「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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としのすけのワインハウス
最近飲んだ9点ワイン02
ブラゾン・ディッサン(2000)
2003/12/03 自宅にて
楽天さん!頑張りましたね!
今日は早く帰ってきたので、久々にトップページの更新にチャレンジしました。
で、驚いた!
過日文句を言っていた、何処がいけないかわからない、どうすれば良いのかわからないといった不便が解消!
悪いところが赤と緑で示され、ちゃんと修正出来ました。
晴れてトップページ更新。
と言っても、大幅縮小ですが。(^^;)
さて、そろそろコメントするワインが無くなってきたので、今日は色々仕入れました。
で、何を開けようかな~などと思っていたら、Marketplaceさんがモンテス・アルファをコメントなさっている・・・
あちゃちゃ、先越されたぞ・・・ということで、久しぶりにブラゾン・ディッサン(2000)でいい気分になっちゃおうという訳です。
香りよし、樽の効き方よし、甘みよし、酸味よし、タンニンよし・・・、シ・ア・ワ・セです。(^^)
時間とともに香りもどんどんパワーアップしてきます。
余裕のHP:9
今月から仕事の守備範囲が大幅に広がって、でなきゃならん会議も増えて・・・トホホな状態なのですが、こんなワインに「お疲れさん」って言われると、「しゃーない、頑張るか~」って気になりますね。(笑)
でも逆に・・・「も~仕事なんでどうでもいいや」って気にもなるから・・・プラスマイナスゼロ?(笑)
イタリア三昧(^^)ボルゴ・デル・ティーリョ(2000)&グイダルベルト(2000)&ルーチェ(1996)&モンテベトラーノ(1998)
2003/11/17 本蓮沼のHさん宅にて
今日はHさんとの打合せの後、Hさんのお宅にお邪魔してのワイン会でした。
ご近所の酒屋さん(ワイン充実とのこと)のご店主Sさんも登場し、「ウンチ君」大集結の様相。(笑)
特に「お題」を決めていた訳ではなかったのですが、参加者はHさんの嗜好を熟知?していたのか、持ち込んだワインは全てイタリアンというのには驚きました。(^^;)
素敵な奥さまのレストラン顔負けのお料理の数々に舌鼓を打ちながら至福の時を過ごしました。
Hさん、特に奥さま、本当にお世話になりました。 m(_ _)m
一本目、
ボルゴ・デル・ティーリョ(2000)
良年のみに生産されるメルロー100%の赤ワイン「ロッソ・デッラ・チェンタ」がワイナートにも紹介されたボルゴ・デル・ティーリョの白です。
セパージュは(恐らくですが)トカイ&ソーヴィニョン・ブラン&リースリング。
非常にクリスピーでドライなワインで、泡を入れたらそのまま上等なシャンパンになりそうです。
僅かに樽のニュアンスがあり、ナッティーな顔も覗かせます。
北イタリアのワインはあまり馴染みがなかったのですが、意外に上品な事に感動。
HP:9
オリーブオイルと粒マスタードのドレッシングのかかった山芋と海鮮のサラダとのマッチングも最高!(^^)
やはり白ワインは料理と共にいただくのが良いですね。
2本目、
グイダルベルト(2000)
テヌータ・サン・グイードと言えば、あのサッシカイア。
グイダルベルト(=グイード・アルベルト)は2000年が初リリースの「サシカイアのセカンド」的位置付けのワインです。
サシカイア隣の畑、セパージュはメルロ40%、カベルネソーヴィニヨン40%、サンジョベーゼ20%、フレンチオークの新樽25%、アメリカンオーク新樽25%、サシカイアで使用される樽50%で約14ヶ月の熟成を経て世に送り出されるもののようです。
開栓直後の香りはやや弱いものの、サッシカイアに似た上質の樽香とフレッシュな果実香があり、メルローのニュアンスと言うよりはカベルネの特長が強く出ている印象を受けました。
面白いのは、色が薄い赤紫で非常に透明だということ。
一見、キャンティー?といった風貌なのですが、口に含むと意外な程にボディーがあります。
タンニンはよく丸まっており、キレの良い酸と相まって、極上のフィニッシュ。
HP:9
さすがはサッシカイア縁のワイン、堪能させて頂きました。(^^)
