「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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としのすけのワインハウス
2006年03月
【HP:7】シャトー・メーヌ・パルガード(2002)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:7】複数項目が優れバランス ]
シャトー・メーヌ・パルガード(2002)
2006/03/01 自宅にて
ボルドーAC、セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%のワインです。
これまた極めて標準的なボトルで、コルクは集積もの。(笑)
って言うか・・・シャトー・ベレール・ラ・クロット(2002) とまるっきり同じ?(^^;)
開栓すると、香りが弱々しく樽も殆ど感じられず・・・やっぱ先日飲んだシャトー・ベレール・ラ・クロットに似てます。(笑)
色も透明感のあるガーネット色で艶やか。
口に含むと、赤系の果実を中心とした、やや酸味のあるミディアム・ボディーで、若干のスパイスもあります。
樽はやはりそれほど感じられません。
フィニッシュも酸味が支配的。
タンニンは弱いです。
HP:7
やはりとしのすけ的にはタンニン・樽香が足りず、グリセリンっぽい甘み、ヴァニラも欲しいところ。
全体的には、シャトー・ベレール・ラ・クロットと酷似?
ですから、これも安心してデイリーに飲めるボルドーです。(^^;)
【HP:9】シャトー・マレスコ・サンテグジュペリ(1997)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:9】感動的 ]
シャトー・マレスコ・サンテグジュペリ(1997)
2006/03/05 自宅にて
マルゴー村の両雄、シャトー・マルゴーとシャトー・パルメのちょうど間に位置するメドック3級に格付けされるワインです。
ちなみに、同じく3級のシャトー・マルキ・ダレーム・ベッカーとは同じジュジェール家の兄弟が所有する文字通りの兄弟シャトーというのは、あまり知られてないかも?
昔から、伝統的な製法によりしっかりした長命なワインを創るだけでなく、マルゴー村きっての薫り高いワインを醸すことでも有名。
加えて、「星の王子様」のサンテクジュペリとも縁・・・
結構薀蓄には不自由しない銘柄でもあります。(笑)
2001年ものがとても印象深く、美味しかったので1997年ものにも非常に期待を高めて臨みました。
まあ、ボトルはメドックの格付けものに相応しい上げ底と重量感を持ったもの。
エチケットもまずまず。(^^;)
で・・・開栓すると・・・コルクが上物で長い!(といっても5.5センチですが)
このところ、廉価版の下手すると集積コルクのワインばかり飲んでいたので、これには久しぶりに感動しました。(笑)
やっぱ、これだね!グランクリュ・クラッセは。うんうん。(と勝手に納得)
開栓後の香りも見事です。
見事に円熟した、ヴァニラやチョコレートのニュアンスを携えた樽香・・・
完熟した葡萄・・・
黒系の果実に混じってフレッシュ感の残ったストロベリー・・・
きゃ~、ステキ!
色は深い艶やかな紫でエッジにもそれほどオレンジは感じさせません。
口に含めば・・・そこは・・・もう夢見心地・・・
マルゴーらしいミディアムボディーながら、完璧な樽香、果実味、そして「そうこなくっちゃ!」のスミレの花・・・。
トリュフや湿った腐葉土の香りももちろん去来し・・・、脱帽。
タンニンも美しいシュプールを描いて優雅に新雪を滑り降りてくるプロ・スキーヤーのようです。
HP:9
熟成した古酒を好む方にはまだ物足りないかもしれませんが、本格マルゴーテイストをお望みの方は決して失望しないものと思われます。
下手すると・・・シャトー・マルゴーより旨い?
