優しいいい男、 いないよーっ。亀梨くん・・・真樹は、恋人としては楽しくていいかもだけれども、結婚相手としてはどーかなあ。と、思うわ。~_~;最終回を見て。亀梨パパの仲村トオルが、実はそんなに悪い人ではなくて、自分も騙されて利用され、奏パパの佐々木蔵之介を有罪にし、死に追いやった、と。・・・なにその真相。;・∀・にわかには受け入れがたい真相だわ・・・ちょっと無理なぁい ?仲村トオルって、黒も白にしてしまうような弁護士として描かれてなかったっけ ? ? ?本当は罪を犯しているのに、検察側をはめて無罪を勝ちとった政治家が、コレを知る仲村トオルを消そうとした・・・というのが、放火事件のあらましで、奏パパをめぐる事件の真相みたい。なんかなあ・・・このドラマ、始まりは面白かったのに、芯になる事件の真相がちゃちくて、わかってくるたびにガッカリしちゃうのよ。なんじゃそりゃって。最後の最後に、なんか石原さとみと亀梨くん、復縁しちゃうっぼかったし・・・亀梨くん、今にも死にそうなガンを患ってたのに、一回手術するだけで、健康になれるもの ?アタシは何年かは生きられるけど、再発して死。そのあと再び、奏が元彼・貴志と再会して・・・と、勝手に想像している。(苦笑)~_~;
June 4, 2024
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久米真和(福士蒼汰)は、33歳独身の売れない脚本家。数年前に獲った新人賞を最後に、鳴かず飛ばずのくすぶった生活を送っている。真和は高校の同級生、淵上多聞(本郷奏多)と郷雄馬(前田公輝)と、15年ぶりの再会を果たす。多聞は一流企業のサラリーマン、雄馬は生活の安定した公務員職に就いていたが、三人そろって独身かつ彼女なし。真和は愛、雄馬はeye(見る目)、多聞はI(自分)のないアラサーになっていた・・・2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いワケあり男女7人が織り成す愛の物語。1月から3月にかけて放送されていたこのドラマ。2話までだったかな。一応放送期間に見れたのは。あとは放送期間後に一気見。^^;遊川和彦氏の脚本と聞いたんで、クセが強いのかなあと、身構えてたけど、そんなことはなく、アラサーの男女の恋愛を真正面から描いてたわね。拍子抜けするくらいに。けど、登場人物たち、みんなちょっと面倒くさい。(苦笑)親子の問題、介護、 兄弟の引きこもり...家族の問題もてんこ盛り。そこかしこに、遊川作品らしさは漂っていて。(苦笑)ドラマの中盤で、ほぼ出来上がってたカップル3組が、全員いったん別れてしまう展開がちょっと大胆だったわね。しかもうち一組は、新郎新婦ともに結婚式のドタキャンときた。◎_◎;それでも相手のことが忘れられず、なんだかんだ、最後には皆復縁。ね ?メンドクサイでしょ ?この人たち。(苦笑)多聞(本郷奏多)の童貞問題。コレ、そんなに気にしなきゃいけない ?栞(成海璃子)が気にしない的なこと言ったのに、それが気に障って怒ったり・・・メンドクサイ。メンドクサすぎる~。~_~;だってほかになにか言い方ある ?好きな人がそーゆーこと気にしてるって知ったら、普通そう言うんじゃない ?他にどう言えばいいんだよ ! ! !アタシだったら、このメンドクサさに、一気に心冷めちゃうかもしれない。そんな態度取られて逆に傷つくし。それにさ、演じてる本多奏多くん、大河で花山天皇じゃん ?溺愛してたヨシコ女御の手を帯 ?縛ってたじゃんね。入内のシーンで。 いや~。 なんのプレイよ、それ。 Σ(・ω・ノ)ノ!責めるな~。大石静。よく許したな、NHK。(苦笑)そんなの見ちゃってたからさ、ドーテーモンダイで悩みまくられても・・・いやドラマが違うんだけれども。^ ^;まあでも、それぞれの男女が、自分に、相手に、一生懸命向き合おうともがく姿は愛おしいし、ドラマとしてよかったと思う。結構展開が気になって集中して続けて見ちゃったわよ。 ↑ 撮りだめ録画の一気見ならでは。 ^ ^;ただ、真和の母親(高橋ひとみ)がなあ・・・真和が中学生の時だったっけ ?オトコ作って出て行っちゃって。それを赦す父親。最終的には真和も・・・えー・・・ 赦せるか?アタシは赦せないけどな。赦すのが愛とかなんとか言ってるけど、きれいごとに聞こえたな。自分の行いを心から反省して、詫びているのを赦すのならまだわかる。けど、真和の母親は違う。今でも若い男に貢いでたし、捨てられ行くあてがなくなったから、戻ってきただけで。またふらふらとどこかに行っちゃうかも的なこと、つぶやいてたしね。コレを赦すのが愛 ?きれいごと過ぎない ?・・・けど、ドラマだしな。救いのないこと描いてもな。真和の母親のことをのぞけば、好きなドラマだったよ。
May 3, 2024
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舞台は江戸中期。景気が悪化した世の中で、人々は厳しい暮らしを強いられてきました。 人々は何とかこの厳しい世の中を変え、明るい未来に導いてくれる新たな将軍の登場を待ちわびるように。そんな中、公家の姫である倫子(小芝風花)はのちの第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)と政略結婚させられてしまいます。大奥にやってきた倫子は、天下人の寵愛を受けようと将軍に仕える1000人余りの女たちの戦いを目の当たりに。そしてある人物は、江戸幕府を混乱させようとある策を立てていて…… 女子中学生のいじめかよ。 ´-ω-`な、シーンが続出で、すっかり見る気がうせてしまった初回。第二回もまあそんな感じて、うんざりしちゃって。着物を着られない状態にするとか。最初から割れてた焼き物なのに、割ったといちゃもんをつけたりとか。そのせいで作る羽目になった300人分の懐紙入れを切り裂いて妨害したりだとか。もーくだらなすぎるったらありゃしない。´-ω-` ´-ω-` ´-ω-`一度見始めたら最後まで見続けないと気が済まないという、あまり生産性のない習性をもっているので、なんとか見続けてきたけどさ。(苦笑)でも段々とくだらない低俗ないじめは減っていったかな?段々と見やすくはなってきたかも? ? ?でも田沼意次(安田顕)がワルなのが気に入らないなあ。自身の権力欲のため、将軍・家治の出生の秘密を握って思うがままにコントロール。ヤスケンさんが熱演してくれるから、もー憎々しいのなんの。^ ^;でもね。田沼は財政立て直してんのよ。重商主義にカジ取りして。その弊害で、わいろが横行したりもしたけど、田沼はその時代の立派な政治家。決して、ヤスケン田沼みたいな私利私欲のワルじゃない。それになんだ ?あの将軍・家治の出生の秘密は。(汗)家治、母親が歌舞伎役者と浮気してできた子供で、将軍家の血筋ではない・・・って。 おーい・・・ ;・∀・むちゃくちゃな創作してきたな××× ↑ のちにガセと判明。 歌舞伎役者とかーちゃんが浮気してできた、 異父弟はいるみたいだけど。創作といえば、松平定信もさ、史実では倫子より20くらい年下なのに、このドラマでは何故か幼馴染。そして自らが将軍の座に就くため、家治の血筋を絶やさんと画策。倫子の味方のような顔をして、倫子をお香で不妊にしたり、薬入り菓子で流産させたり・・・ひっどいサイコパスぶり。サイコパスはともかく、生きている時代がずれてるから。オカシイから。ドラマなので、なにもかも史実通りにする必要はないけど、でも20年の年齢のずれはいくら何でもどーよ ?創作しすぎでない ?しかも、家治と並んで次期将軍候補 ?長子相続の伝統にのっとり、家治に・・・って、吉宗公が ?おーーーーーーい。定信は傍系。家治は直系。そもそもこの二人、兄弟でないし。ただの従兄だし。 並んで 将軍候補になるわけ ないじゃん ! ! !定信のとーちゃんが、障害持ちのにーちゃんに負けて、将軍になれなかったんだよ。長子相続ってことで。自分の方が優秀なのにって悔しがってたんだよ。それを子どもの代まで引きずっていたかもしれないけど、ただそれだけの話。もーもーもー。この『大奥』、創作が過ぎるというか、ありえなさすぎる設定はいただけないわ。当時の常識からして、明らかにオカシイ創作は、見ていてしらけるわ・・・そう、仮にも天皇の孫(女王)に当たる御台所を、あんな低俗ないじめ方するわきゃないでしょー。それに御台所・・・倫子もさ、逃げて京に帰ろうとするとか、ありえないし。現代じゃないんだから。嫌なら実家に帰りますーが通る時代じゃないのにさ。それから代参。アレもおかしい。大奥の代参は、江戸城から出ることが許されない『御台所の代わりにお参りに行く』ことなのに、 なんでその御台所自らが、 『代参』に出かけてんだ ! ? ◎_◎;倫子、江戸市中に出かけては、定信に会いまくりじゃないのさ。;・∀・なんかもー、見ていてお口あんぐりが多いわ、この『大奥』。もはやファンタジーの世界。(汗) ↑ 『どうする家康』より ファンタジー度高し。 久しぶりのフジの連ドラ『大奥』復活で、チカラ入ってるのか何なのか、オール京都ロケらしいけど、もうちょっと脚本にチカラ入れてよ~って感じ。それに京都ロケが過ぎるのもどうなのか。東福寺の通天橋がこれでもかってくらい出てくるのよね。秋に行ったばかりだから、どうしても江戸城とは思えず、東福寺にしか見えない、思えない。(汗)ふつうにセットの方がいいわ・・・;・∀・最終回を見て。コレ、史実ガン無視なのね・・・唖然。家治、史実より早く死ぬし、将軍空位のまま10年以上。 んなことあるかい。(汗)将軍空位なんて幕府の土台を揺るがしちゃってるわよ。ありえない ! ! !何が何でも史実通りにとは思わないけど、基本的なことを根こそぎ無視しまくってるこのドラマ。史実以前の問題。 ハチャメチャすぎる××× ;゚Д゚ 歴史に興味のない人はなんとも思わないかもしれないけど、アタシみたいな歴史オタクはちょっとコレ、受け付けない×××ハチャメチャ設定で時代物をやりたいのなら、一庶民の物語とかにしてほしいわ。政権の中枢にいた人物たちでやらないでほしい。昔の『大奥』だって、綱吉の実の生母がお万の方とか、史実とは違うストーリーだったけど、あの程度はまあいいのよ。ママ友で、史実と信じちゃってた人がいたりはしたけど、まあいいのよ。でも今回の『大奥』は、登場人物の生没年から大改編しちゃってて、ハチャメチャすぎ ! ! !ただのエンタメなんだな。このドラマ。…って思った。もう少し、歴史好きな人に作ってもらいたかったな。あーあと、亀梨と西野七瀬の子供が福くんってーのは、遺伝子的にありえんだろ。(苦笑)と、突っ込み。^ ^;
March 26, 2024
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主人公の本宮侑里(二階堂ふみ)は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまうという特別能力「テレパス」を持つ。知りたくもない相手の本音が聞こえてしまうため、恋をすることは長い間諦めていた。 そんな侑里が恋をする。相手は年下の韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)。 テオの心の声は韓国語。侑里には解読不明。韓国人ならではのピュアでストレートな愛情表現に、侑里はとまどいながらも惹かれていく。オリジナル脚本で、ラブストーリーで、テオくんがかわいくてキュンとしちゃう。いいねー、いいねー、こーゆードラマいいねー。・・・って、最初の2回くらいまでは思ってた。原作有りで、原作改変しまくり、原作に対するリスペクトなしのドラマなんかじゃなくて、こーゆーオリジナルのが見たいな、って。まあそれはそーなんだけど、引き伸ばしなのかなんなのか、どーみてもお互いラブラブなの、ダダ漏れてるのに、相手の気持ちがわからないって、バタバタ気持ちのすれ違い。なんだかなあって。ちょっとげんなり。ちょっとイライラ。侑里さ、社長さんじゃんね。自分で立ち上げた会社の。仕事しなきゃなのに、テオが言った韓国語の意味が気になって、こそこそパソコンで検索。そんなことを一日中やってる回があって、おいおいおい、 仕事しろーっ。 ・・・って、 ホントイライラ。侑里、30くらいの設定 ?決して若くないのに、なにそのテンパリ具合。若い子ならあれだけどさあ。あーでも、テレパスのせいで、フラれた過去があって、恋愛には臆病。テオくんの心の声は韓国語なので、侑里には意味が分からない。それがよかったんだよね。それで前に進めたんだよね・・・やっと。恋愛初心者みたいなもんだから、仕方がないのかなあ。でも二階堂ふみさん、強い女の方が似合うかなあ。そーゆーキャラ、いっぱい見てきたので、なんかこの役はもったいない気がするなあ。二階堂ふみの無駄遣い ?^ ^;侑里にイライラする一方で、ショコラティエの真尋(山下美月)はなんかいいなあ。面白いわ。好きな人にぐいぐい行っちゃうところ。でも相手に全然伝わってなくて、(相手のテオくんの先輩、コミュ障気味 ?)ちょっぴりクスッと笑えてしまえるすれ違いがおかしい。それから、侑里のテレパスの能力を知っても友達でいるところ。いいね。いいね。いいわぁ。侑里とのテレパス会話、 応答せよ、応答せよ。 ・・・には笑った。(笑) ^ ^;侑里と一緒に起業した、花岡くん(中川大志)もめっちやいいやつ~。ずっと侑里のことが好きだったんだけれども、侑里のテオへの思いに気が付いて、そっと背中を押すところ。俺がジャンケンに勝ったら、テオのところに行けと、侑里がじゃんけん相手の心の声を聴かないようにと、あえて目をつむるクセを知っていて、後出しして勝つシーン。あれは良かったなあ。学生時代からの付き合いのこの二人。食べ物の取り合いで、いつも花岡は侑里にじゃんけんで負けていた。あれもきっとワザと。後出ししてわざと負けていたのよね。侑里、鈍感だなーっっっ。気がつけよっっっ。~_~;目があうと相手の心の声が聞こえてしまう能力があるがゆえに、しぐさや表情、シチュエーション、そういった外的要因から相手の心に気がつくことに鈍くなってしまっているのかも ! ? ↑ アタシはわりとこーゆーのに敏感・・・ ^ ^;テオくんにはキュンとしちゃうけど、安定した包容力があるのは断然花岡くんで、オバチャンは花岡君も捨てがたい・・・いやオバチャン、お呼びでないんだけど。(苦笑)でもいいオトコ二人に思われるほど、侑里って魅力あるのかなあ。美人だけどさ。なーんか、テオくんのことでずっとウジウジしてたから、見ててイライラして、侑里の魅力がわからなくなっちゃったわ。序盤は元気な女の子(ってトシじゃないか)って感じだったのになあ。ながーいウジウジの末、無事に結ばれた侑里とテオくん。でも侑里と同じ能力を持った女性の描いた絵本が、ふたりの関係に波乱を呼ぶ。その絵本は実話で、女性の恋人は若くして死んでいて。同じことが起きるに違いない。別れろ、別れろって、外野がうるさいんだけど、恋人と死別したという事実と、テレパスという能力。 因果関係あるのか ! ?みんな当然のように、因果関係があるって信じてるけど、アタシはちょっと? ? ?よ。;・∀・この手のラブストーリーで、不幸に終わるとも思えないから、きっとハッピ―エンドに終わると信じてるけど・・・って、テオくんが侑里をかばって車にひかれそーになってたけど。(汗)でもまあ、信じてる。^ ^;最終回を見て。やっぱ関係なかったじゃん。彼女がテレパスだったことと、恋人が若くして死んだ事実とは無関係。若い時からの持病の悪化 ?花岡くんがちょっと調べればわかることで、なにこの女性、絵本を描くほど思いつめていたんだか。いや、一視聴者のアタシだって、最初からそこ、疑問に思っていたわよ。もー。その思い込みのせいで、侑里とテオくんが振り回されちゃったわよぉ。まあ、その事実を知らないままでも、なんかしらんけどふたり、ハッピエンドになったんで、まあいいんだけどさ。^ ^;
March 25, 2024
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夏目俊平(西島秀俊)は、海外で活躍する優秀な指揮者。しかしあるとき、ヴァイオリンをやっていた娘・響(芦田愛菜)の身に「最悪のこと」が起こり、それをきっかけに、彼は舞台に立つのをやめてしまう。それから5年後。家族と別居し、ウィーンでひとりきりの生活を送っていた俊平は、ある日、仕事のためフランスに行くという妻・志帆(石田ゆり子)から頼まれ、しばらく日本に帰って子どもたちと過ごすことに。 しかし市役所で働く響は、父に刺々しい態度をとり、その弟である海(大西利空)がフォローしても、家の雰囲気は気まずいまま・・・そんな中、市役所観光課の古谷悟史(玉山鉄二)が俊平のもとにやってくる。彼は市民オーケストラ、晴見フィルハーモニーの指揮を、俊平が引き受けてくれたかのように話すのだが……?芦田愛菜の終始ふくれっ面に、 メッチャイラつく~。なに怒ってんだ ?この娘は。5年前、響に何が起こったのか。そして響と父・俊平の間に何があったのか。はっきりとは描かれないまま、物語が進んでいく。ただただ、響が父親を毛嫌いし、険しい顔を見せ続ける。・・・・・・・。よっぽどのことかと思うわよねえ。よっぽどのひどいことを、父・俊平は娘・響にしたのかと。でもねぇ、ナニソレだったんだわよ。世界的な指揮者である父の指揮でヴァイオリンをひく夢。けれど自分には父の隣に立つだけの才能がない・・・思いつめた挙句、ヴァイオリンがひけなくなったんだな。父は、コンテストのファイナル直前に、もっとこうするといいとアドバイスをしただけ。至極当然のアドバイス。なんてことのないアドバイス。けれどいっぱいいっぱいだった響の心にはするどく突き刺さり、これ以上うまくなんかひけないのにと、お父さんには私の気持ちはわからないと、そこで崩れてしまったんだな。・・・・・・・。まあそこで崩れちゃうのはいいとして、それで父親と断絶なの ?5年もの間 ?俊平、そんなに悪いことした ?俊平も俊平で、それで指揮者辞めちゃうんだ ?うーん・・・ちょっと動機としては弱くないかい ?うーん。なんか共感しづらいわ。モヤっとしちゃうわ。響の弟が一度言ってたけど、響、『思春期か ! !』だよね。~_~;まあ拗らせちゃんって、扱い難しいのよねえ。うちの次男もそうだったからわかる。トーダイセイの長男を意識しすぎて、拗らせてたもんなあ。高校のころ。長男の横に並びたい、だから阪大に行くと。勉強もせずに何ほざいてんだって感じだったわよ。お兄ちゃんはお兄ちゃん、君は君だよと、何度言ってもダメだった。逆に僕に期待してくれないと怒り出す始末。どうにもならないモヤモヤを親にぶつけてるんだなと、あの時はそう理解したけど。親に甘えてるんだな、と。・・・・・・・。そうか。響も同じか。才能の限界に悩む気持ちを、親にぶつけて甘えていたんだな。でも5年はちと長い気が・・・~_~;俊平は人の気持ちに疎いタイプだと思われ。音楽に目覚めた高校球児の俊平。憧れの指揮者のコンサートに行きたくて、甲子園の予選をすっぽかし、四国から一路東京へと。・・・いやあ。これはないわぁ。びっくりしたわ。野球って団体戦じゃない。ピッチャーで有力選手だった俊平がいなくては、勝てないじゃん。甲子園への夢は、俊平だけじゃなくて、他の部員たち、みんなの夢でもあったのに。俊平、無責任すぎる×××野球から音楽へと道を変えるのは別にいいと思う。でもそれは高校野球をやり終えてからにすべきではなかったのか ?何かに夢中になると、周りが全然見えなくなるみたいだ。だから妻にも離婚を要求される始末。ワンオペ状態で、家事育児に追われ、描きたかった絵(仕事)が全く描けない。そんな思いをしていること、アナタは全然気がついてくれなかった。音楽の世界にひとりのめり込んでいて・・・甲子園の予選をすっぽかしちゃえる俊平ならば、さもありなん。まあでも、世の中のダンナさん、奥さんの不満にはなかなか気が付かないんじゃない ?男の人ってそんなもんよ。とも思うけど。^ ^;芦田愛菜ちゃん、『Mother』で実母に虐待されていた小学生を演じていた時は、その演技力に驚いたものだったけど、成長するにつれて、変に知恵がついて、計算して演技するようになったから、段々と苦手になって行ったのよね。こうやって演技したら、上手に見えるでしょ的な、子供の浅知恵っぽい感じ。でも今回、久しぶりに彼女の演技を見たら、苦手に感じてた計算した演技が消えてて、ずいぶんナチュラルになってたなあ。19歳だっけ。おとなになったんだな。そう好意的に見ていたらば、このあいだの過去のシーンの演技。自分の才能の限界に思い悩む演技。うーん・・・ただ泣き叫んでるだけっぽい。大げさに泣き叫んでるだけっぽい。うーん・・・感情がついてゆかない・・・引き込まれない。ふくれっ面の演技はうまかったけど。そう、見ているとイライラするくらいに。(笑)でも感情爆発マックスで泣き叫ぶ演技は外側だけ。うちからこみ上げるものがまだまだ足りない・・・気がしたかな。世間がもてはやすほどの女優さんかな ?根が真面目な役しかできなさそうだし。女優さん的には美人じゃないし。普通だし。背もかなり低いよね ?賢い、賢いって、世間はもてはやすけど、愛菜ちゃんレベルの賢い子は、世間にはいくらでもいる。まあ芸能界では知らんけど。恋愛もののヒロイン、できるかなあ、愛菜ちゃん。今のところ、色気ないけど。^ ^;悪女とかもね。できるかな ?優等生じゃない愛菜ちゃん、期待するわ。見てみたいわ。・・・って、なんかドラマ自体に関係なくなっちゃったけど。^ ^;ついでにストーリーに関係ない感想。(笑)西島さん・・・響パパ。料理が下手な設定だったけど、ついこのあいだまで、『何食べ』で料理上手なシロさんやってたから、メッチャ違和感。(笑) シロさんなんだから、 もっと作れるはずだっっっ。 と、 何度頭の中で叫んでいたことか。 ^ ^;あと、玉山鉄二。市役所勤務で市民オケの古谷さん。最初、誰だかわからなかった。(汗)・・・太った ? ? ?びっくり。(汗)◎_◎;最終回を見て。 ・・・フェスが終わってから、 ドイツ行けばいーやん。なんですぐ旅立つ ! ?しかもリハすっぽかしって、こーゆーの主催者側に迷惑かけてるんじゃないの ?フェス参加資金をカンパしてくれた人たちや、楽器売ってお金用立ててくれたジーサン(西田敏行)にも悪くないか ?タイトルが『さよならマエストロ』なんで、最後はドイツでまた指揮者するんだろーなって、初回から予想はついてたけど、こーゆーストーリー運びはどうかと思う。それから離婚。俊平と志帆って、修復不可能なほど拗れてるようには見えないんだよなあ。 アナタのマネージャーは もうたくさん。 ・・・っていうのが 志帆の主張。だったら世話をやくのをやめて、放っておけばいいわけで、何が何でも別れなければいけないのか ?いや、弟くんがかわいそうだなって。まだ高校生だし、五年もの間、思春期ねーちゃんのせいで、家族バラバラなのガマンしてたわけだし。本音じゃまたみんなで・・・なんだと思うんだよね。なんかかわいそう。かーちゃん、キーキーダンナに愚痴垂れる前に、もうちょっと弟くんの気持ちに寄り添ってやれや。・・・って思ったかな。離婚は彼が大人になってからでもいいんでないかい ?まあソレなりに見てたけど、見られるんだけど、共感しがたいところがちょこちょこと。脚本、イマイチだったかなあ。~_~;
March 16, 2024
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倒れた夫には美青年の愛人が--!?2023年「手塚治虫文化賞」大賞受賞の漫画、『ゆりあ先生の赤い糸』をドラマ化。突然、要介護状態となった夫…その夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と同居開始!? すべての人にエールを贈る!踏ん張る“おっさん”主婦の数奇な人生&家族の物語。 心優しい売れない小説家・吾良(田中哲司)と結婚した主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)。年齢を重ね、女として薄らいでいく自分を実感するものの、自宅で刺繍教室を開きながら、穏やかな幸せを味わっている《ごくごく平凡な女性》。ところが…そんな彼女の人生は、夫がホテルで昏倒し、緊急搬送されたことから急展開! 慌てて病院に駆けつけると、意識不明状態となった夫の傍らには、さめざめと泣きながら“恋人”だと名乗る美青年がいて…!?秋・・・前クールは見たいドラマがやたらとあって、消化しきれず、放送開始が一番遅かったコレだけ、年末年始に一気見したわ。・・・なんかなあ。非現実的というか、ダンナの愛人たちや隠し子(疑惑)たちと同居なんか普通無理でしょ ?ダンナの浮気が発覚した時点で、くも膜下出血で倒れたダンナなんか捨てて、家を出るわね。誰が自宅で面倒みるかっつーの。ゆりあが男前すぎるわ。傷ついてても放り出せなくて、全部ごちゃまぜ引き受けて、踏ん張っちゃうなんて。この役は菅野ちゃんだから演じられたかなと思う。ありえない同居生活を始めて、愛人、本妻、みんなで交代で介護生活。色々あった末に、最後にはなんだか本当の家族のように・・・って話かと思いきや、いやいやいや・・・この話、ゆりあの恋愛も描かれるんだわね。えー・・・ダンナに浮気されてたと思ったら、今度は自分かい。まあ悪いのはムコウなんで、他に好きな人ができてもいいけどさ。でも仮にも介護中によくそんな余裕…って思う。そりゃみんなで交代で介護してるけどさあ、若い恋人とデートしたり、他にもバレエ習ったり。なんか余裕なのよねえ。病人かかえてお金もかかると思うのに、愛人・みちる(松岡茉優)の娘にもバレエを習わせてあげたりさあ。お金出してあげてさ。スゴイ余裕だって。介護ってこんなもんじゃないと思うよ ?非現実的。とまあ、引っ掛かる場面がちょこちょこあって、好きとは言えないストーリーだったのに、何故か続きが気になって、ここのところ毎日見てたわ。録画。何なんだろ。不思議。(苦笑)ああでも、みちるとゆりあの関係は好きだったかな。シスターフッド っていうのかな。フワフワっとしたみちると、男前のゆりあ。対象的なふたりがお互いのことを大切に思いあうところ、すごくよかった。みちるがゆりあの恋を心から応援する姿もね。対照的に、オトコの愛人・稟久(鈴鹿央士)は終始苦手だったなあ。自分が一番、吾良(田中哲司)に愛されてるって思ってるの、うざい。- -゛おむつを替えてるヘルパーさんにまでやきもちやくのってどーよ ?でも心優しい好青年の役が多かった鈴鹿君。そのイメージを払拭することには成功したかも。^ ^;
January 9, 2024
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アラフィフに突入したシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)の日常。今までと変わらない、ゆっくりとした日常の中に訪れるちょっとした変化――。生きていれば誰もが経験する環境の変化や、身体的・精神的な変化をシロさんとケンジも経験していく・・・久しぶりにまた、シロさんとケンジに会えて嬉しいわぁ。*^_^*全編通して、何気ない日常を食を絡めて描いていて、見てるとほっこりする。映画化されたこともあったけど、この作品はテレビドラマが一番似合うと思う。家でのほほーんと見たいのよ。^ ^アタシ、ケンジの金髪が苦手(内野サンに似合ってない)だったんだけれど、毎週毎週見ているうちに、なんか慣れたかもしれない・・・苦笑。ちょっと長めの金髪になってきた ? ? ?からかな。^ ^;season2では、ケンジが美容院の店長になり、シロさんが弁護士事務所の共同経営者を引き受けて。それぞれが仕事において、責任ある立場になっていく。毎日一緒に食べていた夕食も、思うようには取れなかったりするんだけれども、なんとか二人の時間を取ろうと家に仕事を持ち込んだりして。一緒にご飯を食べるのが、何より幸せなんだろうなあ。この二人の。そういう二人の姿を見て、コッチもほっこり。シロさんのお母さんは、ケンジに家には来ないでくれと言ったけど、二人の仲はちゃんと認めていて、将来は自分たちと同じお墓に入ればいいという。アタシなんだかこの言葉に感動しちゃったわ。ケンジも嬉しかっただろうなあ。できればシロさんのお母さん、一年に一度くらいは、ケンジの来訪を許してほしいものだけれども、古い時代の人だし、目の前で息子が男の恋人と・・・っていうその現実をビジュアルで見てしまうのには抵抗があるのかもね。それに慣れようと頑張っちゃうと、身体が悲鳴を上げけてしまうのかなあ。ナカナカ難しい×××そんなお母さんとは反対に、佳代子さんの『ケンジ』呼び。(笑)今まで会ったことないのに、嫌というほどシロさんの口からケンジ、ケンジって聞いてたから、初対面でつい出ちゃった『ケンジ』呼び。 ^ ^;なんの偏見もなく、ナチュラルに受け入れていていいなと思ったわ。ダンナさんも。でもそうか。小日向さんとシロさんが知り合ったのって、佳代子さんのダンナさんが仲介していたんだっけ。すっかり忘れてた。 ^ ^;でもそういえば佳代子さん、お孫さんいるんだっけ。成長したお孫さんを見た時、シロさんが『人間になってる』ってつぶやいたの、ツボにはまったわ。(笑)毎回何かしら出てくるお料理がおいしそう。わりと初めの方に出てきたポテトサラダを作ってみたくてメモったんだけれども、まだ作ってないや。^ ^;またレシピ本出るかなぁ。season3もまた作ってほしいなあ。それか年に一度は二時間くらいのスペシャルドラマで、とか。この先もこの二人と、周りの人たちの触れ合いをほっこりとしながら見ていたいわ。^ ^最終回を見て。おそろいNGだったシロさん、ずいぶん変わったわねぇ。おそろいのお弁当箱に、おそろいのエプロン。お互いに贈りあって。食がテーマでもあるこの作品らしい贈り物とも言えるし。^ ^財産を譲るという遺言書があると、もし何かあっても、連絡がいくのか・・・まあそうか。養子縁組も候補に入れるシロさんに対して、それは嫌だというケンジ。もし同性婚が認められる世の中になったとき、一度親子の間柄になった相手とは、それを解消しても絶対に結婚はできないから・・・そうね。そうなのよね。例えば息子が若い継母を好きになって、継母が父親と離婚した後、その息子が継母と結婚できるかというと、できないのよ。法律で定められてるのよ。そのこと知らないのか、某有名脚本家が、ドラマの中で離婚した継母と結婚しないのかって、息子に聞くシーンがあったわね。父親がね。おいおいおいって思ったけど。ケンジ、某有名脚本家より勉強してる~笑。っていう話はどーでもよくて、なんかケンジの思いがいじらしいというか、ケンジのシロさん対する深い思いが、ジーンと伝わってきちゃったわ。^ ^
