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2013.09.05

内容
連日の徹夜続きで、疲労困憊のあや（名取裕子）
取り調べで井森（大杉漣）川喜多（久保田磨希）が心配するほどミスばかり。
あやの仕事の絶対量が多すぎると井森は、高原部長（蟹江敬三）に訴え出る。

その日の夜、あいかわらず、地検であやが残業していたところ、
高原がやってきて、なぜか息子の荻原良（松尾敏伸）のことをあやに聞いてくる。
連絡をよこしたりしていないかと。
かつてあやの下で司法修習をしたことがある良。

その後、良に連絡を入れた高原は、
良があやへの殺意を口にしたことに驚きを隠せなかった。

そんななか、雨の中、帰宅途中のあやが、
友子（前田亜季）の目の前で、何者かに刺される事件が発生する。
友子がいたことで、犯人は逃げ、あやは一命を取り留めることに。

そして
入院するあやのもとにやって来た成増（寺島進）は、あやからあることを聞く。
高原が、息子のことを心配しているようだと。
「主婦の勘だけど。。。」

それからしばらくして、
岩崎亜弥という女性が、血まみれの刃物を持って三条署に出頭。

ただ、夫が出所後に浮気をしたことをきっかけに、
夫がやたら褒めていた同じ名前のあやの事を恨むようになったと言う。

成増から報告を受けた高原は、ひと安心する。

だが。。。。同じ頃、振り込め詐欺の被害者・望月ヒサ江（川俣しのぶ）から
連絡を受けていた池内（益岡徹）が、被害者宅に現れた受け子の男の身柄を確保。

敬称略

今回は、西岡琢也さん

今シリーズから登場の成増の娘・友子

その将来を決めるためのお話。。。ですね。

一応、高原部長の息子を絡めたりして、

さりげなく、あやの娘・りんまで。。。。。

いろいろと重ねて、なんとなくお涙頂戴物である。

シリーズの最終回としては悪くないし、

過去シリーズのレギュラーを再登場させたのも、

長期シリーズものなのだから、かなり良いこと。

このあたりは、メインライターの西岡琢也さんだからこそ。。。といえるだろう。

ただ、どうしてもひとこと。

２シリーズほど前。。。。ちょうど、太田事務官がいなくなったころからですが。

お話優先で、ドラマが作られているんですよね。

１話完結だし、それはそれで良いことだと思うのです。

ただね。。。今回、鶴丸あや自身が言っていたように。

「暴走しない鶴丸あやは、死んだも同然」

お話を凝りすぎて、暴走が少なくなっていることなのだ。

ドラマとしては、深みが出て良いことだとは思いますが、

《京都地検の女》としては、どうなんだろう？？？

たとえ、リニューアルだとしても、

“暴走”を期待している部分もあるのだから、

もう少し、そういう部分で魅せてもらいたいところである。

でないと。。。。鶴丸あやが、鶴丸あやでなくなります。

いや、作品の主人公が鶴丸あやである必要性さえなくなります。

そこを狙っているなら、別ですけどね。

主人公が、成増友子。。。。。。になったりして。。。。（笑）

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