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2012.04.06
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カテゴリ: ドラマ系の感想


 殴ることも教育だと信じていた教師の愛情とは』

内容
終戦から35年経った1980年。学校は、校内暴力で荒れ、
後藤明(佐藤浩市)が赴任してきた区立都中学も例外ではなかった。
古沢ゆかり(志田未来)朝倉茂樹(染谷将太)下田達郎(井之脇海)のクラスを
担当することになった後藤は、教室に入るなり唖然とする。
黒板に、、、、“死ネ”の文字がスプレーで書かれていた!!
後藤は、ゆかりたちに黒板を元通りにするよう命じるが、反発を受けてしまう。


「せっかく平和になったって言うのに、
 なんで、わざわざ学校を戦場にしなきゃなんねえんだ!
 オレは許さない!!」

その後、野上悦男校長(前田吟)榊玲子教頭(浅田美代子)らから、
後藤の転任理由を同僚の横手涼子(貫地谷しほり)らは、知る事に。
かつて都内最大の校内暴力と言われた中学を生徒指導係として
後藤は、腕を振るっていたのだ。その手腕を見込まれての転任。。。。。

話を聞き、涼子は、原因を探るべきと後藤に訴えるが、
“悪いことは悪い”と教えるだけだという後藤。
何か気になった涼子は、後藤を調べたところ、、
後藤が体罰を行い“暴力教師”と呼ばれていたと知ってしまう。

同僚の涼子、福原繁(田中哲司)石和秀太郎(田窪一世)宇佐見牧子(ふせえり)
松本継男(加藤虎ノ介)らは、、、体罰を辞めるべきだと訴えるが、
必要ならやると言ってはばからない後藤。

「体で教えてやった方が分かることもある」と。

その後、後藤は、

両親のゆかりへの扱いを知り、
「勝手に諦めないでください」と訴えるのだった。


一方、後藤は、自分が単身赴任をしている間に、
父に反発するように息子・新一(林遣都)が学校をサボるようになっていると
妻・のり子(木村多江)から聞く後藤。
やがて新一は、ゆかりに挑発され事件を起こしてしまう。。。。。

敬称略


“石ころだって蹴飛ばしてくれる奴がいたら、遠くへ行けるんだ。
 おまえら、あの頃のオレにそっくりだよ
 暴れるだけ暴れて人を恐がらせて、遠ざけてるだけだ
 一番の弱虫だよ。
 俺はな、お前らと闘うために来たんだ。
 卒業するまで、とことん勝負してやろうじゃねえか”


他局ではあるが同じ作者の井上由美子さんの『陽はまた昇る』では、
警察学校とはいえ、、、学校の教師役をやっていた佐藤浩市さん。
ただ、連ドラとして捻り過ぎ、『教師』というモノが見えにくかった。

が、、、今回。
ストレートに『教師』を佐藤浩市さんで描ききった。


あえて禁句を。。。。
『第1夜』では、
主人公が教師である必要性が、かなり微妙だったが

『第2夜』では、
校内暴力という“時代”を描くことで、教師が生徒と向き合う姿を描いた。


やはり、教師は、こうでなきゃ!!


もちろん、そういう時代だからこそ。。。ってのもありますが、

教師モノドラマが、描きやすい時代なのは事実だろうね。


ってか、、、『陽はまた昇る』も、こう言う感じで見たかった!!

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Last updated  2012.04.06 23:05:00


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