『ビジョン実現への道』

< 新しい記事

新着記事一覧(全1314件)

過去の記事 >

2004.04.19

『未来のための奇跡の２０分間』って何だ？

カテゴリ：カテゴリ未分類

夢の実現は後回しにしなくても良かった。

例えばわたしの場合、
お金がないからとか時間がないからとか言って自分の本当にやりたい夢の実現に伴う行動を先延ばしにしていた。

「自分が行動しないことへの言い訳」をよくしていたものだ。
ビジョンの実現のためには、後回しになりがちな面倒くさいこと嫌なことも当然しなければならない。それを忙しいという理由をつけて、やらなかったのだ。

なかなか、「もう少し、もう少しやってしまおう」と思うとキリがつきにくく、ひとつの作業にこだわっていたため、時間だけが過ぎてしまっていた。そして、やっては進まず、疲れる。そんな繰り返しだった。

そこで、わたしは考えた。
「でも、今直ぐに、できることをすれば良いんじゃないか？」と。

用意するのは電器屋さんで買ってきた2000円くらいのキッチンタイマーと、自分の１日のスケジュール帳だけ。
キッチンタイマーを20分にセットして、作業を開始し、ピピピッと音がなったら作業を止めるというシンプルなこと。

２０分を１ユニットと考え１つの作業に集中して時間が来たらピタッと止める。パッと切り上げる。あとの続きはしない。とにかく止める。これがコツだ。
考えたら１時間でビジョン実現にともなう３つもの様々な作業ができる。これは今までの自分にとってはスゴイことだった。

これを考えたのは、何かの記事で人間の集中力は２０分が限度だという説があったからだ。
だから、テレビやラジオの語学番組なども２０分になっているのが多いという。

理屈はともかく、あまり、こだわりすぎずに臨機応変にすることだ。
人によって最適な時間や集中できる時間帯が違うだろうから、その時の状況や自分に合わせればいい。

さらにもう一つのコツは、２０分内にできなかったことがあって当たり前と割り切ること。
１日のプランニングをする時に、あらかじめ、まとめてやる時間帯を１時間くらい設定しておくことだ。そして、２０分間では中途半端になっていた作業を、その時間内に集中してやりきるようにする。

所要時間を考えて、例えば、「この仕事はこれぐらいかかるだろうなあ」と時間の見積もりをつくる。１日のスケジュール表に、１時間ぐらいかかりそうだったら作業の内容と20、40、60と書く。20分立ったら赤丸をつける。時間が来たら赤丸をつけ達成度を味わうのだ。

「なるほど！これは気分がイイ！」

キッチンタイマーで２０分にセットして時間が来たらピピピと音で教えてくれるから、ありがたい。
もう一頑張りをしたかったが、時間が来たら、敢えてピタッとやめた。
ひと作業ができ、確かにキリが良かった。
時間が来れば止めればいいだけなので、気がラクだ。

もう少しやりたいな。続けたいなと思うイイところで、ピタッと止める。
それが次回する時のエネルギーになる。
先日まで放送してた『白い巨塔』のドラマを観てハラハラしながらどうなるかどうなるかと見ていて、パッと画面が「つづく・・」に変わる時みたいなものだな。

わたしは仕事や読書、デッサンの練習、語学の勉強、トレーニングなどに、この『未来のための奇跡の２０分間』を使っている。
「嫌なこと面倒くさいこと」をやるためにも大いに使える。
ついつい後回しになりがちな金銭出納帳への記帳や、身の回りの整理や掃除など。スイスイはかどり、これは有効だった。また、ちょっとした一休みの時間にも使っている。

さらに自分で考えたコツは、頭を使った作業をした後は、部屋の整理など身体を使うことをする。といったように頭と身体を使うことを交互にすることでバランスがとれ、仕事もはかどる。

自分のビジョンを実現するために後回しにしていたことを、忙しいことを言い訳にしても、いつまで立っても自分の夢は実現しない。
「今日も実行した。自分の未来の夢につながる時間をつくって実行した」という日々を増やす決意を新たにした一日だ。
今日もやるぞ！

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう