2003年11月
翌日のCh.ラフィット・ロスチャイルド(1997) 2003/11/01 自宅にて 昨日開けたCh.ラフィット・ロスチャイルド(1997)ですが・・・今日飲むと超絶に美味しくなってます! (バキュバンで空気抜いて冷蔵庫保存) 目立っていた酸がまろやかになり、甘みと絶妙のバランス。 香りも開いています。 タンニンも極まろ・・・(^^) HP:10(わーい) という訳で、「ワインは別に飲み切らなくても大丈夫」という好例のご報告でした。(^^) (昨夜はもう少し我慢して待ってればよかったのかなぁ?)(^^;) Ch.ポンテ・カネ(1999) 2003/11/01 自宅にて 夜23:30頃から義理の弟夫婦と合流、ワイン会?となりました。 僅かに残っていたCh.ラフィット・ロスチャイルドを空け、うーん、次は何にしよう・・・と選んだのが結構好きな同じくポイヤック村のCh.ポンテ・カネ(1999)です。 こいつは、今年の春先に飲んで結構美味しかったもの。 大丈夫だろうと思い開けたところ・・・正解!(^^) 若々しいフルーティーな香りを残しながらも、しっかりスパイシーなポイヤック村の味わいでございました。 こうして飲み比べて見ると、村の共通点とシャトーの個性がよくわかりますね。 鉛筆の香りの弱いラフィットとの差は正直あまりありません。 強いて言えば、「ラフィットの方が樽香が上品でやや強い」という程度。 「ラフィット相手に良く頑張りました」のHP:9+ ポンテ・カネは本当に「お買い得」なワインだと思います。 誰だったか、「ポン」て金(カネ)を出しても後悔しないワインと言った人がいましたが、さもありなんです。(^^) |
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Ch.ラベゴルス・ゼデ(1999)
2003/11/02 K彦くん宅にて 今日は、義理の弟K彦くん宅で秋の風物詩、イモ掘り大会がありました。 何も手入れをしなかったという割には、素晴らしく立派なサツマイモが大量に収穫でき大満足。 子供達も楽しそうでした。 (雨蛙、ミミズ、ハサミムシ、イモムシ等々、生き物のお勉強にもなったみたい)(^^) さて、肉体労働の後は素晴らしいお料理の数々・・・ 鉄腕ダッシュ村生活にあこがれるK彦くんはアウトドア派?ということで、ダッジオーブン料理もあります。 お品書きは、 ・本格キムチをつまみにビールで食欲増進 ・乾きものスナック ・新鮮野菜のサラダ ・ダッジオーブンで作るローストビーフ ・収穫したイモをダッジオーブンで焼く焼き芋、絶品バター添え ・フランスパン ・スペアリブ ・コーヒー ローストビーフ、スペアリブに合わせたのが以前もご紹介したCh.ラベゴルス・ゼデ(1999)です。 過日の反省から、1時間以上前から開栓し、やや乱暴にデキャンタージュして静置しておきました。 その甲斐あって大正解! タンニン・酸は見事に丸まり、極マロマルゴーの真骨頂を発揮。 甘みさえ感じる充実した果実味に上品な樽の香りが加わり、参加者皆大満足。(^^) それを見てとしのすけもニンマリでした。 HP:9 メルローを思わせる若々しい果実の香りと品の良い樽香が素晴らしい「お買い得品」だと思います。 早めの開栓、十分なデキャンタージュをお勧めします。 P.S. このCh.ラベゴルス・ゼデ(1999)、エノテカの楽天ショップ他で入手出来るようです。(^^;) Marketplaceさん、情報ありがとうございました。(^^;) |
モリーゼ・ロッソ
