JAJAのひとりごと

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■シェルマン・その1

shellman2

■シェルマン・グランド・コンプリケーション(クラシック)
機械式ではなくクォーツ式ですが、これもお気に入りでした。
(オメガ・シーマスター同様、盗難に遭いました。。。)

いわゆる時計ブランドではなく、アンティークウォッチやジュエリー
蓄音機などのショップである「シェルマン」さんが企画した
オリジナルウォッチです。
(ムーブメントはシチズン製です。)

永久カレンダー(リープイヤー表示つき)、ムーンフェイズ、
ミニッツリピーター、スプリットセコンドクロノグラフなど
いわゆる「コンプリケーション・ウォッチ」(複雑時計)の要素を
可能な限りとり込んだ、画期的な?時計です。

これらを機械式で実現するとなると・・・
とてもボクには手の届かない価格になってしまいます。
(フェラーリの新車より高いかも。)

ちょっとケースサイズが大きいのがボクの好みには反するのですが
実際に身に着けてみると、そんなに違和感は感じませんでした。

クォーツ式時計はほとんどの場合、秒針は「ステップ運針(※1)」であり
機械式の「スイープ運針(※2)」が死ぬほど好きなボクにとっては
まずは「クォーツ時計でないこと」が時計選択の基準でした。
(※1:1秒ずつカチッカチッと動く)
(※2:1/4~1/8秒間隔でチチチチ・・・という感じで動く)

実はこの時計も、秒針はステップ運針なのですが
クロノグラフであるがゆえにセンターセコンドではなく
スモールセコンドなので、あまり目立ちません。

いっぽう、クロノ針は1/4秒ずつの運針になっており
ここにもシェルマンさんの「こだわり」が現れているようでした。

このほかにも、ムーンフェイズのディスクの作りこみや
文字盤の彫り、ブルースティール針など、こだわりのポイントを挙げると
本当にキリがありません。

ミニッツリピーターは、レバーではなくプッシュボタンで作動させるのですが
本物(機械式)の音とはもちろん違うものの、雰囲気は充分に感じられました。
音の間隔がちょっと長めなので、12時59分に作動させたりすると
かな~り長い時間「鳴り続ける」ことになりますね。
(これはミニッツリピーターをご存知でないと意味がわからないかな。。。)

シェルマンさんの他のモデルでは、リピーター音の間隔が狭まっているようです。

とにかく、機械式の100分の1以下の値段で、複雑時計の機能を心ゆくまで堪能でき、
かつ日常的に使える時計です。

ベルトもカミーユ・フォルネ製と、これまた「コダワリ」の逸品♪

もういちど使ってみたいなぁ。。。。


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