石本レビュー2

石本レビュー 第2弾!

読んでいるようで読んでいない石の本。個人的メモとしてレビューしてみます。
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●クリスタル・ヒーリングの雰囲気にふれてみた
クリスタル・ジャーニー


タイトル: クリスタル・ジャーニー
著  者:ジェーン・アン・ダウ
出  版:和尚エンタープライスジャパン
価  格:2310円(税込み)
レビュー:
クリスタル・ヒーラーとして日本でも知名度が高いカトリーナ・ラファエルと並び称されるジェーン・アン・ダウの著書。
私は、「パワーストーン」なるものから石の世界に首を突っ込んだので、
自動的に「クリスタル・ヒーリングというものに興味を覚え、どんなものか見てみようと選んだのがこの本。
カトリーナ・ラファエルの著書が全3冊だったので、全1冊のこちらを選んだというのが本当の理由だったりします。

内容は、前半約4分の1がクリスタル・ヒーリングについて。
クリスタルヒーリングの視点とそのステップが順を追って紹介されています。
後半は、ヒーリングに使われるさまざまな石が「肉体の石」「感情体の石」「精神体の石」「霊体の石」に分けて紹介され、
水晶やカルサイトについては「族(ファミリー)」として紹介されています。

ラファエルの著書に比べてテキストとしてまとまっているといわれていますが、理論の根本は著者の「感覚」に依っているので、ヒーリングに興味のない人には不向き。
頭の固い私は、「……といわれたって、それはあなたの感覚でしょ」とツッコミたくなってしまいました。(失礼)

もちろん、この本を読破したからといって即・クリスタルヒーリングが実践できるわけでもありませんが、クリスタル・ヒーリングの雰囲気をつかみ、石を感覚で捉えるという側面を知るには、参考になるでしょう。
副題にある「ヒーリングストンによる旅行ガイド」の通り、感覚世界を石と共に旅するガイドブック……だと思います。


●鉱物分野からパワーまで網羅した労作!
パワーストーン百科全書
タイトル: パワーストーン百科全書
著  者:八川シズエ
出  版:ファーブル館、中央アート出版社
価  格:2940円(税込み)
レビュー:「先達が語る鉱物にまつわる叡智」という副題がすべてを物語る一冊。
「パワーストーン」と銘打ちながら、英名、和名、化学組成、鉱物的特徴、パワーストーン的意味を網羅し、内包たっぷり。
しかも小さいとはいえ写真付。
パワーストーン的意味合いも、著者がイメージで描き出したものではなく、民間療法や伝承、伝説などで語られているものを調べたものと思われ、「個人的にポイント高し。
鉱物の特徴では、結晶形の名称などもふんだんに使われるので、少々難しめ。その分鉱物ガイドブックとしても役立ちます。
これで写真がもう少しきれいだったら……というのは、贅沢でしょうか。


●石の世界へ飛び込む一冊!
水晶山脈
タイトル: 水晶山脈
著  者:たむらしげる
出  版:中央出版アノマニスタジオ
価  格:1680円(税込み)
レビュー:大人も楽しめる絵本の作家として知られるたむらしげる氏は、なんと石好きさんでもあられるのだそうです。
「水晶山脈」は、たむらしげる氏の石好きっぷりが遺憾なく発揮された一冊。

イラスト風に加工された写真の中に、たむら氏のおなじみのキャラクターが描き込まれ、見る人を石の世界に引き込みます。
石好きさんであれば、掌に載せた石を見つめていると、まるで石の中に引き込まれそうになる感覚に覚えがあるはず。
この本は、その感覚をみごとに視覚化しています。
本を開けば、そこは石のイメージ世界。彼方にそびえる水晶の峰に向かう、遙かな旅が始まります。



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