(サイゼリアのハウスワイン) 2003/11/03 近くのサイゼリアにて 夕飯がサイゼリアと相成り、90円/グラス!、1000円/マグナムボトル!の恐るべき安さを誇るモリーゼ・ロッソを頂きました。 モリーゼ・ロッソというのですから、恐らくイタリアのモリーゼ州のワインだと思われますが、ボトルを見ていないので不明。(^^;) 「サイゼリヤが誇る良質のハウスワイン。新鮮さが売り物です。すべての料理に。」とのコメントのとおり、軽めのボディーながら、果実味豊か、僅かに花の香り、爽やかな酸味、まろやかなタンニン(渋みをほとんど感じない程度ですが)と、なかなかのバランス。 旨いじゃん?! シュリンプカクテルにも、グレイビーソースハンバーグにも、フォッカチオにも良く合います。(^^) HP:7 値段を考えると信じられないパフォーマンス! 今度行ったときはマグナムボトルを買って帰ろうと思います。(^^;) P.S. 子供達にせがまれ、ほろ酔い気分でゲーセンのUFOキャッチャーに挑戦。600円の出資で「奪っちゃった~」のパンダパペットをゲットしました。(^^) でもふと思ったのですが・・・パンダパペットは人気だけど・・・生茶は売れたの?(^^;) |
サンタ・ヘレナ・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン(1999)
2003/11/04 自宅にて 最近、品の良い「おフランス」系のワインが続いていて、昨日の モリーゼ・ロッソ(サイゼリアのハウスワイン)が妙に新鮮で美味しく感じたので、今日はチリを開けることに。 先月ご紹介したサンタ・ヘレナ・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン(1999)です。 ズッシリと重たい変形ボトル、5.5センチ級の上等なコルクはご紹介のとおり。 初めはイチゴ・杏の香りがし、色もグラスの底が見えない程に濃く、濃いメルローのような第一印象ですが、少しアルコールのアタックをやり過ごすと重くモタっとした樽香とスパイシーな黒い果実やカシスのような味わいが広がって来ます。 ホッとできるHP:8+ チリの土臭さがなく、フレッシュな香りも堪能でき、しっかりフルボディー。 なかなか結構なのではないでしょうか。(^^) 【追記】 http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/recommend/ で、何と!1180円でゲット出来ます! |
セラ・シラーズ(2002)
2003/11/07 自宅にて 今日のワインは、届いたばかりのセラ・シラーズ(2002)です。 セラは、ケープタウンのある南アフリカ共和国最大のワイン産地西ケープ州のワインで、「セラ」とは南アフリカの言葉で「乾杯!」とのこと。 コルクは短いプラスチック製でした。 香りは軽いアルコールのアタックと、スパイシーな果実香が特徴的です。 ただ、残念ながら例のセメントの道路に水をうった時のような香りが若干感じられるのと、ほんとに僅かですが「魚肉ソーセージ」のような不思議な動物香があります。 樽のニュアンスはほとんどありません。 色はなかなか透明感のある深い紫色でキレイです。 タンニンは強くありませんが、若干の角あり。 ボディーはしっかりしており、アルコール度数も高そう。 甘みと酸味のバランスはまずまずです。 HP:7- 「ちょっとスパイシーなキャンティー」といった感じのテーブルワイン向きの味わい。 いろんな料理に合いそうですが、ワイン単独で味わうにはちょっと力不足と言わねばなりますまい。(^^;) エノテカが薦めてるように、ちょっと冷やして頂くのもよいかもしれません。 |
今日も、昨日開けた セラ・シラーズ(2002)
