としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2009年02、03月

イーグルホーク・カベルネソーヴィニヨン(2007)
2009/02/14 自宅にて

今日は、近所のスーパーで780円で買ったワイン、イーグルホーク・カベルネソーヴィニヨン(2007)です。

イーグルホークは、1966年にサウスオーストラリアはバロッサ・ヴァレーに創業したプレミアム・ワイン・メーカー、ウルフ・ブラス社のデフュージョン・ラインです。
種々のワインコンクールで、3000以上もの受賞を誇るウルフ・ブラス社のシンボルは、創業の地ビルヤラ(アボリジニーの言葉でオオイヌワシ、つまりイーグルホーク)からくるイーグルホーク。
ワイナリーのシンボルを冠したこのワインは、相当な思い入れがあるはず?
(単なるお金儲けの為の世界戦略ワインなのかもしれませんが)(^^;)


イーグルホークカベルネソービニオン オーストラリア赤ワイン

シンプルな外観のボトルで、上げ底ほとんど無し。
キャップは合理的なスクリューキャップです。
ウルフ・ブラスのワインは、高級なラインでもスクリューキャップなので、これは創り手の信念ですね。
味わいは、赤系の果実味(イチゴ)がリッチで、カシス、カラメル、ほんのりスパイスも感じられます。
カラメルの感じがとてもオーストラリア。(笑)
新樽から来るヴァニラと言うよりは、超糖度の高い葡萄+強く焦がした樽という感じですね。
タンニンは柔らかでフィニッシュの酸味もなかなかキレイです。
ただ、、、最後ネットリ感(グリセリンとも違うちょっと変な感じ)が残るのが難です。

HP:7

780円のワインとしてはかなり優秀なのではないでしょうか。
オーストラリアらしさに溢れ、どんな料理にも合わせやすそうなワインです。


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2009/02/05 ザ・ハンプ@丸の内にて

凄く久々に、昔の研究仲間と再会しました。
このとことずっと海外勤務だったのですが、某有名企業の研究部門の部門長として帰国・着任したので、その帰国歓迎とお祝いというのが口実です。
忙しい方で、ずっとのびのびになっていましたが、やっと実現。(^^;)
でも、会ってみると、昔と全然変わってなくて、、、
笑っちゃいました。

交通利便性の関係で東京駅周辺の店を探さなければならなかったのですが、グルナビで調べていて面白そうなお店だったので、ザ・ハンプというLAスタイルのお寿司屋さんにしてみました。
オシャレなのでしょうが、ちょっとわかりにくい、ショッピングモールのような「オペーク丸の内」(失礼)の2Fにあるこのお店は、全く寿司屋のイメージではなく、オシャレなレストランそのもので、ウエイティングラウンジまで備えるインターナショナル・クラス。
客層も、キレイなおねえさんを連れた紳士とか、明らかに接待の感じの日本人と外人ビジネスマンとかが多く、あちこちから英語が聞こえてきていました。
勘で選んだお店にしては、まあまあ合格でしょうか。(笑)
皇居のお堀に面しているので、昼間のランチとかにも、眺め良く利用できそうです。
商工会議所にも近いし、ティファニーもある!ので、としのすけには結構嬉しいロケーションかも。(^^)

ワインも、お手ごろな価格のものから高級なものまで、そこそこ選べますし、お料理も美味。
東京駅周辺で安心して使えるお店が一つ増えました。
飲んだワインは以下の2種。

ロデレール・エステイト・アンダーソンヴァレー・ブリュット


円高還元セール!ロデレール エステイト アンダーソン ヴァレー ブリュット 750ml

白身を中心にしたお刺身に合わせていただきました。
「本当に葡萄?シードルみたい」というのが第一印象。
ロデレールは、フランス、シャンパーニュの独立系シャンパン・メゾン、ルイ・ロデレールがカリフォルニアに展開するエステイトのスパークリングワインで、所謂シャンパーニュではありません。
しかし、本件のルイ・ロデレールと同様、自社畑の葡萄を使用し、製法もシャンパーニュ製法、ただ、アッサンブラージュはシャルドネ70%、ピノ・ノワール30%と、ちょっとシャルドネリッチかもしれません。
泡立ちが少し粗くて、エレガントさにはやや欠けますが、リンゴ、洋ナシを中心にした酸の効いたフレッシュな果実味と、シャルドネ由来のちょっとナッティーなニュアンスが心地よく、白身の魚や海鮮系のお料理にはよく合っています。

