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2016年08月17日
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梅雨明けしたんですね・・・とっくに。もう8月です。 夏休みで薄着でサイコーのシーズンですよ、旦那!!

究極の薄着というか、あられもない胸の谷間や際どいVラインを惜しげもなく拝めるのが水着である。もう下着にしか見えません。どうして下着で出歩くと警官に呼び止められるか性関係の犯罪にすぐ巻き込まれそうなものなのに、海岸やプールではバンバン露出させてOKなのだろうか。まぁいいんだ、 目の保養ウェルカム

シュノーケルマスクをポチッてみる(唐突w  断わっておくが、泳げない。完全なるカナヅチというわけではないが、カエルやイカのような優雅な泳法には程遠い感じ。溺れているヒト、という見方をされることもあるがまぁ何とか前に進むことが可能なレベル・・・敬愛する白ヒゲことエドワード・ニューゲート曰く 「誰から生まれようとも、人間みんな海の子だ!!」 ということらしいが、母なる海よ・・・どうしてワタシは泳げないのか。

奥さん:「ちょ・・・ハッシー、何買ってんのよ?!」

僕:「ほぇ?マスクだよ、シュノーケルだよ。スノーケルか、まぁどっちでもいいけどそういうの」

奥さん:「いや、まぁそれは見たら分かるけど、何で風呂場でそんなの被ってるわけ?w」

僕: 「実験だ」

奥さん:「ぇw」



奥さん:「なるほど」

僕:「あと、レンズのとこがよく曇るらしい、そこら辺もどうなのかなーって」

奥さん:「なるほど」

僕:「しかし、風呂狭いな・・・全然潜れない」

奥さん:「温泉にでも行かなきゃ無理じゃない?ダイの大人が怪しげなマスクルックで風呂に沈んでるのは相当怖い絵面だよ」

僕:「大海原でいきなりパニくるよりはマシだ」

奥さん:「・・・私はさー、ちゃんと提案したんだよ」

僕:「・・・へ?何を?」

奥さん:「去年、グァムへ行ったじゃない?」

僕:「行ったねー」

奥さん:「グァムなんて絶好のシュノーケルポイントだよ!!」



奥さん:「でしたね、じゃないし!理解できない!結局シュノーケルできず・・・私はしたかったのに!!」

僕:「いやさー、泳げない者にとって海は恐怖の対象でしかないよ」

奥さん:「・・・ぇ、じゃぁ何で今更道具を揃えるのよ?」

僕:「うーん、何でと言われると何だろうね、気まぐれキマグレンw」

奥さん:「付き合いも短くないし、まぁ慣れてるけど・・・ハッシーの思考回路、理解不能」



奥さん:「で?」

僕:「そだね、グァムやらサイパンへは行けそうにないので 伊豆 にでも行ってみようかと」

奥さん:「結構遠いね?愛知にも海はあるけど、いまいちなの?」

僕:「ネットで調べるとあんまりな感じかなー、伊豆がキレイらしい」

35にもなって始めるマリンレジャー・・・遅いね。毎年毎年、夏はやってきていたはずなのに、何して過ごしていたんだろうか。まぁ根がアクティブなアウトドア人間じゃないので、漫画読んだりゲームしてて夏が終わっても全然苦ではなかったからねー。冬はスノーボードをやっているが、これもやはり自前で道具を揃えてヤリ出したのは30過ぎてからかな。その内、山にでも登り出してしまうのか?!グライダーで飛んだりしちゃうの?! イキイキ中年ライフッ!!