え?、そ・そんな・・・(^^;)
これが3000円以下で買えたのですから・・・
多めに買っといて良かった~。(笑)
リンクを張ろうと思ったのですが・・・お買い得価格の奴はもう売り切れてますね。
そりゃそうだろうなぁ・・・
今は4000円弱するようですが、1997年、まだ手に入りそうです。
【HP:6】シャトー・ド・バラン(2002)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:6】複数項目に優れる ]
シャトー・ド・バラン(2002)
2006/03/11 自宅にて
今日は、素晴らしかったシャトー・マレスコ・サンテグジュペリ(1997) からまた元に戻って・・・12本セットのワインの中の1本、シャトー・ド・バラン(2002)です。
ACはボルドー。
セパージュはメルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%のようです。
ネットで検索してみたのですが、情報は殆どなし。(^^;)
ボトルは標準的ですが、コルクが4.5センチの上物で、このクラスのワインとしては立派です。
開栓すると、日本酒を彷彿させる香りが僅かにしますが、全体的に香りは弱いものです。
コルクに大量の酒石が結晶してキラキラとキレイ。(^^)
色は明るめの赤紫でやや薄い感じです。
口に含むと、独特の酸味と舌先にザラザラくる感じがあります。
同じザラザラ感でも、グラーヴとかの上等なワインに見られるような、ふくよかなザラザラ感ではなく、雑味というか、浮遊物というか・・・なんかイヤな感じ。(^^;)
どうも、おりが舞ってしまっているようです。
あれだけの酒石がコルクに結晶するのですから・・・かなりの量の酒石が固形物として舌先を刺激しているのかもしれません。
香りがちょっと面白いです。
ワインと言うよりは・・・日本酒?(笑)
端麗な日本酒を思わせる香りと口当たりがあります。
あと、これまた日本酒チックな、舌に絡んでくるようなほのかに甘いフィニッシュ。
ただ、日本酒と異なるのは渋み。
色も薄く、ボディーもミディアムの範疇なのですが、渋みだけはなかなかとんがっています。
ちょっと不思議なワイン。
HP:6
保存状態が悪かった(といっても、他のワインと同じように扱っているし、倒したり振ったりはしてないんですけどね)のか、おりが舞ってしまったような、ちょっとコンディションが悪い状態でのテイスティングでしたが、それを差し引いても、あまり高得点はあげられないワインでした。
酒石と固形物が多量に入っていて、グラスの底にいろいろなものが溜まってしまいます。
しかし、上澄み?には日本酒のようなニュアンスがあるので、和食とか、意外に煮魚なんかともあわせられるかもしれません。
ただし、タンニンはかなり暴れているので・・・あくまでも自己責任でお試しください。(^^;)
【HP:9-】シャトー・ラ・クロワ・デュ・カス(2001)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
シャトー・ラ・クロワ・デュ・カス(2001)
2006/03/14 自宅にて
最近、さっぱりポムロルとはご無沙汰状態。(^^;)
そこで、久しぶりにご機嫌を伺おうと思って開栓しました。
ここ1、2年、ワイン雑誌も読まないしワイン本も買わないし・・・
すっかり最新情報に疎くなってしまっているとしのすけ、ACがポムロルで、お値段がお手ごろというだけでとりあえず買ってみたのがこのワイン。
ですので、期待値も「廉価版ポムロル」という以上のものはありませんでした。
が、しか~し・・・これはとんでもなかった~!(^^)
ボトルは上げ底の中庸な標準的なもので、エチケットもシンプル。
外見上は特にこれといった特徴の無いワインです。
コルクは5センチの中庸品質。
これも、まあ、このクラスのワインだったら普通。
しかし・・・香りがスゴイっ!
いかにも上物のメルロー、そう・・・オー・カルルとかとにているかも?
濃厚な「凝縮」という言葉がまさにぴったりの果実感があり、樽がきれいに効いていて、少しの腐葉土、トリュフのニュアンス・・・
ちょっと~、これは~としのすけのストライクゾーン?(^^;)
きっと大好きなミッシェル・ロランが絡んでいるに違いない・・・
そう思って調べてみると・・・
やっぱり!ポムロルの今では伝説になってしまったアルコート氏とミッシェル・ローラン氏の協作ではないですか!
