庶民には高価な伝統

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2009年01月12日

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いつ泣き出してもおかしくない空から

９時過ぎに突然ブワ～ッと雪が降り始め

あっというまに外は真っ白になりました

窓ガラスも結露して外が見えなくなり

本格的な冬といったかんじです

雪は４センチほど積もっていますが

雪質が細かくなって降り続いているので

少しまとまった積雪になりそうです

県内のほとんどの地域では昨日成人式が行われ

足元の不便さはなかったようです

毎年性懲りもなく報道されるバカ騒ぎのニュースは

県内では今のところまだ聞いていません　

私が成人式に着た着物は養母が用意した振袖ではなく

美容院の貸衣装の振袖を着たことを以前に書きました

養母が用意してくれた振袖はきれいな白地で

花嫁衣装のようなイメージが気恥ずかしくて嫌だったから

ということも書きました

娘には着物を各種一式揃えて持たせて嫁に出す

というのが昔の母親の一般的な務めだったようで

私はそれを特別ありがたいとは思いませんでした

着物を一着分一式揃えるだけでも高価でバカになりません

それなのになぜ本人の好みや意向を確認せず

自分の判断であつらえてしまうのか

結婚後はともかくせめて成人式に着る振袖ぐらい

本人には内緒で喜ばせたいという気持ちかもしれませんが

気に入らなければもったいないだけです

ちょっとは考えて欲しいところでした

いきなり目の前に指輪を差し出されて

「結婚してください」　と言われるのとは訳が違うでしょ　

「その指輪は好みじゃないけど結婚はお受けします」

なんて言う人は多分いないでしょうからね　　

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