欲を言えば・・・もうちょっと濃く創って欲しかったかなぁ・・・(←好みの問題ですが)
3本目、
ルーチェ(1996)
ルーチェはこのHPでも度々コメントしているフレスコバルディーとモンダヴィのジョイントで産まれたスーパー・トスカーナです。
いつも通り、開栓直後から馥郁とした樽香・熟成香ががたち、少し遅れて甘いドライフルーツやブルーベリージャムのような香りが鼻腔を満たします。
1996年は今まさに飲み頃という感じで、10年程度経ったメルローっぽい味わいも魅せるなかなかの役者に成長していました。(^^)
HP:9+
偶然だったのですが、1996はHさん夫妻にとっての記念ヴィンテージだったとのこと、その感動もあって+が付きました。(^^)
4本目真打ち、
モンテベトラーノ(1998)
これまたワイナートで取り上げられた、南イタリア注目のワインのひとつであるモンテベトラーノの1998年モノです。
RP氏に「南イタリアのサッシカイア」と絶賛されたこのワイン、今やカンパーニャのスーパースターらしいです。
味わいは若いカベルネっぽいもので、ボディーもまずまず。
ちょっと馴染みのないスパイシーさは10%だけ含まれるアリアニコか?
樽も適度に効かせてあります。
色は薄めで透明感のあるもの。
サッシカイアと言うよりは、ボルドーっぽい創りのような気がします。
HP:9
エチケットはイタリアっぽくない(チリっぽい)し、味わいはボルドー(サンジュリアンっぽい)系、色は薄め・・・ということで、ブランドでは結構難問になるワインかもしれませんね。
美味しかったのですが・・・お腹があまりに一杯になって残してしまったのが心残りです。(^^;)
ハングタイム・ピノ・ノワール(2002)
2003/11/10 自宅にて
モンダヴィのハングタイム・シリーズは、
バイロン
や
カーネロス
の葡萄畑において、開花から収穫までの期間を通常よりも長くとり、より完熟度の高い葡萄を使ったものなのだそうです。
そのシリーズのピノを今日は頂きました。
ピノですから、ボトルはとしのすけにとって普段あまり馴染みのないブルゴーニュ型です。(^^;)
コルクは長さ中庸の上質なもの。
開栓するやいなや、酸味の効いた赤い果実の香りと、品の良い樽の香りがして、なかなか期待できる感じ。
グラスに注ぐと、子供が「どうしてこのワインは透き通ってるの?」と質問してくる程の透明度の高い赤紫。
グラスが結ぶ赤い焦点がすごく綺麗です。
香りは、開栓直後同様に赤い果実の香りと、品の良い樽の香りがいきなり立ち上ってきて、速攻夢見心地。(^^)
新鮮なイチゴジャムとダークチェリーの香りの陰に、僅かなチョコとヴァニラを感じます。
味わいは、カリフォルニアにしてはミディアムなボディーで繊細。
アルコールのアタックは全くなく、タンニンも超ソフト、酸味を感じる香りの割には甘みがタップリです。
ホントに美味しくて、ついいつもより多めに飲んでしまいました。(^^;)
期待以上の美味しさのHP:9
モンダヴィのピノ
は、安心して飲める逸品ですが、お手頃価格のこのハングタイムも侮れない代物です。
この調子だと、2日で飲んじゃいそう・・・(^^;)
Ch.ラベゴルス・ゼデ(1999)
2003/11/02 K彦くん宅にて
今日は、義理の弟K彦くん宅で秋の風物詩、イモ掘り大会がありました。
何も手入れをしなかったという割には、素晴らしく立派なサツマイモが大量に収穫でき大満足。
子供達も楽しそうでした。
(雨蛙、ミミズ、ハサミムシ、イモムシ等々、生き物のお勉強にもなったみたい)(^^)
さて、肉体労働の後は素晴らしいお料理の数々・・・
鉄腕ダッシュ村生活にあこがれるK彦くんはアウトドア派?ということで、ダッジオーブン料理もあります。
お品書きは、
・本格キムチをつまみにビールで食欲増進
・乾きものスナック
・新鮮野菜のサラダ
・ダッジオーブンで作るローストビーフ
・収穫したイモをダッジオーブンで焼く焼き芋、絶品バター添え
・フランスパン
・スペアリブ
・コーヒー
ローストビーフ、スペアリブに合わせたのが以前もご紹介したCh.ラベゴルス・ゼデ(1999)です。
過日の反省から、1時間以上前から開栓し、やや乱暴にデキャンタージュして静置しておきました。
その甲斐あって大正解!
