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2005.09.23

☆ピアノを学ぶうえで必須の教材とされてきたチェルニー。

チェルニーの長所と短所とは？効果と弊害は？チェルニーが重視されるようになった経緯は？チェルニーを分析し、その活用法を探るとともに、チェルニー以外の多種のエチュードや、エチュードとして使える音楽作品を紹介。☆

小学生時代は主に「ハノン・チェルニー・ソナチネ時々名曲」という組み合わせでピアノを習っていた。ハノンは１冊目がぼろぼろになって２冊目を購入したほど長く使ったし、チェルニーは３０番と４０番を練習させられた。どちらも好きではなかったし、なまけものだったのでいい加減な練習しかしなかったが。とにかくピアノを習うと必ずチェルニーは練習させられたはずだ。
ところが意外にもこの練習曲は、日本中国韓国くらいしか使ってないらしい。フランス、オーストリアなどではいくつか曲を抜粋してやるていど、アメリカ･イギリス･ドイツなどではほとんど使わないそうだ。最近では日本でもあまりチェルニーを使わないという。
「モーツァルトはピアノの名手だったが、彼の時代にはチェルニーなど存在しなかった。」確かに（笑）