としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2003年05月

2003年5月

Ch.マルゴー(1999)

2003/05/05 義理の弟宅にて
「けんごっち」の初節句のお祝いに開けました。
まだ早いかなと思っていたのですが・・・とんでもない!
適度な樽香、上品な甘み、スッキリした酸、超絶にまろやかなタンニン、適度なボディー・・・ザ・マルゴー!(^^)
大満足のHP:9(未熟成だから)

Ch.カロン・セギュール(1989)
2003/05/08 広尾エノテカにて
「我が心はカロンにあり」のハートマークで名高い、カロンセギュール、手頃な値段でリストされていたので頂きました。
89年ってどんな年なんだろうとちょっと心配でしたが、不安は一瞬で吹っ飛びました!
しっとりと熟成した本格ボルドーを堪能。(^^)
大満足のHP:10!(もっと飲みたかった)
オー・ボン・クリマ・ノックス・アレクサンダー 1999オー・ボン・クリマ  ノックス・アレクサンダー(1999)2003/05/11 自宅にて
母の日のお祝いで開栓しました。
ズシリと重いABCのボトルは、流石にコルクも長く5.5センチ。スッキリと切れの良いピノでした。流石にカリフォルニアで、樽香とボディーは超しっかり。
満足のHP:8(やっぱ、ピノは軽いです)(^^;)
レ・ロゾー[2000]クリスチャン・ムエックス(赤)レ・ロゾー (2000)
2003/05/12 自宅にて
レ・ロゾーはクリスチャン・ムエックスとエノテカのプロジェクト第2弾サン・テミリオン。なんでも、クリスチャン・ムエックスご夫妻の自宅の名だとか。
メルロの果実味と柔らかいタンニンは良いのですが、ボディーが薄いのと香りが弱いのが難点。開栓直後より、数日置いた方が香りが立ってきます。
日常ワインとしてはギリギリ合格のHP:6(^^;)
レ・フィエフ・ド・ラグランジュ (2000) 
2003/05/13 自宅にて
Ch.ラグランジュは好きな銘柄。2000年ボルドーの出来を確認する意味でもセカンドのフィエフに期待して開けてみました。
酒麹のような香りとコーヒーの香りが印象的で、意外に薄く、ちょっと例年とは違う印象。甘みが弱く酸味が強い?まだまだまとまりが悪く、香りも閉じているので、一夏越した方が良さそうです。
順当にHP:7(期待が大きすぎた)
ブラゾン ディッサン [2000]ブラゾン・ディッサン (2000)
2003/05/16 自宅にて
Ch.ディッサンも大好きな銘柄です。
セカンドのブラゾンもシルキーなタンニンで、樽香・甘み・酸が良くバランスした典型的マルゴー。特にこの2000年は濃さも十分。大・大・大お勧めと申せましょう。(例年のファースト並かも)
ちなみに開栓直後から美味しく飲めます。香りは少し時間を置いた方が立ってきます。
余裕のHP:9(未成熟、これは熟成させてみたい!)

P.S.
Ch.ディッサンはいまいちメジャーではありませんが何故なんでしょうね?スゴイ美味しいのに・・・
[1996] オー カルルオー・カルル (1998)
2003/05/18 自宅にて
フロンサックのオー・カルルは、パリにあるベトナム料理レストラン「タン・ディーン」の留め型ワインとしてその筋では有名な知る人ぞ知る隠れた銘酒です。96年、97年、98年と飲み継いでいますが、98年の熟成度合いをチェックしてみました。
惚れ惚れする程に長い上質のコルクを抜くと、優雅な香りがすぐに立ってきます。十分なボディーとシルキーなタンニン、樽香も豊かで僅かに熟成香も出てきてます。ミッシェル・ローランの香り?(^^;)うん、いい年をとっていますね。(^^)1998年は結構長持ちしそうです。
安心のHP:8点(まだまだ成熟途上、来年ぐらいからが飲み頃か?)
ホワイトホール・レーンカベルネ・ソーヴィニオン1996ホワイトホール・レーン カベルネ・ソーヴィニョン ナパヴァレー(1998)
2003/05/20 ロメオにて
あまり高くないボルドースタイルの赤というリクエストで出てきたワイン。所謂カリフォルニアの新生カルトワインのようです。
どっしりしたボディーにアメリカン・オークの香り・・・典型的カリフォルニア・カベルネですね。(^^;)もう少し熟成しそうなポテンシャルも感じられました。(実はこんな感じのワイン、好きです)
ニッコリのHP:8点(味は◎、もう少しストーリーが欲しいところ)

ル・バーン・デュ・シャトー・オー・ブリオン[1998]ル・バーン・デュ・シャト ー・オーブリオン (1997) 2003/05/20 ロメオにて
ロメオでの2本目、グラマラスなカリフォルニアの後はやはり「フィネス」をと言うことで、ル・バーンにご登場いただきました。
控えめで上品な樽香り、舌に少し絡まるタンニン・・・オーブリオンはやはり美味ですね。(当たり前か)
畏敬を込めて9点(セカンドとは言えあと5年程度熟成させれば素晴らしく旨くなることでしょう)
ヴァルポリチェッラ クラシッコ (2000) 
2003/05/23 菊名サンロードにて
いわゆる「街の洋食屋さん」で行列も出来る人気のサンロードで出す赤ワインがこれでした。食事と一緒に飲むにはピッタリの軽いボディーと適度な酸味。キャンティーのクラシッコにも通ずるものがあります。これはやはりサンジョヴェーゼ?(ボルドー以外は弱い林です)
満足のHP:7点(料理を引き立てる名脇役?)
Ch.ヴェルディニャン (1997)
2003/05/24 自宅にて
サン・テステフの2Km程北にあるオー・メドック。コンクール入賞実績もある実力派らしく、エノテカのHPで激誉めだったので購入したものです。確かにしっとりした樽香、ドッシリしたボディー、強靱なタンニン(やはりサンテフテフ似)となかなかの逸品です。適度に熟成感も出始めていて飲み頃にさしかかっている感じですが、もう3年ぐらい待っても面白いかもしれません。
ギリギリHP:8点(パワーかフィネスかどちらかがもう一歩あれば・・・)
[1999] Ch.フォントニル 750ml AOC・フロンサックCh.フォントニル (1999)
2003/05/28 自宅にて
あのミッシェル・ローランがフロンサックに所有するCh.フォントニル、久しぶりに育ちのチェックをしてみましたが・・・素晴らしい!未だ熟成の域には入っていませんが、ジャムの様なフルーツの香りが気にならない程度に落ち着き始めています。香り・甘味・酸味・ボディー・タンニンどれをとっても文句無し!フランスパンとチーズがあれば1本空けてしまいそう・・・(^^;)
至福のHP:9点(あと3年程度寝かせて熟成の妙を楽しみたい)

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