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37年前の話。
大阪の箕面市民会館だった。
予備校生。
学生運動華やかりし頃、女子の中にもジーパン姿の子がいた。
もちろん、振袖姿の子もいた。
中学生時代の「あんな奴」の振袖姿にチョイと感動した。
市長、来賓挨拶と、まぁ面白くもないセレモニーが続いて終了。
来賓の挨拶のなかで「親が生んでくれなければ、犬に生まれていたかしれない。親に感謝しなさい。」
そんな内容の挨拶があった。
今でも、ミョーに記憶に残っている。
時代の熱のせいか、友人と集まると「今の日本は...。」みたいな事を真剣に論じ合っていた気がする。・
タダ、議論するだけで、なんら行動は起こさなかった。
「ノンポリ」だった。
それでも生きることをケッコー、真剣に考えていた。
今の二十歳(ハタチ)は、オジさんに言わせていただければ、ホント~に「ガキ」だ。
生きることの、本当の悲しみも、怒りも、喜びすら知らない。
深い悲しみを知っているから、舞い上がるような喜びがある。
身を裂かれるような憤りを感じるから、世の中を変えられる。
「ファミコン」でクリーチャーを倒した程度では、味わえない「心を動かすこと」が、世の中には溢れている。
「大人」になる恐れを、ごまかすためにカッコつけても仕方がない。
まぁ、オジさんだって、昔はイキがっていた。
こころの扉を開けてみれば、意外に外の空気は心地よい。
胸にいっぱいに吸い込めば、生きる勇気も少しだが沸いてくる。
ワッカゾーよ、人生って、それほど悪いもんじゃぁ無いぞ。
