南トルコ・アンタルヤの12ヶ月*** 地中海は今日も青し

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2005/01/25
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私の目の前にあった鉢植えのグリーンや木製ブラインドが大きくゆらりゆらりと揺れ始め、いつもの地震より少しばかり大きい揺れだと分かる。
地震になると、10階(日本式でいうと11階)にある我が家では、建物全体が大きくゆっくりと揺さぶられるような感じがする。

この揺れがどこまで大きいものか。身じろぎもせず自分の身体で確かめる。
真夜中とあって、子供たちはぐっすり眠っている。これ以上大きくなった時、どうするべきかと瞬時に考える。
まもなく揺れはおさまり、ホッとして映画の画面に目を戻した。

震度は2、ないし3くらいだろう。翌日、義妹からお見舞いの電話をもらった時、テレビでは2.5(アンタルヤ)と報道していたと聞いた。
また、本日の新聞記事によれば、揺れたのは時間にしてたった20秒のこと。
震源地は、カシュ(アンタルヤの南西にある町。直線距離にして約100km)の32km沖の海底で、マグニチュードは5.5、地中海沿岸地方を震源地とする地震としては史上3番目に大きい地震であったという。


昨年も、アンタルヤ沖を震源地とするマグニチュード4.5くらいの地震があり、町の中心にある県庁の特別管理局の高層ビルの柱や大学付属専門学校の壁、アパルトマンの壁などに亀裂が生じたりして、大きな問題となった。
小さな渓流の多く走る岩だらけの土地に、15階建て以上の高い建物を建てること自体が、トルコの建築技術から言えば危険なことだが、実際には我がマンションも含めて10階建て以上、15~6階建てにもなるマンションがゴロゴロしているのだから。

今回の地震はマグニチュード5.5とはいえ、日本と計測の機械や基準も異なるだろうから、実際にはもっと規模が小さい可能性は高い。
が、スマトラ沖地震における津波の映像やその甚大な被害の記憶がまだ生々しいうちに起きただけに、周辺住民の間ではかなりのパニックが生じたのだそうだ。
家を飛び出した住民たちの多くが、津波が来るのではという恐怖感から、後ろに控える山地へと車で逃げたという。
山へ向かわなかった人々も、家屋倒壊の恐怖から、戸外や車の中で夜を明かしたりしたという。
幸い、この地震による死傷者はひとりも無し。倒壊した建物もなかったようだ。

他国で起きた災害とそれへの対応から学び、地震や津波への心の準備ができるようになったことは良いことだが、パニックに陥らないこと、そしてそれ以前に、耐震性の高い建築技術を導入することがトルコの場合は先決だろうとは思うが・・・。

それにしても・・・・我が家もそろそろ本格的に避難袋を用意しておくべきだろうか。いざ大きな地震が襲えば、10階から降りて逃げのびるまでに建物の方が倒壊してしまいそうではあるが・・・。
建物の下敷きになることをあらかじめ想定して必要なものを用意するなんて、楽観的な私には、なかなか想像するのも難しい。

こちらをご覧の皆さんは、避難する場合、被災した場合の準備、何かされてらっしゃるのだろうか・・・?







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最終更新日  2005/03/02 06:13:59 AM
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