このワイン、ワイナートでも特集記事となったらしく、「ブドウの収穫量を抑え、通常1本の木に10~12房を、6房までに制限!40%は涙をのんで捨ててしまうという超贅沢! 」なワインなんだそうです。
色はもちろん、黒のニュアンスさえ感じる深い赤紫でツヤツヤ。
エッジはまだ紫が残っている勢いです。
時間の経過とともにグラスから昇香りは元気な果実味からセクシーな色気に変わり・・・しっとりした「湿った落葉」のようになってきます。
味わいは、あくまでもポムロルのスタイル(メルローテイストなのにカベルネみたいな強靭さとスパイスを併せ持っているような感じと言ったら良いでしょうか)を堅持しつつも、どこか新しさも感じさせてくれる、ソフィスティケートされたもので、大変好感が持てます。(ミッシェル・ロラン贔屓ですからね)(^^;)
フィニッシュも強靭な収斂感を何事もないかのようにスムーズにやり過ごしてくれる、マジカルなもの。
HP:9-
初めは8+にしようかなと思いましたが・・・書いているうちに「やっぱ感動的でしょう」と思い直して9点をつけました。
この「-(マイナス)」評価は、ワインが悪いのではなく、としのすけが早く飲みすぎたということ。
あと5年後、10年後が本気で楽しみなワインかもしれません。
ただ・・・もしかしたら「メーキャップ・ワインかも?」と思わせるような、変な完成度の高さが逆に気になります。(^^;)
【HP:8】ヴーヴクリコ・ロゼ・ブリュット&【HP:8】モエ・エ・シャンドン・ブリュット・アンペリアル
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
ヴーヴクリコ・ロゼ・ブリュット&モエ・エ・シャンドン・ブリュット・アンペリアル
2006/03/16 エヴァーグリーン@銀座にて
銀座でお仕事があったので、ニューヨークスタイルフレンチレストラン、エヴァーグリーンにお邪魔しました。
ちょっとレンガ造りっぽい、でもちょっとハイセンス感の漂う、まさにニューヨークのオープン・カフェ・レストラン風の店内には自動演奏のピアノが配され、ビートルズとかの聞き覚えのあるスタンダードナンバーが流れてきて、なかなかの雰囲気が楽しめるレストランです。
お食事も、フランス料理はもしろん、スペインの生ハムもあるし、魚介の料理も多数。
ワインもそこそこに揃っているようで、カジュアルに使うには良さそうな見せでした。
ニュージーランド産仔羊のロティは美味。
お仕事疲れもあるし、翌日の仕事のことも考えて・・・(としのすけらしくないですねぇ、仕事優先なんて?笑)・・・ワインはお預けにして、シャンパンだけにしちゃいました。
1本目は大好きなアレ。(笑)
【ヴーヴクリコ・ロゼ・ブリュット】
今更説明するまでもない、としのすけのワインハウスの定番です。(^^;)
すっきり&さっぱり。
オイシイデース。
料理との相性は・・・前菜からスープ、お魚、お肉(までいくとお腹いっぱいで・・・やっぱ肉までは食べられなかった)まで、全く問題ありません。(笑)
としのすけは思うのですが、若い方で、「あまりワインの知識は無いけれどちょっとカッコつけたい」みたいなデートとかの時は、最初から最後までシャンパンで通すというのもアリかなと。
オシャレだし、妙なところに気を使わず相手との会話や料理に集中できますからね。
で、ちょっと飲み足らなかったので、次も同じというのも芸が無いので・・・
【モエ・エ・シャンドン・ブリュット・アンペリアル】
これまた説明不要の定番中の定番。(笑)
あ~、としのすけも芸が無い。
でも、まあ、いいじゃないですか、オイシイんだから。
という訳で大変幸せなオイシイ夜でした。(^^)
【HP:8】鳥飼&【HP:8】百年の孤独
「
デリシャスなおすすめ!