タンニン・酸は見事に丸まり、極マロマルゴーの真骨頂を発揮。
甘みさえ感じる充実した果実味に上品な樽の香りが加わり、参加者皆大満足。(^^)
それを見てとしのすけもニンマリでした。
HP:9
メルローを思わせる若々しい果実の香りと品の良い樽香が素晴らしい「お買い得品」だと思います。
早めの開栓、十分なデキャンタージュをお勧めします。
P.S.
このCh.ラベゴルス・ゼデ(1999)、エノテカの楽天ショップ他で入手出来るようです。(^^;)
Marketplaceさん、情報ありがとうございました。(^^;)
2本目:Ch.フォントニル(1999)
尊敬するミッシェル・ロランがフロンサックに自ら所有するシャトーです。
フロンサックでペトリュス
を超えるべく精進しているワインで、エチケットにはミッシェル・ロランのサインが記されています。
1999年はとしのすけのお気に入りのビンテージでもありますが、今回のボトルはちょっと酸が立ちすぎかも?
でも、上品な樽香と黒い果実の香り、メルロー由来の熟成香は健在でした。
HP:9
これメインでも良かったのですが・・・次があるので、9点止まりです。(^^;)
3本目:Ch.ラフィット・ロスチャイルド(2000)
泣く子も黙る2000年ラフィット、RP100点ワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨン9割(あとメルロー)、収量のほんの36%しかグランヴァンにならなかった代物です。
ラフィット独特の鉛筆の芯のような香りは健在、
一瞬ミディアムボディ?と思わせるような軽さですが、強靱なタンニンと絶妙の甘み・酸味が長~く口中を支配し、「ただものではないなぁ・・・」と納得。
刺身とも合わせられるフィネスは流石の一言です。
HP:9+
今回は座興として開けましたが、はっきり言って、これは今飲むべきではありません。
(現時点では、カリュアド
やチリのル・ディス
、もっと言えばモンテス・アルファ
との差はあまりありません)
10年後、20年後を楽しみにします。(^^;)
4本目:カナダのアイスワイン(^^;)
うーん、不覚。
よっぱらって、銘柄も何も覚えてません。
カナダのアイスワインでした。
デザートとして頂きましたが・・・貴腐ワインのようなノーブルな味わいには脱帽でした。
HP:9
三角フラスコ状のボトルでしたが・・・なんだったんだろう、あれ?
サンタ・ヘレナ・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン(1999)
2003/10/02 自宅にて
nipponitesさんの向こうを張って「パルメ開けちゃおっかなぁ」と思って拙宅の小さなセラーをゴソゴソ(^^;)・・・94年と99年かぁ・・・94は旨いからもうちょっとちゃんとした時に飲みたいし、99は未だ開けるには早いかもしれないしなぁ・・・
ということで、結局今日のワインは、チリの銘醸地クリコバレーはサン・ペドロ社のサンタ・ヘレナ・セレクション・カベルネ・ソーヴィニョン(1999)とあいなりました。(^^)
サン・ペドロ社は、社史がそのままチリワインの歩みともなる名門で、所有する最古のエステートでの栽培は1865年にさかのぼるとか。
サンタ・ヘレナはそこから最近独立したワイナリーです。
さて、ズッシリと重たい背の高い変形ボトルの5.5センチ級の上等なコルクを抜くと、ほのかな杏・カシスの香りと醸造香。
コルクをクンクンすると、タバコ・チョコレート系の香りも感じられ、期待感ヒートア~ップ!(^^;)
グラスに注ぐと、チリの1999の割には若く、エッジまでしっかり赤紫が残っています。
でも、色は深く濃い半透明で、チリの良い奴に多いパタンの「ネットリと濃い」印象です。