December 22, 2023
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この物語の主人公は潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)という、別々の人生を送ってきた4人の男女。 そんな年齢も性別も育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、 結婚を機に友達では無くなってしまった」「結婚を考えていた彼女を、 彼女の男友達に奪われた」「友達になりたいだけなのに、 異性というだけで勝手に 恋愛と捉えられてしまう」「友達の友達もみんな友達と思っていたが、 気付けば本音を話せる相手はいなかった」それぞれの日常のなかで、“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面してしまう。 境遇だけでなく考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。『silent』の脚本家、スタッフが再集結して作られたというこのドラマ。脚本家、生方美久さんだっけ?新人さん?坂元裕二の大ファンらしいけど、作風がまんま坂元裕二。 『silent』の時もそれは感じたけど、コッチの方が強いかな。どこかまわりくどいセリフ回しとか、弱者(人とは限らない)に対する視線を登場人物に語らせるところとか。そっくりそのまま、坂元裕二を再現してる。こーゆーのって、一種のパクリなんでないの?アタシは坂元裕二作品が好きなので、もどきの生方美久作品にはイラッとしてしまう。坂元さんが長年かけて生み出した作風なわけで、ソレをそのまま真似るのって...自分だけの感性で作品生み出したらいいのに。既に出来上がってるイイモノをそのままそっくりいただいてるところが受け付けない。たたえそこに尊敬や崇拝の念があふれていても。なーんて思うのアタシだけなのかな?世間は坂元裕二崇拝と知っていて、生方美久作品を受け入れているみたいなので。このドラマの主役は4人。でも誰にも感情移入ができない。4人ともなんだか拗らせたメンドクサイ人って感じで。4人とも二人組になるのが苦手っていうけどさ、4人ともソコソコ社交性があってさ、そーゆーひとたち、なろうと思えばなれるんだわよ、二人組。単に主張が強くて、好き嫌いしてるだけじゃんって言いたくなる。アタシはさ、あまり社交的な性格ではないんだわよ。だから本気で二人組作るの苦手よ ?二人組作るの苦手って、こーゆー人間が使う言葉なんでないの ?そう、紅葉くんが「1人でかわいそうなやつ、 あまってるやついるとありがたかった。 そういうやつ裏切らないから。 俺なんかでも絶対一緒にいてくれて、 一緒にいるだけでうれしそうにしてくれて」 ・・・って言ってたじゃんね。あの「1人でかわいそうなやつ」よ。かわいそうかどうかは知らんが、アタシもこーゆータイプだったわよ。人見知りするから、誰とでもすぐには仲良くなれない性格。友達100人でっきるっかな♪ってさ、小学校上がるとき歌うけどさ、100人も作るのしんどいなって思うタイプ。そんなに要らないって思っちゃう。それって全然楽しくない。精神的に疲弊してしまう。…ってね。^ ^;ヒトにどうみられるか、思われるか、気にしすぎなんだって思う。この4人。自分は自分。それでいいのにさ。紅葉くんなんてさ、その極みじゃん。なんでにこにこパシリみたいなことしてんのさのって思う。嫌なことは嫌といえばいいのに。アタシは紅葉くんの言うところの「1人でかわいそうなやつ」だけど、嫌なことは嫌だとはっきり言うよ ?その結果嫌われてもまあいいやと思う。仕方ないって。いやいや空気読んで合わせるより、よっぽど自分らしく生きられていいやって。集団生活の中では、空気読まないといけない場面もあるけど、合コンの人寄せパンダとか、頼まれてする必要ある ?バイトシフトも、ほいほい変わる必要もないし。夜々ちゃんもなんかなあ。顔がよくて得してること、絶対にあるはずなのに、顔がいいせいでつらい思いばかりしているってなんなのさ。アタシの周りには、昔から顔のいい人間が何人もいるけどさ。家族親戚、友人、美男美女やたら多しなんだけどさ。みんなおくびにも出さないけど、内心自分の顔立ちに、200パーセントの自信持ってるからね ?そのプライドってばめっちゃ高いし。(見せないようでいて、 そばにいると垣間見えてしまう・・・)そして結構他人の顔面偏差値、心の中でひそかに評価しまくってるし・・・それこそおくびにも出さないけど。アタシは評価されまくってきたからさ。そ奴らに。ええ、キビシイ評価いただいてるわよぉ。身内だから隠しもせずずけずけ言うんだわよ。鼻周りがおしいとかうるせーわっ。自分が一番知っとるわっ。 - -゛だから夜々ちゃん、アタシにはきれいごとの悲劇のヒロインぶりっ子にしか見えない。まあ、それわかるってのもたまにあるんだけどね。 「“男女平等”って いい言葉になってるのって 怖くない? 逆にどっちも生きにくいでしょ」 「『必要な差別をしてもらえない』って 何よりの差別ですよね」ゆくえと夜々の会話だったかな。コレ、わかるのよ。アタシも同じこ思ってたから。でもさ、全編通して、こんな感じの会話ばっかしていてさ。いつも4人で盛り上がっていて、わかんないやつはダメだとでも言わんばかりな、どこか被害者意識アリアリの主張の強さにげんなりしちゃうんだわ。見ていて疲れちゃう。色々あるのが人生。いろんな人がいるのは当たり前。あまりいやだいやだと突き詰めて思わない方がいい。サラっと流して生きるのも一つの手。五十路のオバサンはそう思う。脚本家若いからなあ・・・^ ^;この4人の集まりの中に、途中から美鳥(田中麗奈)という4人に共通な人物が加わって。4人に共通な人物って、ちょっと出来過ぎの偶然すぎるだろうって感じなんだけれども、まあそれは置いといて。^ ^;てっきり、5人になるのかと思いきや、美鳥は4人に疎外感を持つ。自分はゆくえ、椿、夜々、紅葉、それぞれとの二人組だと。二人組が好き、安心するともいう美鳥。二人組が苦手だという4人とは真逆。でも美鳥の言うことわかるな。アタシ、二人組を作るのは苦手だけど、誰かと一対一で付き合うのは別に苦手じゃない。むしろ大勢で仲良くするより、二人組の方が好き。相手が必ず自分の方を向いているから。安心できるから。そう、わかる、わかる。むしろさ、4人で和気あいあい出来ちゃうのすごいなと思う。やっぱ社交性あるんだよ。ちょっと拗らせちゃんなだけで。その4人の和気あいあい。椿がもとの持ち主の美鳥に家を売ることで、集い場所を失ってしまう危機が。さてどうなるのか。何も変わらないのか。何か変わるのか。さて。最終回を見て。最後まで見て、やっぱり誰にも共感できないことを再認識して終わった感じ。行きたくない結婚式、そんなに断りづらいか ?なんでこの人たち、嫌なことは嫌とはっきり言えないんだろう。4人でいると、結構世間に対して辛辣な文句、アレコレ言いあってるくせに。見ていてイラッとする。被害者づらするくらいなら、はっきり嫌といえばいいだけのこと。その勇気がないのは自分なのに。それから藤井風のサプライズ登場。あれはなに ?聞き入ってしまったけど(笑)、ドラマの内容で勝負しろや~とか思ったり。^ ^;
December 20, 2023
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この青い松潤、東海地方限定版だったのよね・・・^ ^;国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代(松本潤)は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし── 三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込んだ。待っていたのは死ぬか生きるか大ピンチ!計算違いの連続!ガマンの限界!どうする家康!脚本家の古沢良太さん、彼の作品は好きなものばかりだけど、この大河ドラマはいただけなかったわねぇ。古沢さん、おそらく歴史好きではないと思う。歴史上の人物に愛を感じないもの。全体のストーリー構成だけをみていて、登場人物はそのためのコマ?そんな感じがする。だからキャラが極端なのよ。信長しかり、秀吉しかり。家康もまあそうかもね。弱っちすぎ。人質生活が長かった家康。幼少期に母と生き別れ、父は殺される。親無しで、他人の顔色をうかがいながら生きてきたわけで、もう少し心は強いと思うんだけどな。あの弱さは、大切に大切に親の庇護のもと育てられたプリンスみたいだったわよ。まあでも、弱っちかったからこそ、晩年の老獪さが生きるというか、対比としてはいい描き方なのかもしれない。戦国の世の生き残り・・・亡霊すべてを連れてあの世に行くという、大坂の陣にかける家康の思いがよく伝わるわね。実際の家康もそんな思いだったのかもしれない。松潤、そんなに演技うまいとは思わないけど、老けメイクを施した、晩年の演技は結構好き。^ ^別に昭和の大河ドラマのような、重厚さは望まないし、軽い感じでもいいと思う。三谷さんの大河とかそうだけど。でもファンタジーになっちゃうのはどうなのかなあ。そうあの、瀬名(有村架純)のお花畑構想。『慈愛の国』『戦のない世』というユートピア構想で、国同士が争うのではなく、与え合うことで融和し、平和な世を築くという。コレに近隣諸国、みな乗っかっちゃうという信じられない展開、あれはなんだ ! ?瀬名と長男・信康の死は、徳川の黒歴史なので、瀬名悪女説は、それをごまかさんがために流布されたんではないとか思うのよね。だから本当に悪女だったとは思わないけど、だからと言って、こんなお花畑構想で、国政に影響を与えるだなんてそれはねぇ・・・ナイダロ。~_~;でもそのお花畑瀬名さん、最終回に再登場。殿をお迎えに。まさかのスピンオフ ! ?お愛の方に笑いながら家康が、信康の婚礼の時に鯉が・・・って笑い転げていて、アレちょっと気になってたのよねぇ。その話が、最後の最後に出て来るとは。(笑)いやあ。こーゆー展開、いかにも古沢良太さんらしいというか・・・ねぇ。^ ^;みんなで楽しんで踊っていた海老すくい。三河に住んで27年。そんなもん知らん~って思ってたら、ドラマの創作なんだとか。道理で。でもあれも知らないわ。「あほたわけ」こんな言い方聞いたことない。三河でも尾張でも。たわけに何かつくのなら、 「どだわけ」か、 「くそだわけ」 と違う ?どだわけはうちの母がめちゃくちゃ言うわね。憎々しげに。アタシはめっちゃムカついたときに、独り言で「くそだわけ」と悪態つくかな。~_~;一説によると、「くそだわけ」はNHKでは流せないとか ! ?それでの「あほたわけ」らしい・・・ホントかどうかは知らんけど。^ ^;最後の最後、海老すくいに続き、あほたわけも聞けたわねぇ。そんな言い方知らんって、以前は批判気味につぶやいてたけど、最終回ではなんだかとても懐かしかった。(笑)婚礼の日の鯉事件、海老すくい、あほたわけ・・・あの終わり方は、このファンタジー大河らしくていいんじゃないのかな。^ ^;
December 18, 2023
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未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)と、令和の時代を生きるアートディレクター・常盤廻(吉岡里帆)。ふたりは特命を受けて、未来から時をかけてくる違法タイムトラベラーを取り締まることに。廻を待ち受けていたのは、翔との“恋の超展開”!しかし、二人の運命はそれだけに収まらなかった…!? 時を超えたロミオとジュリエットばりの禁断の恋の物語が今、始まる―30分の深夜ドラマなのね。軽く見られる感じがいいわね。でも低予算なのか、主演の二人、吉岡里帆と永山瑛太以外は、よく知らない俳優さんばかり・・・;・∀・まあいいんだけど。ヨーロッパ企画っていう、京都の劇団が作ってるとか?コメディの劇団で、ドラマも作ったり?そうね、コレ、コメディ要素ありありだわね。でもって、なんか絶妙な緩さやB級感が漂っていて、そこ、吉岡里帆と瑛太くんの力量が光るというか。オープニングのアニメと音楽。昭和っぽさがいいなあ。好きだなあ。オバサン、昭和生まれだから。^_^緩くてどこかB級で、コメディなんだけど、ストーリーの主軸は違法タイムトラベラーと現代人との恋で。絶対に別れなければいけないから切ない。なかにはなんだか辻褄あっちゃって、別れずにすんだカップルもいたけど。未来人が現代人のホストと恋に落ちて。身寄りのないのをいいことに、ホストを未来から誘拐してきた赤ちゃんとする...ん〜?卵が先か、ニワトリが先か???辻褄合わせのために、わざと未来人を捨て子にしたんだよなあ。ん〜???廻と翔は、過去にも恋人だったらしい。廻は記憶を消されたから覚えてないけど。そして今また...廻が再び今、翔を好きになった過程がイマイチよくわからなかったんだよなあ。廻、職場の後輩のこと、好きだったじゃんよ?なんか気が付いたらふたりまた両想いで、それでもって今度は離れずに済むよう、過去へとタイムトラベル・・・って、なんかよくわかんなかったわね。この辺の展開も。逃げて身を隠す ?いや、なんか一時避難みたいなのよね ?過去へ。いい案を考つくまでの ? ? ?でもなんで過去に行くことがそうなるのさ的な・・・うーん・・・なんかよくわかんなかったけど、でもこの二人の逃避行が、結局は今につながってて、そう、影響与えちゃってるのよ。過去に。廻の両親が無事結ばれたのは、廻たちの関与があってのことで。もし廻たちが過去に逃避行しなかったら、廻は生まれてない???やっぱり卵が先か、ニワトリが先か...なんだよなあ。他にもたくさん。色々。廻と翔が過去に影響を与えたことはあって。えーそれってそうだったの ! ? 的な種明かし ( ?)が面白かったわね。辻褄合わせって呼んでるけど。これだけ影響与えちゃってて、で、今の二人があるのなら、もうそれはそれでいいやんって思うのだけれども、なんかふたり、また記憶消されて別れなければいけない ! ?さて、最終回。一体どーなることやら・・・最終回を見て。アタシのアタマが悪いのか、全然よくわからなかったんだけど、時空賊として指名手配中のマギー&キケロが、実は廻と翔で、で、なに ?このふたり、延々と時空を超えながら逃げ続けて生きていくの ? ? ?これはハッピーエンドなのか、何なんだ ? ? ?ん~。あまり突き詰めて考えなくてもいいのか ?二人一緒にいるわけだし ?ん ?^^;
December 17, 2023
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全く関わりを持たない3人の男女のクリスマスイブという、「たった1日」に同時並行で進行する物語を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。12月24日の横浜。きらびやかな光の陰に隠れるように、ある銃殺事件が起きる。容疑をかけられたのは記憶喪失の男・勝呂寺誠司(二宮和也)。落ちていたスマホからは、「早く逃げろ!」と男の声が。警察に追われる逃亡犯になった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていく。時を同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは、慎重でありながら頑固な孤高のシェフ・立葵時生(大沢たかお)。横浜・関内界隈で愛される三代続く老舗洋食屋・葵亭は、80年受け継がれてきた秘伝のソースを求めて遠方から足を運ぶファンも少なくない。しかし、突然店に見知らぬ男が侵入してきて・・・ ?その頃、銃殺事件の現場に直行したのは、ローカルテレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀)。しかし突如、番組の打ち切りを告げられ、料理番組への異動を言い渡されてしまうが、その非情な通達を受け止められないまま、“最後の事件”を追い続け・・・第一印象。 登場人物多すぎ。 - -;主役が3人。大沢たかお、中谷美紀、二宮和也。そしてそれぞれのパートに、登場人物たちが数人。しかも皆、売れっ子の役者さんたちばかりで・・・桜井ユキ、松本若菜、中村アン、井之脇海、小出伸也、梶原善、佐藤浩市、江口洋介・・・・多すぎるって。(汗)なんかギャラの軽費、凄そうなドラマだなあ。;・∀・佐藤浩市。めっちゃギャラ高そうなんだけど、出番はいつもほんの少し。しかも三つのパートのどこにも属さない ?飼い犬を追いかけて、ちょろちょろちょろちょろ。でも不思議とそれぞれのパートとちょいちょい絡む。最初は佐藤浩市の無駄遣いな気もしたけど、慣れてくるとなんか面白い。^ ^;段々とクセになってきた。(笑)ニノくんが殺人の容疑者で、その真相を追いかける報道キャスターの中谷美紀と、なんだか地味に巻き込まれていくレストランのシェフ・大沢たかお。ひとつの殺人事件を軸に、それぞれ微妙にかかわりあいながら、それぞれ描かれていくわけなんだけれども、三つのパートが目まぐるしく変わっていくから、最初は気が散るというか、集中できないというか、見にくいドラマだなあって感じで。多分、初回あたりで脱落していった視聴者多そう。でも耐えて気長に見つづけてると、次第に三人のつながりが増えていくから、面白くなっていくんだけどね。けど、もともと事件モノとか、考察モノとか、あまり好きではないアタシなので、軸になってる殺人事件はどーでもよくて、主に大沢たかおレストランパートを楽しんでいる。(笑)誰が殺人犯だろーが、中谷美紀がキャスターとして事件を報道できようができよまいが、 んなこたあ、 どーでもいい。(笑)レストランという小さな空間でのたわいのないワチャワチャが、アタシには楽しい。ちょっと三谷幸喜の『王様のレストラン』っぽい?でもそのレストランパートも、中盤から動きだすんだけどね。ただの店員役では勿体無いと思ってた桜井ユキが、実はニノくんの恋人だと判明。ちょっとこれは想像もしていなかったからびっくりしたわね。ああでもだからこの役は桜井ユキだったのかと納得したけど。ニノくんが実は潜入捜査の警察官というのも予想外。その辺わかってくると、ちょっと面白くなってきたわね。事件に興味のないアタシでも、ちょっと興味がでてきたわ。ニノくんを潜入させた江口洋介が、実は彼を使い捨てにするつもりだったり。潜入捜査先の組織二代目の中川大志に、ニノくんがいつの間にか、心を寄せだしたり。善悪がひっくり返るから、先の展開が見通せなくなってきている。ドラマ全体のプロットはなかなか面白いんじゃないのかな。ただ、見せ方が下手だったのかもしれない。特に序盤の。だんだん面白くなってきたけど、でも最終回、一番気になっているのは、 佐藤浩市が 無事飼い犬に会えるのか。 ・・・だったりする。(笑) ^ ^;最終回を見て。アタシが見逃したのか、変更された取引場所、なんでみんなに知れ渡ったのかがわからない・・・ニノくん、連絡するヒマあったっけ ?まあいいや。アタシが気になってたのは、佐藤浩市が愛犬に会えるのか。(笑)ええ、最後の最後に会えましたとも。なのでいいの。^ ^;でも佐藤浩市が先代シェフだったとは。(汗)ただの彷徨うご隠居さんじゃなかったのね。^ ^;でもこのレストランのクリスマスディナーのメインディッシュ、「お弁当」はないんでないの ?いくらサービスでタダにしときますって言われても、それはないなあと思うわ。レストランでは非日常的なもの食べたいのにサ。
December 16, 2023
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3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いた、よしながふみの傑作コミック「大奥」が原作。8代将軍・吉宗までの物語を描き好評だった、ドラマ10「大奥」のSeason2。吉宗の遺志を継いだ蘭方医たちが、男性だけに感染する謎の疫病、「赤面あかづら疱瘡ほうそう」の撲滅に立ち向かう姿とその後の物語を描く「医療編」。女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した、幕末・大政奉還の物語を描く「幕末編」の2部構成。これ、season1から通しでカウントしてるのね。第1話、第2話っていうカウント。ずーっと続くひとつの物語として扱うのね。脚本を担当している森下佳子氏による原作のまとめ方が実に秀逸。全21話に収めるべく、それぞれの登場人物たちの細かいエピソードはけずりまくっているのだけれども、必要な場面はちゃんと収めていて、コンパクトにはなっていても、原作が伝えたかったことは絶対に外していない。こういうのって、実力のある脚本家じゃないと出来ないわねぇ。さすがだわ。でも原作の『大奥』って、その細かいエピソードの重なりで、登場人物たちに読者が入り込んでゆけるというか、登場人物たちが愛おしくなるというか。それぞれのエピソードが心に残るものばかりでね。 あれもこれも 削られているのが 惜しい ! ! !出来ることなら、もっと長い尺で描いてほしかった~。あまり削らないでほしかった~。T_Tまた演じている俳優さんたちが、原作の魅力をあまなく伝えていてねぇ。だからこそよりそう思うのだけれども。血のつながった孫を平気で間引く(毒殺)、サイコパス治済を演じた仲間由紀恵。 ・・・怖かった。(汗)原作の治済も怖かったけど、仲間由紀恵のも負けず劣らずコワイ・・・;・∀・昔の彼女のドラマ、『美しい隣人』のサキをちょっと思い出してしまったわ。逆恨みの復讐劇。美人が怖い役をやると、凄みを増すというか、とにかくコワイ。(汗)この治済の孫にあたる(こやつこそ間引きしておいてほしかった・・・)12代将軍家慶。こともあろうか、実の娘に性虐待を繰り返すという。コレを演じるのが高嶋政伸。彼も仲間由紀恵に負けない怪演で。(汗)気持ち悪いことこの上なし。;・∀・ ↑ 誉め言葉 その昔、『HOTEL』で、好青年を演じていたのが嘘のよう。season2には知らない俳優さんが結構出ていたなあ。10代将軍家治役の高田夏帆さん。11代将軍家茂役の志田彩良さん。お二人とも全然知らないんだけれども、どちらも原作のイメージによく合っていたわね。イメージ全然壊してなくて。すごくよかった。高田夏帆さんの家治は軽やかで。志田彩良さんの家茂は聡明で愛らしい。この『大奥』、シリーズ全編通して、配役がものすごくよいと思うわ。アタシ、原作の『大奥』、漫画アプリで読んでいて、しかも無料の部分だけだから、有料の最終巻は未読なのよね。でもラストシーンが気になったから、最終話だけためた無料のコインで購入して読んだけど。^ ^;ああ、そういう風に終わるのかと、これってなにげにジェンダー描いてたりもするのかと、思ったりしたんだけれども、江戸城無血開城のくだりは不明で、今回、ドラマで描かれるのを楽しみにしてる。^ ^最終回を見て。江戸城無血開城は、和宮が頑張るのね。和宮を演じる岸井ゆきのさんが、原作のイメージを崩さず演じていて、よかったわ。どことなく不遜で不気味( ?)で。けれど心を開いてからはかわいらしいところも垣間見え・・・なかなか難しい役どころだったと思うんだけど。史実の和宮は早くに亡くなっているのだけれども、この作品ではどうだったのかなあ。その後が描かれなかったからわかんないんだけれども。わかんないままなのかな ?にしても、西郷がめっちゃ男尊女卑でいけすかなかったーっっっ。それから最後の将軍、徳川慶喜も。原作読んでた時から、慶喜が嫌な奴に描かれ過ぎてて、ちょっと嫌だったんだけれども、 ↑ 現実の慶喜、 そんなじゃないと思うんだが・・・ドラマは原作を超えていやな奴だった。;・∀・演じているのが大東駿介だからかなあ。彼、ヤな奴演じること多くない ?(苦笑)それから家定の死の真相。黄疸・・・妊娠中毒症だったってことなのね。毒殺かと思われたけど、違ったんだ。妊娠自体が死の原因だから、天璋院は自分を責める部分があるかもしれないけど、それでも毒殺でなかったのは救いだったかな。
December 12, 2023
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とにかく映画が大好きなフリーター・久保田ミワ(松本穂香)は、映画愛が強すぎてバイト先のDVDレンタルショップをクビになる。ふとしたことから、敬愛する俳優・八海崇(堤真一)が自宅で家政婦を募集していることを知ると、好奇心を抑えきれず八海邸に偵察に向かう。まさかの偶然で、八海のマネージャー・藤浦(山口紗弥加)に八海邸の新人家政婦と間違えられたミワ。“推し”と同じ空気が吸えるという誘惑に負け、人違いと言い出せず…ホンモノの家政婦・美羽さくら(垣松祐里)は、八海邸の近くで交通事故に遭い、救急車で運ばれる。そしてそばにいたヒロイン・久保田ミワが、間違えられてマネージャーに声を掛けられるが・・・・・・・・・・・。いやこれ犯罪でしょう。;・∀・他人に成りすまして、働いちゃってるんだから、犯罪でしょう。・・・って、まあ原作漫画だし、ドラマだし、まあいっか。(苦笑)でも本物の家政婦・美羽さくらは、外国語ペラペラ、栄養士の資格も持っていて、あとなんだっけか。とにかく色々万能。スペシャリスト。スーパー家政婦なんだわよ。もともと八海邸では、そーゆー家政婦さんを求めていたわけで。けれど久保田ミワは何の資格もない、ただの映画オタク。こんなのすぐばれるじゃん。務まるわけないじゃん。・・・って思うのに、なぜか務まっちゃってる。;・∀・いやいやいや・・・ま、細かいことはいいのか。(苦笑)ホンモノの美羽さくらとも、なんだか和解。親しくなっちゃってるしな。彼女も八海さんのファンなんだってよ。ちょっとご都合主義?でもミワが職を奪っちゃってる格好になってるけど、美羽さくらは仕事どーするんだろ。今、無職 ?とか、どーでもいい心配したりして。^ ^;八海崇役の堤真一さんが、とてもダンディで素敵なんだけれども、逆に素敵すぎて、なんか生身の人間として見れずにいる。プライベートでも、そのまま、俳優・八海崇を演じているかのような・・・ ?もうちょっと人間臭いところあってもいいんじゃないのかな。欠点があっても・・・なんかなあ。ヒロインの憧れの「推し」だから、プライベートでも「神」であり続けるのかなー。とってもダンディな八海さんなんだけど、なんかなんかなんか・・・・うーん・・・でも八海さんがとっくにミワのなりすましを知っていたとは。;・∀・知っていても、美羽さくらでなく、久保田ミワであっても、ミワの本質を好ましく思っていて、そばに置いてたのねぇ。へえ。だったらいいじゃん?なりすましでも。雇い主が了承してるんだし?あーでも雇い主って、マネージャの藤浦さん(山口紗弥加 )なのかな?その藤浦さんも、最初はミワを訝しんでやめさせようとしていたけれど、次第に信頼を置き始めてて...ねーだったらいいじゃんねー?もう。八海さんが突然の俳優引退宣言。そして失踪...まあしばらくしたら帰ってくるんだろうけど。でも行く先も告げずで、みな心配してる。なんか手紙が届いてから様子がおかしなってたし、今、故郷にいるっぽいし、身内になにかありましたかね?これをミワさんが解決に導く?八海さんがホントにやめておしまいじゃないだろーしなあ。この辺の話はドラマオリジナルなのかなあ。最初の方しか原作は読んでないので知らないんだけど、何となくそう思ったり。原作はまだ続いているらしいから、ドラマだけのオチをつけなきゃだしね。^ ^;ミワさんがこのまま家政婦を続けていくのかどうかはわからないけど、(予告を見ると藤浦さんにバレる模様)八海さんにとってミワさんはこの先もかけがえのない大切な人であり続けるんだろうなあ。でも恋人じゃないし、家族でもないし、友人でもないし・・・推しとファンの関係で、この結びつきの強さ。どう表現したらよいのか、なんともいえないものが・・・うーん・・・いっそ恋人にでもなってくれたらスッキリする・・・いやいやいや。でも八海さんって50代半ば設定で、対するミワが30前くらいだっけ ?ホンモノの美羽さくらも同じくらいの年かな。ミワと美羽のような若い娘さんの夢中になる俳優さんが、50半ばって・・・ ・・・オジ専 ? ;・∀・ちょっと不自然というか、なんとなく違和感感じてるの、アタシだけ ?~_~;最終回を見て。疎遠にしていた実母が死にかけているからって、何で俳優まで辞めないといけないのかわからなかったわ。八海さんだけど。お母さんのもとに行かなきゃいけないのなら、それが長期に及ぶのであれば、一時期仕事をセーブして、休養期間か何かにしておけばいいだけのこと。なぜ俳優をやめようとしたのかが納得できなかったなー。話を大きくしたかっただけな気がする。脚本の問題 ?この辺のストーリーはきっとドラマオリジナルでしょう ?ミワさんは身バレして、けじめをつけて家政婦もやめて、それでそのあと、どうしたんだろ。その辺が全然わかんなかったなー。ホンモノの美羽さくらが、のちに本当に家政婦になってたのには、おーって思ったけどね。^ ^;
December 4, 2023
