わたしのブログ

わたしのブログ

続きです。


 私は困ったが、「そのうちに良い子を世話します。」とごまかしてその晩は泊まりチャチョで浪花町に帰って来た。修理代は千円もらったと思う。これで糖分お金には困らなくなった。キクヤ百貨店のラジオ屋までヂャングイが送ってくれた。別れるときに「また、逢いましょう。そのときは店に連絡します。有難う。」といって帰っていった。
 店の女の子が私に「あの人は絶対大丈夫よ。良かったわね。これからどこへ行くの。」というので「行く所はない。どこへ行こうか考えている所だ。」というと「じゃあ、私の家に来ない?兄さんと二人で暮らしなの、兄は満鉄の通信の方をやっているのよ。満鉄の官舎だから安全ょ。」行くことにした。「もうじき三時になるから待っていてよ。」といわれ、三時過ぎに彼女と二人で歩いて松山町という所に来た。電車どおりの右側にレンガ造りの門があってロシア語で何か書いてある。その門を入り四階建ての二階に入った。この子の名前は何々広子としか覚えていない。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: