「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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としのすけのワインハウス
2006年8,9,10月
【HP:8】コンチャイトロ・エクスプローラー・カルメネール(2004)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
コンチャイトロ・エクスプローラー・カルメネール(2004)
2006/08/14 自宅にて
本当に久しぶりにワイン飲みました。(^^;)
コンチャイトロ・エクスプローラー・カルメネール(2004)
セブンイレブンのオリジナル商品のようです。
ちなみに価格は1,480円。
セブンイレブンの関連HPはこちら
「チリを代表するカルメネール種を使用した、果実香にスパイス香が調和したコクのある赤ワイン」というのが謳い文句で、「ブラックベリーのリキュールのような果実香にユーカリオイル、スパイス香が調和し、豊かな渋みが溶け込んでいます」とのコメントがボトル裏に書かれています。
恐らく田崎真也氏のコメント?
そもそも、コンチャイトロの商品なのに「エクスプローラー(EXPLORER)」って何よ?!
そんなラインあったっけ?
というのが購入の動機だったのですが、ネットで調べても楽天で検索してもたいした情報はなし。
セブンイレブンのHPでオリジナル商品だと知ったというわけです。
ボトルはやや強めの上げ底でコルクは4.5センチの中庸品質。
エチケットにはレゼルバと書かれていますし、ラペル・ヴァレーの文字もありますので、変なワインではなさそうです。(笑)
開栓すると、ちょっと重めの醸造香を伴う黒系の果実香。
樽のニュアンスも感じられます。
色は明るめながら深い赤紫。
メルローっぽいかも。(^^;)
口に含むと意外にスッキリした味わいながら、ブラックチェリーやブラックベリーといった黒系の果実にプラムやイチゴのフレーヴァーが加わり、なかなか美味。
かすかなオークがいいアクセントになっています。
タンニンもまろやかでリッチ。
HP:8
これは結構旨いかも。
サンライズが1000円クラス、ディアブロが1300円クラスだから・・・もうちょっと上狙いのものかと思われますが、ディアブロで十分満足できるとしのすけとしては、身近で手に入る選択肢が増えました。(^^)
コンチャイトロ・サンライズ・カルメネール
コンチャイトロ “カッシェロ・デル・ディアブロ” カルメネール
【お知らせ】
としのすけのモバイルワインハウス
を開設しました。
少しずつコンテンツを移植していこうと思います。
【HP:6】ポール・キャロー・ヴァン・ド・ターブル・ド・フランセ
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:6】複数項目に優れる ]
近所のスーパーで1本300円のワインを発見した!というご報告を以前いたしましたが、遅ればせながら飲んでみました。(^^)
南仏、オード地方のテーブルワインであるこの「ポール・キャロー・ヴァン・ド・ターブル・ド・フランセ」は、この情報氾濫、ネットで何でもわかる時代にあって、全く情報のない「どっから来たの?」状態の希少な?ワイン。(笑)
ボトルの底は扁平で全く上げ底なしです。
コルクは4センチのプラスチック。
(これって、コストかかるんじゃないかな?)
開栓後の香りは、さすがに弱々しく、醸造香が目立ちます。
色も赤の目立つ若い紫で、葡萄ジュースって感じ。(^^;)
でも透明感はありますね。
グラスに注ぐと、赤系の果実の香りがあがってきます。
悪くない感じ。
口に含むと・・・さすがにボディーは薄っぺらいですが、なかなかのバランス。
とにかく甘くないのが好印象です。
やや酸に傾いている感がありますが、親しみの持てる味わいです。
カベルネ・ソーヴィニョンやメルローのような重厚な果実味やスパイシーさはありませんが、何にでも合わせられそうな懐の深さを感じます。
ボジョレーみたい?(笑)
HP:6
やはり・・・値段は値段、AOCのワインのような個性や濃厚さはありません。
でも、テーブルワインの役割はしっかり果たしてくれるワイン。
安価なワインは甘いものが多いのですが、このくらいドライだと助かりますね。
裏技用によいかもしれません。(^^)
【HP:7+】ハウス・スプマンテ&【HP:8+】モードゥス(2000)&【HP:8】ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(1998)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
ハウス・スプマンテ&モードゥス(2000)&ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(1998)
2006/09/15 フェルモ@新橋にて
ワインを飲んだのは本当に久しぶりです。(^^;)
Kさんと相談事を兼ねてのお食事は、気になっていたイタリアン、
フェルモ
にしました。
お店のHPには、
「ドアを開けるとそこは異空間。
今、新橋で話題の“イタリアン”FERMO!
新橋の高架下特有の高く丸い天井に囲まれた大人の空間が
広がります。1階と中2階を合わせて48席。
お1人様でも楽しめる広々としたカウンターから、
6~8名様の個室。
立食パーティーも60名様までなら可能です。
築地直送の旬の魚と、
厳選した北海道、岩手、米沢、神戸からの肉と野菜を
拘りを持って選んだイタリア産のオリーブオイル、 ヴィネガー、塩を
はじめとする調味料を使い、おいしいイタリアンの一皿に仕上げます。
その料理に合わせるワインは全てイタリア産。
充実したリストからじっくりお選びいただけます。
食べて飲んで心地よい時間が流れていく…
あなたも FERMO! でステキな時間をお過ごしください。」
と書かれています。
新橋のガード下の「あの独特な」雰囲気の中、線路沿いに歩いていくと、突然「場違い?」って感じのオシャレなイタリアンが出現するので、意外性はすごく楽しめると思います。(^^)
ワインは、イタリアワイン一本やりですが、結構な品揃え。
定番もサッシカイヤとかも結構なビンテージが揃っています。
料理もまた美味しく、特大のシーザーサラダとか、上品なパスタ、炭火でじっくり焼いた(だから時間はすごくかかりますが)ポークやビーフのグリルはなかなかのものです。
使い勝手の良い店発見!って感じ。(^^)
今回は
NEW! 【カウンター席限定特別コース・ディナー】
・アミューズ
・前菜盛り合わせ
・自家製パン「フォカッチャ」
・おまかせパスタ2種(ペペロンチーノ、魚介のトマトソース)
・新潟津南町直送!つなんポークのロース 炭火グリル
・ドルチェ
+コーヒー
をいただきましたが、お得感がありますね。
ボリュームも問題なしです。
そして、飲んだワインはハウス・スプマンテ&モードゥス(2000)&ハーフのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(1998)・・・2人だったので・・・としのすけとしては、結構飲みました。(^^;)
【ハウス・スプマンテ】
申し分のないお味です。
もう少し冷やしてサービスしてくれたらもう少し嬉しかったかも。(^^)
温度がやや高めで酸味のキレが少し殺されていたかも。
HP:7+
【モドゥス(2000)】
トスカーナの名門、ルフィーノの最先端の技術と自然の力と職人の技を結集した意欲作です。
お得意のトスカーナの伝統品種サンジョベーゼを核に、カベルネ・ソーヴィニョン&メルローといったスーパータスカンのエッセンスを取り入れたトスカーナワインの新たな可能性へのひとつの答えというべきワイン?
最近では、パーカーポイントもワインスペクターも90点以上をとる評価になってきています。
その味わいは・・・薄めのボルドー・グランクリュ?(^^;)
完璧な酸味と甘みのバランスと品の良い樽香、サンジョベーゼの強めの果実味とがうまく溶け合い、「水のような」柔らかでなめらかな味わいに昇華しています。
HP:8+
ガッツン系が好きな方には物足りないかもしれませんが・・・熟成したボルドーの好きな方にはオススメですね。
【ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(1998)コルドルチャ】
トスカーナはCol d'Orcia(コルドルチャ)のブルネッロ・ディ・モンタルチーノしか、ハーフがなかったので、必然的にこれに。(^^;)
でも、ジューシな果実味と品良く効かせた樽に大変に好感が持てるワインでした。
美味しいイタリアンとともに食卓で楽しむワインとしては、十分すぎ。
当然、あっというまに空きました。(^^;)
HP:8
サンジョベーゼの果実味は素敵だなぁ・・・
【HP:8】ミモザ&【HP:7+】レ・ザルム・ド・ラグランジュ(2003)&【HP:8+】オーパス・ワン(2000)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
ミモザ&レ・ザルム・ド・ラグランジュ(2003)&オーパス・ワン(2000)
2006/09/25 MY HUMBLE HOUSE TOKYO@銀座にて
