PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
フリーページ
高岡市伏木に在る「勝興寺(重文)」に於いて浄土真宗の宗・親鸞聖人祖の祥月命日にあたる
16日までの3日間にわたり偉徳をしのぶ恒例の「御正忌報恩講」が行われました。
「 雲龍山 勝 興 寺 」
順徳天皇勅願所 蓮如上人開基
この寺の創建は文明3年(1471)本願寺8世蓮如上人が越中の国砺波の土山の庄に庵った の
が始まりです。しかし戦火焼き討ちにあい在郷の地を点々と移り渡り、現在の地に座したのは
天正12年(1586)とあります。そして、天正14年に承久の乱により佐渡に流刑されていた
「順徳天皇」の興した寺が荒廃をしたのを受け「勝興寺」として継承したのです。その後は加賀藩
前田家や公家、本願寺との縁戚を深め越中における「浄土真宗の頭院」として現代にわたるまで
権勢を揮っています。
扁額には「勝興寺」の文字が見られますね。
お御堂には 「報恩講」のデカローソク
燭台を含めると高さ3mになります。本堂の左右に1本ずつ並び毎年の法要に点燈するのが
恒例となっております。
大きなローソクの始まりは明治以降、勝興寺の周辺の2つの地区が1年交代でローソクの提供
を担っていましたが、両地区間でその大きさを競い合いサイズが年々大きくなったのだそうです。
「 お 斎 (食事) 」
参拝者用の昼食です有料¥1000
背後には寺宝「紙本金地着色洛中洛外図六曲屏風」のコピー絵
私もありがたく頂戴いたしました。(初体験)でした。南無阿弥陀仏
**勝興寺の修復工事** この寺は平成10年から修復工事が行われ第一期の工事の本堂
(前載写真)は平成16年に完了し現在は本坊の第二期工事が38億5千万円をかけて平成29年
の完成に向け進めています。完成時には大小11棟の伽藍が見られます。