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三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理)が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。大学で東洋史を専攻していたにもかかわらず、三国志に全く興味のなかったアタシ。学科には、三国志を研究しておられた教授もいたというのに・・・苦笑。なので諸葛孔明が現代によみがえって、パリピしていよーが、興味なんかわかなかったはずなんだけれども、扮しているのが向井理と来た。そしてそのビジュアルを見た瞬間、 このドラマ、 絶対見る~ ! ! ! ≧▽≦ …ってことに。(苦笑)いや、向井くん、なんてお似合い。諸葛孔明のそのいでたち。似合い過ぎてて悶死しそう。(笑)孔明のいでたちのままで、カクテルをシェイク。さすがはもとバーテンダーの向井くん。手練れだわね。惚れ惚れしちゃう。(笑)この現代に甦った孔明、すぐに現代に適応していくからすごいわ。スマホも使いこなすし、そう、自分のことエゴサしたりして。(笑)CDはPayPayで購入するし、面白すぎる〜。^_^;その孔明がね、歌手志望の英子の歌声に惹かれて、英子の軍師になるのよ。三国志さながらの策略で、英子の歌声を人々に広く知らしめんと、成功の道へと導いてゆく。歌で太平の世を目指すという。これ、三国志を知っていたらさぞかし面白いんだろーな。アタシ、用語しか知らないからなー。三顧の礼、赤壁の戦い、泣いて馬謖を斬る...ん〜。^ ^;このドラマ、歌手役の配役にも凝ってて、見応えあり。いや、聞き応え?英子役の上白石萌歌ちゃんの透明感あふれる歌声、アタシ好みだわ。ただ優等生な歌声なんで、現代に甦った諸葛孔明がそこまで惹かれるかな?と言う気はする...他の歌手役の人たちの歌声の方が、パンチがきいてたり、高低差がみごとで素晴らしくうまかったり、インパクトあるしね。ミア役の菅原小春さん・・・どこかで聞いた名前だとおもだたら、紅白で踊ってたひとだ!!米津玄師の『Lemon』のとき。美術館で。ミアもダンスするし。でも歌手だから歌うわけで、いや、歌も上手い。すごい ! ! !コレ、最後は孔明、消えちゃうのかな。なんとなくフラグが立ってるかのよーな?英子、サマーソニアが成功したとしても、まだまだだと思うし、孔明必要なんじゃ?原作はまだ続いてるのよね。ドラマはどう終わるのかなあ。最終回を見て。もしかしたらそーなるかもとは思っていたけど、やっぱりそーなったんかいだったわね。 孔明、 消えなかったんかい ! ! ! ;・∀・最終回の感想はこれに尽きる。(笑)
November 28, 2023
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国際テロ組織を追う別班・公安という壮大なスケールの物語。誰が敵で、誰が味方か・・・日本と中央アジアを駆け巡る、予測不能なアドベンチャードラマ。丸菱商事エネルギー開発事業部第二課の課長・乃木(堺雅人)は、中央アジアのバルカ共和国の企業「GFL社」との太陽エネルギープラント事業を担当している。ある日、1千万ドル=約14億円を相手先に振り込んだはずが、1億ドル=約140億円を振り込んだことが発覚。振込の誤送金だ。乃木は9千万ドル=約126億円の損失を1か月以内に取り返すことになり、バルカ共和国へと飛び・・・堺さんはそんなに名前が知られていない頃から好きで、このドラマも堺さんが主役なら見る~みたいな軽いノリで見始めたのよね。まあこのドラマ、秘密主義が徹底していて、放送されるまでどんな内容かいっさい知らされてなかったから、他の人も似たり寄ったりかもしれない ? ? ? かな。でも初回の放送は、主役のはずの堺さんが能動的で主役に見えず、公安の野崎(阿部寛)の方が主役に見えちゃったのよね・・・まあ、阿部ちゃんも好きだからいいんだけど。^ ^;役所広司、松坂桃李、二階堂ふみ・・・他にも主役級の出演者がずらりとそろっていて、なんとも豪華。さぞかし出演料がかさんでるんだろうなと、思ったりしていたけど、阿部ちゃん、こんなに見せ場がある役なら、そりゃこの仕事受けるわなとか思ったり。(苦笑)でも外国に舞台が移って、テロに巻き込まれ、テロの犯人扱いもされ、現地の警察に追われる身になり・・・いやあ。 ハナシのスケールが デカすぎるわ。(汗)ハラハラドキドキの展開で、まるで映画みたいだった第一回、第二回あたり。でも見たいの、こーゆーのじゃないんだよなあとも思ったり。ハラハラドキドキはあまり好みでないのと、もっと身近なストーリーの方が共感しやすいのと。でもこーゆーのじゃないと思いつつも、見続けていたらば、気がついたらこの世界に引き込まれていっちゃったわね。次どうなるの ?どうなるのって。^ ^;VIVANTというのは、別班のこと。自衛隊の闇組織。秘密情報部隊。・・・らしい。コレ、現実にもあるとか何とか、おっしゃってる方もおられるよーで ? ? ?必要とあらば、カンタンに殺っちゃってたりするんで(ドラマの中)、ホントにあったりしたら、ちょっとコワイんだけど。;・∀・主役の堺さん・・・乃木が実は別班だというこのドラマ。出世コースから外れたさえない会社員というのは、世を忍ぶ仮の姿らしい。その別班が調査しているのが、バルカ共和国のテロ組織・テント。実はテントの首謀者は乃木の生き別れた父親(役所広司)で・・・って、うーん・・・ホント、 ハナシのスケールでかい。(汗)役所さんの若い頃の役を、林遣都君が熱演してたけど、役所さんの若い頃の顔を知っている身としては・・・ ↑ 中学生のころからファンだった。 『親戚たち』っていうドラマ見てたな・・・。うーん、林遣都君よりかは薄い顔・・・かな ?~_~;役所さん、お年を召されてから、顔が濃くなった気がする・・・公安で、バルカで極秘の任務に就いていたところ、身の危険が生じたときに、救助要請したら見捨てられたという過去が。乃木と生き別れたのもこの時で。・・・・・・・。見捨てたのってなんで ?誰の命令 ?テントの最終目的は日本だといううわさがあり、そのため、公安の野崎も別班の乃木も動いていて。野崎の上司 ?時政パパ・・・坂東彌十郎さんあたりがなんか怪しくないかい ?とか思ったり。年齢的に、公安で一緒だったりしてないかい ?でもそのテント、実は孤児院をいくつも運営する組織で、テロ活動はタダの請負。孤児院の資金調達のため…って、 義賊 ! ? ;・∀・でもテロおこしちゃったら、新たな孤児が出たりするじゃない ?ソレって本末転倒じゃないの ?と、突っ込み。民間人の犠牲は最小限に・・・とか言ってたけど、それでもゼロじゃないんでしょ ?なんかなあ・・・なんか話のスケールがデカすぎるので、あと一話なんだけど、どうやって終わるのやらだわね。続編のうわさも聞くけど・・・どんな終わり方をするのやら、見当がつかないけど、乃木が無事日本に戻って、薫先生(二階堂ふみ)と幸せになってくれたら・・・とか思う。追記最終回を見て。公安の黒幕はラスト、突如登場した橋爪功だったわね。今は内閣官房副長官らしいんだけれども、こやつが役所広司・・・いや林遣都を見捨てた張本人。自分のミスの発覚を恐れ、隠ぺいのために見殺しにした・・・と。 ラストに 突然出てくるってあり~ ? ;^ω^も~時政パパが黒幕なのかと思っちゃってたわよ。も~。橋爪功に復讐をしようとした役所広司を、別班として息子の堺雅人が撃って止める。死んだかにみえた役所さんだけど・・・生きてんだろーな。ギリギリ急所を外して打つのが得意な堺さんこと別班・乃木なので。続編へと続いてゆく予感。 ^ ^;
September 15, 2023
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浜岡妙子(若村麻由美)は夫・浜岡陽一(マキタスポーツ)と息子のあきら(中川大輔)と暮らす、どこにでもいる平凡な主婦。主婦業とパートをこなしながらも、「お前は社会を知らない」と陽一とあきらからは低く見られる日々。そんな中、妙子はパート先や日常生活の中で誰かに尾けられているような、監視されているような、妙な視線を感じるようになる。視線の主は、女優・若菜絹代(若村麻由美)の事務所関係者。週刊誌のスキャンダルがきっかけで、国外へ失踪してしまった若菜の身代わりとして、そっくりな妙子に謝罪会見に出席してほしいと依頼が・・・これ、ホントは鈴木京香が主演だったのよね。体調を崩され、降板してしまったけれども。京香さん好きだし、ひとり二役と聞き、とても楽しみにしていたからショックだったなあ。体調が良くなってからこのドラマ、撮影したらダメなの?...って思ったりして。でも代役を立てて予定通り放送すると聞き、ガッカリしたこともあったんだけれども、これ、この妙子役、若村麻由美で正解。代役を上手くこなしたとかいうレベルじゃなくて、完全に自分のものにしてる。ていうか、妙子という人物になりきってる。若村麻由美のオーラを完全に消して。そして、女優・若菜絹代と、若菜になりすましている妙子と。三者三様、すべて演じ分けていてすごい。実力派だなあ。京香さんも好きだし、演技上手いと思うけど、そう、鎌倉殿の13人での演技、迫力あったし。北条政子に圧をかける、丹後局ね。でも鈴木京香のオーラが消えてないのよね。若村さんは、オーラを消して、役柄そのものに成り切ってしまえる役者さんなんだと思ったわ。このドラマ、なりすましコメディって銘打たれてたけど、いや違うかな。ちょっと違うような・・・熟年夫婦のあるあるを描いていたり、芸能界や一般社会の不正や矛盾に立ち向かっていったり。大人のドラマかなあって感じ。妙子の真っ直ぐさがまぶしいわね。真っ直ぐな妙子さん、好きだわ。そんな真っ直ぐな妙子さんに育てられたから、息子のあきらくん(中川大輔)も、上司の不正が許せなくて出社できなくなる…新入社員なのに、会社に行ってなくて、最近の若い子ってやる気ないなあ。我慢強くもないのかなあ。とか思ってたけど違ったね。そう、新入社員ってことは22 ?誕生日来てたら23。次男と同い年だわ…と思って見てた。お母さんの気持ちになってたわね。きっと妙子さんも同世代よね。アタシと。妙子さんのダンナさんに対する不満、めっちゃわかるし。(笑)なりすましうんぬんより、その辺がアタシには面白くて。^ ^;ばらばらと、いろんなエピソードが出てくるのよね。取引先にパワハラする、妙子夫の会社の若い社員の話。妙子のパート先のスーパーの、やる気のない若い子の話。妙子の息子・あきらの会社をさぼってる話。若菜絹代の事務所が社員に訴えられてる話。若菜絹代の事務所社長・莉湖(木村佳乃)とその娘との親子の話。・・・・・・・。最初は何なんだろうって思ってるんだけれども、群像劇なのか ?いや違うよなあ。じゃあ何 ?・・・って思うんだけれども、これらが次第につながってくるんだわね。終盤に。なかなか面白い。^ ^視聴率は低いみたいだけど、アタシは好きよ。このドラマ。最終回は、芸能界の不正に登場人物たちが集結して、一丸となって立ち向かう。その手段として、敵を欺くため、ホンモノの若菜絹代と妙子が入れ替わっているような気がするなあ・・・どうかなあ。次回最終回、予告がなかったんで、どうなるのかドキドキ、楽しみ。^ ^;でもあれだわ。なんて奇遇なのか、ヒガシの奥さん、木村佳乃が、親から受け継いだ芸能プロダクションの社長を演じてるのよね。で、社員からセクハラがらみでで訴えられていて・・・これが実は芸能界の隠された不正へとつながっていくんだけれども。いやあ。なんかリアルなアレと被るじゃない ?ジャニーズのアレと。ずっと楽しんでみてたのに、最後の最後でなんかフクザツ・・・^ ^;追記最終回を見て。マネージャーのセシル(円井わん)の思いがすべてのことの始まりだったとは・・・これは予想外でびっくり。;゚Д゚ 私たちの問題は、 多くの人がそれに気づいているのに、 実際には何も変えられないことの方だと 思うのです。 正しさが口をつぐみ、 良心が言葉を飲み込んできてしまったこと・・・若菜絹代にふんする妙子のこの言葉。 ↑ やっぱり入れ替わってた。 ^ ^; タイムリー過ぎる。ジャニーズの問題にもそのまま当てはまる。しかも芸能プロダクションの社長役が木村佳乃だからねぇ。ヒガシの奥さんの・・・偶然なんだよね ?でもこのタイムリーさがコワイ・・・次回、特別編があるらしい。楽しみ♪さらに追記特別編を見て。特別編という名の総集編かな~と思いきや、いやいやいや・・・オモシロイ ! ! !総集編ではあるけど、ちゃんとストーリーがあって、パート仲間の真由美(猫背椿)が、再び替え玉依頼で連れていかれた妙子(若村麻由美)のことを、何者かに拉致されて、もしかしたら殺されてるんじゃないかと勘違い。で、大騒ぎ。(笑)もともとなりすましコメディって銘打たれてたけど、実際はちょっと違うテイストだった気がする本編。でもこの特別編こそが、そのなりすましコメディだった ! ! !(笑)若村さん、更に一役増えて、イタリア人のそっくりさんにも扮してたわ。すごいわ。ちゃんと演じ分けてるし。海外の妙子さんに何か起きたみたいなんだけど、また続編ないかしらん ?^ ^;
September 14, 2023
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父1人娘1人の父子家庭で、ろう者である父の耳代わり口代わりを務めてきた娘が、ふとしたきっかけで出会った男性と恋に落ち、結婚するまでの親離れ子離れの物語を明るく温かく描くホームコメディ。野々村静(吉岡里帆)は、地元商店街で写真館を営むろう者の父・純介(笑福亭鶴瓶) と二人暮らしをしている。静は純介の通訳、家事、送迎など甲斐甲斐しく働いており、地域から愛されながら暮らしていた。そんな時、地元商店街を対象とする、大規模な再開発「スマートシティときのき」計画が持ち上がり、計画を知った地域住民たちは、街ぐるみで行政、都市開発事業者と対立を深めていく。そんなさなか、計画を推進する会社の社員である道永圭一(中島裕翔)と静は親密になり、何事も物事の本質を素直に問いかける彼との交流の中で、これまでの人生の中で抱えてきた周りの人と上手くいかないことへの悩みや父純介との関係を深く考えるようになるが・・・このドラマ、 めちゃくちゃ 良いドラマ ! ! ! T_T毎回、心が温かくなって、毎回、うるっとしちゃってる。秀作だわ。とても秀作だわ。いや評判は耳にしていたのよ。去年、BSで放送されてて、いいドラマだって。以前から。見たかったけど、うちはBS見れないから・・・ ↑ ダンナがケチでも今回、地上波で放送してくれて嬉し~。*´▽`*吉岡さんは、普通の子を演じるとうまいと思う。そのへんにいそうな平々凡々とした子。うまいと思う。売れ始めた時は、エキセントリックな普通じゃない役柄が多かったんだけどね。『あさがきた』のあさの娘の友達とか。あさみたいになりたいってガンバル子。あと、『カルテット』のありすちゃん。あの得体のしれない魔性。ラストの『人生、チョロかった ! !』は、いまだにインパクト大過ぎる。 ^ ^;でもあれからいろんな役柄を演じてきて、どんどん演技もうまくなって・・・今は普通の子を演じるのがうまいと感じている。このドラマは、父と娘の物語であり、ろう者の物語であり、聞こえない親を持つ健常者の子供(CODA)の物語であり、衰退していく田舎の町のこれからの姿を問う物語でもあり・・・いろんなことを丁寧に描いているなあと思ったわね。ドラマでさあ、再開発反対ってハナシが出てくると、たいてい住民側が勝っちゃうのよ。なんかミラクルなエピソードで。でもこのドラマは違う。開発会社の社員の圭一(中島裕翔)が、真摯にこの問題に取り組んでいて。住民の心を組んだ再開発にしたいと。昔捨てたくないとごねたランドセルを、財布に作り替えてもらったこと。そんな風にこの町も再開発したいと。斬新だと思ったわ。現実的だとも思ったし。その圭一。ちょっとアレなのかな。軽い発達障害の気がある感じ ? ? ?空気読めないし、目の前の事実にそのままストレートに反応するところとか。やっぱりそんな感じだった、数年前のドラマ、『デート』。杏演じる依子がそんな感じだったわね。あの依子に喋り方とかそっくりだなあと。でさ、その依子に求婚する青年をこの中島裕翔くんが演じてたのよ。 ・・・依子を 参考にしてなあい ? て、勘ぐり。(笑)でも何の忖度もしないが故の圭一の物事の本質を素直に問いかけるところに、静はたくさんたくさん救われて・・・ 夢はなくったっていい。 夢は追いかけるものではなくて、 向こうからやってくるもの。 壁は乗り越えてはいけません。 必要だからそこにあるんです。 引き返して別の道を探すものかと。圭一の発言には、いつも目からウロコ。静だけでなく、アタシもちょっと感銘を受けちゃってたわよ。^ ^;そんな圭一のお母さん(宮田早苗)。息子に甘々の子離れできない人っぽく見えてたけど、いやいやいや。静パパが耳が聞こえないのは遺伝するかもしれないと告げた時、筆談するパパのその手を止めて、 私たちにはあなたがいます。 と。 そのときは あなたがその子に教えてください。 どうやったら あなたみたいに 楽しく生きられるのか。・・・いやあ、このお母さん、スバラシイ。見かけによらない。(笑)アタシ、このお母さんみたいなこと、即座に言える自信ない。スバラシイ。このシーン、とても好き。このドラマで、初めてろう者の親を持つ健常者の子供の内情を知ったわ。CODAと呼ばれているんだそう。ろう者である親との接し方の癖が、そのまま普段の生活にも出てしまい、相手の顔をじっと見つめてしまったり、指差ししてしまったり、必要以上に相手のことを察してしまったり・・・そのせいで、異性に気があるのではないかと勘違いされたり、トラブルがちょこちょこ。それゆえ媚びてるだのなんだの、周囲のひとに嫌われることも多々。その悩みをすべて吹き飛ばしてくれたのが圭一なんだけれども。あなたはなにも悪くないと。 あなたは媚びてないし、 あざとくないし、大げさでも、 うざくも、きもくも、怖くもないし 不幸自慢なんかしていません。 あなたをそう見る側に なにか理由があるんだと思います あなたに そうであってほしい何かが。 そういえば、静がパパを呼ぶとき、お手玉を投げるのね。あと、体をトントンと叩く。振り向いて、と。ああそうやって会話を始めるのかと、初めて知った。そうよね。最初から自分の方を見てくれてるわけじゃないものね。日常生活では。耳が聞こえない人のドラマは最近多いし、昔からいくつかあったけど、そーゆーシーンって今まであったっけ ?ちょっと記憶にない。あったとしても、シーンとしては多くはなかったのでは?このドラマはリアル。何度も何度もでてくるから。そう言えばこのあいだ、スーパーで、ろう者のお母さんと小学生の男の子を見かけたの。男の子が何か悪さをしたのか、お母さん怒り狂っちゃって、言葉になっていない言葉を大声で発してやまず。誤解を恐れず言えば、怪獣の雄叫び以上。 うおるるるるるるーっっっ。 ・・・・みたいな感じで。しかもエンドレスなんだわよ。ちょっとヒートアップしすぎ。明らかに。気が短いお母さんだったのかなあ。男の子は必死でお母さんの体をトントンしてた。お母さん、僕の話を聞いてって言ってるんだなって思ったわね。リアル静ちゃんだなあって。ちなみにそのお母さん、子供をガン無視。ずーっと雄叫びのような声を発しながら怒り狂ったまま、男の子を引きずるようにして歩いて帰っていったわ。こういうと怒られるかなあ。自分聞こえないこら、今発している声がどう人に聞こえてるかわからないのよね。たぶん音量も分かってない。あの大声はちょっとありえなかった。普通じゃなかった。工事現場でもかき消されないんじゃないかと思っちゃうようなものすごいレベル。周り一斉に振り向くし、男の子はいたたまれないんじゃないかと...お母さん、ちょっと堪えて欲しかった。健常者だってあの怒り方はあり得ないし。ただのヒステリーになっちゃってるし。なんとも言えない気持ちになったなあ。ちょうどドラマ見てたし、CODAについて色々考えちゃったな。圭一がパナマに栄転になって、静についてきて欲しいと言う。でも静はパパをひとりにできないとそれを泣きながら断って...これは子離れ親離れの物語なので、最終的には二人は結婚するんだろうなと思う。そこにたどり着くまで、次回最終回、どんな感動物語を見せてもらえるか、楽しみにしている。^ ^追記最終回を見て。さくら先生(木村多江)のこの言葉が印象的。 その人が可哀想かどうか 決められるのはその人だけ。 人の可哀想を、 勝手に決めてはいけません。耳の聞こえない静パパのことを可哀想という子供たちに言った言葉がコレ。娘と仲良く楽しく暮らしている静パパと比べて、離婚して、息子とも離れ離れ。ひとりっきりの自分の方が耳は聞こえても可哀想だ、と。なるほど。(苦笑)親離れ子離れ。パパのことが心配で外に出ていけないのではなく、自分が不安で出ていけないだけだ。そのことに気がついた静は、圭一との結婚、パナマ行きを決意。町のみんなが開いてくれた結婚式のあと、空港へと向かうその時、パパが しずかー と、声に出す。何年ぶりのことか。その発音がおかしいと、小学生の時、静が男子たちにからかわれて以来のことで。あーもー、泣かされたわあ。ここでパパが静の名前を呼ぶとは。ほんとにいいドラマだったなあ。
September 12, 2023
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2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。キュレーターになるという夢に向かって歩きはじめた、18歳の妊婦・仲川有栖(福原遥 )と、アラフォーで恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田恭子)。大学入学直前に妊娠が発覚し、戸惑った有栖だったが、恋人に逃げられてもひとりで生む決意をしていた。また、仕事も結婚も子供もすべてを手に入れられると思っていた瞳子も、気づけば独身のままもうすぐ40歳。しかも子宮内膜症であることが判明。結婚しても子どもは持ちにくいかもしれず、その事実にショックを受ける。そんな二人がひょんなことから出会い、おせっかいな瞳子は、あぶなっかしい妊婦の有栖と同居することにして・・・ キュレーターと 学芸員の違いってなに ?・・・って根本的なところがよくわからなくて、ちょいと調べてみたらば、美術館に所属するのが学芸員。フリーランスなのがキュレーター。・・・らしい。けれど最近は、美術館に所属していてもキュレーターと名乗ることも多くなってきているとか ?・・・・・・。なんじゃそりゃ。余計にわからんじゃん。´-ω-`アタシがキュレーターという言葉を初めて聞いたのは、元皇族のお姫さんがメトロポリタン美術館でどーのこーのと噂された時だったわね。メトロポリタンのキュレーターは、超優秀で博士号を持ってないとなれないと聞いたのに、元皇族は何でも叶っちゃうのねー、特権サマサマやりたい放題ねーって思ったんだった。いや日本の普通の美術館だって、学芸員なんてなかなか採用されないのよね。採用枠が少ないから。博物館の学芸員もしかり。 ↑ なりたい史学科の学生は たくさんいるけど、 皆あきらめる職。そんな職業を夢見てる18歳のヒロインが、望まない妊娠をして、ひとりで産む決意をして、でも夢もあきらめない・・・いやいやいや。 無理。 ・・・って断言しちゃうわよ。 五十路のおばちゃんは。 子育てなめんな。 ・・・だわよ。 - -;子供が小さいうちは、24時間コンビニ状態の育児だったわよ。自分のお母さんに、どっちが母親だかわからないくらいに手伝ってもらえるのなら、(言い方悪いけど、 育児ほぼ丸投げ状態・・・)夢も子供も手に入れられるかもしれないけど、ひとりじゃ無理だわよ。有栖のおかあさん、亡くなってるし。大学の勉強だって大変なはず。まずなるの無理って言われるキュレーター目指すんでしょ ?すごく大変なはず。それから生活費は ?子どもを育てるのって、めちゃくちゃお金かかるんだけど・・・将来の学費とか諸々。まだ学生で、働いてなくて、ソレで子供 ?大学は続けるし、なるのが難しい夢の職業もあきらめません ?もう言ってること、やってること、 破綻してますが ? ? ?でもドラマだから、子供も夢も手に入れちゃうんだろーなー。そもそも偶然知り合った瞳子がアートスペシャリストって。(汗)でもって、若手のキュレーターの育成にかかわっているってさー、 ご都合主義も ほどほどに~。 ´-ω-` ・・・なんだけど。瞳子を通して、夢の方も達成されちゃうのかなあ。んな都合のいい偶然、ありかよ~って感じ。いくらドラマといえども。深キョン好きで、復帰作ってことで見始めたんだけれども、ありえない設定にちょっとイライラ。深キョン演じる瞳子も、40からでも子供が産めると思ってて、それもあり得ないって思ったわね。まったく産めないわけじゃないだろうけど、産めた人は運がよかった人。普通は妊娠しにくくなってるし、ムズカシイと思うよ ?子宮内膜症でなくてもムズカシイと思う。本気で産みたけりゃあ、遅くても30代半ばには・・・じゃない ?設定に突っ込みまくりでイライラしたドラマだったけど、有栖が出産後、少し大人になった感じがして、そこからはちょっと見やすくなったかも・・・ ?出産シーンの尺が長かったのもよかったわね。考えの甘いところが目立った有栖が出産を経て大人になっていく過程だから。出産後、逃げた元彼(八木勇征)が戻ってきて、謝罪。深い後悔の念を抱いていて、有栖とやり直したいと有栖の父に殴られるのを覚悟で許しを請う。有栖のお父さん・・・ヤスケンさんの演技が秀逸。壁ドンでいまにも殴り掛からんとしながらも、その手を引っ込める。彼を許したわけじゃない。けれどかわいい孫の父親であるという事実。それゆえなんだろう。有栖は元彼の申し出を断り、けれど子供には彼が父親であることはちゃんと伝えるという。子供に誇れるお父さんになって、と。そして彼の父母も誘い、皆でお宮参りにも行く。妊娠が発覚したとき、頭ごなしにおろすよう、迫ってきた彼の母親(シルビア・グラブ)にも子供を抱かせて・・・ 有栖、心が広い ! ! !アタシだったら絶体抱かせない。(苦笑)出産という命がけの大仕事を経て、瞳子やそのほか、いろんな人たちの助けももらい、子供を育てている日々。それが彼女を大人にし、優しくもしたのかな ?・・・まあ、ドラマだし ? ^ ^; ↑ あの元彼母はなかなか許せないと思うよ、 ふつう。 元彼が子供に贈ったガラガラを、別れ際に子供が喜んで振るその音。切なかったなあ。その音に涙する元彼。大きな後悔。決して取り戻せない大切なものを失った・・・嫌というほどそれをかみしめて、それでも前を向いて歩いていく。元彼の演技も秀逸。クソ彼氏だと思っていたけど、本質的には悪い子じゃなかったんだろうね。あのお母さんが強引に仕切っちゃっわなかったらなあ・・・。元彼くんも大人になったよね。・・・・・・。働いて養育費は送りなよ ?^ ^;子供を産む前の考えの甘い有栖には辟易としていたけれど、子供を産んだ後のこの辺りの話はよかったと思う。あーただ、この取り込み真最中に乗っかるよーに、有栖に告白しちゃった友人の祐馬(鈴鹿央士)。いや子供生まれたばかりで恋愛とかしてる余裕ない女子になにコクってんねん。・・・って感じなんですけど ?´-ω-`オトコどーでもいいから。この時期。(苦笑) ↑ ダンナすらどーでもいい。 ^ ^;この小さな命をどう無事生かすかしか考えられないから、普通。有栖も断ってたけど、でもどこか悲しそう ?自覚がないだけで本当は好き?いやあ・・・親の反対押し切ってダンサー目指してる男子なんかと恋愛してる場合じゃないでしょ。 子ども食べさせてくれる 男じゃないと ! ! ! ^ ^;この子、お坊ちゃまなのよ。瞳子の会社の社長の息子なのよ。親は後を継いでもらいたいのよね。そう、跡継ぎになって、社長になって、それから有栖とくっつけば ?キュレーターになる後押しもできるじゃん ?と、人生の酸いも甘いも知り尽くした五十路のおばちゃんは思ふ。超打算的。(苦笑)^ ^;愛だけじゃあ生きてけないのよぉ。お金ないと生きてけないのよぅ。でもこのお坊ちゃま、一度は夢をあきらめて、お父さんの会社に入ったけど、またダンサー目指しちゃったわねぇ。どーなることやら。演じている鈴鹿くんのダンスがそんなにうまくないので(苦笑)、あきらめた方がいいよとつい言いたくなるんだけど・・・苦笑。『~ふたりなら夢も恋も~』ってサブタイトルにあるけどさ、そんなに簡単に何もかも手に入れてほしくないかなあ。たとえドラマでも。現実はやっぱり難しいことだらけだと思うので。瞳子、結婚するみたいだけど、それで簡単に子供ができちゃったりしたらしらけるし、有栖も瞳子の会社のプレゼン通っちゃってさあ。それを機会にトントン拍子でキュレーターになっちゃったりするのも・・・ちょっと夢物語過ぎて。と、ひねたオバちゃんは思う。^ ^;だってさあ、うちの次男、必死で勉強したのに、院試落ちたしさあ。学力試験は通ってたのにね。面接でね。現実ってそうなのよ。次男の涙を思うと、ドラマの世界とはいえ、バンバン夢がかなっていくと、ちょっとイラつくわ。そう、フィクションだとわかっていても・・・このドラマ、ちょっと見るタイミング、よくなかったかも・・・~_~;追記最終回を見て。なーんか有栖ってば、10代の大学生シンママのくせに、余裕の生活してるように見えたなあ。友達とお茶してたり、若手キュレーターの育成プロジェクトに参加してて、ソレって仕事なのに、忙しいはずなのに、それでも大学にもちゃんと通えてる。育児と仕事と学校と、あと遊び ?子供を保育園に預けてるから可能 ?その保育料ってどこから出てるの ?生活費は ?子供もそんなにぐずらないしなあ。普通はもっとぐずるし、ハイハイするようになったら、動き回って目が離せなくて大変なのに、いつもおとなしい。お人形さんみたいだわ。ドラマにリアルを求めるのってナンセンスなのかもしれないけど、あまっちょろいシンママ夢物語に思えて、鼻白んででしまった・・・´-ω-`ダンサーくんと恋愛まではじめちゃったからねぇ。どんだけ余裕なの~だわ。ただ、瞳子と有栖のお母さんが知り合いだったという設定は思いがけなくていいわね。ふたりの縁がそんなところからもうあったのか・・・みたいなの。いいわねって思ったかな。そーゆーミラクルは、ご都合主義でも許せるわ~苦笑。^ ^;
September 9, 2023