T大学のM先生にもご同席いただきながら、仲間のお祝い会を開催。
会場は銀座の
マイハンブルハウス東京
というお店です。
ちなみに仲間のみたて。
某局のグルメ番組?「ゴチになります」
で南海キャンディーズがゲストで9/15に放送された店らしいです。(^^;)
名前はhumbleなのに・・・なかはなかなかゴージャス。
広いフロアには、背もたれの高いゆったりとしたソファーのような椅子の配されたテーブルが並び、奥にはプライバシーを気にする方も満足できそうな個室っぽいスペースや、ラウンジが。
もちろん、バーカウンターもあります。
アダルトな雰囲気がプンプン。(笑)
そして極めつけは外人ミュージシャンによるライブ。
なんだか、日本であることを忘れてしまいそうな空間でした。
そんなステキなお店で飲んだのは・・・
【はじめ】
まずミモザ(^^;)
泡を頼もうかなとも思ったのですが・・・あろうことかとしのすけがお仕事の都合で大遅刻・・・
既に主賓のお二人は練習を始められていて・・・急ぎのキャッチアップを可愛く行いました。
まあ、これは可もなく不可もなくというところ。
疲れた体にはオレンジジュースの糖分が心地よく、大変おいしゅうございました。
HP:8
そして
【1本目】レ・ザルム・ド・ラグランジュ(2003)
ワインリストを眺めていて、シャンパーニュに行きたかったのですが・・・これが意外に品揃えが悪い。
これといった美味or珍しいものがなかったので・・・久しぶりに大好きなシャトー・ラグランジュの白を選んでみました。
ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンが主体ですが、何故か白桃のような香りが身上なのですが・・・これは外したかも。(^^;)
Mさん、M先生、期待させてゴメンナサイでした。 <(_ _)>
でも、クリスピーでナッティーな香りとバニラは楽しめたからまあ良しとするか。
HP:7+
そして
【2本目】オーパス・ワン(2000)
こちらも・・・確かに素晴らしいのですが・・・ちょっと物足りなかったかも。(^^;)
カベルネ・ソーヴィニョン86%、メルロ6%、カベルネ・フラン3%、マルベック3%、プティ・ヴェルド2%と複雑なセパージュですが、最近のモンダヴィ・スピリットを体現した「まっとうな」ワインです、確かに。(^^;)
全体にドライなニュアンスで、メルローっぽい果実実がしっかり引き出された堂堂とした風格・気品があります。
甘み・酸味・渋みのバランスも最高、フィニッシュも長い・・・のですが・・・
往年のオーパス・ワンが持っていた「ミルキー」のようにメーキャップされた美味しさが全く無くなりましたね。
意見が分かれるところでしょうが・・・マリリン・モンローだったのにブルック・シールズになっちゃったみたい。(例えが古いです。スミマセン。)
ま、贅沢な不満なのですが。(^^;)
HP:8+
ということで、いつもながらの楽しいお話をM先生から聞けたし、手作りの巨峰のコンフィチュールもお土産に頂いてしまいました。
お陰で、昼間は仕事でサイテーだった日が、一変してステキな一日になりました。
ありがとうございました。(^^)
P.S.
お土産に頂きましたコンフィチュール、翌日の朝食で早速食べさせていただきましたが・・・すごく美味しかった!(^^)
特別な砂糖を使っていらっしゃるというお話(酔っ払ってて忘れちゃいましたが)、確かにうなずけましたね、なんたってコクと言うか、甘みに深さがありました。
あと、皮の食感がまた良かったですね。
【HP:8】ロデレール・ブリュット&【HP:7+】ブリーズデール・シラーズ(泡)&【HP:9-】シャトー・ランシュ・バージュ&【HP:7】ピラミマ・プチヴェルド
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:9】感動的 ]
ロデレール・エステート・ブリュット&ブリーズデール・スパークリング・シラーズ&シャトー・ランシュ・バージュ(1993)&ピラミマ・プチヴェルド(2003?)
