☆ドリーム☆ ~夢~

☆ドリーム☆ ~夢~

2話~後編~


「うっせーぞ。秋羅!!」
「うわ。兄貴。きてたのか」
勢いよくを開け入ってきたのは、秋羅の兄の羽流さんだった。
呼ばれた本人は思いっきりびっくりしている。
羽流さんがこっちを向いて私だと気づくとおとなしくなった。
「すまない。菖が来ているとは思わなかった。悪いが勉強しているんだ。
もう少し静かにしてくれ」
そういえば、羽流さんは私のことを菖と呼ぶ。どうしてだろうか。
「ごめんなさい。」
そう考えながらも、素直に謝った。もとはといえば私がうるさかったんだし。
「わかればいい」
私があまりにもしょんぼりしていたせいか、羽流さんはすぐに帰って行った。
―パタン
「菖蒲びびったろ」
私の顔をうかがうように秋羅は言った。
「うん。いつも弟の面倒みの良い。優しいお兄さんみたいな感じだから。」
私が正直にいったら、秋羅があきれたように言った。
「菖蒲がいない時はいつもああさ。あまりにしかられすぎてもうなれたけどさ。」
「それって慣れちゃいけないと思うんだけど・・・?
それにどれだけしかられれば気が済むのよ。」
私はいつも意地悪をされてばかりだから、やりかえしてみた。
「普通に生活してるけど、つーかもうすぐでてくし。」
「ずっと聞こうと思ってたんだけど、どうして秋羅はお兄ちゃんと一緒の
高校に行かないの?」
「あれ?いってなかったか?俺は大学行くけど悠は働くから、
それぞれ有利な方にって。それに高校がウからって友達解消とかないだろ?」
どうやら秋羅にとっては普通のことだたみたいだけど、
私はなぜかすごい言葉のように思えた。
「私も友だちに入れる?」
「当たり前だろ。なに聞いてんだ。一生友だち以下にはなんねぇよ」
よかったー。友達でいられるんだ。
ん、待って。今、なんか余計なこと言ってなかった?
「友だち以下にはならないってことは、友だち以上親友未満ってこと?」
私がいったとたん、秋羅の顔が赤くなった。
「バーカ。それを言うなら、友だち以上―――恋人未満だろーが。
第一なんでそんなことはしっかり聞いてんだよ。数字もしっかり聞け。」
なんかあせってるみたいだけど、気のせいだろうか。

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