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2013.04.07
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カテゴリ: 事件
【骨まで壊疽…フラれた腹いせに?同僚女性の靴に猛毒を塗った男】

 フラれた腹いせに、女性の靴に毒物を塗る-。そんなサスペンス小説を地でいくような出来事が、富士山の麓、静岡県小山町にある民間研究施設を舞台に起こった。

 静岡県警御殿場署と捜査一課は3月28日、猛毒の化学薬品「フッ化水素酸」を使って、同僚の40代の女性を殺害しようとしたとして、この研究施設で働く深沢辰次郎容疑者(40)を殺人未遂容疑で逮捕した。女性にフラれたことをうらんでの犯行とみられている。

 深沢容疑者は逮捕から1週間経過後も容疑を否認し続けているが、捜査関係者や薬物の専門家の話を総合すると、あまりに冷酷で残忍な犯行の様相が浮かんでくる。

 ■「骨まで軽く切れた」

 昨年12月5日、この研究施設で派遣社員として働く40代の女性は、普段通りに研究所から出てスニーカーに履き替え、車を運転して帰宅しようとした。左の靴が「ぬれているな」と感じてはいた。それはやがて足のかゆみとなり、20分後にそれは耐え難い激痛に変わった。

 女性は途中にあった病院に駆け込んだが、左の足指は骨まで壊疽(えそ)を起こしていた。医師は壊疽の進行を食い止めるため、メスで指先を5本とも切り取らざるを得なかった。通常、指を切断する際には大きな抵抗を感じるものだが、「骨まで軽く切れた」ほどだったという。

 実は、女性が足に激痛を感じたのは、今回が初めてではなかった。同年の10月にもブーツを履いた右足に激痛を感じ、病院に飛び込んだ。

 捜査関係者は「12月のときよりは症状が軽かったものの、やはり病院で足指の先端を切断している。彼女は両足の指10本すべてを切断するはめになった」と話している。

 県警では病院からの届け出を受けて捜査を行い、女性が履いていた靴から劇薬であるフッ化水素酸を検出。女性の勤務先などを捜査するうち、この女性に一方的に思いを寄せ、フラれたとされる同僚の深沢容疑者の存在が浮かび上がり、逮捕されることになった。

 ■触れただけで壊死

 靴に塗るだけで、女性の足をわずか数十分で壊死(えし)させたフッ化水素酸とは、一体どのような“毒薬”なのだろうか。

 化学熱傷の治療に詳しい医療関係者によれば、フッ化水素酸は、ガラスやゴム、皮革などを溶かすため、磨(す)りガラスなどガラス製品の加工や、焦げ付きにくいフッ素樹脂製フライパンを作る際などにも使われる一般的な薬品だという。ただ、オウム真理教事件で使われた毒ガスのサリンの原料になるという側面もある。

 危険性は濃度によって異なり、50パーセント以上の濃度だと触れただけで激痛がするが、それ以下の濃度でも、皮膚の表面のタンパク質を通して骨まで瞬時に浸透し、壊死させるという。また、フッ化水素酸に含まれるフッ素イオンは血液中からカルシウムを奪い、「テタニーショック」と呼ばれるけいれんを起こして死に至らしめる。このため、身体のわずか1パーセント以下の面積がフッ化水素酸に触れただけでも、死に至ることがあるという。

 この関係者は、女性が痛みを感じたのが靴をはいてから約20分ほどたってから、という“遅発性”に注目する。

 「10月に使われたものも12月に使われたものも、濃度が40パーセント程度だった可能性が高い。12月の方が症状が重かったのは、気温が低いためにフッ化水素酸が揮発せず、靴の中に多く残留していたためではないか」と指摘する。

 ■富士山の麓で生活

 被害者の女性と、逮捕された深沢容疑者が働いていたのは、東京都に本社がある炭素製品の総合メーカーの研究施設だ。

 同社の広報担当によれば、深沢容疑者はフッ化水素酸を扱う仕事に10年以上ついていた。「公私ともにトラブルはなかったと聞いている。否認している事件でもあり、会社としてのコメントはひかえる」(総務部広報担当)としている。

 研究施設は、富士山の眺望が素晴らしい、まるでリゾート地のような場所にある。周囲には同様の研究施設などがあるものの、施設に通勤する者の車が通る以外、普段は人通りも少ない。

 深沢容疑者は、研究施設から車で約20分ほど離れた山梨県山中湖村の村営コミュニティーセンターに、両親とともに暮らしていた。センターは山中湖のほとりにあり、周辺には大学の合宿所やテニスコート、別荘が立ち並んでいるが、民家は少ない。

 村役場によれば、センターは昭和58年に建てられたが、深沢容疑者の両親は50年ほど前から、別の公民館で管理人をしていたという。

 センター近くに住む、息子が深沢容疑者と中学校の同級生だったという自営業の男性によると、深沢容疑者は中学時代は勉強が得意で、まじめでおとなしいタイプ。野球部に所属しており、活発な一面もあったようだ。

 中学卒業後は商業高校に進学し、地元の信用金庫に勤めた。周囲との関わりを積極的に持つ性格ではなかったという。

 ただ、研究施設に入ってからは社会人として社交的に振る舞う姿も見せていたようだ。会社の寮に勤める女性は、深沢容疑者が5年前に寮で開かれた歓迎会に出席したときの姿を覚えていた。

 「自分が住んでいない寮の歓迎会にわざわざ来ていたので、顔と名前を覚えている。特にはしゃいでいた様子もなかったね。人間、いつどうなるか本当にわからない」と驚いた様子だった。

 また、被害者の女性については「ごく普通の40代の女性だったと聞いている」と話した。ある捜査関係者は、「2人とも同じ研究施設で約10年働いていた。長年の仕事仲間に、こんな卑劣なことをするとは」と憤慨していた。

 ■濃度に注目

 捜査関係者は「フラれた腹いせに好きな女性の靴に毒を入れるか!? 完全犯罪を狙ってやったのは間違いない。深沢容疑者しかいない」と言い切る。

 捜査関係者がそう確信する理由は2点ある。一つは深沢容疑者が保管庫のカギを1人で管理していたという点。そしてもう一つは、フッ化水素酸の濃度だ。

 深沢容疑者が管理していたフッ化水素酸の濃度は45%程度。この濃度は、医療関係者が女性のけがから推測する犯行に使われたフッ化水素酸の濃度と合致する。医療関係者は「これだけ濃いフッ化水素酸を扱うことができる人物は一般的に、研究施設ではかなり限定される」と話す。

 ある日突然、靴に毒物を塗られるという猟奇的な犯罪に巻き込まれ、心身ともに深く傷ついた女性。彼女はそれでもこの施設で勤務を続けることを希望しており、退院した現在、職場復帰に向けて準備を続けているという。

(2013.4.7 12:00 )MSN産経ニュース










どういう経緯でこんな事をしでかしたのかわかりませんが…。

幾度も同じ手口を使うのが陰湿ですね。

気持ちのスレ違いはあったとしても、悪質そのもの。

卑劣な容疑者の行為で取り返しの付かない傷を負った被害者の女性は本当にお気の毒です。





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Last updated  2013.04.07 16:49:40
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