を飲んでいます。 一日経つと、普通は味わいがかなり変化するのですが、こいつはあまり変わらないなぁ・・・ でも、セメントの道路に水をうった香りや、魚肉ソーセージの香りは殆ど無くなり、飲みやすくはなっています。(^^;) さて、今日の日記はワインのコメントではなく、興味深い「みんなどんなワインを買っているのか?」というお話。 楽天のシステムは日々進化している様子で、今までのジャンル別に加えて、年代・性別でのランキングも出るようになっています。 (研究熱心なアフィリエイターには朗報?) ちなみに、皆さんはもうとっくにご存じで、参考になさっているのかもしれませんが、 ■ワインの売れ筋ランキング はこのとおり。 また、お店によっては、店独自の売れ筋ランキングも出しているようで、としのすけが時々使う店でも、 ■ワイナリー泉屋 ■お手軽ワイン館 ■エノテカ などは、ランキングを表示していますね。 こうしてみると・・・楽天での売れ筋は1000円~2000円前後のデイリーなワインだということがわかります。 過日のサイゼリアでも感じたのですが、着実にワインが日本の食卓に定着してきているのでしょうね。 これは逆に考えると、日本の食生活が、味噌・醤油・出し汁の世界から、ずいぶんと「ワインに合う」味の世界にシフトしているということでもあるのでしょうか。 P.S. 実はとしのすけ、味噌と赤ワインはそれほど酷いマリアージュでもない気がしているのですが・・・(^^;) |
ハングタイム・ピノ・ノワール(2002)
2003/11/10 自宅にて モンダヴィのハングタイム・シリーズは、 バイロン や カーネロス の葡萄畑において、開花から収穫までの期間を通常よりも長くとり、より完熟度の高い葡萄を使ったものなのだそうです。 そのシリーズのピノを今日は頂きました。 ピノですから、ボトルはとしのすけにとって普段あまり馴染みのないブルゴーニュ型です。(^^;) コルクは長さ中庸の上質なもの。 開栓するやいなや、酸味の効いた赤い果実の香りと、品の良い樽の香りがして、なかなか期待できる感じ。 グラスに注ぐと、子供が「どうしてこのワインは透き通ってるの?」と質問してくる程の透明度の高い赤紫。 グラスが結ぶ赤い焦点がすごく綺麗です。 香りは、開栓直後同様に赤い果実の香りと、品の良い樽の香りがいきなり立ち上ってきて、速攻夢見心地。(^^) 新鮮なイチゴジャムとダークチェリーの香りの陰に、僅かなチョコとヴァニラを感じます。 味わいは、カリフォルニアにしてはミディアムなボディーで繊細。 アルコールのアタックは全くなく、タンニンも超ソフト、酸味を感じる香りの割には甘みがタップリです。 ホントに美味しくて、ついいつもより多めに飲んでしまいました。(^^;) 期待以上の美味しさのHP:9 モンダヴィのピノ は、安心して飲める逸品ですが、お手頃価格のこのハングタイムも侮れない代物です。 この調子だと、2日で飲んじゃいそう・・・(^^;) |
モンテス・アルファ・カベルネソーヴィニヨン(2001)
2003/11/12 自宅にて 今日は横浜アリーナでスピードのコンサートがあり、子供達と行ってきました。 客層は老若男女様々で、いまだ広いファン層を持つスピードって凄いなと感心。 さすがにみんな「おねーさん」になっちゃって、踊りの動きもスピードと言うよりはエレガントになっていますが、スーパーグループは健在でした。 端っこの席でしたが、5mくらいのところまでメンバーが来て手を振る姿に、おもわず「自分に手を振ってくれている」ような気分になり、つい、はしゃいでしまいました。(^^;) あ、ワインの話をしなくっちゃ!(^^;) 今日のワインは、としのすけ家のハウスワイン、モンテスアルファ・カベルネソーヴィニョン(2001)です。 ボルドーの格付けシャトーを思わせる格調の高いエチケット。 コルクも上質です。 開栓直後から、果実の香りと樽の香りがしっかりするのは流石。 コルクのお尻をクンクンすると、スモーキーな香りと共に上等なチョコレートの香りが。 長女に嗅がすと「お酒の入ったチョコの香りみたい」だと。 色は透明感のある深い黒紫でしっかりフルボディーの予感。 さて、お味です。 チリやアルゼンチンのワインは、若くても何故か開栓後すぐ飲めるんですよね。 デキャント不要。(不思議) しっかりとした赤・黒の果実味にスパイシーなニュアンス。 ほのかにスミレを感じさせてくれるところもあり、グッド。 