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2015.02.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
データ少佐の話にたどりつくまでだいぶかかるのである。。

陽電子頭脳といい、人間そっくりの作りといい、明らかにデータ少佐のモデルになっていると思われるアシモフ作品のロボットを参考に考えてみる。特に、R.ダニールとその同タイプのロボットは精巧に作られている。

言わずもがなの前置きだが、アシモフの小説には「ファウンデーション・シリーズ」と一連のロボットものの小説と大きく二つの代表作があって、晩年のアシモフは二つのシリーズを一つの未来史としてつなげる試みをした。

それが『夜明けのロボット』『ロボットと帝国』。

【中古】 夜明けのロボット(下) ハヤカワ文庫SF/アイザック・アシモフ(著者),小尾芙佐(訳者) 【中古】afb

書影がないなあ。うちにあるハードカバー版の写真を載せておこう。これがまた、ベタというかわかりやすすぎるというか、いかにもというイラストですよ。

夜明けのロボット書影.JPG


最初の「ファウンデーション・シリーズ」やロボットものからすでに60年以上、晩年の新たなファウンデーションものやロボットものからも30年以上経っているので、今更ネタバレを気にする人もいないでしょうが、
以下、ロボットものからファウンデーションものにに連なる作品の核心に触れますので、「未読だが、これから読んでみたい」という方はご注意下さい。(下げておきます)

















1954年の『鋼鉄都市』、1957年の続編『はだかの太陽』に続き、1983年発表の『夜明けのロボット』ではR.ダニールと同型のロボットが登場する。そのロボット、R.ジャンダーはダニール同様、細部まで人間そっくりで、なんと『夜明けのロボット』のヒロインとは夫婦生活を送っていたことが明らかになる。ジャンダーのあっちの方の機能への言及もある。この件は事件の謎にも関わってくるんだけど、書くのが恥ずかしいから原文を載せるよ。25章から。

”Nothing was lacking and those potions which might be expected to be erectile were,indeed,erectile."



ダニールやジャンダーを作ったのはサートン博士というロボット工学者で、本作に登場するファストルフ博士も協力者である。
ファストルフ博士は後の場面で主人公の刑事ベイリに問い詰められた時、完全なヒューマンフォーム・ロボットを作るのが自分たちの目標で、あっちの方に使うとは考えたこともなかったと答える。

いや~博士、全然考えなかったなんてことはないでしょ。特にサートン博士はジャンダーやダニールを自分の生き写しに作ったから、あらゆる面で完璧に人間に似せたのは男性としてのプライドもあったのかもしれない。

さて、ここからやっとデータ少佐の話になるが、データ少佐の生みの親スン博士もデータにあっちの方の機能を持たせており、あっちの方専用のサブルーチンまで書いてある。ジャンダーたちと同じく、人間にとことん近づけようというロボット工学者のこだわりもあったろうし、自分に似せた以上は男性の機能も搭載(?)しないとプライドが保てないのかもしれない。

しかしなあ……そこまでしなくてもなあ、とどうも納得がいかないので、続きは次回書きます。








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Last updated  2015.02.11 17:11:03
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