(3522)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
鳥飼&百年の孤独
2006/03/17 凛@銀座にて
連日の銀座ジョブ、今日はこのところ続いている飲み会の疲れを癒すべく和系にしました。(笑)
銀座・凛は銘店「久兵夷」で修業した板前(ホントかなぁ?)と一流建築家がおりなす寿司と和食と地酒,地焼酎のコラボレーションというのがコンセプト。
サントリーの息がかかっているらしく、確かにちょっと京都の祗園風かも。(笑)
でも、お値段はリーズナブルなので、ちょくちょく使わせてもらっているお店です。
接客が居酒屋+αのレベルなのがやや難点ですが(^^;)、お鮨(1貫がチッチャイので女性向?)は確かにオイシイし、ワインも含めお酒の充実が嬉しいです。
刺身やら(アワビが旨かった~)煮物やらをつつき、おまかせで握ってもらった鮨をジャンケンで勝ったものから順に争奪。
楽しかったです。(笑)
そんな凛で飲んだのは、ワインではなくて焼酎。
またまた芸がないのですが、大好きな2品。
【鳥飼】
端麗甘口?の米焼酎です。
フルーティーで、ちょっと白ワインっぽいテイストが好き。
【百年の孤独】
これは、超有名銘柄。
最近はすっかり定価では手に入らなくなりました。(^^;)
スコッチのような樽タルした香りが素晴らしく、麦焼酎のため臭みが殆どありません。
オイシイのですが・・・値段が高いのが難点。
【HP:6】シャトー・カントン・ラ・ブリエット(2003)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:6】複数項目に優れる ]
シャトー・カントン・ラ・ブリエット(2003)
2006/03/20 自宅にて
12本セットワインの中の1本。
ACはボルドーで、セパージュはメルロー・カベルネフラン・カベルネソーヴィニヨンと書かれています。(が、情報がなく詳細は不明)
ボトルは標準的なボルドータイプ、コルクは4.5センチの集積ものです。
開栓すると、一瞬「醤油」っぽい醸造香がたち、その後酸味の強い果実香に変わります。が、香りのパワーとしては弱いです。
色は、やや薄めのクラレット。
口に含んでも、香りのパワーはあまり上がらず、樽感も殆ど感じられません。
かといって、果実味もフレッシュさがなく・・・あまり褒められる点が見つかりません。(^^;)
酸味が強いのが印象的。
タンニンも若い収斂感が目立ちます。
HP:6
ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、ある意味「低いレベルでバランスの良い」ワインです。(^^;)
が、価格を考えるとちょっと力不足かも。
酸味が豊かなので、こってりした料理よりも、イタリアンとか和系の食事に合いそうです。
ブラインドで飲んだら「廉価版キャンティー?」って言っちゃうかもしれません。(^^;)
【HP:8】シャトー・ムーリャック・ヴィーニュ・ド・カバリヤン(2000)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
シャトー・ムーリャック・ヴィーニュ・ド・カバリヤン(2000)
2006/03/24 自宅にて
ACオー・メドックのクリュ・ブルジョワ、シャトー・ムーリャックの特別キュヴェだそうです。
購入先のHPによりますと、シャトー・ムーリャックの畑は表土が砂利質、下層は粘土石灰質土壌の8ヘクタール、樹齢平均は30年、減農薬栽培(リュット・レゾネ)、ブドウ手摘、温度管理可能なタンクで発酵、オークの新樽で15~18ヶ月熟成というスペック。
なかなかのものですね。(^^)
ヴィンテージも2000年ですし・・・お値段も「生意気」なのでちょっと期待。(笑)
ボトルは、重量感のあるもので、上げ底もしっかり。
コルクも5センチ弱ながらそこそこ上等なものが使われています。
開栓直後の香りは、はっきりした樽香と黒系の果実。
上等なワインにありがちなパターンの自己主張です。
色も深い艶やかな黒紫。
口に含むと、ちょっと鼻に付く樽・コーヒー・ヴァニラのニュアンスが、濃厚なグリセリンとカシスのような、やや酸味のある果実味とともに襲ってきます。
少し茎っぽさもあります。
セパージュ情報がありませんが、恐らくはメルロー>カベルネ、少しのカベルネ・フラン、もしかしたらマルベック?
メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン40%、カベルネ・フラン5%、マルベック5%というところでしょうか。(^^;) ← 全然違ったらどうしよう・・・
また、舌先に「ザラっ」とくるテクスチャを感じるところは、少しグラーヴっぽい印象も与えます。
かなりテイスティングは難しいワインかも。(^^;)
フィニッシュは、骨格のしっかりしたタンニンと濃厚で酸味の豊かな果実。
HP:8
タルタル・ガッツン系のお好きな方からそれなりに評価される系統のワインではないでしょうか。
でも、一方で「作りこんでいる感」が鼻につきます。
なんか、樽とか熟成感とかがしっくりこない不自然さがあります。
おいしいんですけどね。(^^;)
2000年だから・・・飲むにはまだ早いのかも?
【HP:8】ウルフ・ブラス・シラーズ(2001)&【HP:8-】グレッグ・ノーマン・クナワラ・メルロー(2002)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
ウルフ・ブラス・シラーズ(2001)&グレッグ・ノーマン・クナワラ・メルロー(2002)
2006/03/27 野饗@自由が丘にて
会社の仲間と「素食おもてなし料理 野饗」にお邪魔しました。
「野饗」は「のあえ」と読みます。
幹線道路沿いにあるのですが、ちょっと隠れ家風。
入り口が重い蔵戸のようになっていて、中に入ると上品に装飾されたちょっと京風の落ち着いた空間。
たまたまかも知れませんが、スタッフが全員女性でした。
そのせいか、店内は隅々まで気が配られていて、美しい生け花、骨董品のディスプレイ、さりげない間仕切りなどに、とてもこだわりと優しさが感じられます。
まさに「癒される」感じ。(^^)
かなりポイント高いですね。
(こんなお店を紹介してくれたSさん、隅に置けませんね!)
全てが体に優しい粗食手料理とのことですが、豆腐や旬の野菜をふんだんに使った創意の感じられるお料理は、やや濃い目の味付けながら、大変楽しめました。
御飯も五穀米だし、お酒もいろいろ揃っているし・・・
使えそうです、ハイ。(^^)
そんな野饗で頂いたワインが以下の2種。
【1本目】
ウルフ・ブラス・シラーズ(2001)
ウルフ・ブラスは1966年、ドイツ人のウルフ・ブラス氏がバロッサ・ヴァレーにワインナリーを設立したことから始まります。
受賞暦も華々しいものがあり、名実ともにオーストラリアを代表する銘柄。
まずいはずもありませんね。(笑)
このシラーズ、豊かな果実味に適度な樽のニュアンスが調和した満足できるお味でした。
和食には少しワインが勝ってしまう傾向がありましたが、野饗のお料理のお味が結構しっかり濃いことが幸いしました。
HP:8
【2本目】
グレッグ・ノーマン・クナワラ・メルロー(2002)
ちょっと昔にゴルフが好きだった方にはおなじみの名前ですね。
有名プロゴルファーだったグッレクノーマン氏がオーストラリアの名門ベリンジャー・ブラス社とパートナーシップを結んで名醸地クナワラから世に送り出したのがこのブランドです。
こちらも、素晴らしいパワーの果実味に、ほんのりとメルローらしい湿った枯葉~腐葉土のニュアンス、チョコレートや杉を感じさせる樽と、申し分なしです。
酸もしっかり。
ただ、和食とのマリアージュという意味では、ちょっと苦しいかも。(^^;)
HP:8-
食事からデザートまでを終え、「素食おもてなし料理」という意味がよくわかりました。
野饗、LOHASな生活をお好きな大人の方にはオススメです。
【HP:8+】フェラーリ・マキシマム・ブリュット&【HP:8】ヴァルポリチェッラ・リトッコ(2003)
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
