厳しいNSさんに呼び出され・・・

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2009.04.07

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視線で殺す！と有名な
厳しいナース（ＮＳ）さんが常勤で居ます。

その、ナースさんと私は、まったくの正反対？のような
感じかもしれません。

私と言えば、要領悪く、覚えも悪く、行動鈍い、声小さい。

いっしょに仕事をさせてもらう時間がかなり
ありましたが、こんな私なので
初期のころから嫌われているだろうことは

挨拶に対しても、つーんとしてこちらに視線を合わせて
もらえない、そんな感じでしたから
仕事の最中も、緊張感がすごかった。

所長でさえも、言い返すことができないで
たじたじしてるところをよく見かけます。

まあ、どんな職場にも居るんだろう。

という思いでいましたが、よくよくそのＮＳさんを
観察していると、本質というか、志のようなものが
みえてきます。

その厳しさは、＜愛＞なのだと最近思うように・・・

要は、裏表なくストレートにぐいぐいと

最初は、とても傷つくことばかりだったのですが

それを、言ってもらうことにより自分のダメな部分に
気がつけて、改善していける。

一番、私が避けたかったことのひとつの、ダメ出しですね。

これを、ポイントを押さえて、ずばっと言ってくれるのは

そんな厳しさのなかにも、相手を思いやる心があるので
私は、このＮＳさんが好きです。

表面的には、好きという態度はしません。

このＮＳさんと一緒に居る時には、なんの会話もなく
静かに食事をとったり、休憩したりしてますが
だいぶ慣れました。

ただ、仕事のこととなると、別で、私が質問をぶつけると
非常にわかりやすく、ちょっと笑顔になりながら熱心に
説明してくださるのです。

そうやって、１年の間、仕事の話から、
すこしずつ、所帯じみた話までできるようになり、
中学生の男の子の母親でもある彼女とは
育児の悩みの面では、共通する部分もあるのかも？！

と、話題を振ると、強気な彼女は、
子供がうっとおしい、などとよく言っています。

自立心をもってほしいとのことから、わざと放任主義のよう
にみせかけているだけのように思えます。
話を聞くたびに、私の今までしてきてる子育てとは真逆のような
感じなのですが・・・

で、先日からご家族で、グアム旅行に行くということで
５連休ほどとっておられたのですが
昨日戻ってきて、久し振りに事務所で顔を合わせると。。。

『Ｒさん！ちょっときて！！』

私だけ、別室へ、呼び出されました。

私は、どきどきして、また、何のクレームを
いったい言われるのだろうと思っていました。

すると、大きな紙袋を手渡して

『これ、よかったらどうぞ。』

と、息子さんのお古のお洋服を、うちの子供に・・と
めいっぱい詰めて持って来てくれたのでした。

１５０ｃｍの服がたくさん。

すぐに着れる、ナイ○や、ア●●ダスや、プ○マ・・
一流ブランドのものばかりで、
安くみても、合計５万円くらいはするかもね、と
いうほどで、綺麗に洗濯してあり畳んでありました。

この日は、私にとって忘れることができない
彼女の愛を感じた時間でありました。

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