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苫治安

苫治安

2007.10.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
書名:骨の島

出版社:早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ページ数:411p
発行年月:2005年10月
ISBN:9784151751042
本体価格:800円(税込 840円)

あらすじ イタリア貴族の当主ドメニコは姪に信じがたい言葉をかけた。「私の子を産んでほしい」と。時は流れ、産まれた子は、実業家として財を増やそうとする。だがその矢先、一族の人間が誘拐され、さらに前当主のドメニコの白骨死体が地中から発見された。調査を始めた人類学教授ギデオンは、骨に隠された一族の数々の秘密を知ることになるが…円熟味を増したスケルトン探偵ギデオン・オリヴァーの推理が冴える本格ミステリ。

まぁ、すでに何度か紹介したけど、形態人類学者のギデオン・オリヴァー教授ことスケルトン探偵が活躍するシリーズだ。

あらすじは上記のとおり。

全編に散りばめられたウィットを楽しむミステリ。
でもミステリ(謎解き)自体は今ひとつなので、その辺を求めて読むのは×。
読み進めながら、「あ~、少女漫画だとこーゆー展開になるんだけど、さすがにないだろう」と思ったとおりの展開になっちゃって、う~む。
いくらなんでも……ま、いいや。

殺害動機やらそれに至る構成は、はっきり言って面白くないし、動機そのものは完全に説得力不足。
(ラヴゼイの『最期の声』を読んで以来、動機にはウルサイ私であった……)
先にも述べたとおり、そういう意味で「ミステリ(謎解き)」としてはつまらないんだけど、ナニが面白いって、会話や表現に細かく埋め込まれたウィットでありユーモアである。
それが面白いので、さくさく読めちゃうのだった。
ほかにもちょこまかと心憎いところはありますが……そうそう、主人公たちが美味しそうな料理を次から次へと食べるシーンが、実に美味しそうで、読んでて辛かった(笑)。
ものすごく食べたくなって、困った(笑)。


とゆーわけで、通勤のお供にオススメ。

▼この本はこちら。2時間半くらい。





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Last updated  2007.10.23 12:59:01


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