フェラーリ・マキシマム・ブリュット&ヴァルポリチェッラ・リトッコ(2003)
2006/03/28 ラ・ゴローザ@渋谷にて
最近、すっかりサラリーマンしているとしのすけ、この時期は飲み会がどうしても多くなりますね。
今日も会社の仲間とでございます。(^^;)
今日お邪魔したのはイタリアン、渋谷は道玄坂のともすればちょっと怪しいエリアですが、実は意外に喧騒から隔てられた大人の雰囲気を醸す一角にあるレストランでした。
オリーブで飾られたドアを開けると、こじんまりした店内はとてもハイセンスで、マダムのこだわりを感じさせます。
としのすけがその日は一番乗りだったのですが、時間の経過とともにどんどんお客さんが来て・・・人気もうなづけますね。
そんなゴローザで、シェフおまかせコースをいただきつつ飲んだのは以下の2本。
【1本目】
フェラーリ・マキシマム・ブリュット
歴史と伝統のあるトレンティーノ・アルト・アディジェ州のワイナリー、フェラーリのスプマンテです。
かのハリー・ウィンストンが出すスプマンテもこれとか。
(行ったことないから本当のことは知りませんが・・・)
メソド・クラシコと呼ばれる、シャンパンと同じ品種・製法(瓶内発酵方式)で創られています。
食事の間中、全部泡で通したくなるほどのイタリアンとのマリアージュ。
HP:8+
【2本目】
ヴァルポリチェッラ・リトッコ(2003)
比較的カジュアルなヴァルポリチェッラのワインです。
若々しいフレッシュな果実味が魅力。
黒い精悍なエチケットもちょっとイタリアらしくなくてカッコイイものでした。
ヴァルポリチェッラはヴェネト地方の標高250~400m程度の結構平地部分も多い丘陵地ですが、アマローネのような超高級ワインからテーブルワインまで幅広いワインを生み出しているところ。
廉価版ワインも十分美味しくいただけます。
HP:8
4ヶ国語を操るゴローザの元気でお美しいマダム、ワインのセレクションにもなかなかのこだわりを感じさせてくれました。
味の好みを伝えて、さっとオススメを出してくれるところも「侮れない」感じ。(笑)
ラ・ゴローザ、是非また行きたいと思わせてくれる店でした。
【HP:9】魔王
「
デリシャスなおすすめ!
(3522)」
[ 【HP:9】感動的 ]
魔王
2006/03/29 おいどん@不動前にて
あきれかえる程の連日の飲み会です。(^^) ← ちょっと嬉しい
今日は以前もお邪魔したことのある不動前のおいどん。
まあ、ここでワインは殆ど飲みませんが(結構品揃えはしてあるようですが)、名前のとおり、焼酎のラインナップはすごいものがあります。
過日のR25でも取り上げられていたほど。
そんなおいどんで、今日はスペシャルな会社関係のイベントがあり・・・なんと!魔王をプレゼントされちゃいました!
(足しげく通っていた先輩の「ご人徳(顔)」のお陰でございます。Nさん、ありがとうございました。)
芋とは思えないふくよかでピュアな香りは白ワインのよう・・・
水のような喉ごし・・・
口腔・鼻腔を立ち上るナッツのような熟成香・・・
「天使を誘惑し魔界への最高の酒を調達する悪魔達によってもたらされた特別のお酒」という意味での「魔王」という命名とのことですが、納得させられました。
「森伊蔵」とも「伊佐美」とも「佐藤」や「黒麹」や「村尾」とも明らかに違う・・・
もちろん「百年の孤独」とも全然違う・・・
「魔王」の世界を堪能させていただきました。(^^)
つまみももちろん最高。
絶品のさつま揚げをはじめ、豚の角煮、シマアジの生造り!ナドナド。
店長さん若いのに・・・おいしいものを出してくれます。(笑)
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