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夫と子どもに恵まれ、医師として順風満帆な生活を送る真壁陽子 (稲森いずみ)。札幌出張から戻った夫・昂太 (吉沢悠) と深く愛し合った翌朝、夫のジャケットから女物のリップ が転がり落ちた。その時は気に留めていなかったが、その日夫のマフラーから、自分のものではない一本の長い茶色の髪の毛を見つけてしまう。愛しているから夫を信じたかったが、一度抱いた不信感はぬぐい切れない。とうとう不倫の確証を見つけたその時、陽子は、同時に信頼していた同僚や隣人たちの裏切りをも知ることになる。そして、夫が隠していたもう1つの重大な秘密と、明らかになる不倫相手(優希美青)の妊娠――。徹底的に夫を追い込むべく、ヒロインの苛烈な復讐が始まる・・・30分ドラマなのがいいわね。内容が重いから、これくらい短いのがいいわ。ハラハラドキドキ。毎回、テンポよく駆け抜けていく感じ。コレ、もとはイギリスのヒットドラマなんだって ?韓国版のリメイクもあるとか ?ネットで調べて、ザーッと本家のあらすじを追ってみたけど、このドラマ、日本風に微妙にアレンジしてる感じ ?信じていた夫に裏切られた悲しみ、悔しさ、苦しさ。揺れ動く妻の心情を、日本人らしく表現してる感じ ?それをヒロインの稲森いずみがよく表現していると思うわ。稲森さん、どんどん美しくなっていくなあ。年を重ねるほどに美しくなっていく。若い時の稲森さんより、今の方が好きだわ。『ロングバケーション』のころは全然好きじゃなかったし。キャビキャビしてて。今の稲森さん、ちょっと三田佳子に似てる・・・ ?若いころのね。三田さんにね。なんとなく・・・まあ、美人にはどこかしら共通点があるってか ?^ ^;このドラマ、始まりが怖かったわ。夫の浮気相手は誰って、身近な人を疑い始めて。でも疑っていた人たちはみな違って、でもでも彼らはみな、夫の浮気を知っていた・・・という事実。知っていて、みな陽子には知らないふりで。夫と愛人の不倫旅行に同行してる人たちもいたり。も~コワイ、コワイ。夫の浮気もあれだけど、皆に騙されてるのはきつい。きつすぎる。人間不信になるレベル。(汗)でもやっぱり一番アレなのは、ダンナだわね。くず中のくず。愛人も妻もどちらも愛してる~とかほざいてるし、それだけでなくて、妻が親から譲り受けた財産を着服したり、子供の学資保険も勝手に解約。そもそも、まともに仕事がなくて、一家の働き手は医師である陽子。巷では逆玉って呼ばれてて。ろくに働かず、妻に稼がせてお金を使いまくり、愛人まで作る。しかも妻も愛人も愛してる ! ? はあ ! ? ふざけんな ! ! ! ・・・って、 ここで飛び蹴りくらわしたいわね。 - -゛このダンナと比べたら、某木曜ドラマのセックスレスダンナなんて、かわいいもんだわ。くずって呼べないわね。ホンモノのくずはこっち。陽子のダンナ。- -゛不倫相手の若い女(優希美青)もなあ。妻との関係は冷え切っているとか、離婚するとか、アレ本気にしてるのって、典型的なパターンというか、不倫するよーな男のいうこと、まともに信じちゃだめよねぇ。にしても、陽子が不倫相手の家(知り合い)に乗り込んで、すべてをぶちまけた時、 くそばばあ ! ! ! ・・・って叫びながら、陽子の頭を殴打するあれ。ちょっと唖然。いやふつうやる ?寝取ったのは自分の方で、親にぶちまけられたからって、怒れども頭殴るか ?しかもくそばばあ・・・;・∀・ちょっと違和感感じてたらば、そのシーンって本家イギリス版にあるみたいで、あー・・・なるほどね。西洋の人ならやるかもしれない・・・うーん。リメイクでこのシーンは外せないと思ったのかな。本家の見どころだったのかもしれない。・・・けど、日本的にはちょっと違和感。^ ^;違和感といえば、陽子の息子の凪。離婚の決意を述べた陽子に対して、 パパが浮気したのは 仕事が忙しいママのせい。 よそのママみたいに そばにいてくれなかった。 そばにはパパがいた。 だからパパが好き。 パパを許してあげて。 はあ ? ・・・って思っちゃうこの発言。凪、いくつだ ?パパに仕事がないからママが稼がないと生活できないって理解できる年だよね ?それに陽子ママは料理とか頑張って作ってたじゃんよ。仕事してても家事はしてたよ ?そこに感謝とかないわけ ?挙句の果てに、パパの浮気を許せ ?ママのせいだから許せ ?ちょっと理解に苦しむ。なにこの息子。アタシ、息子にこんなこと言われたら、ショックすぎるわ・・・これも本家ドラマに沿ってるのかなあ。何となく違和感だったよ・・・ヒロイン陽子ももちろんショックで、打ちのめされてて、それでハサミを取り出し・・・まさか息子を刺しはしないと思うんだけど、まさかね ? ? ?;・∀・最終回、陽子に幸あれと願うわ・・・ドキドキ。^ ^;
June 28, 2023
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吉野みち(奈緒)はフタバ建設・営業推進部で働くOL。結婚して5年になる夫・陽一(永山瑛太)との仲は良いが、いつの間にかセックスレスになって2年。そのことで、みちは人知れず悩みを抱えていた。またみちの上司・新名誠(岩田剛典)も、ファッション誌でバリバリ働く妻・楓(田中みな実)とのセックスレスに悩んでおり・・・原作の漫画、漫画アプリで無料のとこだけ読んだことあるんだけど、レスされる側、レスする側、双方の心理を丁寧に細やかに描いていて、いい作品なのよねぇ。絵柄もキレイだし。人気が高い作品のようで、いつかドラマ化されるかもなあとは思っていたけど、セックスレスというテーマがセンシティブなので、実写で描くのは難しそうだなあとも思ってて。ん~。製作スタッフが、かつての『昼顔』と同じなのだそうで、だからかセックスレスがテーマなんだけれども、『不倫』寄りになっているよーな・・・ ?気がしなくもない。レスされる側同士のみちと新名。ふたりの『不倫』を描きたい ?みたいな。原作漫画はちょっと違って、それぞれの夫婦の形を模索している感じ ?あくまでも描きたいのは、『セックスレス』なんだと思うのよね。この原作とドラマの違いがあるからか、ドラマでは、楓がみちの夫・陽一のもとへ不倫の告げ口しに行こうとしたり、新名と陽一の直接対決を描いたり。あああと、陽一の浮気相手・三島さんがみちと対面して、陽一も含めて一緒に食事したりとか。なんかいかにもなのよねぇ。そう、安っぽいメロドラマみたいで、あまり好きではなかったわ。原作にはないのよ、こんなシーンの数々。『昼顔』じゃないスタッフで作ってほしかったかも ?しれない。まあ陽一の職業設定からして違うし。原作では会社員だし。別物として楽しむべきなんだろうけどね。でも原作がいいからなあ・・・ん~。あー陽一の職業。ドラマでは、喫茶店の雇われ店長。この職業設定は、あのセリフと関係しているのかなあって思っていたのだけれども、『あのセリフ』、出てこなかったわよね ?みちと『しない』理由。喫茶店で欲しくもないけどオーダーしないわけにいかず、とりあえず頼んだアイスコーヒーを眺めながら、 もう味も においも全部わかってる。 それに加え、 喉も乾いていないのに飲めって 言われているみたい なんだよなぁ・・・ ・・・って心でつぶやいたあれ。原作で読んだこのセリフ、なんともインパクト大過ぎるセリフだったけど、でもドラマでは出てこなかったな・・・言わせると、陽一のくずっぷりがさらに増しちゃうから ?瑛太君には言わせられなかった ?^ ^;ドラマの陽一もくずっちゃあくずだけど、『しない』のは『妻だけED』ってことになってるし、三島さんとの浮気も、他の女性とならできるのか、試してみたかった感じにしてたし、なんかちょっとずるいなあって思っちゃった。原作通りのくずでよかったのに。(苦笑)三島さんとはつい勢いでやっちゃったのよ。くずよ、くず。子供欲しくないのにそれ黙ってみちと結婚したらダメだよなあ。結婚において、子供を持つか持たないか。それは自由だけど、ちゃんとお互いの気持ちのすり合わせはしとかないと。アタシ、ダンナにめっちゃ聞かれたもん。結婚前に、子供を産む気があるか。ない人とは結婚しないつもりだったんじゃないかなあ。もーねー、しつこいくらい聞かれたから、 子供はいらないって 言ってる女と付き合って、 もめた過去でもあるのか ? ・・・って思ったわね。 ~_~; ↑ あるのかもしれない。(苦笑)みちもさ、子供を産んで、家族を作りたいって思うのなら、新名さんの手を取ればいいのに。ひとりで生きていくなんて言わずにさ。お互い離婚して、フリーになるのに、また新名さんを振ることないのに。まあこのままそそくさとくっつくのも虫が良すぎるといえばそうで、わからんでもないんだけど、でもねぇ・・・二回もみちに振られた新名さんがカワイソウで。^ ^;みちの幸せというより、新名さんの幸せを祈っちゃう。(笑)てわけで、みちと新名さん、くっつかないかなあって思ってる。みちではなく、新名さんのために ! !^ ^;最終回を見て。この最終回をめぐって、ネットでは大荒れ。(汗)賛否両論。でも否が多め ?いやだって、みちが陽一の元に戻っちゃうんだもんな。元さやなんだもんな。 いっちゃんありえねー。 - -゛ ・・・な展開。新名さんとくっつかないのなら、ひとりで生きてけよ。´-ω-`結局なんだ ?みちと陽一夫婦の痴話げんかに、新名夫婦が巻き込まれただけのハナシか ?これ。セックスレスでもいいのかね ?子供いなくてもいのかね ?それでも『陽ちゃんが好き 』 ?まだ若いのに、そんなに達観できるモノかなあ。原作が完結していないから、どう終着点を定めるのか、難しかったんだろうなとは思うけど、だったら連載中の漫画をドラマ化するの、やめてくれないかなあ。原作漫画は、きれいさっぱり離婚して、前を向いてるよ、みちは。元さやはないと思う。原作の方が陽ちゃんもっとくずだし。自己中だもん。ドラマの陽ちゃんは、ちょっと手加減して描いてたよなあ。こーゆーラストって決めてたからなのかなあ。元さやしたいと思えるダンナさんにするために ?・・・ってちょっと思った。新名さん、何度も何度もフラれてかわいそーに。;・∀・
June 22, 2023
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やり手のキャリアウーマンながらズボラな主人公が、会社の後輩で、家事が圧倒的に得意な「家事力最強男子」を嫁(婿)に迎える社会派ラブコメディー。速見穂香(波瑠)は、大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」営業部で働くOL。5期連続で営業成績ナンバー1獲得。「営業の神」と称されるエース社員。後輩の山本知博(高杉真宙)は、完璧な穂香に憧れを抱いていたが、それは会社だけの顔。プライベートでは、散らかった部屋に住んでいるとでもないズボラ女子で・・・なんか最近、この手のストーリー、よく見るよーな・・・ ?仕事はできるけど私生活はズボラ女子とか。それを家事が得意な男子がフォローとか。恋愛関係なしで家事分担目的で同居。(同棲 ?)もしくは偽装結婚。それがいつしか恋愛に・・・いくつもタイトル浮かんじゃうわね。(苦笑)なんか手あかがついちゃってる気がするなあ。お腹いっぱい感。^ ^;でもこのドラマ、他の類似ドラマと比べると、ずっとずっと軽くてふわふわっとしてて、コメディ色もちらほら。漫画チックなドラマだったわ。なんかそのフワフワ感が余分なこと考えなくていい感じで、気軽に見れちゃったわね。原作漫画らしいんだけど、原作もそんな感じなのかなあ。脇役がね、キャラ濃いのよね。山本くんの兄達(竹財輝之助・古川雄大)とか、会社の同僚赤嶺(仁村紗和)さんとか。花菱(前田拳太郎)くんもわりも濃いかなあ。前述二人よりかは薄いけど。(苦笑)そーゆー濃い脇役達も、最初は楽しんでたけど、回を重ねるごとに少々疲れてきたかも?(苦笑)なんだかミョーな寸劇を見ているかのような?本人不在での脇役たちで勝手にやってる結婚式決め騒動とか。あれ騒ぎすぎ、尺長すぎ、面白くなさすぎ。- -゛ん~ 。もうちょっとさじ加減してほしかったかも ?にしても、出ている俳優さんたち、ほとんど知らない人たちばかりなのよねぇ。 ↑ アタシだけ ?ヒロインの波瑠ちゃん以外はよく知らない人たちばかりで。(汗) ・・・もしかして低予算 ?(苦笑)あー・・・高杉真宙くんは何かで見たことあるな。『婚姻届けに判を押しただけですが』かな ?あと、穂香の両親も知ってる。宇梶剛士さんと富田靖子。;・∀・ 逃げ恥と一緒っっっ。(汗)わざとのキャスティングなんだろうけど、ちょっとやりすぎかなあ ?な、気がする・・・^ ^;にしてもなんかひっかかるのよねぇ。この『お嫁くん』てーの。穂香は自分のこと、『ダンナ』と呼ぶ。山本君より稼ぐから ?男が家事してもいいのよ。別に。女がバリバリ稼いでたっていいし。男女関係なく、個人の資質にそって好きなように生きればいいと思う。でも家事する人を『嫁』と呼び、稼ぐ人を『ダンナ』と呼ぶのは何か違う気が・・・『嫁』が稼いで、『ダンナ』が家事でもいいじゃんって。『嫁』=夫婦の片割れで女性『ダンナ』 = 夫婦の片割れで男性なんだと思うのよ。単純に。 ↑ 同性婚もあるから、 これもジェンダーの問題が絡むと 異論が出そーだけど。(苦笑)その性別呼称に固定した役割乗っけてるみたいでなんかもやっとしちゃったのね。まあ逃げ恥ならともかく、このドラマ、そんな事真剣に考えるのも似合わないくらい、フワフワっとした寸劇コメディなんだけど。^ ^;無事結ばれたのに、なんか仕事のことが絡んで、距離を置くとか穂香が言い出して。穂香は山本くんに、夢をあきらめずに自分のしたい仕事を頑張ってもらいたいみたい。それはわかるけど、行きたい部署には落ちたわけで、なのにそれ言うかって思ったし、それに二人ともバリバリ仕事したら、『家庭』を維持するのは難しいだろうね・・・食卓には毎日お惣菜が並ぶと思う。それかカップ麺・・・ん~。なんかメンドクサイな。ふたりめでたく結ばれました。仲良く暮らしましたとさ。で、さくっとハッピーに終わってほしい・・・苦笑。 ↑ このドラマには 小難しいことは期待していない。 ^ ^;最終回を見て。山本君のしたい仕事・・・商品開発の仕事は、もう九州の子会社でしかできない。それで遠距離恋愛となった二人。穂香が言い出して、いったん別れたけど、ドラマ王道パターンでの空港まで追っかけ、ギリセーフ間に合っての告白。ハッピーエンド。めっちゃ王道過ぎてるけど、このドラマにはお似合いかな。ふわふわっとほっこりハッピーにまとまった感じでよかったわ。某木曜ドラマの終わり方がクソだったので、このドラマは安心安定。よかった、よかった。^ ^;
June 19, 2023
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あなたは大切な人のすべてを 本当に知っていますか――?秘密を抱えた夫婦は、愛するがゆえに疑い合う。これは、《秘密(unknown)》を抱えて生きる2人の《究極の愛》を描く物語。果たして、こころは、虎松は、お互いを信じることができるのか…?平和な町で暮らし、愛を誓い合った2人―こころ(高畑充希)と虎松(田中圭)。しかし実は、それぞれ決して言えない重大な秘密を抱えているため、なかなか結婚に踏み切ることができずにいる。さらにそんな2人が暮らす町で、凄惨な殺人事件が発生。あろうことか、その事件に2人がひっそり背負って生きてきた暗い秘密まで交錯していき…?妻にも夫にも秘密があるって言う触れ込みだったけど、てっきり離婚歴を隠してるとか、隠し子がいるとかの類だと思ってたらば、 吸血鬼って...汗。そう、こころってば吸血鬼なんだってさ。ちょっと面食らったわね。;・∀・思ってたのと全然違うドラマだなー。もっと普通の人間ドラマかと思ってた。ファンタジーならちよっと見続けるのつらいかもー・・・って思ってたんだけれども、ファンタジー設定に、殺人事件がからんでミステリー展開に。これが結構興味を引いて、面白く。医療モノや刑事モノ多発の昨今のドラマ界。たまにはこんなのもいいかもしれない ?^ ^;でも中盤、吸血鬼設定あまり必要ない感じだったりして、別にファンタジー要素なしでも同じようなストーリー描けたんでないの?とも思ったり?でもでも終盤、殺人事件の真相にせまってきたらば、殺されるのは吸血鬼ばかり...と。あーそれじゃあやっぱり吸血鬼設定はいるのね...ていうか、 吸血鬼って そんなに大勢いるんかいっ。 ;・∀・ と、突っ込み。(苦笑)いつも集う知り合いの中にも数人。まつりさん、その息子くん、よよさん。プラスこころ一家4人。実は世間の2割くらいは吸血鬼なのでは?なーんて。物語の中の吸血鬼と違い、人間を襲ったりはしないそーなので、存在をあきからかにして共存したらいいのにとか思うわ。こんなに大勢いるのであれば。まあそんなツッコミはともかく、殺人犯は誰なのか。中盤、よよさんが怪しい気もしてだけど、殺されちゃったし、じゃあ加賀見(町田啓太)か、と。なんとなくわかっちゃった。いやだって、売れっ子にしては、そんなにたいした役じゃなかったんで。こころに片想いしてる、同僚のカメラマン。町田くんレベルなら、ヒロインの相手役でしょう。序盤なんかは出番少なかったし。出てるのに気がつくの、時間がかかったし。↑ アタシだけ?コレおかしいよねー。てことは、犯人ってか?2時間サスペンスの犯人を新聞のテレビ欄の出演者見てあてるのと一緒。(苦笑)で、やっぱ町田くんが犯人で、前回、そのサイコパスぶりを見せてて。初回からなんとなく飄々としているところあったし、つかみどころがあるやらないやらってかんじだったから、サイコパスでもあまり違和感はなかったかなあ?ただ、こころにずっと優しかったから、こころを殺そうとするのは見てられないというか、やっぱショック。でも梅ばあ(木野花)のコロッケ食べて倒れた加賀美。そのころ梅ばあは、こころの母(麻生久美子)を殴打して逮捕され。そして梅ばあは、殺人事件の犯人は自分だと言う。・・・・・・。加賀美をかばってる???なんぞや???かつて虎松父(井浦新)の犯した殺人も、あれは一体なんだったのか?謎だよなあ。こころをかばって加賀美に殺された、虎松父。優しそうな人だったのに。加賀美が犯人だというところまでは、比較的容易にたどりつけたけど、その先が...まだ謎が多い。次回最終回で解き明かされるのが楽しみ。にしても、サスペンスとしては緊迫感があるのだけれども、その合間で見せる、あのこころ父(吉田鋼太郎)のコント(?)はなんなの〜?舞台俳優らしい大げさな演技でテンション高く騒ぎまくってて、なんかウザイ。笑うシーンなんだろうけど、アタシは笑えない...あと、こころ...いや、高畑充希の張り上げた時のキンキン声も苦手だなあ。昔は演技上手いし、彼女のこと好きだったけど、キンキン声が苦になりだしてから苦手になっちゃった。『過保護のカホコ』からかなあ。こころ、あまりコーフンしてしゃべるなーって思う。~_~;最終回を見て。梅ばあが加賀美の育った施設の先生だというのは、何となく察しがついてたけど、加賀美の両親を殺したのは吸血鬼だって、真実をごまかすための嘘をついていたとは・・・しかも真実が、子供だった加賀美がままごとをして、両親の飲む紅茶にスズランを入れたせいって・・・スズランの毒性で両親は死んだって・・・あれ・・・なんか似たような話、吉高さんのドラマであったよーな。吉高さんの異母兄弟が、ままごとして、毒性のある植物をお茶に入れてしまったっていうエピソード。それで一緒にキャンプに来ていた多くの人が死んでしまって・・・どちらもキャンプ場でのでき事で。えー・・・パクリ ?;・∀・しらんけど。(苦笑)ちょっと似過ぎていて気になるなあ。加賀美、ただのサイコパスではなかったか。吸血鬼を狙う理由がちゃんとあったのね・・・まあ狂っちゃいるけどさ。でも結局、虎松父の謎は解けずじまいでもやもや・・・何あれ、虎松父は何で殺人を犯したのさ ?隣人がモンペで、教師だった虎松父を脅したから ?家族に危害を加えるって脅されたから ?だからって、隣人一家を無皆殺しする ?子供まで殺すのはおかしくない ?・・・・・・。ちょっと不完全燃焼。でも、虎松元妻(MEGUMI)とこころの会話が面白かったわ。虎松の欠点、早口で語り合ってたトコ。まくしたてる元妻に、わかる、わかるって、相槌うってるこころとか。あのシーン、すごく好き。^ ^;
June 10, 2023
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幼なじみだったが、大人になってから偶然再会し、あらためてお互いを運命の相手だと確信した相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)。悠依にプロポーズしようと心に決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれ突然悠依の前から姿を消してしまう。直木を懸命に探す悠依だったが、実は直木は自分が死んだと分からないまま魂となって現世をさまよい続けていた。自分の声が悠依に届かず、何かがおかしいと不安を感じている彼の前に現れたのは、唯一直木の存在を認識できる刑事の魚住譲(松山ケンイチ)。直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むのだが…最初は、ただのファンタジーだと思ってたの。カップルの片割れが死んでるから、最初から切ないけど、ファンタジーなラブストーリーかと。でもそれだけじゃなかった。直木は誰かに殺された。なぜ ?犯人は誰 ?事件も絡み、サスペンスの要素も帯びていて。なかなか面白い構成だな、と思ったわね。思ったけど、先週までに事件のあらましがわかり、解決。いやあ・・・ そんなことで 殺されちゃうの!? ・・・ってなんだか、 拍子抜け。 ん~唖然 ? ん~。直木を殺したのは、一緒に食堂を経営していた英介(荒川良々)。ところどころで、あやしさを出していたから、犯人でも驚かないけど、でも殺した理由が自分の過去を知られたから。それを封印するため。・・・って。かつて、少女売春の片棒を担いでいたこと。それを知られたら、更生した今、手掛けている子ども食堂等、行き場のない子供たちを救う事業ができなくなる・・・だから・・・ってね、ソレで口封じに自分のことを理解して、信じてくれている直木を殺すんかい。なんなの、それ。本当にアンタ、更生したの ?自分のことを信じてくれている人を殺しといて、子供たちを救う ?何言ってんの ?人の命を何だと思っているんだろう。英介のしていることは、偽善だよ。直木を殺した時点で偽善。直木も・・・真っ直ぐすぎたかな。そこがいいところなんだろうけど、罪を重ねた過去のある英介の気持ちを理解してなかったと思う。今、売春させられている子たちも救わないとって、直木は英介を促したけど、それによって過去の悪事が露呈する恐怖。失うものの大きさ。少し時間をかけて、説得しないといけなかったのではないのか ?結果、追い詰められた英介に直木は殺されてしまった・・・愛する人がいるのに。結婚を考えている、悠依がいるのに・・・悠依が待ってるのに。井上真央も佐藤健も、そして松山ケンイチも。この3人の演技がうまいので、見ていて安心感があるというか、見ごたえがあるというか。そんなことありえないなファンタジーに、どこか安定感を与えてくれていて。とくに松山ケンイチがいいなあ。本当に芝居がうまいよね、彼。今の大河の本多正信役もいい。松潤よりコッチに見惚れてしまう。・・・って、アレ ?そーいやあ、松潤と井上真央って・・・;・∀・なーんて下世話なこと思い出しちゃったけど(苦笑)、井上真央、ちょっとトシくったなあって感じ、アップになるとするわね。36なのね。そっか。子役から活躍してるからなあ・・・『キッズ・ウォー』とか。懐かしいな。事件が解決して、思い残しがなくなり成仏したと思われた直木。・・・が、前回ラスト、悠依にも見える、しかも触れられる体で再登場。コレって、本当に成仏する前に与えられた最後の時間とかいうやつ ?前に同じく心残りのある幽霊だった原田さん(菊地凛子)がそんな感じだったし。原田さん、菊地凛子が演じてたから、一癖も二癖もあるのかと思って身構えてたらば(苦笑)、全然普通の人だったなー。^ ^;自分の事故の巻き添えになって亡くなった男性の奥さんに謝りたいって言っていて、その奥さんが、悠依の友達の韓国人女医・ハヨン(シム・ウンギョン)で。・・・・・・・。コレ、何で韓国人なのかしらね ?韓国人である必要性、全然ないと思うんだけどね ? ? ?大人の事情ってやつ ?テレビ局と彼女の事務所の関係 ? ? ?調べたら、この韓国の女優さん、子役時代に、『春のワルツ』、『太王四神記』、『ファン・ジニ』に出てるんだあ。 全部見た ! !(笑) ↑ 韓流ブームのころ、 韓ドラに結構はまってた。 ^ ^;ヒロインの少女時代とか演じてたのか。そーゆーとこ、井上真央に重なるなあ・・・このドラマでは日本語で演技してるので、日本語頑張ってます感が出ちゃって、肝心の演技があまり上手に見えなくて・・・ちょっと戸惑う。この役は日本人でよかったんでないかと思うんだけどな ?最終回の予告カットで、魚住も加わって、悠依と直木、楽しく過ごす姿が映ってたけど、コレ、また別れがあるのよね ? ? ?今度こそきちんとお別れできるかもしれないけど・・・何度も何度も別れを経験するのも、またつらいと思うんだけどなあ。どーなんだろーなー。とかね。すごくすごく時間はかかるだろうけど、いつの日か、直木のことが好きな悠依のことを好きだと思っている魚住と、新しい幸せを探してほしいかなあと思ってる。最終回を見て。やっぱり成仏する前のボーナスタイムだったわね・・・。ファンタジーだと思って見てるから、そーゆーのありでもいいと思う。悠依が思いのほか強かったな。時間がもったいないからと言って、直木としたかったこと、次々と叶えていって。とても精力的に。一人でもぴんぴん元気に生きていくって言ってた。魚住さんに託すとかそーゆーの、やめてねって。託したり、託されたりはしなくてもいいけど、この先の長い人生、一人で生きていくって決めちゃうのもなんだかなあ・・・悠依の気持ちもわかるけど。魚住さんは、直木のことをひたすら愛してる悠依のことが好きなんだよね。ずっとずっと先に、そんな魚住さんと・・・って思っちゃうのは、アタシの勝手な願望かなあ。ラスト、直木が何回も悠依に『愛してる』とささやく。何回も、何回も。『100万回言えばよかった』のって、コレかな ?直木が今度こそ本当に消えてしまっても、悠依は一人で歩きだして・・・本当に強いなあって思った。アタシは父が亡くなったとき、亡くなる少し前に病院にたどり着いて、手を握って、何度も何度もありがとうって父にささやいた。死に目にきっちり会えて、意識はなかったけど、別れの言葉も言えた。親の死に目に会える人は意外と少ないって聞く。アタシはいい別れ方ができたと思ってる。だけど・・・そのあとに母が、父が取りついただの、浮気野郎だの、ぐちゃぐちゃやらかしてくれたので、せっかくいい別れ方ができてのに、壊されてしまった感じがしてる。うちの母と悠依は正反対。悠依の強さがまぶしく見えたわ。
March 16, 2023
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江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「赤面(あかづら)疱瘡(ほうそう)」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。江戸城でも3代将軍家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった・・・ よしながふみの漫画が原作のこのドラマ。かつて民放でドラマ化されたり、映画化されたり。なのになんでいまさらまたNHKで ?と、最初はちょっと否定的に見てたわ。かつてのドラマや映画が、結構よかったので、また映像化する意義が見いだせなかったのよ。でも脚本が森下佳子なのね。『JIN』とかの森下佳子。 そこはちょっと期待値高い。ん~。なんだか複雑な感じでとりあえず見始めたんだけれども、 悪くない。 けど、 尺がたりない ? いや特に、家光編がね。家光編はドラマ化されていて、あのときはワンクール、フルに使ってた。でも今回は、ワンクールで、家光、綱吉、吉宗と描く。綱吉と吉宗は2、3回で描けるだろうけど、家光は・・・内容濃いからなあ。それでも大事な場面だけはしっかり描いていて、まあ悪くはないのよ。悪くはないけど、もっと丁寧に見たかったかなあ。アタシ、家光編が一番好きなんで。^ ^;かつての民放のドラマの時は、家光を多部未華子。有功を堺雅人が演じてた。多部ちゃんの、 有功 ! ! ・・・って いとおしげに呼ぶ声が なんとも言えなくてねぇ。だから引き裂かれる二人がより一層悲しくて。NHK版の家光は堀田真由。そして有功は福士蒼汰。原作、有功はかなりの美僧なんで、ビジュアル的には福士蒼汰君はピッタリなんだけれども、年を重ねてからの有功の苦悩や悟り。そういうのは彼では表現できてないなあと。民放版の堺さんと比べると、見劣りしちゃうわね。それに福士くんでは無理だとわかっているから、原作の設定替えて、綱吉編の右衛門佐役は、山本耕史にしたんだわよね ?右衛門佐、有功と瓜二つ設定なんだけど。映画では堺さん、演じてるんだけど。善も悪も両方演じわけられる役者でないと、この二役は演じられないわね。あーでも、山本耕史と綱吉役の仲里依紗。良かったわあ。映画版ではアタシ、右衛門佐が綱吉を慕っていること、全然気が付かなかったのよ。でもNHK版ではしっかり伝わってきたわ。右衛門佐の表情を、丁寧に拾ってたから。セリフがなくても、その表情だけで、伝わってくる。綱吉と右衛門佐と。ふたりの心情を映画よりも丁寧に描いていた気がする。綱吉編はNHK版の方が好きかも~。NHKにしてはかなり攻めた内容で、ふたりの男を一度に相手する綱吉の痴態もしっかりと描くし。そこをきちんと描かないと、子作りをひたすら求められ続ける綱吉の悲しみ・苦しみが伝わらないからね 。仲里依紗、渾身の演技だったわね。 将軍とは、 岡場(遊郭)の男より 賤しい女のことじゃ。 ※ 男女逆転の世の中なので、 遊郭にいるのは男綱吉の魂からの叫びが、なんとも言えず。魅せられてしまったわね。冨永愛のりりしい吉宗も予想以上に良かったかな。正直、冨永さん、あまり演技力はないと思ってたけど、(『グランメゾン東京』とか・・・)この役はイメージ的にはまってるわ。この吉宗、感情の幅がそんなに広くないからね。淡々としていて合理的。本人が自分には何かが欠けているって言ってるくらいで。だから冨永さんでも良かったのかもしれないわね。感情表現を広くは求められないからね。でもそれよりなにより、吉宗の長女、家重役の三浦透子、スゲーわ。しょんべんたらしの言語不明瞭な家重。コレを原作に忠実に再現。 すごすぎるっ。 ◎_◎;彼女の演技力はただモノではない・・・『ドライブ・マイ・カー』は正直、微妙な映画だと思ったけど、三浦透子はいいなって思ったんだよね。華やかだったり、派手な感じの女優さんではないけど、しっかりとした演技力を持った、彼女にしか出せない味のある女優さん。・・・って感じ。この先が楽しみな女優さんだなあ。吉宗編、後半は原作とは違う、オリジナルな展開も散見。水野(中島裕翔)が再登場して、赤面疱瘡の治療薬を求めて奔走したり。コレ、家治の時代だったか、平賀源内がやってたんだけどな。原作では。蘭方医の青沼とか平賀源内のエピソード、好きなんだけど、今後ちゃんと描かれるのかなあ。最初は、家光・綱吉、吉宗の三篇を描くとだけ聞いていたけど、途中から、全編描くとのアナウンス。大政奉還まで描く、と。秋にまたシーズン2を放送するらしいけど、シーズン3でも4でもやればいいと思うわ。じっくり描いてほしい。尺を十分にとって。11代家斉母のサイコパスぶりとか。実父から性的虐待を受けていた13代家定とか。身代わり和宮と14代家茂の女同士の友情とか。それぞれどう描くのか、この辺はまだ映像化されていない部分なので、とても楽しみ♪最終回を見て。青沼が出てきたぁ。平賀源内も、黒木も ! ! !パート2に向けて、これからのキャラをチラ見させてきたわね ?^ ^;予想もしていなかったから、不意打ちを食らっちゃったわよ。ドキドキ。でもハーフ設定の青沼にスウェーデン出身の庭師で、村雨辰剛というタレントさんを持ってきていて。『カムカムエヴリバディ』にも出ていたんだって ?見ていないので、この方を知らないんだけれども、本業・俳優さんではないのよね ?・・・青沼役って結構難役だと思うんだけどなあ。大丈夫かいな。(汗)金髪碧眼という、見た目はばっちりなんだけどね。でも演技力から言って、城田優あたりでいってほしかったかも・・・^ ^;