HP:8

コスパを考えるとかなりお買い得なスパークリングだと思います。
確か8000円くらいだったように思いますが、もう少し安く出してくれると嬉しいですね。(^^;)


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ハーン・エステート・カベルネ・ソーヴィニョン・セントラルコースト(2006)


ハーン・エステート カベルネ・ソーヴィニョン セントラル・コースト[2006]

カリフォルニア・ロール、握り寿司と食べた後、デザートまでのつなぎとして、チーズとコレを頂きました。
ハーンは、最近急速にワイン造りが盛んになっているモントレー地域にニッキー・ハーン氏が1991年に興したワイナリーで、評判はなかなか良いようです。
お店のワインリストによると、オールラウンダーとのことですが、所謂今風の「カリ・キャブ」で、カシス系の果実味に適度の樽香が合さった「いかにも」というお味です。(^^;)
非常に若々しい味ですが、タンニンはマイルドにこなれているので、味の強い魚にならなんとか合わせられるかも。
セパージュがカベルネ・ソーヴィニョン95%、メルロー3%、マルベック2%の割には、スパイスが弱いので、多くの方が「飲みやすい」と感じるのではないかと思います。

HP:8

コスパはなかなか良いですね。
レストランで4800円で飲めるワインとしては、最上級かも。
いろいろな料理にもあわせられるし、お財布にも優しいので、安心して頼めるワインですね。


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シャトー・モンペラ・ルージュ(2003)
2009/03/28 自宅にて

シャトー・モンペラを飲んでみました。


待望の新ヴィンテージ入荷しました。シャトー・モンペラ・ルージュ [2006] 750ml・赤

「神の雫」で取り上げられ評判になったワインとのことですが、、、そのマンガを読んだことないのでどんな取り上げられ方なのかは存じておりません。(^^;)

ボトルは標準のボルドー型で、コルクは5センチ級、まあいい方の品質です。
開栓直後の香りがいいですね、樽の感じと完熟した濃厚な葡萄の感じがいい感じにミックスされた、所謂上物のニュアンスがプンプンします。(笑)
香りにも曇りや雑味がなく上品。
口に含んだ第一印象は「アップル・ティー!」でした。
重い黒系の果実の中に、ひときわ目立つ「アップル・ティー」のフレーヴァーと柑橘系の爽やかさ。
これは結構楽しめます。
重厚に凝縮した果実味と品の良いアップル・ティーのグッドなマリアージュ。
久しぶりに感動しました。
セパージュが、メルロ80%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、カベルネフラン10%らしいのですが、腐葉土やタバコ、ジビエといった上物メルローのニュアンスもよく出ています。
フィニッシュもネットリとしたグリセリンの甘みと爽やかな柑橘系の甘み・酸味が強靭なタンニンと絡まりながら長く口蓋を楽しませてくれます。

HP:9

所詮マンガで取り上げられただけのショボイワインだろうとたかを括っていましたが、いい意味で裏切られました。
まあ、デスパーニュ家が創っているのですから、不味いはずはないのですが。(^^;)
ミッシェル・ローラン風の、少しメーキャップされた感じもありますが、ここまで美味しければ文句はないです。
少なくとも、としのすけにはストライク!(笑)
お値段のほうもソコソコしますが、それでもコスパは高いのではないでしょうか。

アパラシオンのプルミエ・コート・ド・ボルドーというのは、聞き慣れないので調べてみると、「コート」のついたボルドー右岸の4つのアパラシオン(プルミエ・コート・ド・ブライ、プルミエ・コート・ド・ボルドー、コート・ド・フラン、コート・ド・カスティヨン)が1つになって「コート・ド・ボルドー」という新アパラシオンになるのだそうです。
適用は2007年ビンテージからで、ボルドー全体のアパラシオンは57から54になることになります。
グラジアーノ・ジンファンデル・ロバート・パーカー・ヴィンヤード(2002)
2009/03/20 ヒルトン・ニセコ・ヴィレッジにて

ホテル内の鉄板焼き「ピルカ」でジンファンデルを飲んだのですが、、、たぶんこれだったような、、、(^^;)

※残念ながら、楽天では取り扱いがないようです。

カリフォルニアのジンファンデルで、フレンチオーク18ヶ月熟成の上物です。
非常にフルーティで、樽もそこそこに効いており、上等なお肉の鉄板焼きにはよく合っていました。


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