夏休み本番の伊豆は激混みで渋滞地獄とのことだったので、7月某日、本番ちょい前に海にて実験の延長をしてみる。風呂場では結局シュノーケルの何たるかが全く理解できなかった(そりゃそうだw

奥さん:「2時に起きて・・・3時に出発しているけど・・・」

僕:「あ?眠い?寝てていいよ、どうせ車のハンドルは1つだ」

奥さん:「伊豆という場所を警戒し過ぎじゃない?」

僕:「渋滞ほど不毛なものはない」

奥さん:「シーズン前でもそれ程ヤバいのかな」

僕:「都内や神奈川からジャンジャン人が来るんじゃない?用心するに越したことはない」

奥さん:「悪いけど眠すぎます・・・」

太陽に向かって走る。伊豆というのは多くの海水浴場があって、伊豆半島の東西、南とかでエリアが分かれている。総じて水質は良好でドコでもいいっちゃドコでもいいのだが、人が少なげで海からすぐに無料の温泉がくっ付いているという面白そうなところを見つけたので、何となくそこに向かってみる。天気予報ではあまり気温が上がらず、水温もそこまで高くないことが予想された。海から上がってだ、ガタガタ震えるような展開になった場合、BBQコンロやキャンプファイヤーを持ち合わせない我が家の暖は温泉ということになる。ケネーンしていた渋滞もなく、スイスイと海水浴場に到着する。到着までの途中にもいくつか別の海水浴場を眺めながら車を運転していたが、いやー日本の海もナカナカ綺麗なもんですねー、エメラルドブルーぽくて海底がちゃんと透けて見えてました。愛知よりも大都会に近いのにどうしてそうなるんでしょうね、山からの水?海流のせい?よく知らないけど、ともかくスゴいよ伊豆。今まで東京へ向かうただの通過点だったけど、何故このキレイな海に気が付かなかったんダ!!

奥さん:「あれ?そう言えばお菓子はあるけど、ご飯的なものは?」

僕:「コンビニでいいんじゃな?保冷バックに入れとけば腐らないはず」

奥さん:「それはいいけど、そもそもコンビニなくない?!」

僕:「あ・・・そんな気がする」

とんだヌケサク野郎だ・・・ 渋滞回避のために早く!早く海へ!と車を飛ばし、最終のコンビニをちゃんとリサーチしていたにも拘わらず通過してしまった・・・ローカルな海水浴場すぎて海の家系の商業施設すら皆無のスポットだったのが運の尽き・・・どうにもならない・・・20分かけて来た道を戻る・・・渋滞にハマるより無駄な時間とガソリンだった・・・ 人生、こんな回り道も必要です。



んなワケない。 ともかく、オニギリやパンを買い出し、もう1度浜辺を目指す。駐車場から浜までは2分、本部となる小型テント(サンシェード)を設営する。ほほぅ、何か雰囲気出てきたよ!照り付ける太陽は・・・身を焦がす感じが全くないんだけどね;;;肌寒いほどではないが、海に飛び込みたい!という衝動は皆無な過ごしやすい気候・・・困ったね。浮輪なども一応膨らませ、準備バンタン!

僕:「よし・・・」

奥さん:「さぁ、行こうか!」

僕:「海にはさー泳いでる人がいるけど、みんな子供だね」

奥さん:「そうなのよ、気付いた?」

僕:「テントはってる時から気付いてたw」

奥さん:「さっき、お母さんぽい人が海に向かったけど、冷たかったのか引き返してきたよ;;;」

僕:「ライフセイバーもいるし、海開きはされてるけど・・・一般人は海に挑むべきではないのか?」

奥さん:「しかし子供は元気だねー」

僕:「カラダの構造が違うんかな」

真冬でも小学生って短パンで通学してたりする・・・自分の頃もそんなだったと思う。今はヒートテックにモモヒキにダウンが手放せない軟弱なオトナになってしまった。
それでも恐る恐るというか、目の前に広がる大海原にロマンを求めて出港する!!

・・・トボトボ歩いて歩いて、 『ウヒャーッ!!』 とかベタ極まりない叫び声をあげながら、早くも伊豆に来た事を後悔していた。しかし、一歩一歩前進していけば、いずれアメリカ大陸にすら辿り着けるさ!!ちなみに、海はすごくキレイw まともに泳げない僕も、ちょっとテンション上がっちゃうくらいキレイ。
後ろを振り返ると、5mほど後方に足首だけ海に入って硬直している人妻、

