謎の組織ショッカー。

ショッカーの戦闘員や怪人、大幹部といった恐ろしい敵がドンドンと現れました。

そして大幹部の正体は強い怪人！

大幹部も変身して強敵となり、仮面ライダーと戦ったのでした。

しかし、1番大変だったのは敵の首領でした。

1番の問題点は「ショッカーの首領が何者なのか?」と言うところが･･･はっきりしなかったところじゃなかったか？

と思うのです。

ショッカーの首領は”声だけの存在”で、その正体を現す事は長くなかったワケで。

仮面ライダーの2年の放送で、ついに『最終回で敵を倒す=ショッカーの首領を倒す』必要が出ました。

そして登場したのが『赤い三角頭巾をかぶった謎の男』。

その正体は『蛇を顔に纏った人物』であり、『真っ白い大きな頭に1つ目がぎょろっと出ている謎の人物』だった！

一体、彼は何者だったのでしょうか？

宇宙人?

地底人?

魔法使い?

改造人間だろうか?

もう正体はわからないままに、この世を去るのでした。

しかし、デストロンによって『ショッカーの首領だった何者か』は『デストロンの首領』となって登場！

戦いの中、仮面ライダーV3に追い詰められて

最後は『骸骨に心臓だけがある不思議な存在』になって現れたのですが

いまひとつ･･･その正体はわからなかったですね。

次回作のXライダーやアマゾンライダーの組織には自分が直接指示は出さないものの？

ゴッドやゲドン・ガランダーといった組織を背後で操っていた･･･？

事になっていたみたいです。

そしてストロンガーの時に『ブラックサタン～デルザー軍団の大首領』となり、『岩石首領』となってその正体を現す事になりました。

最終的に、岩石首領の中にいた『脳みそだけの1つ目の存在』が首領の正体のようだったのですが･･･

「私は宇宙へ帰る！」とは言って大爆発したものの？

やはりあれが本当に正体だったのか？どうか？

は、わからなかったですね。

結果、「ショッカーの首領とは何だったのか?」と言う部分を

制作するスタッフの方でも掴みきれておらず？

その正体を『怖いモンスター』と言うキャラクターに置き換えることで表現をした･･･と言う事の様です。

本当の意味で『ショッカーの首領』と言うものを、視聴者に見せる事はできなかったと思うのです。

番組が子供向けなので、ショッカーなどの時代からの敵としては

これで良かったのだろう･･･なんですが

やはり、いまだに何者だったのか?と言う部分がモヤモヤしております。

あの時代で、どうすればすっきりとショッカーの首領を『コレだ！』と言うことにできたのでしょうか。

今も連載されている漫画『仮面ライダーSPIRIT』の様に、仮面ライダー的な敵として登場するアイデアは･･･

あの時代には早すぎましたね。

ウーン、悩めるところです。

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