March 14, 2023
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のどかな海街に佇む「マロニエ産婦人科医院」に勤める雪宮鈴(吉高由里子)は、ある日息抜きで訪れたキャンプ場で、聴覚障害者で遺品整理士として働いている柊一星( 北村匠海 )と運命的な出会いを果たす。障害を抱えながらも人生を謳歌している一星に対し、誰にも弱音を言えず、孤独な生活を送っていた鈴の心は、彼との出会いを通してどんどん明るくなっていき・・・アタシ、吉高さんが無名のころからのファンなので、吉高さんの作品と聞けば、なんでも見ちゃうんだけれども、前クールで話題だった某ドラマと同じ、聴覚障害者が出てくる話と聞き、一抹の不安がこみあげてきてたのね。いや、アレの二番煎じとか言われちゃうんじゃないかって。アレのすぐ後だから、二番煎じじゃなくて、たまたまなんだと思うんだけど、でも世間はね・・・けど杞憂だったわ。同じ聴覚障害者は出てきても、一星はとても明るい。生まれつき聞こえないので、某ドラマの中途失聴とは異なるってこともあるんだろうけど、アッチがウジウジしていたのと比べると、本当に明るいし、なにより、『聞こえない』ということを特別なこととして描いていないのだ。それは目からウロコだったわ。一星と仕事仲間の春(千葉雄大)との手話での会話が好きだわ。AVの話だって手話でしちゃう。フツーの若い男の子の会話。そうよね、フツーなのよね。最近、イオンで見かけたのよ。手話の若いカップル。大喧嘩してたわ。手話で。(汗)手の動きに勢いがあるのなんの。いやいやいや・・・ハクリョク。(苦笑)口ではしゃべれないけど、でもフツーなんだなと、その痴話喧嘩見てて思ったわ。でも手話って、感情がこもるというか、怒ってる時、慌てている時、盛り上がっている時、手の動きに勢いがあったり、早くなったり。このドラマではそれに気がつかされたかな。あのイオンで見たリアル痴話喧嘩もそうだったけど。 手話って生き物だなあって、なんか思った。^ ^;今までの手話の出てくるドラマって、比較的ゆっくりだったと思うから。手の動きがね。このドラマはちょっと違う。一星と春の手話で楽しそうにポンポン会話する様子が好きだな。このドラマって、一星の仕事が遺品整理士で、鈴の仕事が産婦人科医。生と死の両方が描かれて、とても意味深い。そし登場人物たちの、親子関係、夫婦関係、友情、恋人たち・・・色々描かれていて。なんだか優しいドラマだな、と思ったかな。出だしが、いきなりキャンプ場で鈴に一目ぼれした一星が、キスしちゃってさ。なんだこれ、ありえんわ~とかか思っちゃって、引き気味だったんだけどね。ディーン様が検尿の尿をひっかぶっちゃったり、水野美紀が自分のう〇こがすごかったとか言って写真撮ったエピソード ?あれもかなり引いたけど、そーゆー品のないエピソードも初回だけ。あとは良かった。ただただ優しいドラマだった。てっきりディーン様と一星が鈴を取り合ったりするのかと思いきや、そうではなくて、ふたり仲良くなるし。ディーン様の出産時に亡くなった子供につけようとしていた名前が、一星だったというの、いいわね。同じ名前だという縁。いいと思ったわ。そーきたか、と。そして、出産で亡くなった奥さんを鈴が殺したと逆恨みしている伴(ムロツヨシ)。彼にも最終的には皆優しい。散々嫌がらせを受けて、精神的に参っているはずなのに、鈴は彼をどこか気にしている。救いたいと思っている。奥さんを亡くした悲しみを、鈴を恨むことで埋めようとしていることに、気がついているから。一星も伴を抱きしめた。自殺未遂をした伴を。一星に抱きしめられて、号泣する伴。最初、逆恨みしている伴が登場したとき、こんな展開になるなんて想像しなかったな。想像を超えて、ホントになんて優しいドラマなんだろうって思った。最終回の予告では、男性陣、みんなして銭湯に入ってたし。なにこのシーンってびっくりよ。伴と同じような体験をしている、ディ―ン様・・・深夜先生。出産で妻子を亡くしてから医者になったのは、復讐のためって言ってたけど、ちょっと気になる発言ね。でも最終回の予告カットで、10年できなかった、妻と暮らした家の整理をようやくしていた様子。彼もまた、伴のように皆に救われるのかな ?今まで以上に優しい最終回を見たいな。にしても。このドラマのディーン様、相変わらずパーフェクトなルックスなのに、今まで演じてきた役柄たちとは違い、ちょっと動作がどんくさかったりしするし、医者としてもまだまだひよっこで頼りなさげだったり ? こんな ディーン・フジオカは 初めて ! !いやでも好きよ。こーゆーディーン様、いいなと思う。^ ^;最終回を見て。ディーン様、またやってくれたわね。派手にこけてたわね。(苦笑)でもあーゆーこけ方、アタシもやらかすので(かなりどんくさい)、親近感がわく。^ ^;深夜先生が初めて泣いた。大声で泣いた。出産で亡くなった奥さんと暮らした家を整理して、そこで見つかった、奥さんの残していったプレゼント。奥さんと深夜先生と、生まれてくる子供と。3人おそろいのスニーカー。コレを履いてみんなで出かけようね、と。アタシももらい泣きしちゃったわ。手紙を書いた奥さんの気持ちもわかるし、その手紙を読んだ深夜先生の気持ちもわかるし。・・・・・・。出産って、必ず無事に済むわけじゃないのよね。アタシは二回とも帝王切開。なぜか途中から、羊水が少なくなってしまうのよね。ソレで普通に生むのが難しい、と。子供の体もでかかったし。次男なんか、胎盤早期剥離、だし。取り出すの遅かったら、次男危なかったって。・・・・・。アタシ、自分の婆さんの時代だったら、多分、出産で死んでいたと思ってる。母子ともに死んでただろうな、と。なのでこの話は、他人事には思えなかったな・・・うちのダンナ・・・深夜先生や伴さんみたいに、悲しんでくれるだろーか ?茫然とはするだろうけど、彼らのようには悲しまない気がするんだよね・・・と、思ったら、なんだかダンナに腹が立ったり・・・いや。(苦笑)にしてもこのドラマ。なぜかラブシーンのバックに流れる音楽が韓流で。そこがちょっと苦になったわ。日本のドラマなんだから、日本で行こうぜ ! !みたいに思ったわ。´-ω-`
March 10, 2023
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“自称サバサバ女”をめぐるオフィスのあるあるコメディ。⻭に衣着せぬ言動で日夜事件を起こし続ける網浜(丸山礼)と、いたって常識的な大人たちが繰り広げる痛快バトル!イラつきを通り越し、最後はクセになる網浜のキャラクター。ラスト、あなたも必ず、彼女を好きになる!毎回毎回、最後に、 網浜奈美を好きになるまで あと〇日 ってさ、 宇宙戦艦ヤマトか ! ! ! みたいな ? ↑ 若い人には何のことやら ? ^ ^;いやそれよか、こんな自己中な迷惑女、誰が好きになるか、ボケ。って感じで、いや少なくともアタシはね。最後までイライラしたわよ。好きになんかならなかったわよ。へんな煽り文句、やめれって感じだわよ。- -゛原作の漫画、漫画アプリで無料のとこまで読んだけど、無料のところ・・・序盤までは、 こーゆー人、 いるいる・・・みたいな、あるある話だったと思うのよね。でも途中からは、網浜のキャラが立ちすぎちゃって、いやもう、完全に独立キャラよね ?あるある話を超えて、『網浜奈美』の物語になっていってる感じ ?『ちびまる子』とかもそんな感じだったけど。あれも初期は、昭和50年代の小学生のあるある話だったのよね・・・網浜奈美って、一応高学歴設定 ?いい大学出てる設定 ?でも仕事全然できないよね ?本人はできてる気でいるけど。まあそこまではいいわ。良くないけどいいわ。こーゆー人いるいる、迷惑よねーで、眉ひそめてる程度で済ませてあげるわよ。イラつくけど。でもさ、社内コンペで人の案盗んで応募するってーのはどーよ ?これって完全アウトでしょ。しかも網浜、自分のしたこと、きちんと認めてないし。謝ってもないし。もーここで好きになんかならないわよ。最後まで嫌いだわよ。NHK、よくこんな盗作女のこと、 あなたも必ず、 彼女を好きになる! なんて言うよね ?ちょっと信じらんないわ。その感性。網浜奈美って、サバサバしてるんじゃなくて、ただの自己中、自意識過剰。言いたいことを言って、やりたいことをやる。そんな自分が大好き。自分ファースト ! !・・・・・・・。人目を気にして、言いたいことを呑み込んでばかりいるのもなんだけど、そーゆーのと網浜はちょっと違うよね ?網浜は他人を尊重しない。他人を認めない。他人をねたむ。そして他人の足を引っ張る。・・・・・・。ほんと、ただの自己中。性格悪い。どこがサバサバ ?性格悪くても、仕事ができればまだいいわ。仕事もできないし、サボってばかりだし、ホント、なんなの ?この女。- -゛てことで、最後の最後まで、ただの一度も網浜奈美には魅力を感じなかったわね。でもよくこの漫画、ドラマ化できたなあって、感心はしてる。(笑)網浜奈美を演じた丸山礼って、お笑いの人なの ?よく知らないんだけど。彼女には拍手を送りたいわね~。^ ^;
February 14, 2023
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浅川恵那(長澤まさみ)は、人気女子アナだったが、スキャンダルでニュース番組から降板。落ちぶれて、製作者の墓場ともよばれるバラエティ、フライデーボンボンのコーナーMCを担当している。そのフライデーボンボンの新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)。裕福な家庭に育ち何も問題がなさそうだが、過去に大きな悔いを抱えていた。そんな拓郎がひょんなことから連続殺人事件の犯人とされる死刑囚の冤罪疑惑を知り、恵那と真相を解明しようと動き出し・・・脚本が『カーネーション』の渡辺あやなのね。それを知って、是非見たいと思ったこのドラマ。『カーネーション』は再放送で見たけど、この朝ドラの脚本書いたの誰って気になって、それで渡辺あやの名前を知ったのね。でも多筆の脚本家さんではないようで、なかなか他の作品に巡り合う機会がなく・・・ようやく巡り合ったのが、この『エルピス』。いやいやいや・・・ものすごく骨太な作品だわね。社会派だわね。冤罪とか、犯人のでっち上げとか、そう、政治家の依頼による警察の犯罪の隠蔽。テレビ局の内情も描いたりしてて、なかなか・・・いやいやいや。意欲作。見ごたえがあって面白いと思うんだけど、これって長澤まさみが主役なんだわね ?けれど中盤以降、眞栄田郷敦の方が目立ってるというか、もー大熱演。無精ひげはやして、目ヂカラガンガン。冤罪の真相究明にあちこち駆けずり回る。顔つきが最初と全然違う。ゴードン君の演技にすっかり圧倒。引き込まれちゃったわ。でもそれに相対するように、長澤まさみのシーンは減ってきて...眞栄田郷敦にちょっととってかわられてる感。・・・あり ?ゴードン君の演技も素晴らしいので、それはそれでいいのだけれど、でも長澤まさみも見たい~。長澤まさみが主演だったから見たというのもあるし。だってダー子が、冤罪を暴くニュースキャスターなのよ ! ?すごいわよ。コレ。(苦笑)同じ役者がコメディとシリアス、こんなにも見事に演じ分けちゃうか ! ?ってね。いやいやいや・・・長澤まさみの演技力ってば半端ない。 ^ ^;若い時の長澤まさみには興味なかったんだけど、演技に磨きがかかってからはとても好き。^ ^子供に祖母を殺させる毒親の演技とかもすごかったなあ。 ↑ 映画の話。長澤さん、声質もいいから、アナウンサーの役はあってると思う。役を意識して丁寧に発音して喋ってるのも伝わってくるし。プロだわ。でも長澤まさみ演じる浅川恵那が、ニュースキャスターに復帰してからは、番組やスタッフを守るために冤罪の真相解明にひるむようになり...正義をあきらめてはいないのだけれども、フライデーボンボンのころの浅川恵那と比べると、ずいぶんおとなしく、弱腰になっているように見える。冤罪事件のバックには、副総理の大門(山路和弘)がいて、浅川や岸本たちが動くと裏から手を回し、潰されてしまう・・・そういった闇の力がコワイ。前回は、副総理大門の悪事を告発しようとした娘婿(迫田孝也)が殺されたし。もうねー、しれっと。自殺を装って殺されちゃった。それをまたしれっと、大門が悔やみの言葉を述べちゃったりしてて、怖いのなんの。殺ったのアンタだろーっ。て。;゚Д゚でもそれに怒りを覚えた元フライデーボンボンのプロデューサーの村井が吠える、吠える。不条理に対して吠えまくる。村井(岡部たかし)さんはフライデーボンボンのセクハラプロデューサーで、嫌な奴だなあって印象だったのに、まさかこうなるとは。いい意味での大変身。このドラマって、謎解きとかじゃないのよね。真犯人は早いうちにわかってるし。 ↑ ちなみにチラッとしか出てきてない瑛太くん。マスコミの功罪を描いたり。世の中の不条理を描いたり。飲み込みたくないものは、飲み込まなくてもいいんだよ。とは 最初の頃の浅川恵那のセリフ。でも今の彼女は飲み込んでしまってるよね。村井の大暴れを見て、彼女の中でなにかが変わる?のを期待。最終回を見て。それなりにキレイに終わったかな。村井の大暴れで、浅川恵那は再び目覚め、副総理大門のスキャンダルをニュースで出そうとする。それを止めに入ったのが、元恋人の斎藤(鈴木亮平)。斎藤って、ちょっとよくわからないんだわ。大門にかわいがられて、テレビ局辞めて、なに ?政治家目指してんの ?今大門を倒すと国全体が危うくなる。いつか自分が力をつけるからその時まで待ってくれ。だから今は・・・って、そんなようなこと言ってたけど、政治家の懐に入って、自分なりに世直しでもする気 ?なの ? ? ?ちょっとよくわかんない。けど、この斎藤との取引で、冤罪事件の方は解決をみる。牛丼を頬ばる浅川と岸本の笑顔がよかったわ。^ ^
December 26, 2022
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青羽紬(川口春奈)はCDショップでアルバイトとして働く女性。彼女は8年前、一生をかけて愛したいと思えた恋人・佐倉想(目黒連)との別れを経験し、いまだに彼のことを忘れられずにいる。 2人が出会ったのは高校2年の秋のこと。紬が想の声に惹かれたことがきっかけで仲良くなり、お互いに音楽好きということもあり、いつしか恋人同士として付き合うように。しかし卒業後、想は一方的に別れを告げて去ってしまう。そんなある日、紬は街で想を見かけ、実は想が病気で聴力を失っていたという現実を知り・・・てっきり、かつての恋人と再会したヒロインが、今の恋人との間で揺れる話なのかと思ってた。昔の恋人は聴力を失っていて、別れを告げられたのも、知らなかったけどホントはそれが原因で。そんな事実を知ってしまったら、今新しい恋人がいても、さぞかし心が揺れるだろうな、と。しかも今の恋人は、昔の恋人の友人で。ややこやしい、もどかしい、三角関係の展開かなあって。それに障害もののストーリーもくっついてきて・・・障害や病気モノって、それだけでお涙ちょうだいになりがちで、ちょっとずるいよねぇ・・・。そんな風に俗っぽい想像してたんだよね。でも違ったな。そんな俗っぽいドラマじゃなかった。脚本家さん、ゴメンナサイ。^ ^;ヒロインだけでなく、今彼にも、元彼に思いを寄せる聴覚障碍者の女性にも、それからその彼女との過去がある手話教室の講師にも。それからそれから、元彼の家族にも。周囲の人たちに一人一人、丁寧にスポットを当てて描いていく。ちょっと斬新だったわ。斬新だったけど、でもその分、ヒロインと元彼の今を描く時間が減って、ちょっと物足りなさを感じないこともない・・・かな。いや、今彼が自分から身を引いて、ヒロインと元彼がまたともに過ごすようになって。でも元彼・・・想(目黒連)ね。紬(川口春奈)にね、 紬の声が思い出せない。 紬の声が聞きたい。 聞こえないなら 好きにならなければよかった。 …ってね。 言うわけよ。健常者のアタシには、中途失聴者の気持ちはわからないけれど、高校時代の仲間には、ずっと耳のことを内緒にして、交友も断ってきた想。そうやって生きてきたのに、紬に再会して、生き方を変えて、それでよかったって、母親や家族にも伝えて。で、またそれ ?みたいな。前回、明るくなってたじゃん。うまくいってなかったお母さんにも、柔らかく接するようになってたじゃん。 えーでも、 またそんな感じ ?なんかアタシの中では、うまくつながらなくて。唐突に逆戻りした感じ。紬と想に焦点を当てて、もっと深く描いていたら、違ったのかも ?とか思うんだわね。紬の声が聞こえないことの方が、紬と会わないことよりつらいのかな ?昔の聞こえていた時のことを思い出すからなのかな ?でもずっと寄り添っていてくれた生まれつき耳の聞こえない奈々(夏帆)の思いを知ってて、それでも彼女を振って、紬を選んだよね ?声を知らない奈々といればよかったじゃんって、なんか言いたくなる・・・けど、想だってあらためて紬と過ごして知った苦しい思いってことか。まだ聴力を失って数年。後ろを見ずに前を向く・・・境地には至らないのかな。って、健常者のアタシが簡単に言っていいことではないとも思うけど。でも好きな人にあんな風に言って泣かれて、どう答えたらいいか、紬もつらいよね・・・。最後はハッピーエンドを望むんだけれども。でもアタシねぇ。引っかかってるのよねぇ。紬は想の友人の湊斗(鈴鹿央士)と付き合ってて、同棲しようとしていた仲で。つまり、思いっきり深い男女の仲だったわけで、それを承知で想は紬と・・・なわけで。 コレって無理じゃね ?アタシは女だけど、男の想の立場でも無理。友人の女だったわけでしょ。ありていに言っちゃえば。色々こだわっちゃいそーなんだけど…アタシの友人もさ、大昔、元彼の親友とくっついて、結婚したのよね。元彼と別れたすぐ後に。結婚式にその元彼を呼んでたからびっくりよ。まあ同じ職場だから色々あるのかもしれないけど・・・でもねぇ。呼ばれたその元彼がさ、受付時間の終了ギリギリにやってきたのよね。アタシ、受付やってたんだけど。もーねー、ぶっきらぼうのふくれっ面よ。元彼。怖いくらいよ。まあそりゃそーよねぇ・・・それなりに男女の仲だったわけで、そんな女の結婚式に誰が来たいかよねぇ。しかも相手は自分の親友・・・お互い、同じ女のすべてを知っている・・・みたいなの、平気か ?って話。アタシそれ、この想と湊斗にも感じたの。いや想はさ、まだ紬とそーゆー関係ではない ?だとしたらに余計に・・・とか思うんだけど。自分の方が先に付き合っていたのに、別れていた間に友人の方が紬と・・・ってことでしょ。自分とよりずっと深い関係になっていたわけでしょ。これ平気なのかなあ。・・・・・。そんなことより、聞こえる、聞こえないの方が気になる ?のかな。^ ^;紬が住んでいるのって、小田急の世田谷代田駅周辺なのかな。ここで想と再会したから、想も ?長男がさ、大学1,2年の時に、東北沢周辺に住んでいたのよ。世田谷と渋谷と目黒の境目の目黒区に。 下宿紹介してもらうとき、代田の物件もあったわね。だから地名知ってる。行ったことないけど、駅大きいなあって。東北沢より大きくてにぎやかだなあって。ドラマ見て思ったわ。大学に近いから、東北沢を選んだけど、代田も悪くなかったかも。この脚本家さん、若手みたいだけど、坂元裕二氏をリスペクトしてるらしいじゃない ?どこかで読んだんだけど。坂元裕二脚本の映画、『花束みたいな恋をした』は、京王線の明大前駅が舞台になっていて、このドラマでは小田急の世田谷代田駅。言い方悪いけど、真似してるのかな ?場所的にもわりと近いし。人物の喋り方も、ちょっと坂本作品に近かったしなあ。同じ言葉を重ねて言ったり。坂本作品でソレは気にならないんだけど、このドラマではちょっと気になった。正直、くどい・・・苦笑。やっぱ真似なんだよね。オリジナルじゃないから。好きなのはわかるし、あこがれてるんだろうけど、二番煎じは二番煎じでしかない。自分だけの表現を見つけた方がいいのでは ?と、ちょっと思ったかな。最終回を見て。紬と想、ハッピーエンドに終わったのは良いけど、 キスシーンぐらい入れとけや。 と、思ったかな。なんか耳打ちしてるシーン。微妙にキスっぽいとかなんとか ?ネットで見たけど、フツーに入れれば ?と、思う。なんかこの新人脚本家、恋愛は書きたくないそーなので。でも紬と想の関係は恋愛だろー ?だったら・・・ってね。いやべつにアタシも恋愛ものが好きなわけでもないので、アレなんだけど、ただそのこだわりが逆にこだわりすぎに感じるというか、不自然 ?そう感じたの。なんか想がウジウジしすぎてて、イラっとしたなー。最終回も。(苦笑)まあおさまるとこに収まったからいいけど。^ ^;湊斗が奈々と偶然会ったバス停。あれって東北沢 ! ?なんとなく見覚えがある・・・かつての長男の最寄り駅 ! !あのころは工事中だったんで、ちょっと景色も違うけど、面影はある~。録画を止めては、しげしげと東北沢のシーン、見直しちゃった。 ^ ^;
December 22, 2022
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広島出身の仲良し姉妹である妹・三好凪沙(山本舞香)と姉・三好沙帆(瀧本美織)は、東京で二人暮らしをしている。姉のツテを頼り、デザイン会社に転職した凪沙は、初恋の人である麻倉陽佑(溝端淳平)に再会し、恋心が再び燃え上がる。喜びの絶頂にいた凪沙だったが、彼は姉・沙帆の婚約者だったことが判明。麻倉への想いと姉への想いの狭間で揺れ動く凪沙の恋の行方は?そしてその裏で、妹に狂気的な想いを抱く姉・沙帆の思惑とは?瀧本美織が姉役だったので、内容にはさほど興味がなかったんだけれども、見始めたこのドラマ。 ...なんだけど、 お姉ちゃん、 怖い。(汗) ;゚Д゚ ;゚Д゚ ;゚Д゚めっちゃ怖い。怖い、怖い。ちょっとイッチャッテル感じ。生みの母に捨てられた沙帆は、実の父親(吉沢悠)に恋愛感情をいだき、父が亡くなったあとは、同じ名前の恋人・陽佑に執着。彼の子供を産むことで、また父と幸せな家庭で暮らせる...みたいな。もう倒錯の世界。そこに異母妹への恨みがからむから話が複雑でややこやしくなるわけで...私が知ってる瀧本美織は清純派だったと思うんだけどな。朝ドラのヒロインだったよね?『ハングリー』では向井理に恋するかわいい女の子だった。『わたしをみつけて』では孤児の看護師さん。いい子でないと生きてゆけない・・・そんな思いをかかえた・・・そう言えば、このドラマに溝端淳平もででたな...医者になれなかった医者の息子だったかな?このドラマが好きで、このドラマでの瀧本美織が好きで。それで見始めたこのドラマだったのに、 あの瀧本美織は どこぉぉぉ!? ・・・状態。(泣)知らないあいだに演技の幅が広がったのねぇ。まるで別人。(汗)びっくりだわ。ホント。;・∀・でも瀧本美織、綺麗になったわねぇ。オトナの女性になったわ。「お姉ちゃん」は怖いけど。(苦笑)ドラマの開始とともに、漫画アプリで、原作の漫画が一部無料で読めたので、読んでみたのだけれども、 ・・・登場人物みんなクソ。 - -;ドラマではクソにならないように、エピソードや設定を少し変えてるけどね。妹と陽佑に純愛過去を作ってるけど、原作はそんなのないし。なんとなく会社で出会って、ベッドインしちゃった的な、かるーい感じよ。原作は姉も妹も彼氏もみんなクソよー。誰にも共感できないわ。一番クソなのは意外にも妹で、姉が行方不明になったあと、姉みたいになっていくのよね。策略を練って、人を陥れて…ていうか、浮気するし。あんなに好きで、実の姉との恐ろしいほどの相克(お姉ちゃん、妹を殺そうとするし)の末、結ばれた夫・陽佑がいるのに、浮気するからね。お姉ちゃんの影におびえなくていい相手といたいってサ。しかもその浮気相手に家庭があると知ると、今度はその家庭を壊すし。・・・って、 いやアンタ、 自分も家庭もちじゃんよ !? ;゚Д゚なんなんだこの女の思考回路はっ。(汗)・・・だわよ。妹の行いがあんまりにもクソなので、ドラマではここはやらないと思っていたら、やったわね。;・∀・ちょっと意外。じゃあ結末も同じなんだろーか。漫画アプリでは最後まで読めない(有料になる)ので、結末はネットで検索して知ったけど、正直なんじゃらほい。陽佑が死んでしまうらしい。気の毒過ぎる...微妙にどこかボタバラっぽいとか思っちゃった。タイトル、『Sister』だしね。それがテーマなのよね。あんなにこだわってたけど、突き詰めると陽佑はどーでもよかった?(苦笑)なんかなあ・・・くだらないドラマだわ。ジェットコースター的展開で、昔の昼ドラ並みに過激でドロドロ・・・ひとつのエンタメとして、楽しめる人はどーぞ。かな ?でもまあ、後半のクソみたいな妹の所業も、ドラマでは設定を微妙にいじりながらほどほどに変えて描いてたし、原作漫画とはちょっと違う終わり方を期待してるわ。特に陽佑。死なせないで。 ^ ^;陽佑というより、こんなくだらないドラマで一生懸命演じていてる溝端淳平がカワイソウで。(苦笑)狂ってるお姉ちゃんにベットに縛り付けられて襲われてたり・・・いやいやいや・・・;・∀・溝端淳平レベルなら、もう少し仕事選べるんでないかい ?最終回を見て。 原作通りだった~。 ;・∀・陽佑死んじゃったしぃ。あーあ。ラストの妹のアレも。(苦笑)ボタバラだわね。令和のボタバラ。溝端くん、今度は仕事、選ぼーね。^ ^;
December 20, 2022
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平家隆盛の世、北条義時(小栗旬)は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝(大泉洋)と姉・政子(小池栄子)の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める・・・鎌倉時代は好きな時代で、高校の時、永井路子の歴史小説を読み漁ったっけ。昔の大河、『草燃える』の原作小説。三谷幸喜さんも、その『草燃える』が好きだったとエッセイで読んだ気がする。20数年前の三谷さんのドラマ、『王様のレストラン』の登場人物たちは、鎌倉時代にちなんだ名前がずらりと並んでいたしね。しずかだの、政子だの、範頼だの、梶原、稲毛、和田、畠山・・・笑。そんな三谷さんなので、この大河ドラマにはかなり力が入っていたのでは ?吾妻鏡を原作だと思って書いていると聞いたけど、基本は史料に忠実だと思う。そこに、昔からの定説になっている歴史解釈と、最近の新説と。そして三谷さん自身の解釈と。織り交ぜて描いているのがわかって面白い。というか、すごいなと。よく勉強してるもの。そしてこの時代がやっぱりとても好きなのだなと、伝わってくるから。でも、伊藤祐親の娘・八重(新垣結衣)を義時の妻に持ってきたのには驚いたなあ。頼朝と引き裂かれて、子供も父親に殺された後、儚んで入水自殺した女性だと記憶していたので。義時の妻になったという伝説 ?ひそかにそんな話もあったとは全然知らなくて驚いたわ。ガッキーを八重姫に持って来るだなんてもったいない。すぐ消えるのに・・・って思ってたんだけど、このことを知った後は、なるほどという感じ。^ ^;でも八重と政子の頼朝を挟んだ女の戦いはすごかったなあ。(苦笑)再婚させられて、八重が江間に住んでいた時、川向うの北条の領地には政子と頼朝が住んでいて。川を挟んで八重と政子が・・・のシーン。政子の方だっけ ?手、振ってなかった ?(怖)・・・なんか、八重も政子もちょっと変 ?;・∀・いや、三谷さんが描く大河に出てくる女性って、ちょっと変な感じ、多くない ?真田丸の幸村の最初の妻・・・黒木華が演じてたけど。彼女もちょっと変だったし、幼馴染の長澤まさみの役もね。狡さやしたたかさが異様に際立ち過ぎるというか。しれっとしたたかで、なんかえええっ ! ?とか思っちゃう感じ。コメディ路線に描くからかなあ。あまりリアルな女性像には感じられず...なんだろ。三谷さんの女性観のせい ?(苦笑)まあ男性作家が描く女性は、三谷さんに限らず、ちょっと違うなあと思うこと、多いけどね。でもこの大河、女性陣に結構地味な女優さん使ってて、逆にそれがよかったわ。頼家の妻たちや、実朝の妻、泰時の妻。みんな知らんし。(苦笑)↑アタシが無知なだけ?誰 ? な女優さんたちばかりだったけど、逆にそれがリアルに見えたというか、みなさん、演技はしっかりしていたので、鎌倉を生きたリアルな女性に見えたのね。八重や政子みたいにちょっと変・・・なところもなかったし。(苦笑)ちょっと変だった気もする政子の描き方。中盤から終盤に向かって、よくなったわね。ストーリー全体も、コメディ色が少しおさわって見やすくなったし。序盤はかなりホームドラマコメディだった... ↑面白いんだけど、やり過ぎると歴史モノとしては見にくい。政子も頼朝を亡くしてから、苦悩することが増えて、落ち着きが増したし、演じている小池栄子さんがどんどん美しくなっていった気が・・・悲しみと苦悩を湛えた美しさ?次々と子供を亡くして、孫までも。その孫が殺したのが1人だけ生きていた息子だし。最大の悲劇。鎌倉の悲劇でもあるけど、母としての悲劇だわね。そう、母として最大の悲劇。この大河では政子を悪女に描いていないという声を聞いたけど、そもそも政子って悪女?アタシは悪女だなんて思ったことないけど・・・その時代をただ懸命に生きていただけに見える。政子が悪女と呼ばれるのは、江戸時代からの儒教の影響なんでない?女が目立っちゃダメなのよ。男尊女卑だから。儒教は。源氏の御曹司と結ばれたがために、政子も数奇な運命を生きたわよねぇ。そして北条も。ただの伊豆の田舎者だったのよ。北条なんて。義時も次男坊で、まさか跡継ぎになるだなんて思っていなかっただろうし。しかものちに執権。実質的鎌倉幕府の権力者にね。なるだなんてね。前回の、頼朝様を超えたっていう義時のセリフにハッとしたわ。頼朝だけでなく、清盛や義経や・・・彼らに並んで、追討の宣旨が出されたのだから。青年期は政治に興味もなく、純朴な優しい義時だったのに、頼朝のそばで上に立ち統べる者の非情さを学び、段々とブラック化していって・・・ブラック化するまでの迷い惑い、苦悩する過程は小栗旬がよく演じていたと思うんだけれとも、ブラック化しちゃってからは・・・何となく演技が形にハマっちゃったというか、いかにもワルですって感じ?ただの傲慢権力者にしか見えなかったわ。坂東武者の世を作るとか、そんな理念、見えなくなっちゃった。ただただ、北条が権力を握らんとしているかのような ?あんまりブラック義時の演技は好きではなかったわ。深みがなくて。なのに、前回、政子の演説で涙する義時。なんかアタシの中では違和感・・・つながらないのよね。ブラック義時と。私利私欲でやってきたのではないとか言われても、ブラック化してからは、結構、私利私欲に走ってたことない ?でもあの政子の演説はいいわね。あの有名な演説、海よりも〜山よりも〜をやめて、自分の言葉でしゃべりだしたとこ。良かったわ。三谷さんらしかったわ。次回最終回。今までにない終わり方だと、前々から言われ続けていて、見てる方もドキドキ。期待値が高まるのだけれども・・・承久の乱の後、急死してるからね。義時。誰かに殺されましたかね ?三谷さんがどんな脚本にしたか、楽しみにしてるわ。^ ^;ドキドキ。最終回を見て。昔からよく言われている、後妻(のえ)が義時を殺した説。そのまま踏襲するのはつまらないから、なんかひねってくるかな、三谷さんは。と、思っていたらば、 政子かぁ・・・ ;゚Д゚これはちょっと想像していなくてびっくり。スゴイの書くよね、三谷さんも。(汗)これ以上、手を血に染めないでほしい。誰かを謀殺することで新しい世の中を作るのは、もうおしまいにしましょう。純朴だった弟の昔の姿も知っているし、こんなつらいことはもうたくさん。そんな思いで政子は薬を捨てたのかな・・・でも息子・頼家を殺したのは義時。うすうすわかっていたこととはいえ、確かめてしまった・・・ほんのひとかけら。復讐とまではいかないけど、義時も自分の罪と向き合うべきだと、そんな気持ちもわずかにあったのでは・・・ ?そんな風にも思ったり。なんにせよ、前評判どおり、スゴイ終わり方だったわねぇ。スバラシイ。
