百万円で家は建つ!父ちゃん流建築術
ボチボチ充実させていきますね。
これが我が家です｡
味噌作りの会などをやってるケビンです｡予算50万円で出来ました｡
はじめに
資金，技術，経験，時間，のどれもむちゃくちゃ不足していて，あるのは情熱だけという状況で僕の家作りははじまりました。
僕の建物作りは，料理でたとえれば冷蔵庫や、目の前の畑，家族の様子や自分の持ち時間を考えながら作る主婦の料理に近いと思います。
レシピを見て材料を買いに走る料理や，最高
素材，道具，技術で，最高のものをという職人的料理ではありません。
なぜわざわざこんなことをことわるかといえば、資金，技術，経験，時間のどれか１つでも十分に在るのなら，主婦の料理的な建物は作る必要は無いと思うからです。
少し乱暴でわかりにくいかもしれませんが，大工さんが建ててくれる家と同じようなものを自分が労力なり，知恵を出すことで，少しでも安く建てたいと思っている人には僕の話は何の役にも立ちません。
その代わり，いろんなものが不足しているのだけれど，その範囲内で，自分の家
族が快適に暮らせる家を作りたいと思っている人には少しはお役に立てるのではないかと思っています。
実際，僕はこちらに着て５年間で３０坪程の住居をはじめ，倉庫、鶏小屋など、ほとんど一人で建ててきましたが、技術的には未だに素人くさいもので、人に伝えられるものは余りありません。
それでものこのこやってきたのは家つくりを通して学んだことや、感じたことを誰かに伝えたいと思ったからです。これから自分の生活を自分で作り上げていきたいと思っている人に少しでも参考になれば幸いです。
状況の把握（例、僕の場合）
・資金：１００万円（道具、交通費、整地等一切の費用を含む）
・期間：１月から３月までの３ヶ月間
・土地：山林３千坪､内林道よりの７０坪ほどを前年１１月に整地済み
・水：井戸あり､使用可能。
・電気：上記敷地内の井戸のポンプより分電させてもらう。テンパールの関係で､丸ノコ１台がぎりぎり使用可能
・自分のこと：年齢３７歳、体力人並み､手先不器用、技術なし。性格アバウト､根気､協調性なし。
・家族：２歳と３歳の子供､妻のおなかに３人目､同年７月出産予定。
・その他：重機なし。､助っ人なし。
目的と方法
１､目的
・小さい子供､身重の妻が快適に住めること。
・地の利を活かし､ランニングコストのかからない家にすること
・双方の両親を落胆させない程度の外観を確保すること
・せせこましくないこと
・惨めたらしくないこと
・台風、地震､積雪に耐えられること
・１０年はもつこと（これは建て初めてすぐに３０年に変更しました。）
・新建材は使わないこと
・家全体が子供にとって、遊具の役割も果たすこと。
・家事がやりやすいこと
・数人程度の客は無理せずに泊められること
・増改築しやすいこと
2、方法
〇精神的支柱
「なにがあってもへこたれんのが開拓農家じゃ」
「無いもんを無い無い言う前に有るもんを数えてみい、結構あるもんでよ」
〇作戦
ドシロートである事を強みに変える
・プロの仕事がベストとは限らない
・プロだからできることもあるしプロだからできないこともある
・あてがい大工の強み
・
・状況は常に動く
・絶対に壊れないものより、壊れても修理しやすいものを
・再利用を考えて
・スピードが勝負
・あてがい大工の強み
基礎と構造
・独立基礎
・置石
・べた基礎
・ブロック
・掘建て
・基本は倉庫、畜舎
・強度：本職の基準を参考に、最終的には自分の目
・材質の特性を最大限に生かす。
・ノウハウよりも原則を重視
＊構造材も内装のデザイン
内外装、床
小屋組み、屋根材
・*アスファルトシングル
・カラーベスト
・トタン
・ルーフィング
・フェルト
木材料と道具について
・間伐材
・杉
・松
・檜
・構造材は３寸角を基準に
・木の特性
・枕木
・電柱
・コンパネ
・丸ノコ
・プレーナー
・ドリル
・チェンソー
・コンベ
・差し金
・水平器
・チルホール
・チョークライン
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