奥さん:「・・・」

僕:「かなり冷たいけど、まぁ頑張るしかないね」

奥さん:「・・・」

僕:「ん・・・」

奥さん:「・・・」

僕:「大丈夫?」

奥さん:「・・・そう見える?」

コレはまずい、このタダならぬ雰囲気は・・・回れ右して本部へ引っ込んでしまって、ズーッとスマホいじって終わっちゃうパターンになる?!何のために伊豆までやってきたんだ!!シュノーケルはまだ装備すらしてねぇよ!!(とりあえず海に入ってみようか、とひとまず手ブラだった


僕:「・・・午前中だから冷たいのかなー」

奥さん:「・・・どうかなぁ、これ適温になるの???」

僕:「とりあえず退避して温泉に浸かって作戦練る?」

色んな問題というのは時間が解決します。冷たい海でジーッとしていると、カラダが慣れるのか、ココロが強くなるのか、少し頑張れる気がしてくる。高額でないとはいえ、道具買っちゃったし、早起きして延々伊豆までやってきたし・・・海が冷たいから終了したんじゃお金も努力も無駄である。

ムダ、キライ!!

頑張らねばならない。
肩まで浸かってカラダを慣らす。奥さんも何とか付き合ってくれる。

僕:「じゃ、いったん戻って装備してみようか」

奥さん:「海から出たら・・・もう1回戻ってこれるかな・・・」

僕:「ぇ・・・」

奥さん:「心が折れそうだよ・・・」

僕:「・・・」

奥さん:「・・・」

周りでは子供がキャァキャァはしゃいでスゲー楽しそう・・・ 何だこの温度差は、海の偉大さと怖さを知った35歳の夏。
マスクを装着し、ふたたび海へ。
お風呂で練習というか実験していたお陰か、多少は要領を得ていたので海でも焦らなかった。息は出来るし、海中もクリアに見える!!たったそれだけのことなのに、凄い!!これが水中ステージか!!
20年近く前になるのか、初めて原付に乗った感覚を思い出した。こう 『自分の世界が広がる』 というか、価値観がグッと変化する感じでした。満足に泳げない人間ではあるけど、顔を水中に置いたままでも呼吸ができるという安心感か、不思議とリラックスしてそれらしく海中移動できている。まぁ足が着く水深だと分かっているのも大きな安心ポイントなんだろうけど。ともかく、お風呂の実験とは比較にならないほど楽しい!!
小さな魚影がいくつか、あとウニが多いw 魚は逃げるでもなく、スーイスーイと泳いでて何とも不思議な感じだった。

僕:「初めてやるけど、スゴいね!面白い!!」

奥さん:「水温はまぁ・・・地獄のようだけど、魚見るのは楽しいね」

僕:「いやーこんな世界があろうとは」

奥さん:「何でもっと早くやらなかったんだろうね」

僕:「さぁw」

しばし泳いで疲れ切り、温泉で疲労回復&体温UP、また海で泳いで、温泉へ・・・を繰り返す。思いのほか早く体力が底を尽き、帰路へ・・・せっかく伊豆まで来たので晩御飯を食べて帰ろうと、下調べをしておいた定食屋さんへ。どうもハヤシライスがおすすめのお店らしいが、カレーを外で食べることがあってもハヤシライスを食べたことがない。カレーは大好きだ、ハヤシは中の下くらい?嫌いというわけではないが、カレーと比較する場合はどうしても優位に立てない存在である。そんなに美味しいのか?と思いながら注文する。20分以上待ったと思う、全然出てこない。ご飯を盛って、ルゥをしゃっとかけるだけじゃないのか?!この待ち時間、異様だぞ!!
で、待ちに待って登場・・・


ハヤシライスの部分はまぁ普通に美味しいが、 カツがヤベー!! な、何だこの旨さ?!

カツカレーならぬカツハヤシをオーダー。見た目も味も容易に想像出来るだろうけど、その数段上を行く感動があります。うまい。妙に長い調理時間はカツをじっくり揚げているせいだろう・・・待って損はない20分だ。満腹、寝不足でフラフラになりつつ自宅へとひた走る。

シュノーケルツアーは伊豆だけは終わらない・・・ 目覚めた人、ハッシー・・・母なる海へ!!





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最終更新日  2016年08月17日 16時51分35秒
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