December 17, 2022
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金なし、美貌もなし、ただ「俳優になりたい」夢だけがあった男。人に“拾われる”力を手に俳優道を駆け上がる。“捨てた”兄を救いに憧れの地・アメリカへ!高校で演劇を見た瞬間、俳優になりたいと夢が芽生えた松戸諭(仲野太賀)。関西から幼なじみが住む表参道へ上京し、人生充実している幼馴染みを横目に、貧乏で俳優への道も全く掴めない日々を送る。ある日、持ち前の嗅覚で自動販売機の下に落ちていた航空券を拾う。その持ち主が芸能事務所の社長(薬師丸ひろ子)だという縁に拾われた諭は、人気女優の運転手をしながら、夜はレンタルビデオショップのアルバイトに励む。数々の出会いがやがて、テレビや映画に“よく見る顔”の俳優・松戸諭を育てていくなか、全米公開された映画出演がきっかけで、アメリカから電話がくる。ハリウッドのオファーかと思いきや、それは絶縁していた兄・武志(草なぎ剛)にまつわる知らせだった・・・これ、松尾諭さんの実話をもとにしてるのね。松尾さんが自分のこと、エッセイに書いてるのね。『拾われた男』ってタイトルで。尼崎の出身なんだねぇ。尼崎・・・大阪からJRで三田に行く時、尼崎から路線が分かれるのよね。神戸に行く路線と、宝塚方面に行く路線と。三田は宝塚線。脱線事故の現場も通る。尼崎の駅を出てすぐ。右手側のカーブ・・・次男が三田で暮らすようになってから、尼崎にも親しみを覚えるようになったわね。尼崎、西宮、宝塚・・・地名、地理。少しずつ分かるようになったし。なので松尾さんの出身が尼崎と聞いたとき、ちょっとおっ♪とか思ったわ。 わかる、 知ってる、 尼崎! ! ! ・・・みたいな。 ^ ^;で、調べてたら、リアル松尾さん、次男と同じ大学ぅ。 ↑ ドラマの松戸諭は 大学の話は出てこない。(確か)松尾さん中退だけど。 やだわあ。更に親しみわいちゃった♪^ ^;松尾さんって、いろんなドラマに出てて、しょっちゅう目にしているイメージ。ユニークキャラよね。でもブレイクしたのが『SP』だったとは・・・;・∀・ドラマ見てたし、映画も見たし。そういやあ、真木よう子と絡んでたなと。言われて思い出したけど、あれがブレイクのきっかけだったとは知らなかった。(汗)ドラマではその辺も描かれているけど、真木よう子が真木よう子役で出ていて面白い。井川遥も井川遥役で出てるし、柄本明も柄本明役で出てる ! !あーあと、いっちゃん最初に、朝ドラ最現で、有村架純もででたわ。有村架純役で。『ひよっこ』に出てたのねー。松尾さん。バスの運転手さん。その再現で。松尾さん本人も、毎回チョロっと出てくるのよ。本人役で。^^; ↑現実のシーンで。狂言まわし ?なんか役者さんたちが豪華。もともとこのドラマ、BSプレミアムで放送されてたんだ ?製作がディズニープラス ?配信もされてた ?なんやよーわからんけど。そういう関係での豪華さ ?アタシは事務所の社長役が薬師丸ひろ子と聞いて、見始めたのよね。薬師丸さん好きなんで。いや主役の松戸諭役の仲野太賀くんも『初恋の悪魔』以来注目してるんで。それもあったけど。この芸能プロダクションの社長が自販機の下に落とした航空券を拾ったのが松戸で、それが縁となり、この事務所に入ることになる。・・・って、 すごいよね。 ◎_◎;そのあとも、兵隊さん役で映画に出て、その他大勢の中の一人にすぎなかったのに、偶然上司役の俳優さんと出身が同じで、仲良くしゃべって、それがきっかけで、その上司に殴られるちょっと目立つ兵隊さん役が回ってくるという幸運もあったり。 持ってる人は 持ってるんだなあ。 ・・・って思っちゃうエピソード。でも決して順調に売れていったわけではなく、バイトしながらの下積み時代も長く・・・その間、同じ事務所の井川遥の運転手してたんだって ! ? えーーーーっっ。 ´⊙ω⊙`美女と野獣。(笑)いやびっくり。井川遥が癒しばかり自分に求められることに悩む話もはさまれていて、ちょっと面白かったけど、『癒し』のない井川遥はそんなに需要がないんじゃないかとか、井川さんには悪いけどちょっと思う・・・;・∀・他の人にはない最大の魅力だと思うんだけどねぇ。・・・・・。この事務所、もともとモデル事務所なんだってね。モデル事務所なのに、よく松尾さん、所属させたよなあ。社長さんも。兵隊さん顔がいいとかなんとか?実際、兵隊さんの役、まわってきたけど。(笑)ありえないだろーなことが積み重なって、成功へとつながっていく。もちろん、そのあいだには努力もあるけども。縁か運とかなのかなあ。松尾さん、『拾われた男』だわ。ホント。惚れっぽい松戸の失恋話。その挙げ句の実った恋の話。実った恋の相手...奥さん役の伊藤沙莉がいいわねぇ。器が大きいわ。婚姻届を出す日、松戸から共演した女優さんのことを好きになってしまったと懺悔されて...編集者役の夏帆が はあ!? 今、全女性を 敵に回しましたよ!? ...って、リアル松尾諭に叫んでたけど、ホントにそうよねぇ。ありえんし。伊藤沙莉もものすごく怒って、ものすごく傷ついてたけど、諦めなのか、赦しなのか。惚れっぽい松戸。役者である松戸。あるがままを受け入れて夫婦として生きていく気持ちを固めて...ある意味リアル。奥さんの気持ちがリアル。きれいごとじゃないところがね。それにたいして、音信不通だったお兄さん(草彅剛)との関係はどうなんだろう。ドラマは原作通りなのかな? でも実際の松尾さんはドラマや原作とはちょっと違ったんじゃないかと思う...15年?アメリカに行きっぱなし。病気の祖母が会いたいといってるのに帰国せずの兄。怒った松戸はもう家族じゃないと兄に絶縁のメールを送る。まあそりゃそーだ。好き勝手に生き過ぎだし、兄。なにせ不法滞在。脳梗塞で倒れたらば、保険に入っていないがために、一千万もかかってしまう高額医療費。 ↑ 最終的には低所得がなんたらで チャラになるんだけど。いい加減にしてくれだわよ。アタシは松戸の気持ちがわかるよ。兄弟だからって、その絆が絶対なわけではない。相手を許せないと思うのもありだよ。許せないと思いつつも、やはり他人ではなく兄なので、捨てきれずにもやもやとした感情がわいてきたりもするんじゃないのかな ?他人なら、スパっと縁を切ってしまえばそれでおしまいなんだけどね。でも肉親は・・・ドラマの松戸は、脳梗塞で倒れた兄を、なんだかんだ受け入れて許していっているような感じに見える。けれど現実の松尾さんはどうだったんだろう。アタシはきっとこんなきれいなもんじゃなかったと思うけど・・・ずっともやもやしてたんじゃないのかな。このお兄さんに関しての部分は、こんな風だったらよかったんだけどね的な、願望っぽく描かれてるんじゃないのかなあ。・・・・・・。家族とごたごたした人じゃないとわからんわね。この辺の気持ちは。なんか原作、読みたくなっちゃったなあ。^ ^;最終回を見て。お兄さんと松戸の関係は、現実とは違ってややきれいごとで描かれているのかと思っていたけれど、いやいやいや・・・ちゃんとリアルに描いてたわね。松戸のお兄さんに対するもやもやする気持ち、白とも黒ともつけがたい気持ち。ちゃんと丁寧にリアルに描いてた。そう、だからね、泣いちゃったわ。ええ、仲野太賀君の涙に。泣かされましたね。ええ。『初恋の悪魔』の時も思ったけど、彼の演技力は素晴らしい。二世俳優だけど、とうに親を超えてるわ。NHKだからこそ作れる、いいドラマだったなと思う。
December 12, 2022
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捜査権のない個性豊かな4人の男女が真実を追い求めるミステリー、コメディー、そしてラブストーリーでもある物語。神奈川県警堺川警察署の総務課職員・馬淵悠日(仲野太賀)、会計課職員・小鳥琉夏(柄本佑)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)、そして休職中の刑事課の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)。この4人が鹿浜の家で、捜査権のない事件について自宅捜査会議を行い、事件の真相について考察する。と、同時に、悠日の兄・朝陽の死と連続殺人の謎も展開していくー脚本は坂元裕二。坂元作品は好きで、たいてい見てる。セリフが印象的なのよね。会話もね。そう奥深い会話劇なのよね。『カルテット』のから揚げにレモンをかけるか論争とか面白かったわ。行間を読むみたいなところもあって、どこか文学的なとこすらあって、坂元作品は好き。でもこれ、警察が舞台 ?事件モノ ?謎解き ?えー・・・ アタシの苦手なジャンル じゃーん。ていうか、坂元さん、そんなの書くんだ・・・イメージなかった。(汗)意外過ぎて戸惑ったわ。見るの迷うくらい戸惑ったんだけれども、おっかなびっくり見始めたらば・・・ 登場人物皆、 変人すぎてもはや カオス××× ◎_◎;何を描きたいのか、何が目的なのか。わからないことだらけだし。鹿浜の隣人(安田顕)が挙動不審すぎるし。 ↑ それをのぞき見している鹿浜も 大概挙動不振だけど。 ^ ^;警察署長(伊藤英明)もなんか異様。悠日の兄の死に不信感を抱いていて、悠日に探れと迫る様子がかなり異様。でも伊藤英明って、アタシより年下だよなあ。調べてみたら、47歳。・・・署長にしては若くない ? ? ?でも結構な白髪交じりの頭なのよねぇ。ちょっとびっくり。白髪交じり頭のままの登場って、なんなんだろ。署長としての貫禄を出すため ?それと異様さに拍車をかけるため ?? ? ?なんかあの白髪交じりの頭、身なりにかまってない感があって、ちょっと異様な感じもするのよねえ。最初はね、個性的で変わってる4人が、捜査権もないのに捜査してて、ちょっと変わった形式の刑事ドラマなんだと思っていたんだ。もともと刑事ものとか、謎解きとかに興味がないんで、この変わった形式の刑事ドラマも悪くはないと思ったわ。こだわりがない分、素直に受け入れられたのよね。ただ、登場人物のクセが強すぎて、ちょっと溶け込めない感が強く・・・正直どうしたらいいかわかんなかったわ。見続けるのか、ここでやめるのか。多分、やめた人多かったんじゃないかなー。視聴率低かったらしいし。アタシは一回見始めたドラマはつまらなくても見続けないと気がすまないという、実に生産性のない習性があるのだけれども、今まで一つだけ途中で見るのをやめたドラマがあるのよ。例外中の例外。『極主夫道』なんだけど。玉木宏主演だからと見始めたはいいけど、ギャグセンス ?あわなかったわ。全然。笑うところで笑えず、見るのが苦痛すぎて一話で脱落。このドラマ、あのドラマほどではないけど、あのドラマに続く例外脱落二作目になるかとちょっと悩んだわ。でも耐えて見続けたらば、段々と面白くなっていったんだわね。星砂の二重人格とか織り込まれてきて、 え・・・っ。 て感じだったし、ただの刑事推理ものでないんかいって。しかももう一人の人格の星砂がどうやら悠日の兄の死にかかわっているっぽいと来た。 ええええーっ。 ・・・だわよ。 ◎_◎;サスペンスとかにも興味ないんだけど、でもこれは謎すぎて興味そそられて・・・どんどんのめり込んで見ているうちに、後半、ガラっと様相が変わって。悠日の兄の死と。星砂のもうひとりの人格の恩人が犯したとされている殺人事件と。その事件と共通点が多い過去の殺人事件と。点在していた事柄が結び付いて一つのつながりが見えてきて・・・?それが連続殺人事件。そして捕まった犯人たちの冤罪。真犯人は別にいる・・・ ?あの怪しかった鹿浜の隣人・森園が弁護士だというのにびっくり。この連続殺人事件の最初の事件の担当弁護士だったとのこと。おーそうくるかいというか、そんな展開、第一話の時には想像もしてなかったから、ホント驚いた。只の変人隣人に安田顕を持ってくるとは豪華だな、とは思ったんだよね。何の役目を果たすんだかのどーでもよさそげな役にヤスケン持ってくるかあって。まあヤスケンさん、変人っぽさ、あふれまくってるけど。(笑)なんか坂元さんにしてやられた感。 ^ ^;でもそーなると、伊藤英明もなんか怪しいのよねぇ。ただの署長役としては豪華すぎる。悠日の兄の死に関する執着もなんか異様だし・・・ん~・・・これはもしかして・・・ ?と思ったらば、ビンゴ。いやビンゴを超えていた。一連の連続殺人の犯人は伊藤英明だと思ったらば、どうやら真犯人はその息子・・・ ? 伊藤英明は息子をかばってる ? ? ?この手のストーリーに興味のないアタシも、かなり引き込まれたわ。引き込まれたけど、なんとなく真相が見えてきたところで興味はしぼみ、あとはただ、二重人格の星砂の行く末が気になるのみ。本来の星砂の恋人は悠日。もう一人の星砂が惹かれているのは鹿浜。鹿浜はもともと星砂のことが好きで、失恋していて・・・うわあ・・・なんともいえない、なんともしがたい、実に複雑で実に切ない三角関係。いや四角関係 ?ん~・・・もうひとりの星砂がね、自分は自転車に乗れるけど、練習した記憶がない。練習したのはむこうの星砂。だからむこうの星砂が本当の星砂。そう言うのよ、鹿浜に。それに対して鹿浜は、じゃあ今度リンゴが剥けない星砂に、剥き方を教えるって言いうのよね。鹿浜はもうひとりの星砂が好きだから。居なくなってほしくないから。なんともせつないんだけど。お互い惹かれあっちゃってるもう一人の星砂と鹿浜の気持ちが伝わってくるシーン。でも、本当の星砂を失った恋人の悠日もせつない。その姿は目の前にあれど、心が違う。別人。そしてその別人星砂は鹿浜と・・・コレどうなるんかな。前回ラストの方、星砂が伊藤英明の息子に語り掛けてるシーン、しゃべり方が本当の星砂っぽかった。もう一人の星砂だったのに。ふたり、融合されつつある ?星砂を演じる松岡茉優の演技が秀逸。ふたつの人格を見事に演じ分けてて。『あまちゃん』に出てたんだよねえ。彼女。脇役だったけど、こんなに演技派になるとは思ってなかったわ。オバサンになったころの円熟した演技を見て見たいわねぇ。楽しみだわ。タイトルの『初恋の悪魔』。ずっと意味不明だと思って気になってたんだけど、鹿浜がもう一人の星砂に恋していることを表してるのかなあと。そう思えてきたわ。人とのかかわりを避けて生きてきた鹿浜にとって、これが初恋で・・・本来の星砂ではないもう一人の星砂に恋をし、心も通じ合いつつある・・・でもこの星砂は・・・・と思うとね。彼にとってこの恋は、『悪魔』みたいなものなのかもと。そう思ったり ?最終回を見て。タイトルの意味は、おおむねアタシの想像通りなんでないのかな ?と、思った最終回。事件の解決より、その後の鹿浜の失恋( ?)が濃く描かれてたわね。星砂のもとの人格が目覚めて、もう一人の星砂は消えてしまい・・・あれは夢だったのかな ?もう一人の星砂が鹿浜に別れを告げに来たのは。あのシーン、鹿浜・・・林遣都の演技は圧巻。で、ラストシーン。いつもの4人が集まって、捜査会議。 マーヤのベールをはぎ取るんだ ! ! の、ラストシーン。いいねー。いいねー。あのラストシーン、好き♪^ ^
September 24, 2022
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東大卒のパラリーガル「石子」こと石田硝子(有村架純)と、高卒の弁護士「羽男」こと羽根岡佳男(中村倫也)が凸凹コンビを組み、ふたりの元にやってくる人々が抱える身近なトラブルに挑みながら、お互いのコンプレックスに向き合い、成長していく姿をコミカルに描くリーガルエンタテインメント。弁護士モノってーことは、事件モノ ?あまり好きなジャンルのドラマじゃないんだけど、主演の二人、有村架純と中村倫也が好きなので、視聴することに。・・・したんだけど、 一話のゲスト、 赤楚衛二が レギューラー化してる~。 ;´Д`いや、ごめんなさい。今が旬の売れっ子なのかもしれないけど、彼、個人的に苦手…なんで。- -;最初に彼を見た、『スーパーリッチ』での役柄がどーも好きになれなくて・・・以来苦手。まじめですー。いい人ですー。子犬キャラですー。で、好きになった相手に好き好き攻撃。アタックしまくり。でもって、恋敵のことはめっちゃ意識しまくり。うーん・・・なんかうんざり。 ・・・個人的には。 ^ ^;『スーパーリッチ』では、言葉に出さずとも、影日向に好きな人をひたすら支え続けていた町田啓太くんの方がいい男に見えたわ。この『石子と羽男』もしかり。高校の先輩だった石子のことが好きな赤楚くん。わかりやすい好意と優しさを石子に見せる赤楚くんだけど、遠回しに優しさと思いやりを見せる中村倫也・・・羽男の方が、いい男だと思うあ。ていうか、これ、赤楚くんいる ! ?いなくても成立するドラマだよね !?なんで赤楚くん、このドラマにいるわけ ! ?こーゆー設定の場合、石子と羽男がケンカしながらもお互いを理解しあうようになり、最後にはくっつくんじゃないのかー ! ?くっつかないにしても、そばにいる別の男(赤楚くん)とくっつくとかあり ?てっきり当て馬だとばかり思っていた赤楚くんが、石子に告白して、OKもらったのにはびっくりだったわ。でもきっと、最終回までには赤楚くん振られるんだ。石子が羽男の方に惹かれている自分に気が付くんだって、勝手に想像していたんだけれども、 ・・・一向にその気配なし。 - -;えー・・・このままふたり、付き合ってくの~ ?T_Tでも石子、好意はあれど、loveは感じられないのよねぇ。赤楚くんに。つーか、役名、大庭くんなんだけど。 ^ ^;もともと交際OKしたときも、大庭くんとは好意の度合いが違うかもしれないけど、お付き合いしていくうちに同じくらい好きになれたらいいのかなってそう思ったって言ってたもんね。石子は。likeから始まって、いつかloveなれば・・・ってことなんだろうけど、なんかまだその気配は感じられず・・・むしろ羽男も含めて三人の絆が深まっていってる気が・・・;・∀・大庭くん、また事件に巻き込まれてるというか、今度は放火殺人事件。(汗)犯人だと疑われた彼を、石子と羽男が助けたからね。深まるわね。絆も。三人の絆は嫌いじゃないけど・・・やっぱり赤楚くんはいらーん。アタシはいらーん。石子と羽男だけでいい・・・T_T中村倫也だけだと華やかさに欠けるし(アタシは好きだけど)、それで旬のイケメン売れっ子・赤楚くんを投入したのかなあ。とか勘ぐったり。ん~。赤楚くん目当ての若い女の子、見て見て的な ?旬の売れっ子に当て馬そうろうやらせるのもなんなので、石子と付き合ったり、何度も事件に巻き込まれたりになったのかもね ?そう、見せ場がないとね ? ^ ^;このドラマは、マチベンなので、身近な問題が取り上げられてるところがとっつきやすくていいわね。お隣の木の枝が伸びてきていて、毛虫が落ちてくるからどーのこーの。そういった類の問題を解決していくんだわね。ダンナの実家の墓トラブル、石子と羽男に解決してもらいたいわ。(笑) ↑ 結構本気。 ^ ^;見たものを写真のように記憶できてしまう羽男。高卒ながらも司法試験に一発合格できたのは、その能力故。しかし実務は記憶力だけでは務まらず、予定通りに事が運ばないと、手が震えてしまうという弱点もあり、なかなか弁護士の仕事が続かない。そんな羽男を東大主席卒のパラリーガル・石子が支えて。そう、東大主席だったのに、司法試験に4回も落ちてて。なぜなんだろうと思ってたらば、最初の司法試験の日に、交通事故を目撃。動揺。不合格・・・以来、トラウマになってしまったよう。あらら・・・ちなみにアタシ、私立高校の受験の日、車で駅まで送ってもらってる途中、隣のレーンを走ってた車が目の前で思いっきり人をはねたんだわよ。早朝の散歩だったのか、信号のないところを渡っていたおばあさんを。勢いよく跳ね上がるんだわよ。人間って。思いっきり見ちゃったわよ。今でも脳裏に焼き付いてるわ。その時、車の中で朝食のおにぎり食べてたけど、食欲なくしたわね。でも流し込んだけど。お茶で無理やり。入試だったんで。おなかすくとだめなんで。・・・・・・・。石子よりアタシの方が図太い ?;・∀・ ↑ ダメもとの記念受験だったんだけど、 ちなみに合格。 ダメージ受けず。(苦笑)石子には弁護士になってもらいたいんだけどなあ。アタマ、キレッキレだし。窮地に立たされても、いつもいい方法を思いつくし。さすがの頭脳。是非、弁護士になって生かしてほしいわ。最終回までに、その辺も描くのかと思ってたけど、ちょっと尺が足りないかな~。ん~。羽男のほうの成長は描かれてるんだけど。あー・・・羽男ほどではないけど、うちの次男も多分、見たものをそのまま記憶してるっぽいのよね。未就園児のころに気が付いたわ。あれ、この子・・・って。神経衰弱が得意だったりするのでね。あと、雑然とした部屋なのに、その中に取り残されてる忘れ物にすぐ気が付くとかね。まあでも羽男ほどではないから、浪人もしたし、センター試験失敗して、国公立全落ちもしたわよ ?^ ^;パート2作ってくれないかなあ。回を重ねるごとに、石子と羽男の無掛け合いの息があってきて、なんだかおもしろいし、いい感じなんだけど。もっと見ていたいんだけど。期待。 ^ ^最終回を見て。石子の司法試験ラストチャレンジは描かれないのかと思ったらば、描いてきたわね。最後に入れてきたわね。合否までは描かれてないけど、羽男のさしかけた青い傘。あれできっと大丈夫よね ?トラウマ、乗り越えたよね ?羽男のこーゆー優しさが好きだわ。羽男はまるでプロポーズみたいな言葉で、これからも相棒としてそばにいてほしいと石子に言ったけど、石子も相棒弁護士としてそばにいるって応えたけど、コレだけお互いを信頼しあって、息があっていたらさ、そのうち恋愛感情生まれると思うんだけどなあ。普通。それにこの二人の結びつきをさ、間近で見せられたらさ、それぞれの彼氏彼女がつらいと思うんだよねぇ。アタシだったらダメ。耐えられなくなるかもしれない。・・・大庭君は大丈夫なのか ?なんかなあ。やっぱ大庭君はこのドラマに要らないと思うんだよなあ。居なくても成立しちゃうもん。いやむしろその方がすっきりする・・・と、最後までもやもや・・・^ ^;
September 16, 2022
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都内の園芸店でバイトする前島皐月(杉咲花)。声優を目指していたが諦めかけていた。何をしても本気になれない。恋も同じ。しかしある時、ガーデンデザイナーとして活躍する森下陸(藤原季節)と出会う。皐月の作るテラリウムが、陸の目に留まり、陸が手がける庭園のリガーデンプロジェクトを皐月も手伝うことになる。そんな2人が恋人となるのに時間はかからず・・・そんな折、ガーデナーの白石悠磨(森山未來)がプロジェクトに加わることになり、陸はひどく動揺。2人はかつての恋人同士。でも皐月はそのことを知らず・・・ガーデンの完成を目指しながら3人の思いが交錯する。まるでプリズムのように。 やがて皐月は、ある選択をし・・・番宣に当たるのかな ?放送前に、杉咲花ちゃんと藤原季節さんが、土曜スタジオパークに出ていていて、それでこのドラマのことを知り、見てみたのよね。病院モノでもなく、事件モノでもない、人間模様を描いたドラマのようだったので。アタシが見たいドラマってそーゆーのなのよね。病院モノも事件モノも、面白いのはあるし、まったく見ないわけでもないけど、アタシはお仕事モノや謎解きモノより、人間模様を中心に描いたドラマが好き。でもコレ、ヒロインが二人の男性の間揺れるドラマなのかって、勝手に勘違いしてたわ。そんなんじゃなかった。全然違った。何ともイマドキな・・・LGBTがからんだストーリーで。結婚ってなんだろうみたいなのもからんでるし。イマドキだし、NHKらしい。ちょっと前にも『恋せぬふたり』なんてのがあったわね。アロマンティックアセクシャルのドラマ。うーん・・・でもちょっともういいやって気がしないでもない。別にLGBTを差別するつもりはないんだけど、でもあまりにも取り上げられすぎちゃうと、じゃあいわゆる『普通』は悪いのか ?とか思っちゃうのよね・・・いやそんなことじゃないのはわかってるんだけどね。多様性だってこと。違いを認め合うってこと。わかってるんだけど・・・心が女性だからって、体が男性のまま、女子トイレを使わせろとか主張するのはどーなのとか。心も体も女性の気持ちも考えてよ、とか。まあそれはこのドラマとは関係ないんだけど。 ^ ^;皐月の両親(吉田栄作・若村真由美)は離婚しているんだけれども、父親が実はゲイで、妻と娘を捨てて、男のもとへ走ったんだわね。で、そんな皐月にできた恋人(藤原季節)にも、実は過去の忘れられない恋人(森山未來)がいて、それが男性だという・・・わあ・・・これはショーゲキ。皐月が傷つく。わあ・・・と、思ったんだけど、傷ついてはいない ?相手が男性ということより、相手が白石(森山未來)だということに動揺している ?のかな ?白石と一緒に仕事をして、白石のことは尊敬してる。白石と陸と、なんとなく空気感が似てるな~と思ったこともあり・・・そう、その二人の相性の良さ。空気感で気が付いちゃったのよね。ふたりが元恋人同士だってことに。皐月は。あふれ出てるのよ。ふたりの相性の良さが。幸せ感が。自分といる時より多分、陸は幸せなのだろうと・・・そう思わせる・・・陸はゲイというわけではなくて、バイ ?男性で好きになったのは、白石だけという。かつて白石は突然、陸の前から去り、傷ついた陸はずっと白石のことを忘れられずにいた。でも皐月のおかげで新しい未来に踏み出せた・・・って、でもでも白石のこと好きなの、あふれ出てますけどぉ ?隠しきれませんけどぉ ?もしもーし。皐月のことも好きなのかもしれないけど、好きの重さにかなり差があったのかもね。なんか見ていて、LGBTの話なんだけと、ただの三角関係の話にも見えてきたわ。単に陸が優柔不断なだけ。意図せず二股かけちゃってるだけ。男とか女とか関係なくない ?皐月のお父さんも、ゲイだと思ったら、女性も愛せるバイ ?なんか途中でそんな風な話もあって、じゃあ妻と子供を捨てて男に走ったのって、 ただの浮気じゃん ! ! ・・・って思ったし ?LGBTと造園の話とうまく絡めてたわね。8話では。植物の多様性と、人間の多様性とを。だから彼らの仕事が造園なのかと、その辺練られた脚本だったのかと、そこは感心。紫陽花がきれいに咲いていて、6月に撮影したのかなあとか、そんなこと考えながら見てたわ。アタシも植物好きだけど、植物がからむと、重いテーマの話にも、ちょっとした清涼剤になるわね・・・アタシ、ヒロインの皐月があまり好きではないのね。陸のことは好きだけど、結婚はしたくない。結婚したくないけど、結婚が条件で陸の父親から融資が下りるから、じゅあ偽装結婚する。その陸の父親に口答えして、偽装結婚も融資もなくなったけど、陸との関係は続けていく。育んでいく。陸は本当に結婚したがってるけど、自分はやっぱり・・・あのねー、もー、 わけわからんって。 ;・∀・両親の離婚のせいで、結婚に意味を見出せなくなっているのはわかった。でも誰かを好きになるんだ ?まあありかもしれないけど、いくら融資のためといえども、偽装結婚って・・・皐月から言い出してるからね。結婚したくない皐月から。なんのてらいもなく。皐月の両親、あんなに喜んでるのに。罪作りだわよ。やっちゃいけないと思う。やっちゃいけないけど、それでもやるなら、陸の父親に逆らうなってーの。陸の父親の言ってることに反論なんかせず、黙ってやり過ごせっつーの。会社の未来がかかってるのに・・・何のための偽装結婚 ?人づきあいが苦手でおとなしいキャラ設定だった気がするんだけど、最初は。なんか途中からキャラ変したよーな ? ? ?途中から脚本家が変わったみたいなので、そのせいかなあ。浅野妙子さんだったのに、途中から原作者扱いになってんの。どんな事情 ?アタシは正直、皐月の陸が好きな気持ちがいまいち伝わり切れてないので、別れるなら別れたらいいやんとしか思わなかったし、なんかなあ・・・陸の皐月を好きな気持ちもいまいち・・・陸・・・藤原季節さん、棒読みみたいなしゃべり方するからね。あーゆー演技なん ?なんなん ?ただ、白石の陸を思う気持ちはよく伝わったし、陸の白石といる時の幸せそうな表情もね。あれは何とも言えないわよね。だから白石と陸とで復縁すればいいやん。めでたし、めでたし♪て、思うんだけれども、だったら8話まででいいわけで、でも9話まであるってことは・・・ 三人、 誰ともくっつかない ! ? かも ?なーんて予想してる。 ^ ^;最終回を見て。予想的中。(笑)三人誰ともくっつかなかったわね。 ^ ^;昔のトレンディードラマにそーゆーパターンがよくあって、今まで見てきた時間を返せーって思ったけど、コレは別にいいかな。くっつかなくてもいいかなって思ったかな。三人、これからも造園でかかわりあっていけばいいんでない ?大切な人たち、みたいなくくりで。皐月パパは同性のパートナーと、パートナーシップ制度を利用しようとし、皐月の友人の彩花は、デキ婚のダンナに産休・育休をとってもらうことにし。ん~。お腹一杯なんですけどぉ。LGBTだけに飽き足らず、SDGsまでぶっこんで来たかい。なんかほんとにお腹いっぱい。やりすぎると啓蒙ドラマみたいでうんざりしちゃう。ほどほどにした方がいいと思うなあ。~_~;
