デブやんその1＜ラブやん＞

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May 2, 2006

"ラブやんに続け！"を合い言葉に始まった（と個人的に思っている）、オタクを描いた漫画「げんしけん」も来月で最終回を迎えることとなった昨今でございますが、その元祖である（と個人的に思っている）「ラブやん」は、 世間さまの目をかいくぐりつつ

そして、今回の掲載順位は、 ラブリーなミドルティーン ・紫音ちゃんがプロ棋士として将棋を指す話題作、「しおんの王」の次ということで、ただならぬ意図を感じちゃったりもしますが、まあそれも愛嬌というもの。

さあ、この辺で本題に入りますが、今回の「ラブやん」は、ダイエットのお話でございました。

冒頭から、
・おいしそうにソフトクリームを食べる
・たのしそうに 本場アメリカン のドンブリを食べる

なんていう、３段階でしあわせいっぱいのラブやんが。

こういう食べっぷりとか、あと部屋を移動するときの床のきしみっぷりとかを見まして、カズフサってば、

「ラブやん太ったんじゃないか？」

などと、 人を殺せるレベルの言葉の暴力 をラブやんに投げかけたりするわけです。

で、当のラブやん、危うく死んでしまうところでございましたが、そこはなんとか耐え抜きまして、それからなんとなく体脂肪計なんかを用いて体年齢を測定してみるや、なんとその値、 36歳 （体脂肪も当然けっこうついてたりしてました）。

カズフサに" コデブ "とか" デブやん "とか、なんかもう言いたい放題のことをいわれまくるわたくしたちの ラブやんさん 、とりあえずはこんな言い訳をば。

「チガウのコレは健康的とゆう範囲に収まった数字なの
打撃にも強くてよ 」

このセリフから、わたくしたちが毎日欠かさず祈りを捧げ続けている ハート様 を連想するとは、カズフサもかなりの剛の者であることは容易に想像できます。

で、ラブやん、このままではくやしいので、もっと本当のデブに会って話を聞くという方向に展開は流れていくのでございます。

そして、場面は「本場アメリカン」へ。

そのトドメのセリフ。

じゃもじ

「 打撃に強いからって クヨクヨすんな!!
　お互いエンジョイしよう!!」

・・・・・
ちなみに、今月のアフタヌーンでは、なぜか知らないけど、デブネタ扱ってる漫画があと２つもあったりしたのでした。

その１. 「世界の孫」より、三ノ輪万七（中２）のケース

主人公・甘栗甘水の天性の孫顔っぷりで周りにちやほやされるのにあやかりたいと思い、自分も甘水と同じ格好をしたが、実際には相当気持ち悪がられた。結果、パンチとか食らった。でも、効かなかった（デブだから）。

「デブ言うな
　まあ デブだからそんなパンチ効かないけどな 」

こんなステキなデブが実は登場人物の中で１，２位を争うくらいの常識人だったりする漫画、「世界の孫」は、かなりオススメの漫画です。
わたくしと似たような感性だなー、とか自覚あるひとは読んでみてもいいかもしんないです。

その2. 「ハトのおよめさん」より、客室乗務員の面接試験に落ちたぶたさんのケース

「 デブ禁止 」

打たれ強いというところがかぶってなかったのは残念でした。
このぶたさん、名前は特にない一発キャラさんなんですが、この後の展開が、今月のラブやんと同じで、ダイエットしようとするという形になっていきます（こっちは実行しないけど）。

・・・・・
というわけで、今月のアフタヌーンは、ダイエットを志している人には断然オススメのヘルシー漫画なのでございます。
下手に深夜通販番組でロ○オボーイとか買っちゃうよりも、この雑誌買った方がはるかに効率的かつ安上がりだったしますよ（悪のり）？

文章が長くなりましたので、今回はここまでにします。
後半はまた改めて書きますね。