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2023年06月20日
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カテゴリ: ダイエット





 こう言うのは、すずきこどもクリニック院長の鈴木幹啓医師。

 この3つの器官は連動していて、これらを潤滑油のごとくサビ付かせない食べ物こそが、太りづらい低GIの食べ物。特にポリフェノールを多分に含む高カカオチョコレートが効果的だと説明する。

「脳はメインコンピューターのような存在ですから、働きが悪くなれば、その分さまざまな器官が機能しなくなってしまいます。では、脳の栄養源は何かというと糖分(ブドウ糖)です。そのため糖分をきちんと摂取しないといけないわけですが、取りすぎると血糖値が上がってしまう。血糖値が上がりづらい低GIの高カカオチョコは効果的な食べ物なのです」

 たとえば、おやつでせんべいと市販の「meiji チョコレート効果 カカオ72%」を食べたとしよう。その場合、前者の糖質量は100グラム当たり約83グラム、後者が100グラムあたり約32グラム。低糖質でありながら、効果的に脳にエネルギーを送ることができる食べ物であることがわかる。

■脳、血管、腸に効果的

 また、ポリフェノールが多く含まれているため抗酸化作用が働き、血管の老化を防ぐ点もグッドだ。

「体内に張り巡らされた血管に目詰まりが起きていれば、その分、栄養は行き届かなくなり、腸にも悪影響をもたらす」

 高カカオチョコは日頃の体内メンテナンスをする上でも万能なおやつというわけだ。

「脳と腸も密接なつながりがあります。腸が活動するには、副交感神経系が優位にならなければいけないのですが、交感神経が優位になるとリラックスできず、ファイティングポーズをとっているボクサーのような状態になる。こうした緊張状態になると、腸は正しい働きをしづらくなる」

 緊張した際に突然腹痛に襲われる──といったアクシデントに見舞われるのは、脳と腸が連動している証拠。つまり、リラックス状態へと導く副交感神経を優位にすることがカギになる。

「高カカオチョコは、自然界ではほぼカカオのみに含まれている『テオブロミン』(にがみのもと)という成分を有します。テオブロミンは自律神経を調節する作用があり、リラックス効果をもたらすのです」

 便秘に悩んでいる人も一度、高カカオチョコをおやつに取り入れてみるといい。

「私は高齢者施設を運営しているのですが、入居者の多くが便秘に悩まされています。ところが、食事に高カカオチョコを取り入れたところ、便秘薬を中断したり、減量できたりする高齢者の方が増えた。食物繊維も豊富ですから、腸内環境の対策にもなるのです」

 高カカオチョコは、これら3つの器官を円滑にしてくれる万能おやつなのである。 =つづく

▽鈴木幹啓(すずき・みきひろ) 日本小児科学会認定小児科専門医。すずきこどもクリニック院長。株式会社やさしさ代表取締役。オンライン診療実施医療機関と患者をマッチングさせるオンライン診療システム「イシャチョク」なども運営している。






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最終更新日  2023年06月20日 14時08分23秒
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