猫まんなのもこもこ手紡ぎワールド

チャイヴ　オイルとチーズ

Chive チャイブ　
学名allium schoenoprasum

ねぎやあさつきやにんにくの仲間で、小さな球根から育ち、かわいい紫色の花をつけるチャイブは、庭の片隅にぜひほしいハーブです。原産は北欧ですから、カナダの冬でも大丈夫。元気に春をむかえ、翌年も青々と茂ります。
古くから薬用にも用いられたチャイブは、中世では鬱の気を晴らし、邪気を除くと信じられていました。その葉も花もともにビタミンCを多く含み、風邪などにいいだけでなく、葉酸、カリウム、鉄なども豊富。つんと来る風味は精油に含有される硫黄化合物のためです。
薬効はたくさんあり、消化不良によく、特に脂肪分の消化を助けます。また、食欲増進、心臓病の予防、抗菌作用、利尿作用もあり、高血圧や高コレステロールにもいいようです。鼻づまりや口臭にも効きます。
葉の風味をそこなわないためにも、チャイブの花はまめに摘むほうがいいのですが、観賞用にもかわいくていいし、たくさんできたらオイルに入れるといいようです。花が咲きすぎたら、地面から５センチくらいのところをばっさり切ってしまうと、また葉が伸びてきます。

チャイブのオイル
【作り方】花　50g、植物油　１リットルを合わせて一週間おく。きれいな紫色になり、香りも移る。サラダや調理用に。保存は冷蔵庫で。

チャイブのカッテージチーズ
【作り方】カッテージチーズ　220g、マスタード　大さじ１、シャロット　１個（みじん切り）、チャイブ　１束（みじん切り）、パプリカ　小さじ２分の１、塩、白胡椒を混ぜ合わせる。パンにつけたり、ディップとして、野菜やトルティーヤ・チップスに添えても。

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