最初に少しアルコールのアタックが来て、奥から黒い果実の香りと木樽で醸造したか、古い木樽で熟成したような重くモタっとした樽香(この感じ、チリには多いですね)が顔を覗かせてきます。
華やかな香りは少なく、むしろ閉じている印象。
口に含むと「ズシン」と重い!(^^;)
アルマヴィーヴァ
、ドン・メルチョー
、ドムス・アウレア
等とも競合出来そうなフルボディー。
まだまだ「まろやか」とは言えませんが、甘み・酸味が程良くバランスし、タンニンが強いのですが不快でなく、良くまとまっています。
濃く半透明の割には、舌に感じるザラツキも少なくスムーズに飲めます。
喉に送り込んだ後も、舌の横や上顎にからみつくようなタンニンと酸はなかなかのロングラスティングで、心地よいアフターが楽しめます。
(ただ、ちょっとネットリするのが気になりますが)
1500円は信じられない!HP:9-
香りが開かない分の(-)です。
ドン・メルチョーと言われたら、「そう!1999年も悪くないじゃん?」と納得してしまいそうです。
アルマヴィーヴァと言われたら、「香り、ちょっとモタっとしてるね、変じゃない?保存悪かった?」で済まされそうです。
ドムス・アウレアと言われたら、「え?!ドムスもこんなに洗練された香りになったの?チリの土の香りがしないねぇ・・・」
などとわかったようなことを言ってしまう事でしょう。(^^;)
あとチョットすれば、素晴らしくまろやかに変身することでしょうから、ますますわかんなくなる?(^^;)
【追記】
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/recommend/
で、何と!1180円でゲット出来ます!
Ch.シサック(1985)
2003/09/30 自宅にて
ボルドー系愛好家連盟のnipponitesさんにあやかろうと、「古酒」と呼べるワインを探してみました。
が・・・無いなぁ・・・(^^;)
80年代ボルドーはこの85年のシサック1本のみでした。(^^;)
Ch.シサックは、サンテステフ村とポイヤック村の境界にほど近い(西側)オーメドック、森の縁の砂利の少ない硬い土壌に育つカベルネ・ソーヴィニョン7、8割、メルロ2割、残りプティ・ヴェルドのセパージュで、新樽使用比率30~40%20ヶ月近い樽熟成を行うブルジョア級のワインです。
保存が良かったのか悪かったのか、キャップシールを開けるとカビがびっしり。(^^;)
ひるまず愛用の「スクリュープル
」で開栓しますと・・・
驚く長さのコルクです。
6センチクラスのコルクは、オーカルル
並です。
しっかりと赤黒く染まったコルクをみていると、ポイヤック村の強靱なワインを彷彿とします。
しかしこのコルク、あと10年は保たなそうです。
直後の香りは弱く控えめ。
色はエッジに明らかな熟成色を確認できる深いガーネットですが、意外な程にツヤ、透明感に満ちていて、まだまだ若い印象を受けます。
香りも、さほど熟成感を感じないポイヤック的なものです。
口に含んだ時のアタックはスムーズの一言。
タンニンが奇麗に丸まっていて、スルスルっと喉を通ります。
ただ、少し舌にザラっとしたテクスチャが残る感じがあり、グラーヴ的な一面も。
残念なのは、少し酸味が勝っていて、まろみに欠けること。
逆に、端正でスッキリしているラフィット
系とも言えるのですが・・・(^^;)
アフターも結構良くて、タンニンと酸味が良いバランスで後を引きます。
うーん、これはブラインドだと結構ヤバイかも?
オフ・ヴィンテージのピション・ラランド
?いや、セカンドのレゼルヴ・ド・ラ・コンテス
か?
いずれにしても、ブルジョアクラスとは思えないお味です。
得しちゃった気分。(^^)
騙されちゃいそうなHP:9
裏技で砂糖とコーヒーでもパラっと入れたら・・・もう絶対20年モノのグランヴァン!