September 13, 2022
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新婚ホヤホヤの知花(百田夏菜子)と悟(落合モトキ)。知花は派遣のアパレル販売員。悟は漫画家アシスタント。裕福とは言えないが、お互いを思い合い、毎日を笑顔で過ごしていた。そんなある日、悟は知花にちょっとした違和感を覚えるようになる。出かける約束をしたのに覚えていなかったり、なぜか洗面所のタオルに卵を入れてしまったり、会話をしていてもすぐに話題が飛んでしまったり。それは悟にとっては気にならないレベルだったが、知花が仕事をクビになったことで事態は大きく変わってしまう。「私、発達障害かもしれない」検査の結果、特性があると分かった知花。一方、動揺する悟は・・・原作の漫画を漫画アプリで無料のとこだけ読んだことがあるのだけれども、知花の元気でおしゃべりなところ、漫画のイメージそのままだわ。漫画では知花がデフォルメされていて、ミニマムに描かれてるんだけれども、その辺のちょっと幼いような可愛いいような ?独特の原作の雰囲気も、踏襲してるわね。百田夏菜子ちゃん。・・・って、年齢調べたら、もう28なのねぇ。あらぁ。ちゃん付けは失礼かしらん ?でもかわいいんだけど。^ ^;発達障害って珍しくないのよね。子供の同級生とか、同じ町内とか、ちらほらいるもの。知花って何歳の設定 ?百田夏菜子ちゃんの実年齢くらいだとすると、うちの長男(24)よりちょっとだけお姉さん。だとしたら、子供のころにすでに気がつきそうなんだけどなあ。これくらいの年齢の人が子供のころ、すでに発達障害って認知されつつあったし。大人になるまで気がつかないのは、もう少し年上の世代のような・・・ ?知花のお母さん(中島ひろ子)、一生懸命子育てしてたのになあ。気がつきそうなんだけどなあ。でも普通の子にしようと一生懸命すぎて、知花と溝ができちゃってたけどね・・・知花はつらかっただろうけど、母親としてはお母さんの気持ちもわからんでもないのよね。うちの次男、3歳半までまともにしゃべらなかったし。言葉が遅くてもこっちの言ってることは理解できていたから、アタシはそんなに心配はしてなかったのに、ある時義母に過剰に心配されて、障害があるんじゃないかとまで陰で言われてて、一時的にナーバスになっちゃったのよね、アタシ。他人に言われたのなら受け流してたけど、義母だったのがいけなかったのよね。またダンナが同調しちゃったから・・・で、一度だけ次男に怒鳴っちゃった。 ちゃんと 喋りなさいっっっ。 って。そしたら長男に言われちゃったわ。 お母さん、 鬼・・・今でも忘れない。苦い思い出だわ。激しい後悔の詰まった、苦い思い出。まあそんなことがあったりしたから、知花のお母さんの気持ちもわからんでもないのよね。でもそばにいる誰かが、発達障害の可能性を指摘してあげられていたら・・・そして子供のころに気がついて、診断を受けて、療育を受けていたら、もう少し楽に生きられたのかな ?それでもやっぱり、就職とかに躓いて、悩むのかな ?難しいよね。発達障害に理解のある職場って、どこにでもあるわけでないだろうし。忙しすぎて余裕のない職場だと、無理って思われるかもしれない。一緒に働いている人たちに心の余裕がないと難しいと思う。アタシ大昔、銀行員だったけど、背中で同僚の仕事を見ろ。把握しろ。先回りして動け。・・・って上司に指導されたわよ。;・∀・後ろの席で仕事している同僚の仕事の進み具合も、自分の仕事をしながらちゃんと把握して、お互い阿吽の呼吸で協力し合い効率よく進めて行けって意味。最初はうわぁって思ったけど、本気モード全開でそのうち出来るようになったわね。自分のことだけに没頭せず、常に周りの動きも見てれば可能なんだけど、そういうことは発達障害の人には無理だろうなあ。逆に発達障害の人に理解を寄せていたら、あの職場は回らないし。どんな仕事でもできるってことじゃないのかもね。難しいね。知花はアパレル販売の仕事がしたいのに、いつも続かない。クビになってしまう。それでも店長(雛形あきこ)の心をつかみ、理解を得、再びお店で働けるようになって・・・まあでも同僚の理解は全然得られてなくて、ひと悶着アリだけど。このまま働き続けれたらいいなあと思うわね。にしても雛形あきこ ! ! !久しぶりに見たら、オバサンになってた ! ! !えー何歳 ! ?すっごくびっくり。(汗)でも彼女がオバサンなら、アタシはバーサン ! ?;・∀・いやまだもう少し・・・あとの話よね。(汗)クールビューティーっていう役どころにも驚いたわ。確かにそんなイメージになってたけど、若いころの彼女からはとてもとても・・・だったので。びっくり。びっくり。でもただ、モノローグが下手ね。演技はそこそこなんだけど、(うまいわけではないが下手でもないレベル)モノローグが棒過ぎてちょっと・・・だったわね。 ~_~;発達障害をテーマにしたドラマではあるのだけれども、そこだけに特化しているわけではなく、知花と悟の夫婦の形も探りながら描いているというか。そこがいいかな、と思う。・・・思うけど、実際、発達障害のパートナーを持つと、綺麗に描き切れない現実のあれこれがあるんだろうな・・・とも思うわね・・・
July 20, 2022
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アタシ、原作のこやまゆかりの漫画、初回だけ読んだことあるわ。初回だけ読んで、なんかいつものこやまゆかりの作風だなあって、ちょっと飽きたなあって、それで一回だけでやめてしまったの。 ↑ ライバルに蹴落とされても めげずに頑張り、 成功していくヒロイン。 こやまゆかりの作風。 ^ ^;いつも雑誌の立ち読みなんだけど、このころ立ち読みができなくなりつつあった時期で。雑誌も縛っちゃうのよね。前は付録付き以外、縛ってなかったのに。少し遠くの書店なら、各雑誌一冊だけ縛らずにおいてて、立ち読みできたんだけど、そこまで行くのも面倒で、結局初回のみに×××で、今回のドラマ化。あの初回の後、どーなったの ! ?と、興味津々で・・・ ^ ^;佐都(土屋太鳳)は、母の良恵(石野真子)と2人で下町の大衆食堂『まんぷく屋』を切り盛りしている。ある日、佐都はかねてより交際してきた深山健太(松下洸平)にプロポーズされ、それを受け入れる。 佐都が健太の実家へ挨拶に行くことになった日、2人を迎えに、1台の高級リムジンが店のに現れる前。なんと健太は、江戸時代から400年以上続く名家で、莫大な資産を有する一族、深山家の御曹司だったのだ。 健太の出自に驚き、彼の両親に気に入ってもらえるかと不安がる佐都に、健太はこれまで実家と距離をとってきた理由を正直に打ち明ける。そして深山家当主である父の圭一(石橋凌)が、佐都に会いたがっていることを伝えて安心させる。 その後、2人は深山家に到着するが、圭一から命令された健太の母・久美(木村多江)によって、佐都は門前払いを食らい呆然とする。圭一は、佐都が庶民であるという理由で2人の結婚を受け入れていなかった。上流社会の理不尽なしきたりや深山家内の複雑な人間関係に翻弄される佐都と健太。そしてここから、2人の奮闘の日々が幕を開ける・・・なんか妙な口調の語りといい、妙な替え歌を歌いながら佐都をいじめる長男の嫁の美保子(松本若菜)といい、これって、 ・・・ネタドラマ ? ;・∀・ かと思った。(笑)原作漫画とは別の演出というか、ベースは原作漫画だけど、独自の世界作っちゃってるよね。もはや。;・∀・ネット上では、松本若菜の怪演が話題で、松本劇場なんて言われてるらしいけど、アタシはちょっと苦手かな。苦手ながらも、回を重ねていくうちに免疫ついた感じ(苦笑)なんだけども、ウケたからなのか、終盤美保子の怪演が増えてきた ?うーん・・・増えてくるとまたやっぱり苦手感が××× ~_~;フツーの演技で魅せておくれ~。奇をてらわないで。と、個人的なつぶやき。アタシ、土屋太鳳が苦手だったのよね。なんか昔でいうぶりっこ ?あざとい感じ ?そんな感じがしてて。でも一番最初に彼女を見た時、『花子とアン』の時は好感持ってたのよ。素直な好感持てる演技してたと思う。あの失われた素直さを残念に思っていたんだけれども、このドラマでは出てたわね。素直っていうか、ひたすらまっすぐで、ひたすら一生懸命で。見ていて気持ちがいいくらいに。あーこれこれ。最初に彼女を見た時、いいなと思ったイメージ。これよ、これ。このドラマの土屋太鳳は好きだなあ。なんか大人になったわね。苦手で避けてるうちに。(苦笑)綺麗なお姉さんになったわ。ドラマの中で生まれた娘の名前が凛なんだけど、このドラマの中の土屋太鳳も凛としてる。 ^ ^健太役の松下洸平はもはや定番というか、いつものいいひと役だわね。純粋にいい人。飾り気のない真っ直ぐないい人。松下くんのそーゆー役、はまり役で好きなんだけどね。『リモラブ』の青林も、『最愛』の大ちゃんも。でも少々見飽きたかも ?まじめないい人が実は極悪人だったとか、犯罪者だったとか、松下洸平で見てみたいかもしれない。 ^ ^;あー・・・でも今、健太、記憶喪失だからね。極悪人でも犯罪者でもないけど、旧態依然とした深山家を変えるべく、奮闘してたあの健太とは別人で。ふるくさーい男尊女卑の親父のいいなりになっちゃって、佐都もこの健太とは暮らせないと出て行ってしまって。きちんと演じ分けてるのよね。松下洸平。そーゆーの見ちゃうと、ますます実は極悪人・・・てーの、見てみたいかも ?^ ^;でも記憶喪失ってさ、昔の大映ドラマじゃないんだからさ。安易に使わないでよー。もー。なんか非現実的で安っぽくなっちゃう。でもネタドラマみたいなつくりになってるから、まあアリなのかなあ ?うーん・・・原作が終わってないからね。それでそれなりに結末つけようとなると、記憶喪失ネタとか考えちゃうのかもね ?だけど、後継ぎの男を産め、男、男、男・・・すっごくうるさいんだけど、血だけつながっててもさ、バカ息子じゃ家がつぶれるんだわよ。娘に極上の婿養子をとった方が、家が繁栄するかもよ ?て、思うのアタシだけ ?^ ^;皇室は男系でつながってきたけどそれでも延々と存続してきてるのって、古代はともかく、直接政治をつかさどってないからだから。政治はその時代の別のデキルお方がやってきてるわけで。会社とか経営しててさ、お飾りじゃなくて実務してて、それで息子だけでつないでいくのって、まず無理なんじゃないかなあ。と、リアルなこと思ったりするわ。男・男・男ホントうるさいのよ。辟易としちゃう。最終回の予告カットで、虐げられてきた女性陣が一堂に会するシーンあったけど、反撃してほしいわ~。^ ^;追記最終回を見て。最終回はちょっと詰め込みすぎな印象。すべてのエピソードが浅いというか、上っ面だけなぞってる感じ ?急ぎ足でエピソードをつないで、駆け抜けて、 最後、 まあるく納めました ! ! ・・・みたいな。 ^ ^;二回に分けるか、最終回スペシャルで延長するかの方がよかったわね。まあでも視聴率的には、スペシャルは無理かな。当主の座を追われたからって、いきなりホームレスになってるパバリン(石橋凌)はありえないし、結婚式で白無垢姿の佐都を見て、急に記憶が戻る健太もなんだかなあ。そして車いすだった長男(尾上松也)の謎。 ちゃんと 歩けるやんけ ! ! !なにあれ。なにあれ。・・・ただのかまってちゃん ? ? ?;・∀・やっぱネタドラマかな~。まあでもそう思ってみれば、そのレベルでは完成度が高いというか、細かくつっ込まなければ十分楽しめるドラマではあったわね。^ ^;
June 30, 2022
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なんか変なタイトルだなあって、最初に思ったんだよね。 なに ? 持続可能ってなに ? 持続可能な恋ってなに ?なーんか固いじゃんね。言葉が。持続可能だなんて。それが何で『恋』につくんだ ?みたいな。恋って人を好きになる心のこと。結婚は持続可能か考える必要あるけど、恋は別にないでしょ ?なんかこのタイトル好きじゃないなあって、それは今でも思ってるんだけど、最近気が付いたわ。いや気が付くの遅いんだけど・・・アレなのね ?最近よく聞く言葉なのね ?サステナビリティとか。SDGsとか。持続可能、持続可能って、ニュースでよく聞くわ。そー言えば。単純にそれにかけてるだけか。;・∀・アタシみたいに引っかかって気にしてないで、かるーく流せばいいんだな。(苦笑)ヨガインストラクターとして働いている杏花(上野樹里)は、2年前に母が他界した際に実家へ戻り、今は父で辞書編纂者の林太郎(松重豊)と2人暮らし。インストラクターとして生徒には「心身ともに穏やかな暮らし」を提唱しているものの、実は自身はいつも何かに追われる忙しい日々を送っている。 その上、大雑把な性格のため家事も雑。また父の方も、家のことは妻に任せきりだったため日常生活の能力も低い。そんな雑然とした父娘二人生活の日々の中、林太郎が妻の遺品整理で離婚届を見つけたことから、第二の人生を共にするパートナーを探すことを決意。結婚願望の薄い杏花まで巻き込み、父娘のダブル婚活が始まるが・・・ダブル婚活というほど、二人とも婚活してないけどね。婚活がテーマじゃなくて、結婚とは何かがテーマ ?・・・なのかな。婚活パーティーで、松重父は整形外科医の明里(井川遥)と出会い、杏花はその前に起業セミナーで、シングルファーザーの晴太(田中圭)と出会う。その晴太が婚活の会社の社員で、パーティでばったり、びっくり。・・・なんてな展開もあったり。当て馬的存在として、杏花の幼馴染の颯(磯村勇気斗)も登場。なんかプロットのしっかりとした恋愛ものだなあって感じね。全体的に緩やかで、杏花の仕事であるヨガの世界観も心地よく、リラックス作用があり、アタシこのドラマ好きだわ。もともとは戸田恵梨香が主演だったと聞くけど、上野樹里でむしろよかったんでないかな ?戸田恵梨香では穏やかさが出ないと思う。ヨガも本格的になりすぎて、世界観云々じゃなくなりそーな・・・ ?;・∀・アタシ、田中圭って苦手なのよ。最近ブレークしてたけど、その前からずっと苦手。理由はうじうじ・ふらふら、優柔不断な役が多いから。(苦笑)いっつもドラマ見て、田中圭の役にはイライラしてて。 ^ ^;このドラマの晴太も優柔不断気味なところはあるのよね。杏花になかなか思いを告げられないところとか。でもシングルファーザーだし、抱えてるものが大きいし、それに杏花は結婚願望なしの女性。いろいろ考えることは多くて、そりゃ優柔不断気味にもなるよなあと、晴太の気持ちには理解が及ぶのよね。杏花への募る思いも。一方で、子供ファーストで生きる父としての顔も。そして子どもがいることで、杏花の将来をつぶしたくない。そんな強い思いと、それでもあふれだしてしまう杏花への思いと。自然で無理がない。優しい男性だと思う。うん、この役の田中圭は嫌いじゃない。全然嫌いじゃない。いや、こんな田中圭、初めて。(苦笑)杏花と晴太、ふたりで目的地を設定せず、適当なバスに乗り、行きついた場所に赴くやつ。バスデート ?あれ、あーゆーの好きだなあ。杏花は晴太といると、ヨガの世界みたいに心が解放されて、穏やかでいられるのかもね ?当て馬ジルベール(颯・・・磯村君のこと ^ ^;)は、杏花にプロポーズしたとき、そのままでいい、変わらなくていいって言ったけど、杏花は晴太と出会ってから変わっていった・・・ ?よね。自分のことだけでいっぱいいっぱいだった以前の自分。でも今は・・・大事な仕事の商談をふいにしても、晴太の子供のために動こうとした杏花。生きるということは、変化していくということ。辞書編纂者の松重父の言葉が響くね。その松重父が杏花とは血がつながっていないというのにも驚いたけど。ああでもそうか。その設定が、シングルファーザーの晴太と杏花の関係にも生きてくるわけか。なるほどね。よく練られた脚本だなあ。そーか。当て馬ジルベールには申し訳ないけど、杏花と晴太のハッピーエンドを願ってるわ。でもそれより、実のところ、松重父と明里のハッピーエンドのほうに興味があったりして・・・笑。最初は婚活の対象外で、ただの知り合いだったのに、少しずつ距離が縮まり、友人のようになり、そして・・・明里の心の変化が細やかに描かれていてよかったわ。明里・・・井川遥さんの柔らかさもまた魅力よねぇ。^ ^整形外科医の明里は骨フェチ。辞書編纂者の松重父は、明里の婚活の練習に付き合って、二人の共通趣味かと思い、甲骨文字の展覧会に誘ってたけど、甲骨文字の展覧会って、フツーはデートでいかない場所 ? ? ?なのか ? ? ?な ?;・∀・なんかそーゆーニュアンスの描かれ方してたけど、アタシ、めっちゃ興味津々。(笑)誘われたら喜ぶ。(笑)アタシ、変わってるからなあ。 ↑ よく言われる。 ^ ^;骨フェチの明里さん好きよー。好きな本はと聞かれて、『歎異抄』と答えた松重父も好きよー。『歎異抄』、一度しっかり読んでみたいかも~笑。なんかそこらへんのキャラ設定からして、このふたりのことは好きで、主役の杏花たちのことより、興味があったという・・・ ^ ^;このふたり、ハッピーエンドで嬉しいわ♪追記最終回を見て。晴太が松重父の結婚式に乱入( ?)。その場で杏花にプロボース。ネットで見たには、このシーンが物議をかもしているとか ?いわゆる賛否両論ってか。結婚式始まる前だし、最中じゃないし、松重父的には娘の思いが叶って嬉しかっただろうし、明里も二人のこと気にかけてたし、心広そうだし、・・・・・・・アタシは『賛』だなあ。ギリセーフじゃね ?でもラストのタイトル回収には驚いたわ。『持続可能な恋』は叶わなかった恋だけだと、振られたジルベール颯の言葉。 えー・・・・まあそりゃそうだけど、その通りだけど。でもなんかこじつけっぽいというか、すっきりしないなー。やっぱこれ、今はやりの言葉に引っ掛けただけのタイトルなんでないの ?;・∀・と、改めて思ったわ。(苦笑)
June 20, 2022
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剣持麗子(綾瀬はるか)は敏腕弁護士でお金に貪欲。所属する「山田川村・津々井法律事務所」の上司である津々井君彦(浅野和之)から、ボーナスカットを言い渡されたことに憤慨し、事務所を辞めてしまう。そんな彼女の元彼で大手製薬会社の御曹司・森川栄治(生田斗真)が、「僕の全財産は、 僕を殺した犯人に譲る」などという遺言状を残して亡くなる。栄治の死因は風邪とされるが、麗子は栄治の友人・篠田(大泉洋)から、自分が栄治に風邪に感染させた可能性があるから「犯人」になれないかと相談される。麗子は最初はあまり乗り気でなかったが、遺産が思ったよりも巨額であることが判明したため、多額の成功報酬を獲得するために、篠田を「犯人」に仕立て上げようと奔走し、篠田の代理人として、森川家主催の「犯人選考会」に参加することになり・・・推理モノ、事件モノはもともと好みではないので、基本見ない。けど、このドラマは、好きな綾瀬はるか主演だったので見た次第。 ^ ^でも剣持麗子の性格が可愛げないというか、きつくて、好きになれず、綾瀬はるかまで嫌いになりそーで。昔見た映画の王女様役もそーだったわよねぇ。 おい、しもべ!! ・・・ってキツくて、最初は苦手だったけと、でもアレはラブストーリーだったから・・・最後は泣かせる展開だったしねぇ。けれどこれはミステリーだから。そんな展開は皆無だろーし。ストーリーもねぇ、謎が一話ではや解決しちやって、唖然。そう、元彼栄治の遺言状をめぐるあれこれがあっさり一話で解決。 ええええええ・・・ ◎_◎;『危険なビーナス』とかみたいにさ、10話くらいかけて、じわじわと謎解きするのかと思ったわよ。びっくり、びっくり。(汗)んじゃあこの後、何放送するのって思ってたら、栄治の遺言により相続した町の法律事務所で、麗子と篠田が探偵ごっこ( ? )を繰り広げるという・・・そう、法律事務所なのに、弁護士なのに、なぜかいつも探偵してるという。(笑)もはや職業替えた方がいいんでないの的な。 ^ ^;まあ面白かったけど。どことなくクラッシックなミステリーで、雰囲気も緩く、そんなに謎解きに興味のないアタシ的にはほど良かったわ。本格的なのが好みの人には、つまらなかったかもしれないけれども。それに栄治の従妹の紗英(関水渚)や、元上司の津々井先生までもが、仲間に加わるようになり、4人で事件にかかわったりして、いやちょっと、 楽しいんですけど。 ^ ^津々井先生(浅野和之)、八重のとーちゃんだから、頼朝(大泉洋)の義父じゃんね ?一応。大河で。 でもって、頼朝の命を狙って、でも結局、頼朝に殺される、と。そんな関係だった二人が、このドラマじゃ、一緒にご飯食べてるんですけどぉ。 *^▽^*うーん、面白い。そう、回を重ねるごとに面白くなっていったわね。このドラマ、序盤で脱落した人が多いみたいなんだけど(気持ちはわからなくはない)、続けて見ていたら面白くなっていったのになあ。残念だなあって思うわ。それにこのタイトルの『元彼の遺言状』も、本当の意味が後になってわかってくるというか、そう、「しのだをたのんだ」ってやつね。篠田は殺人犯として追われていた。その彼を麗子が弁護する。あんなにお金に貪欲だった麗子が、お金にならない篠田の弁護を引き受ける。町中の人々が、真犯人をかばうために、無実の篠田を殺人犯に仕立てていた真実に、麗子が激しく怒る。必要のない人間なんていない。篠田は自分にとって人ような人間だと。いやあ・・・はるかちゃんの熱演、素晴らしかったわ。 ^ ^剣持麗子というキャラクターも、好きになれたわ。篠田の無実も勝ち取ったし、ここで最終回でいいと思うのに、まだあと一回続くのね ?麗子失踪編 ! ? !;・∀・なんだ ? なんだ ?前回が最終回でよかったのに~という声が聞かれないことを祈るわ。(汗)追記最終回を見て。心配は杞憂だったわ。ゆるーい後日談だったけど、麗子の優しさと篠田との絆がよーくわかったわ。なんか満足よ。 ^ ^紗英と津々井先生のキャラ立ちもますますって感じで、アタシほんとにこの4人が好きなんだけどぉ。続編希望♪でも視聴率低かったからダメかなあ。 ^ ^;
June 16, 2022
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妻を亡くしてから10年間・・・失意とともに生きてきた夫が、妻と奇跡の再会 !なんと妻は・・・小学生になっていた!元愛妻家の夫、生まれ変わった妻(外見は小学生)、そして大人になりきれない娘・・・ちょっと変わった3人による心温まる家族再生の物語新島圭介(堤真一)は、10年前に最愛の妻・貴恵(石田ゆり子)を亡くしてから、妻のいない残りの人生を“余生”だと思って生きている元愛妻家。全く生気が感じられないため、周囲からは陰鬱な男に見られている。たった一人の家族である一人娘の麻衣(蒔田彩珠)の幸せを誰よりも願っているものの、生活費を稼ぐ以外何もしてやれていないことが心苦しく、コミュニケーションすらうまく取れていない。二人の時間は、10年間止まってしまっていたのだ。同じ家に住みながらもバラバラな父と娘。そんなある日、ランドセルを背負った見知らぬ女の子(毎田暖乃)がこの親子を訪れる。「わたしは10年前に 他界したあなたの妻よ」 と・・・ネタバレしちゃうと、生まれ変わりじゃなかったの。亡くなった石田ゆり子妻は、時間が止まってしまっている父娘のことが心配で、ずっとそばで見守ってて・・・ある日、母親(吉田羊)にあんたなんかいなきゃいいと罵倒された小学生の女の子・万理華(毎田暖乃)が、公園で一人泣いていて、慰めようとしたらば、知らず知らずその女の子に憑依していた・・・それが真相。本人、そこんとこの記憶がとんじゃってるみたいなんだけどね。 憑依ときたか~。 ピッコマの 韓国漫画かよ~。(苦笑) と、一瞬苦笑い。いや、原作日本の漫画ですけど。 ^ ^;でもね、真面目なハナシ、亡くなった人は家族のそばにいるのよ。本当に。いつまでいるのかわからないけど・・・ずっといるのかもしれないし、心残りが解消されたら、いわゆる成仏とやらをするのかもしれないし ?でもいるんだよ。アタシは体験したから。10数年前に、父が亡くなって、しばらくした後、まだ幼稚園児だった次男が父を見たの。天井を見上げて、にこにこと、 あ、おじいちゃん。 ・・・って。アタシには何にも見えなかったけど、あの時の次男の目は正気だったし、それになにより、そのシュチュエーションがね。小学生だった長男には勉強机があるけど、まだ幼稚園児だった次男にはなく、それが気に入らなかった次男が珍しくヤンチャを言い、号泣。大騒ぎして。それをアタシがなだめてたの。小学校に入る前に買ってあげるからと。だからもう少し待とうねと。それに納得して、泣きやんで、アタシに抱っこされていた時、天井を見上げて次男が言ったの。 あ、おじいちゃん。 ・・・って。この時、確信したわ。ああ、父がそこにいたんだと。だって勉強机のことは、父が一番心残りだったはず。次男に買ってあげたかったはず。長男に買ってくれた父は、次男にも買ってやると、いつも嬉しそうに言っていた。まさか買う前に逝くとは自分でも思っていなかっただろうに。絶対、心残りだったはず・・・だから・・・現れたんだと思ったわ。買うお金は、実家の母が持っているから。それで買ってもらいなさいと。次男に語り掛けに来たのだと思う。次男はそんな事情は一切知らない。だれのお金で机を買ってもらうのかなんて知らない。知らないのに、脈絡もなく、突然、おじいちゃんって言ったのだ。・・・絶対に父を見たのだと思った。だから憑依はともかく、石田ゆり子妻みたいに、残された家族が心配で、ずっとそのそばにいるってこと、あるよ。そう、ある。だからだから、アタシはこの物語をファンタジーと思って見ていない。憑依は・・・ファンタジーかもしれないけど、思いが強いと、そんなこともあったりして・・・ ?なんて ? ? ?でもアタシはもう一度父に会いたいとは思わない。いや会いたいと思ったよ。亡くなった時。でも会ったら・・・また別れるとき、とてもつらい。つらいから、別れは一度きりがいい。このドラマでも、生まれ変わりじゃなくて、憑依だとわかって、石田ゆり子妻が小学生の女の子の体から抜けていく。そう、消えてしまって。堤真一夫と娘の憔悴ったらありゃしない。そりゃそうよね。・・・・・。石田ゆり子妻が、『苦しめただけだったわね』とつぶやいたけど、そうでない未来を見たいわね。既に堤真一夫はそれに気が付いて、歩みだしたけど。石田ゆり子妻が最後にもう一度会いたいと、再び憑依して、走り出していた。会うとまたつらい気もするけど、きっとつらくならない終わり方をするのだろう。どんなかな。にしても。毎田暖乃ちゃん、スゴイ演技力。石田ゆり子が憑依している時と、していない素の小学生の時と、まるで別人。しっかり演じ分けてる。最近、高橋一生とか、綾瀬はるかとか、井浦新とか。入れ替わりモノのドラマ見て、その演技力に感嘆したんだけれども、子役でそれをまた見られるとは・・・もうねぇ、石田ゆり子妻にしか見えないもの。すごすぎる。将来が楽しみねぇ。 ^ ^
March 21, 2022
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―――恋愛しないと 幸せじゃないの?人を好きになったことが無い、なぜキスをするのか分からない、恋愛もセックスも分からずとまどってきた女性に訪れた、恋愛もセックスもしたくない男性との出会い。恋人でも…夫婦でも…家族でもない? アロマンティック・アセクシュアルの2人が始めた同居生活は、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく…。恋もセックスもしない2人の関係の行方は!?※アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人を、アロマンティック・アセクシュアルと呼ぶ。会社員兒玉咲子(岸井ゆきの)は、愛嬌のある人間性の持ち主だが、多くの人々と違い、恋愛にもセックスにも興味を持たない性質を持ち、家族や社会の中で疎外感を抱いている。咲子は会社の後輩が企画した「恋する〇〇」キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた時、店員・高橋羽(高橋一生)から、「恋しない人間もいる」と言われる。咲子は親友・門脇千鶴とのルームシェアの約束を、元彼とよりが戻ったという理由で反故にされ、自分の性格に改めて向き合う。その中で「アロマンティック・アセクシュアル」という性的指向が存在することを知り、当事者が書くブログの内容に共感し自分もそれに当てはまると自覚する。その後、スーパーで高橋と再会した咲子は、高橋がそのブログの運営者であることを知り、彼におなじ性的指向の者同士で「家族」になることを提案し、高橋の家で同居を始めるが・・・オリンピック、パラリンピックで、何度も放送が中断。なんか前のハナシ、すっかり忘れちゃって、なんだかなあ。´-ω-`・・・だったわ。アロマンティックアセクシュアルって言葉、初めて聞いたわ。ドラマの登場人物たちも、 アロマ ? あのいいにおいするやつ ! ? なんて言ってたけど、 アタシも 一瞬そー思った。(苦笑)ロマンティックにアをつけると、否定的な意味になるのかな~? ? ?セクシュアルにもアがついてるし。 ? ? ? ? ?昨今は多様性とかよく言われてるけど、これもそのひとつなのかな。なんか別に、 レンアイキョーミない。 ほっとてーいて ! ! でいいやん。とか思うんだけれども。;・∀・いちいち分類して、名称つけないとダメ ?なんか理屈っぽくてめんどくさいなあ・・・ヒロインの咲子(岸井ゆきの)の母親(西田尚美)といい、妹といい、 恋愛するのは当たり前 ! ! ! というのもなあ。アタシ、恋愛体質じゃないから、この言葉には賛同しかねる。いいと思う人が目の前に現れたら、恋愛するかもだけれども、ハンターの様に自分から狩りにはいかないかあ。だったら本読んでる。 ・・・みたいな。(笑)そーゆー人間、チョコチョコいると思うケドな。恋愛体質の人は、アタシみたいなのから見ると、危なっかしい。周りが見えなくなって、相手にのぼせ上って、波乱の人生になったり・・・しかねない。まあなんにせよ、人それぞれ。母親と妹もうざかったけど、それに対して激しく反論する咲子も少々うざい。どっちも自分の主張が強すぎて、うざい。うるさい。デリカシーにかけてる。・・・・・・。それに比べて、高橋(高橋一生)さんは静かだなあ。穏やかで静か。それを強引な咲子にかき乱され、その家族やその元彼にもかき乱され・・・なんか気の毒。 ^ ^;繊細な雰囲気の高橋さんと、ちょっと強引だったり、ちょっと鈍感だったりの咲子。全然タイプが異なるのに、同居して、家族になろうとする。・・・・・・・。恋愛はしないけど、家族は欲しい。なんかわかるよーでわかんない。ひとりでいるという選択肢はないんだ ?友達作ればいいじゃん。でもそれではだめなんだ ?最初は、恋愛感情ナシの同居だったのに、咲子に恋愛感情が芽生えてきて、フクザツなことになるのかと思ったわ。でもそんな俗なストーリーじゃないみたい。あくまでも、アロマンテックアセクシャルの物語。NHKらしいわね。
