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月曜日の夜遅くに、家電話が鳴った
ほとんどが、携帯電話にかかる昨今、年寄りが多い親戚
そっちかな?と思ったが、動物病院の看護婦さんからだった
鐵の検査結果が出たので、お知らせしますとの事
いつも、たいしたことが無い結果の場合郵送されてきて、
次回の通院の日に話がある程度だったのに、
今回は院長がお話したい事があるので、早急に来院して下さいとのこと
今から行きますと言ったら、
今夜はもう他犬の手術に入っているので、明日以降にして下さいと言われた
顔馴染みの看護婦さんだったので、どんな結果だったの?と聞いてみたが
なぜだか口ごもる、良性とは言えません・・・・・
涙が溢れたけれど、明日一番に伺いますと言って電話を切った
今朝、告げられた病名は血管周皮腫
過去には、良性腫瘍とされていたが、現在は軟部組織筋肉腫の範疇に
含めるという考えが主体を占めていると説明された
間葉系由来(意味は解りませんが)の悪性腫瘍で
転移はしないが、浸潤性の強い腫瘍であり、完全に取り去らないと
何度も再発するらしい
手術で切り取って、術後温熱治療をするのが一番良いと思うけど
どうしますか?と聞かれて、信頼しきっている先生なので
お任せしますとお願いした
局部麻酔で行うので、両手足を押さえる看護婦が3人要る
早い方が良いので今日夕方に行いますと言われて、
バタバタと心の準備も無いまま、午後診察の1番に再び出かけた
横で見学しながら、何かを訴えてる鐵の目が痛々しかった
手術自体は今まで何度か出来た腫瘍の切除と変わらなかったけれど
取り損ねたかも知れない患部を壊死させるために行う
温熱治療と言うのが、可哀そうでならなかった
患部に布団針のように太い針を何本も突き刺して、
電気で10分程度、低温(47~48度)加熱する
よく、冬場にカイロなどで低温火傷してしまう状況を、人工的に作り出すらしい
2週間に1度くらい何度か行いますとの事
何度?かは、今のところわかりませんが、と言われて
抗がん剤や、もっと苦しい治療を受けている仔達に比べて
外科的治療だけで、済むかも知れないなら、好かったのかもしれない
帰りの車中で痛み止めが効いたのか、昏々と眠る鐵・・・
可愛い・失いたくない