あ、でも香りが弱いから、オフ・ヴィンテージの20年モノのグランヴァンにしときます。(笑)
リッジ・ジンファンデル・ソノマ・ステーション(2000)
2003/08/19 カムエラ・プロビジョン・カンパニー・レストランにて
バケーション最後の夜はお約束のカムエラ・プロビジョン・カンパニー・レストラン。
アウトサイドテーブルも目出度く貰え、水平線に沈む夕日を眺めながらのディナーでした。
そして、最後の夜を飾るワインは、アメリカに敬意を表して大好きなリッジのジンファンデルにしました。
リッジは、カベルネとジンファンデルを得意とする老舗のワイナリーで、実は1989年に大塚食品系のオーツカ・アメリカが買い取っている日本に縁のワイナリーでもあります。
味わいはカベルネに比べれば薄くボディーが弱い印象ですが、フルーティーでスッキリと甘く、それでいてスパイシーなところもあり、巧い樽の使い方と相まって絶妙。
カムエラ・プロビジョン・カンパニー・レストランのカリフォルニア・キュイジーヌ系のステーキ&シーフードとのマリアージュもなかなかでした。
オレンジ色のサンセットの後、黄金色、紫色、夕焼け色と様々に表情を変える空の色を受けて、若い青みがかった赤紫色のワインが、一層奇麗に輝きました。
絶景のサンセットにウットリのHP:9+
年に一度の家族のバケーション、また一年このために頑張ろう!という気が湧いてくるような、活力に満ちたジンファンデルでした。(^^)
ケンダル・ジャクソン・シャルドネ(2001)
2003/08/18 葉山@カイルア・コナにて
ドトールのマウカメドウズ農園を見学し、コーヒーの木を植えた後(2日後は明石家さんまが来て植樹するとのこと、さんまちゃんとご近所になっちゃった!)、カイルア・コナを散歩し、お目当てだった和食屋「ユメカイドウ」を訪れると、「予約客だけです」と冷たいお言葉・・・だったらと「浜遊」と河岸を変えると「浜遊」は「葉山」と名前を変えていました。(でも、メニューは同じみたい)(^^;)
近海もののアヒ(マグロ)と天ぷら、焼き魚などを頂きながら、たまには白も良いかなとバドの後にいただいたのが「ケンダル・ジャクソン・シャルドネ(2001)」です。
黄金色のトロリとした液体、甘い蜂蜜をベースにナッツの香りと樽の香りが絶妙・・・。
ケンダル・ジャクソンの成功の秘密がわかります。
寿司&天ぷらには少しクド過ぎるかもしれませんが、素晴らしいシャルドネであることは間違いありません。
安心のHP:9
少し水かソーダで割ったり、氷を入れて楽しんだりしても面白そうなくらいのタップリのグリセリンです。
デザートワイン代わりにしても良いかも。
ヴァルポリチェラ・リパッサ・スペリオール(1997)
2003/08/17 ドナトニスにて
美味しいイタ飯をいただこうと、夕暮れのドナトニスと洒落てみました。
水平線に暮れる夕日こそ見えませんが、心地よい風を感じながらテラス席で絶品のイタリアンとともに頂きました。
例によってビール(イタリアの銘柄、名前は忘れちゃいました)の後です。(^^;)
ソムリエにカベルネ系が好きな旨を伝え、食事に合わせて選んでいただいたものがこれ「ヴァルポリチェラ・リパッサ・スペリオール(1997)」でした。
ドナトニスでグラスサーヴしている銘柄で、少し試し飲みさせていただきましたが、確かにカベルネを思わせる重く深い味わいに上品に樽を効かせたなかなかの奴です。
「リパッサ方式」という、ワインの圧搾された絞りかすに未発酵の葡萄果汁を流し込むという変わった製法のワインらしいのですが、滑らかな口当たりの割には十分なボディー、なのにタンニンは丸くアタックは弱い・・・ボルドーで言えばマルゴー的な味です。
時間をおくごとに一層まろやかになり、香りが立ってきます。
今まで知らなかったイタリアワインですが、今後は「マークしとかなくっちゃ」と思いました。
HP:9+
日の暮れた川縁のテラスで風を感じながら頂くマルゴーチック名ワイン・・・文句があろうはずがありません。(^^;)
それにしても、流石はドナトニス、ワインリストを眺めていると、ハワイに居ることを忘れてしまうような充実ぶりでした。
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