March 20, 2022
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売れない漫画家・綿貫忍(山口紗弥加)は、自作がなかなか日の目を見ず、一方家庭では、結婚15年目の夫(宮崎吐夢)と中学生の息子がいて幸せな家庭のはずなのに、どこか満足できない日々を送っていた。そんな中、引っ越しを機に長年アシスタントをしていた売れっ子漫画家のもとを離れ、筆を折る決意も固めた。しかし10年以上前に描いて人気薄だった自作が、知らないうちに電子書籍で大ヒット。それを受け、新作を描くことを勧められた忍は、不安を抱きつつも挑戦することに。そこでアシスタントを募集したところ、応募してきたのは橘千秋(板垣李光人)という22歳の美しい青年だった。次第に千秋に心惹かれていく中で、忍は自分自身の虚ろで不確かな人生観と向き合うことになる・・・昨秋ごろだったかなあ。利用しているまんがアプリで、おススメ漫画としてピックアップされることが多くてね。この『シジュウカラ』の原作漫画。ちょっと気になってたのよ。読んでなかったけど。それが今回、ドラマ化だというじゃない ? ↑ ドラマ化が決まってたから、 まんがアプリでピックアップされてたのかも~。 ^ ^;ああ、だったら見てみようと、漫画読む代わりに見てみようと、そう思ったんだけれども、ドラマやってるのに気が付いたのって、第3話の放送終了直後。(汗)慌ててネットで探しまくって、1~3話まで見たわ。(汗)なので、ちゃんとテレビで見始めたのは、4話から。^ ^;ん~・・・なんか全体的に、 気持ち悪い。 ;・∀・ かな。千秋役の板垣李光人くんがなんか不気味で気持ち悪い。ネットで彼の写真を探してみたんだけれども、別に気持ち悪くないのよね。どれも。まだ若い美青年・・・というよりかは、美少年の方が近いかも ?2002年生まれって、 うちの次男より若い。 ;・∀・千秋って22歳の設定なんだけど、それよか若いじゃん ?えー・・・タダでさえ、40才のオバサンと不倫する役なのに、実年齢の方が若いとなると・・・うーん・・・ちょっと子供過ぎるよなあ。見てて無理あるよなあ。恋人というより、親子だもん。そのへんも気持ち悪いって思う一つ。千秋はさ、前髪で顔隠れてるからさ、そこが気持ち悪いのかも。気持ち悪さを醸し出してる ?板垣李光人としては、顔はっきり見える写真ばかりだから、美青年なのよね。でもまだ幼さも残ってるかなあ。美青年より、美少年って感じするもんなあ。・・・・・。18才差の不倫をする役柄としては、ちょいと若すぎるわ。ミスキャスト。だと思う。この千秋くん、母親は、子供が体を売って作ったお金を知ってて平気で使うクズだし、好きだと言い寄ってくる女の子たちは、みな依存が強くて、なんだかメンヘラ気味だし、なんか、 まともな人間、 そばにおらんのか~汗。 みたいな。 ;・∀・厄介な人間を寄せ付ける何かを持ってるのか ? ? ?ヒロインの忍も、なんか共感しがたいんだわねぇ。子供が生まれたばっかで浮気するようなひどい亭主関白で、ひどいモラハラ夫。そんな夫に虐げられてるカワイソウな忍なんだけれども、なんか共感しにくくて。何なんだろーなあ。・・・・・。千秋に惹かれる気持ち、全然わかんないしなあ。でも、千秋への気持ちを封印して、再会した元彼の編集者と出来ちゃう気持ちもまたわかんない。別にそんなに好きじゃないでしょ ?せっかくあのモラハラ夫と別れたのに、またなんだかめんどくさそうな男とくっつくのか・・・とか思うし。あの編集者、めっちゃ千秋のことライバル視してるし。嫉妬深そう・・・もう40過ぎててさ、ややこやしい恋愛、よくするなあって思う。元気だわ。結婚も一回したら、もういいわ。メンドクサイ。千秋が面倒見てたメンヘラちゃんの世話を、引き受けた忍。メンヘラちゃんにちょっと依存気味 ?淋しさを彼女で埋めてる ?娘に仕立てて ?あーもー、皆ちょっとずつ変よー。もー。でもモラハラ夫が、スナックのママにお金持ち逃げされて捨てられたのは、痛快だったわ。けどこのダンナもまた、闇が深いな・・・自身が健全な家庭で育ったわけではないような・・・ ?忍がモラハラダンナと結婚したきっかけのビリージョエルの歌。『ハートにファイア』 モラハラ夫、 うま・・・っ。 (゚Д゚;まさか聞けるとは思わなかったわ。度肝を抜かれたわ。スナックのママに騙されて、捨てられて、いろんな思いに駆られて、叫ぶように狂ったかのように・・・・・いやあ・・・いやあ。^ ^;次週最終回。原作、まだ完結していないんだよね ?どう着地させるのかなあ。・・・・・。なんか誰にも共感できないから、どーでもいいや的な・・・苦笑。
March 18, 2022
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登場人物は全員嘘つき!?それぞれが抱える衝撃の闇、それを隠すための膨大な嘘、誰にも止められない愛憎の念が引き起こす《事件》の真相とは一体…。地元・山梨から上京し、長年の夢だった漫画家デビューを果たすも鳴かず飛ばず。現在は漫画家アシスタントとして働きながら、苦い毎日を送っている今井望緒(波瑠)。そんなある日、14年前に卒業した中学校の同窓会が開かれることになり、発起人である初恋の人・雨宮秀一(林遣都)から受付担当の依頼が舞い込む。「なんで私に…?」女子生徒たちの憧れの的だった雨宮に、ただただ遠くから密かな恋心を寄せていただけだった望緒は、ドキドキしながら帰郷。そして後日、同窓会で再会した仲良し6人組のメンバー・岩崎奈々江(新川優愛)が、地元・山梨の渓谷で遺体となって発見される・・・ ! !原作漫画なのね。愛本みずほ・・って聞いたことあるなあって思ったら、『だいすき ! !ゆずの子育て日記』の作者かぁ。軽度の地的障害を持ったゆずのシングルマザー物語。見てないけど、香里奈主演でドラマ化されたんじゃなかったっけか。えー・・・かわいい絵を描く人だよねぇ。愛本みずほって。あのかわいい絵で、こんなサスペンス ( ? )描いてんのかあ。意外~。;・∀・いやだって、『だいすき ! !』なんて、とってもハートフルなハナシだったしさ。全然ジャンル違うしさ。ほんと意外だったわ。(汗)で、漫画は未完なので、結末はもちろんオリジナル。あといろいろ原作とは違うところもあるんだそうな。まあ原作読んでナイからいいわ。違ってても。カンケイない。^ ^;波瑠、林遣都、本仮屋ユイカ、溝端淳平、新川優愛、黒川智花。この同級生6人の顔ぶれを見たところ、一番怪しい人物って、 林遣都 だと思ったわ。彼が何か仕組んで、一連の事件が起こるんではないのかと。ドラマを見始める前にそう思ったわ。二時間サスペンスの出演者見て、この俳優さんが犯人だと思うのと一緒の感覚。(笑)知名度の高い人見つけて、ああこの人ね、みたいな。^ ^;知名度的には、林遣都か溝端淳平か。新川優愛と黒川智花は除外。本仮屋ユイカは今一歩及ばす ?林遣都の役柄の方が、ヒロインの初恋の人だからね。じゃあこっちかな、と。アタシがこの話を書くなら、ヒロインにとって大切な人を悪に描くわ。 と、作家目線。 ^ ^;ま、その読みは当たったみたいで、林遣都・・・雨宮がすべてを引き起こした元凶の人だったわね。でも、雨宮が雨宮でなかったというのは予想していなかったわ。ちょっとびっくり。 中野幸が 整形して 成りすましていたとは・・・ ◎_◎;林遣都の二役演じ分けが見ごと。彼、二面性のある役、うまいと思う。昔、同じく波瑠の主演ドラマで、サイコパスの刑事の波瑠を診る心療内科医が林遣都だったのよね。波瑠の理解者になれるのでは・・・と思いきや、彼こそ殺人犯でした、みたいな。◎_◎;ずっと彼を波瑠を救う人だと思って見てから、衝撃の展開だったわね。でもその演技力に感心もしたっけ。そう、アタシはこの一作しか知らなかったけど、波瑠と林遣都は共演多いんだってね。へぇ。俳優さんの男女の組み合わせって、身長に配慮してたりもするから、そのへんの具合かなあ。背が高い俳優さんには、相手役にもやっぱり高身長の俳優さんを当ててくるしね。その逆も然り。波瑠と林遣都は、ごく普通の身長同士 ? ^ ^;このストーリー自体は謎がいっぱいで、気になってなかなか面白かったんだけれども、 ただ、人が死ぬ理由がやや陳腐 ?なんだかなあ。新川優愛を橋から突き落として殺したのは、黒川智花。女友達のマウントの取り合いで、カッとなって衝動的にヤッチャッタ。と。 なんか軽いよなあ・・・  ̄д ̄一方、黒川智花は、不倫相手(プラトニック ?)の林遣都に振られて、毒入りワインで彼を殺そうとしたら、間違って自分が死んだ、と。いやいやいや。友人の溝端淳平のワイナリーで、毒入りワイン殺人事件なんか起こしたら、彼のワイナリー、潰れちゃうじゃん ?実際、それに近い騒動起こったし。友人として色々助けてもらったのに、そりゃないでしょ ?カッとなって、女友達を突き落として殺しちゃっただけあるわ。でもなぜ毒なんか持ってたの ? ? ?雨宮に振られる前から持ってたよね?と、ちょっと突っ込み。こう振り返ると、黒川智花がちょっと浅いんだよなあ。彼女がダメなんじゃん。まあ、ダンナサンからDV受けてて、気の毒ではあったんだけれども。そのダンナさん役、徳重聡なのよねぇ。最初気が付かなかったわ。『21世紀の石原裕次郎』っていうキャッチコピーでデビューした人でしょ ?この人。端正な顔立ちっていう印象で、正統派二枚目俳優だと思っていたんだけれども、 冬彦さんを 彷彿としちゃったわ。 ◎_◎;なにこのDVダンナ。コワイし、気持ち悪いんですけどぉ ?;´Д`最初は、 早よ去ね ! ! と、叫びたくなるくらい、気持ち悪くてヤな奴だったんだけれども、でも段々と見慣れてくると、この怪演がクセになるというか、DVダンナ出てこんかな~と、ちょっと期待しちゃうというか。(苦笑)徳重さん、スバラシイ。(笑)そんなインパクト大な脇役と比べて、肝心のヒロインの波瑠がイマイチなんんだよなあ。いや、彼女の演技がじゃなくて、このキャラの問題かな。はっきりモノが言えない、嫌なことを嫌と言えない。そんな性格で。漫画のアイデア、後輩に盗まれても怒れなくて、逆に謝れとか言われて謝ってしまうからねぇ。まあ少しずつ変わってくるんだけれども、そこを楽しめばいいのかもしれないけど、なんかなあ・・・ 動きが少ない。 ´-ω-`漫画なら、動きが少なくても、心理の変化を楽しめばいいのかもしれないけど、ドラマだと・・・ちょっと物足りないかな。その波瑠・・・望緒が偽雨宮の子供を妊娠して。本物の雨宮は実は極悪人。その彼に脅されて、奴隷のように扱われていたため、彼を監禁し、彼になりすました偽雨宮。偽雨宮は、自分の両親を放火で殺している。虐待に耐え切れなくて。その事実を知っている本物の雨宮が、ずっと偽雨宮を脅していた、と。本物の雨宮が監禁から逃げ出したわねぇ。逆襲しそうねぇ。DVダンナも妻の不倫相手の偽雨宮になんかしてきそう。偽雨宮、生きてられるかなあ。何かどっちかにやられちゃいそーな・・・ ?でもって、望緒は子供をどうするのか。・・・・・・。溝端淳平がとてもいい人そうだったので、最終的には彼とくっつけばいいと思っていたんだけれども、子供がいるとなると・・・それはないか ?ん~ ? ? ?
March 4, 2022
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幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマンの、ジェットコースターのような波瀾(はらん)万丈な半生を描く。仕事一筋で生きてきた、ベンチャー企業『スリースターブックス』の社長・氷河衛(江口のりこ)。裕福な家に生まれ、これまでの人生においてお金に困ったことは一度もなし。ただ幼少期に両親を亡くし、お金はあるけれど愛に飢えた人生を過ごしてきた。その年を代表する女性起業家に贈られる、”プラチナ・ウーマン・オブ・ザ・イヤー”を受賞するなど、社会的に評価されている衛。しかし、共に会社を立ち上げた友の裏切りにより、会社の経営は危機を迎える。そんな時、インターンに応募してきたのが、一回り年下の貧乏な専門学生・春野優(赤楚衛二)で・・・なんか安藤サクラに断られて、主演が江口のりこになったって聞いたけど ?それ以前に、木村文乃や上野樹里にも断られたとか ?噂レベルの情報なんで、アレだけど、何人かの女優さんに断られた末、江口のりこに決まったということは事実らしい。断られ続けた理由として、愛に飢えた女社長という役柄ゆえ、濡れ場があると思われ、それが理由とか言われてて。えー、江口のりこの濡れ場はあまり見たくないかな~。ほんとにそんなんあるの~ ?そんなにハードな内容なの~ ?って、半信半疑。おっかなびっくり見始めたんだけれども、 濡れ場なんて 全然ないけどぉ ? ;・∀・結婚した赤楚くんとのラブシーンすらないわ。(苦笑)主演が江口さんになったからやめたのか、そんなのはガセネタで、もともとなかったのか。知らんけどサ。まあなくていいんだけど。その方がいいんだけど。(苦笑)でも、孤独で愛を知らない女社長っていうけど、いうほど愛に飢えてる感じもしないんだよねぇ。家族がいなくて淋しことは淋しいけど、衛って優しいし。衛の周りには人も集まるし。そう、本人の知らないうちに、美男美女から片思いされてるし ?一緒に働いてる、宮村(町田啓太)と今吉(中村ゆり)。ふたりとも、密かに衛に想いを寄せていて。全然孤独じゃないよー。衛は。家族に恵まれなかっただけだよ。でも女性からも想いを寄せられるとは...今どきやねぇ。描き方が。衛さん、衛さんって、子犬のようにまとわりつく春野もいるしなあ。けど、彼の好き好き攻撃にはちょっとお腹いっぱいと言うか、しまいにはうんざり気味〜。なんかモテモテの江口さん見てても面白くないというか、いや見たい江口さん、それじゃないからと言うか。コレ、お仕事ドラマなの?恋愛ドラマなの?初回はテンポもよくて、面白いかなと思ってたけど、グタグタになっていくというか、何を描きたいのかわからなくて。春野がコンビニ強盗に刺されて死にかけたのって、なにそれだったし。回復して、衛と結婚して、月日が流れて...展開早っ。雑いし?意味不明気味。脚本が悪いよねぇ。古田新太や志田未来も生かせきれてない感じ。主演の江口さんのことも。何人かの女優さんに主演を断られたのって、この内容の雑さゆえだったりして???追記最終回を見て。春野がなんで大学に行くの ?結婚してるじゃんね。衛と。家庭持ってるじゃんね。仕事もしてる。責任のある仕事。で、大学受験ですか。今、何歳 ?お金あるから大丈夫みたいなことちらっと言ってたけど、そう働かなくても大学行けるって。でもなんか 結局ヒモ ? とか思ってしまった。雑くてなんだかなーなドラマだったわ。よかったのは優里の主題歌のみ。(苦笑)
December 21, 2021
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彼氏はいないけど、一緒に飲んでくれる友達はいる。仕事はやりがいがあって、めちゃくちゃ楽しい! 独身を謳歌している結婚願望ナシの27歳、大加戸明葉(清野菜名)。“既婚者”の肩書きが欲しくて、出会ったばかりの明葉に偽装結婚を申し込む、広告代理店に勤める30歳のサラリーマン・百瀬柊(坂口健太郎)。初対面の明葉に偽装結婚のプロポーズしたのは、兄嫁への片思いを隠すため。突拍子もない電撃プロポーズだったが、明葉にも事情ができ、そのプロポーズを受けることになり・・・ドラマの内容云々言う前に、ドラマが始まってすぐの、清野菜名の妊娠報道にゲンナリ。- -;コレ、恋愛モノだよねぇ ?この先、偽装結婚の二人が、ホンモノに変わっていくんでしょう ?おそらく。で、ヒロインを演じている女優が妊婦。・・・・・・。 ナイ、ナイ、ナイ。 - -゛どーりで肌が荒れてると思ったわ。肌荒れてたし、なんとなく顔色もよくなくて。一話見てた時、微妙な違和感感じてたのよ。ヒロイン演じるんだから、もうちょっと気合い入れて、お肌のコンディション整えてきなよーって思ってた。でもそれきっと、つわりのせいね。つわりでそれどころじゃなかったんでしょう。多分。・・・・・・。安定期に入ったとか言ってたけど、安定期に入るとお腹が出てくるのよ。もう普通の服は無理。だから清野ヒロイン、いっつもブカ~っとした服着てんのよね。不自然なくらいに。お腹が出てきたの誤魔化してるんだろうけど、でもわかるわよ ?ほっそりとした人がふわっとした服着てるのと、ウエスト太い人がふわっとした服着てるのとは違うもん。身が詰まってる感じ、わかるもん。やっぱり。なんかねぇ・・・ドラマに集中できなくて。(悲)ヒロインが明葉でなくて、清野菜名に見えてしまうのよねぇ。うーん・・・清野菜名って、ヒロインの話がいくつも来る女優さんではないでしょう ?このドラマのヒロイン、大きな仕事だったんじゃないの ?なのに妊娠 ?・・・・・。なんかプロ意識に欠けてるよなあって思っちゃう。このドラマのストーリーは嫌いじゃないのに、もっと楽しみたいのに、清野さんのおなかの赤ちゃんが、ドラマの世界に入り込むことを邪魔しちゃうのよ。(泣)お酒飲むシーンとか、階段で蹴躓くシーンとか、ドキッとしちゃうからヤメテだし。演技だから。ふりしてるだけだからって、全てわかっていても、やっぱり気になるよ。・・・・・・・・。てな感じで、イマイチドラマの世界に入り込めず、十分楽しめていないアタシなんだけど、百瀬の飼い猫・おもちは可愛いなあ。猫に癒されてるわ。 ^ ^;なんか全然ドラマ自体の感想書いてないけど・・・あー・・・倉科カナはなんであんなにかわいい顔してるのに、微笑みが怪しげに見えるんだろう。裏で何考えてるんだかと思わせる、あのほほえみ。倉科カナ、嫌いじゃないんだけどね。あのかわいい顔好きなんだけど。でもドラマに出てくるとちょっと苦手な時がある。今回の百瀬の思い人役も然り。(苦笑)でも美晴(兄嫁・倉科カナ)の自分の望む幸せな家庭が築けると思ったから、百瀬兄と結婚したと言うハナシ。恋愛感情より打算?なのかな〜。いや、そうでもないと思うんだけど。結婚ってそういうとこあるよ。結婚は生活だからね。嫌いな人だけど結婚したとかじゃないんでしょ?だったらアリだと思うけどなあ。百瀬弟がショック受けてたけど...でも明葉が、本当は百瀬弟のことが好きだったんじゃって、結婚前に好きだったんじゃって、美晴に聞いた時、 シロクロつけたらダメよ。 ...って、 意味深な微笑みで。あー、やっぱ倉科カナヤダ。あの微笑みヤダ。(苦笑)坂口健太郎くんは、不器用な感じの青年役多いね、最近は。似合ってるし、そーゆー坂口くん、好きだけど。『東京タラレバ娘』のKEYは似合ってない感じしたし。クールで皮肉たっぷりで。そーゆーの、坂口君には似合わないと思う。不器用で鈍感な百瀬弟こと坂口君。紆余曲折の末、ようやく明葉と思いを通わせ合ったけど、まだもう一回あるからね。最終回あるから・・・もう一波乱あるのかな ?ようやくハッピーになれたので、そのままエンドでお願いしたい。 ^ ^;追記最終回を見て。 明葉、めんどくさっ。 と、 ただただ思ったわ。 - -;なあに。ようやく両思いになったのに、結婚ってなに、夫婦ってなにって・・・そこに戻るんかい。 ;・∀・偽装結婚とはいえ、一緒に暮らしてたじゃんよー。百瀬さんのことよく知らないって、そうかな ?結構知ってると思うけど・・・知ってるから、知ったから、好きになったのと違うんかい。結婚は今はしないって、まずお付き合い・・・って、なんかもー、メンドクサイ。まあ、最終的にくっついたんで、また結婚することになったんで、まあいいんだけど。あー・・・清野菜名さん、安産願ってマス。 ^ ^;
December 16, 2021
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2006年、梨央(吉高由里子)が青春時代を過ごしていた、飛騨の白川郷で失踪事件が起きる。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に、事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出し・・・過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていき、梨央は一連の事件の重要参考人となる。それを捜査するのは、かつて白川郷で思いを通わせ合っていた大輝(松下洸平)で、ふたりは15年ぶりの再会をするが・・・ドラマなんだけど、そうあくまでもドラマで、フィンションなんだけど、でもどーしても苦になったのよね。ええ。ずっとずっと苦になってたわ。ドラマ自体は面白いし、吉高さん大好きだし、いつも宇多田ヒカルの主題歌がいいところで流れて、うるっときちゃったりしてるんだけれどね。でも・・・ 白川郷に大学なんて あるわけないやん ! ! !どんだけ山奥だと思ってんのさ。岐阜県だけど、殆ど富山だし。雪深いことこの上なしの合掌造りだろーが。あんなとこに大学作って、だれが通うんだ ?しかも駅伝。陸上部 ! ! ! 雪深くて、 冬は走れませんが ! ? ´-ω-`もと岐阜県民として、この設定の無理さ加減が終始苦になるんだわ。このドラマ、『Nのために』や『リバース』と同じスタッフが作ってるんだっけ ?『Nのために』は瀬戸内の島が舞台だったっけか。自然豊かな田舎の風景と、主人公達の青春時代と。からめて、雰囲気よく描きたかったのかなあとは思うんだよね。その意図は分かるんだけど、でも ありえないから。 ´-ω-`そもそも岐阜県内に大学って少ないのよ。なかでも、山ばっか、雪ばっか、人口少ないの飛騨地方には、四年制大学は一つもないのよ。普通に考えて、 あんな山奥の大学、 誰が通うんだよ ! ?脚本家さんに問いたいわ。アナタ、行く気がしますか ?って。いくらフィンションと言えども、そのへんの現実、まるっきり無視はしないでほしい。ああ、あと鉄道。鉄道ないから。白川郷周辺って。あんな山ん真ん中、線路ひけないって。人口少ないから需要もないし。なのに、何処の駅の設定なのか、梨央、駅のシーン、いくつかあったよなあ。東京に受験に行くとき ?東京から白川郷へ帰省してきたとき ?最寄り駅って、高山とか、郡上八幡になるんじゃないの ?めっちゃ遠いけど。 ↑全然最寄りでない。岐阜県を知らない視聴者が、白川郷の風景の美しさに惹かれ、岐阜弁をかわいいと言い・・・ネットでそーゆー声見ちゃうと、なんか複雑・・・虚構の部分、あるからね。かなり。ああ、岐阜弁。そう岐阜弁。いや・・・あれは飛騨弁 ?美濃の方とはちょっと違うもんなあ。岐阜市出身のアタシが聞いたことのない言い回し、梨央も大ちゃんもよく使う。やさ ?語尾につく言葉。アタシ、こんなん知らん。聞いたことないわ。白川なんて、富山や石川との境だもんなあ。そっちの方の言葉も交じってるんだろうなあ。名古屋弁に近い美濃のほうの岐阜弁とは結構異なるんだろうなあ。・・・・・・。 大ちゃんの梨央に言う、 好きやよ。 が、ネットで大評判になっていたけど、あれも違和感。めっちゃ違和感。語尾のやよは有りだけど、好きという告白の言葉にはつけないような・・・ ?特に男性は。そう、アタシの父親とか、兄とか、ダンナとか。アタシの知る岐阜育ちの男ども、絶対こんないい方しないわよ。想像もできんわ。なんか気持ち悪い。もし口にしたら。そーゆー感覚なんだけどな。アタシは。でもネットで、この『好きやよ』にみんなくらっときちゃってるらしい。;・∀・かわいいっていうんだよなあ。好きやよっていう響きが。そう、かわいいから気持ち悪いんじゃん。アタシ的にはコレ、女言葉なんやけど ?吉高さんも、松下さんも、あと梨央の弟役くんも。みんな、縁もゆかりもない岐阜弁を頑張って喋ってるけど、ところどころ関西弁に引きずられてて、それも苦になる・・・まあ仕方がないか。文字で書けば、関西弁と変わらないもんね。アクセントは関東式なんだけど。台本は文字だから、そりゃ引きずられるわな。ひとり、めっちゃ岐阜弁がうまい俳優さんがいると思ったのよね。15年前に失踪した息子さんのお父さん。殺されちゃうんだけど。『リコカツ』で瑛太君のお父さん役やってた俳優さんだよねぇ。名前知らんのだけど。 ↑ 今、調べた。 酒向芳さんらしい。この方、酒向さんって、岐阜の人なのね~。東濃地方出身。 どーりで ! ! ! ;・∀・上手いというより、岐阜弁そのものだったもんなあ。アクセントが絶妙だったわ。完璧。なるほど。ネイティブかいな。ちなみに酒向さん、『半分、青い』にも出てて、見事な岐阜弁だったというから、調べてみたらば、 農協の西村さん ! ! ! あーそーか。はっきり覚えてるわけじゃないけど、そんな人いたな―程度には覚えてる。(笑)なんかドラマの本筋には未だ全然触れてないけど(苦笑)、全然触れられないくらい、設定とか方言とかにいろいろ引っかかっちゃってるんだわね。アタシ。 ^ ^;でも好きよー。このドラマ。いや、『好きやよ』とあえて言っておこう。(笑)ん~。でも言わんことないけど、あんまり言わんかなあ。アタシは。『好きやわ』とかの方が言うかも ?って、まだ方言にこだわるか。(苦笑)このドラマは、サスペンスというか、ヒロインの梨央が殺人事件の容疑者として挙がってくるところから始まるので、そういうストーリーなんだけど、でも描いているのは、タイトル通り、『最愛』なのよね。登場人物、ひとりひとりの『最愛』を描いてる。そこがいいわ。ただの犯人捜しでないトコがいい。んでもって、それゆえに、いい場面でいつもかかる、宇多田ヒカルの歌にマッチするのよねぇ。『君に夢中』これかかると、めっちゃうるっときちゃう。うるっとくると言えば、この前の放送。梨央母の薬師丸ひろ子。会社の寄付金詐欺の全責任を負って、記者会見を開き、警察へと赴く。お母さんには向いてないと言ってたけど、しっかりお母さんだったわ。愛情深い母親の顔してた。なんか梨央母に母親としての気持ちがシンクロしちゃって、うるっときちやったのよ。薬師丸ひろ子さん、角川のアイドル女優だった頃から好きだったけど、年を重ねてからの方がもっと好き。深みのある演技、するようになったなあと。お子さんおられないのに、お母さん役がうまいのよねえ。『1リットルの涙』のお母さん、好きだったわ。今は亡き(いや生きてるけど)沢尻エリカのお母さん。キャリアウーマンも似合うしね。記者会見のシーン、『Wの悲劇』を思い出したわねぇ。なんか。懐かしい。薬師丸さん、年相応に太られたなあと思うけど、それでも輝いてみえる。変にいじらない年なりの美しさがあるよねえ。自然な美しさ。終盤まで薬師丸さん、そんなに動きがなくて、女優さんのランク的にどうなのって思ってたのよねぇ。ちょい役なわけないやん的な?てことは犯人?......。でも犯人じやないか疑惑満載で描いてたからなあ。前回。ミスリードかも?うーん。謎解きに興味のないアタシも、これは気になる。この犯罪には『最愛』が絡んでいるはずだから。誰の誰に対する最愛なのか、気になる...誰が犯人でも、梨央と大ちゃんには幸せになってもらいたいなあ。床にこぼしたのを拭こうとして、ふたり手と手が触れ合って、見つめ合って、普通ココでキスシーンと来るのに、ふたりしてぷっと噴き出して笑う。あのシーンが好き。15年前、事件が起きる前の二人に戻れたら・・・祈るように思う。追記最終回を見て。真犯人は加瀬さん(井浦新)だったか・・・。梨央弟の渡辺父(酒向芳)を殺したという容疑の弁護を加瀬さんが引き受けてて、犯行現場の池にたたずんで、思考をめぐらしてたからさ、まさか彼が真犯人とは思わなかったわよ。渡辺父をそこで殺しちゃったわけでしょう ?自分が。どんな気持ちであの現場に立っていたんだろう。まあ自分が殺っちゃったんで、梨央弟が犯人ではないと一番知ってるわけだけど。加瀬さんと大ちゃんと梨央の三角関係だと思っていたのに、意外と加瀬さんの思いは深くは描かれなかったなと思っていたのよね。ああでもそうか。最後の最後に深く描かれるのね。加瀬さんの『最愛』が。なるほどね。加瀬さんの最愛は梨央と梨央弟。ふたりの幸せだけを願っている。でも・・・加瀬さん自身の幸せは ?両親を早くになくして、苦労して弁護士になったと思うのよ。なのにそのすべてを捨ててもいいって ?梨央と梨央弟のために ?アタシは・・・梨央の父親がいけなかったと思う。加瀬さんを巻き込んだこと。自分の子供たちのことしか考えてなかった。死体遺棄の手伝いなんてさせてしまって、加瀬さんの将来を奪ってしまった。あれは警察に届けなきゃ。なかったことになんかならないよ。そのうえで、世間から何を言われようと子供たちを守る。そうすべきだった。でもそれが梨央父の最愛なんだろうね。大ちゃんは、加瀬さんの自供とも取れる告白を電話で聞いている。でもソレ、心の中に収めてるよね ?それって警察官としてはあるまじき・・だよね ?加瀬さんの犯罪は証拠がない。逮捕状もとれない。指名手配もできない。姿を消した彼は・・・コレの『真相は、愛で消える』の意味が分かったわ。なんて切なくて悲しい。物凄く心に残るドラマだったわ。
December 15, 2021
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