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竜一(音尾琢真)は一人娘(山村素絵)と妻(出口綾子)と暮らす、平凡なサラリーマン。
新聞で読んだタイムカプセルの記事をきっかけに、忘れかけていた過去の記憶を辿ることになる。 思いだしていく子供時代の中にいたのは、暴力をふるう母親(棚田佳奈子)、 自分の事しか考えていない姉(小島達子)、 そして自分達を捨て、女性として生きる事を選び、恋人(森崎博之)と暮らす父親(大泉洋)。 幼い竜一(江田由紀浩)の心のよりどころは、古ぼけた一枚のブランケットだった。 竜一は気持ちの離れてしまった家族や、しまっていた過去にもう一度向き合う決心をする。 主人公が7年振りに逢った父親は母親になっていた。 その父親ハル(大泉)が経営するバーで歌う歌と、その恋人テツヤ(森崎)が歌う二曲がイナダ組オリジナル。 |