黒砂糖のような甘さがあり非常に濃いのですが、スッキリした酸が味を引き締めています。 タンニンは口顎にしっかり感じられるのですが、決して刺激的ではありません。 フィニッシュはさすがに短めです。(チリに多いパターン) 毎回言っているのですが、チリにありがちの土臭い香りは殆ど感じられません。(優秀) 毎度お世話になりますのHP:8+ モンダヴィの ハングタイム(ピノ) の残りをすすった後に飲んだので、カベルネのタニックな味わいにホッとしました。(^^;) やはり・・・としのすけにはピノのタンニンはちょっと物足りないかも。(^^;) P.S. 今日はいろいろ幸せ。(^^) JALの通販で頼んでいた念願の ファイバー・ツリー(これは割と似てるかも) が届いていました。 あと、 お得なボルドーワインのセット も届いていたし・・・(^^) |
2003/11/14 仲町台ピアット・デル・ジョルノにて 今日は、仲町台にあるとしのすけお気に入りの地中海レストラン、「ピアット・デル・ジョルノ」で先輩の歓迎会を開催。 駅から少しはずれた所にある店ですが、良心的な価格で価格以上の美味しさの地中海料理が楽しめます。 優しいマスターのちょっとぎこちないけど真面目なサービスも○です。(^^) ワインは、イタリア、中でもシチリアのワインを中心に20種類ほど。 いづれもお手頃価格なので、安心してオーダー出来ます。 今回は、ワインがあまり好きでない先輩の意見を無視?して、3種いっちゃいました。(^^;) シチリアのスプマンテ 乾杯は、やはり泡が良いということで、スプマンテを頼んでみました。 シチリアのスプマンテは結構珍しい? しかし、しっかりBrutな味わいでなかなか結構。 青リンゴを思わせるフレッシュな果実味を残した飲みやすいスプマンテにちょっと驚きました。 HP:8 気品こそありませんが、ワイワイやりながらガブガブ飲むには最適。 それにしても・・・イタリア、シチリアとなると・・・としのすけも完全に沈黙です。(^^;) 銘柄はおろか、村名すらわからない・・・ シャブリ(2002) 2本目はシャブリを頂きました。 まだ若々しい明るい黄色で、上品でフルーティな香りの中に少しクリームやナッツを感じるなかなかの風格。(^^) するする飲めちゃいました。 HP:8+ やはり魚貝中心の地中海料理には白も悪くないですね。 今日は牡蠣はグラタン風になって出てきたのですが、牛フィレ&鯛のカルパッチョや小海老と小イカのガーリックオイル炒め(このお店、ブイヤベースと小海老と小イカのガーリックオイル炒めが絶品です)にもよく合いました。 フランス白も白旗です。(^^;) 創り手はおろか、畑名、村名すらわからない・・・ シャブリ!2002年!以上。 レ・フィエフ・ド・ラグランジュ(2000) ああ、やっとコメント出来るワインの登場。(笑) でも、これはとしのすけが今日の為に持ち込んだもの。 (ちなみに、このお店のワイン持ち込み料は500円。なかなか良心的でしょ) レ・フィエフ・ド・ラグランジュは、シャトー・ラグランジュのセカンドワインで、2000年は大変良い出来です。 持ち込んで小一時間程度静置しただけですので、オリが舞いまくっているはずですが、30分程度前に開栓しておいたら、結構美味しく飲めました。 サンジュリアンらしい、杉の木のような香りとローストした樽香がほのかに感じられ、タンニンも角張っていません。 早めに開栓していたのと、酔っぱらっていたのとで、いつもの酒麹のような香りもなく(感じず?)、満足。(^^) HP:8+ いわゆる「会社の飲み会」で開けるのはやはりちょっと無謀だったかも・・・ ワインを味わう暇もありませんから。(笑) ということで、今日の日記は全然テイスティングコメントにはなりませんでした。 悪しからず。(^^;) |
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