2006/10/16 デポ@曽根崎新地にて
すいぶんと久しぶりの出張(学会参加)で、大阪へ行きました。
学会の開催に寄せた高円宮妃殿下の本当に美しいクイーンズ・イングリッシュでのスピーチを拝聴したり、大阪府知事、大阪市長の祝辞、学会のソーシャルイベントでの、関西フィルの演奏やらを堪能させていただいた後、以前同期だった仲間(今では某会社の社長様になられました)と現役同期のIちゃんととしのすけの3人で夜の新地へ。(^^;)
「大将」との異名をとる社長の案内で、
デポ?というワインバー
へ。
ママ(と言うか・・・お姉さん?)のユキさんは、女子高生のような紺のニットのベスト姿で・・・素敵でした。(笑)
同期の飲み会ということで、遠慮ない会話を大きな声でしてしまい・・・ユキさんや周りの他のお客さまにご迷惑をおかけしましたこと・・・この場を借りてお詫びいたします。<(_ _)>
さて、そんな仲間との大阪の夜、まずはシャンパン(はもったいないのでスパークリングワイン)で乾杯ということで、デポのハウス・スパークリング?のロデレール・エステート・ブリュットにしました。
ロデレール・エステート・ブリュット
セパージュはシャルドネ70%、ピノ・ノワール30%。
3年間オーク樽で熟成させたリザーヴ・ワイン(11-15%程度)をブレンド。
ワインはファースト・プレスでとれた果汁のみを使用。
ロデレールの特徴を生かすため、マロラクティック発酵は行わない
瓶詰め後の熟成期間は最低2年間。
となかなかのこだわりです。
いい感じに冷やされていて、酸の効いたスッキリとした味わいには好感が持てました。
HP:8
続いては、ちょっと珍しいところからということで、ブリーズデール・スパークリング・シラーズをセレクト。
ブリーズデール・スパークリング・シラーズ
ブリーズデールは1850年、イギリス人移民のフランク・ポットによって設立された由緒あすワイナリー。
実はオーストラリアで2番目に古い家族経営のワイナリーなのです。
100%シラーズから醸される珍しい「赤のスパークリングワイン」は、ちょっと荒っぽい発泡の後、シラーズらしい完熟フルーツのニュアンスを伴うフルボディー感が味わえます。
リキュールも少し添加されているらしく、微妙な(ちょっと不自然な)甘味がアクセントとしても面白いです。
HP:7+
そして、仕上げは本格ボルドーをということになり・・・セラー内を物色させていただいた後・・・シャトー・ランシュ・バージュ(1993)を発見!(^^)
今まさに飲み頃の本格ボルドーを見つけたとしのすけは大手柄?(笑)
シャトー・ランシュ・バージュ
メドック5級の格付けながら、はるかに上のクラスのワインの価格で取引される実力派。15ヶ月の樽熟がもたらす深い味わいはポイヤック村の銘醸シャトーのそれと一歩も引けをとりません。
93年という難しいビンテージながら、タンニンタップリ、ハーブやピーマンといったカベルネ由来のニュアンスがしっかりと込められていました。
それに、予想通りメルローの熟成香がプンプン・・・(^^)
ウンチ臭さ万歳!(←ちょっと下品でしたね、申し訳ありません)
HP:9-
とまあ、ここまでのつもりだったのですが・・・調子こいてグラスでもう一杯だけ・・・(^^;)と飲んだのが100%プチ・ヴェルドのワイン、ピラミマ・プチヴェルド(2003?)です。
ピラミマ・プチヴェルド
プチ・ヴェルドはボルドー系のワインに複雑な味わいを与えるための名脇役的な役割で、主役をはることはほとんど無い葡萄です。
(栽培も難しく、収穫量を確保しにくいのも一因かも?)
しかし、このワインは100%プチ・ヴェルド。
濃い紫で、若々しいくドライなタンニンと草のニュアンスを含んだフレッシュな酸味が印象的なお味でした。
HP:7
としのすけも100%プチ・ヴェルドのワインは初めて。
とても勉強になりました。
【HP:8】トキ・アンディーノ・カベルネ・ソーヴィニョン・レセルブ(2005)
「
今日のワイン
(15019)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
トキ・アンディーノ・カベルネ・ソーヴィニョン・レセルブ(2005)
2006/10/30 自宅にて
チリはセントラル・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンです。
輸入は横浜の
富士貿易
、近所のセブン・イレブンでワンコイン(500)円で売られていたもの。
残念ながら、楽天では扱いがないようです。
【追記】
なんと!ワインセットの中に入っているのを発見しました。
ボトルに上げ底はほとんどなく、コルクも4.5センチのちゃっちい集積もの。
所謂「安」ワインの典型なのですが、エチケットがすっきりしていてそこそこの高級感があります。
開栓直後の香りも、チリ臭さ(赤土の匂い)がなく、果実味タップリ。
色もなかなかしっかりとした濃さです。
口に含むと、さすがに樽こそ効いていませんが、酸・タンニンのバランスが良く、ミディアムなボディーと相まってとても飲みやすい仕上がり。
どんな料理にも合わせられそうな懐の深ささえ感じさせます。
さすがに2005年なので、若い印象は否めませんが、それとてバキュバンで吸って3日ほど置くと、見違えるような落ち着きある味わいになりました。
HP:8
正直500円とは思えない凄いワインです。
ただし、早めに開栓して十分に空気に触れさせて落ち着かせること。
特に、数日後が飲み頃です。(笑)
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