幕末御三卿バトル考察,一橋独占の訳

幕末御三卿バトル考察,怖るべく巨魁「一橋家2代目_治済」の血族配布パワー,御三卿の効能,幕末転回結果の「御三卿」血の傾向,幕末末期必死の食い込み作戦は「水戸藩9代藩主_斉昭」ご子孫配布作戦パワー

幕末御三卿バトル考察
怖るべく巨魁「一橋家2代目_治済」の血パワー

＜御三卿＞
＝【8代将軍徳川吉宗の2人倅】＋【（9代将軍徳川家重【＝吉宗の長男】）の2男】

【1】＿田安徳川家：始祖：徳川宗武（吉宗の2男）
【2】＿一橋徳川家：始祖：徳川宗尹（〃4男）
【3】＿清水徳川家：始祖：徳川重好（第9代将軍徳川家重の次男）

＜御三卿の効能＞

【効能の予定は】：
8代将軍吉宗は、御三家の尾張パワーを抑制する為に、御三卿を設置。
（但し、厳密には、上記のとおり、清水家は、吉宗の倅「家重」時代発生。）

＜結局の・・御三卿の結末（血の傾向）＞

■田安徳川家第2代の治察が早世。■清水徳川家初代「重好」に実子無し。

故に、 幕末に至る18世紀 は、【一橋家2代目「治済」＆「11代将軍「家斉」】パワー！！
「御三卿」と言うが、つまるところ、全てこの一橋「2代目_治済の血」が独占状態。

11代将軍「家斉」は、大勢の側室。大勢の子を作り、オットセー将軍。
だが、それも必死の技。種を撒く。大地を我が家の血族で埋め尽くす。
この将軍は在位50年。おまけに、大御所政治の4年を含めると、54年間独占。
徳川幕府で、最も在職シブト長い！（おかげで、世界の脅威対処に立ち遅れた！
しかし、最大の曲者は、その父、上記の一橋家2代目「治済」！！
「影の大御所」状態であった。
幕末の超末期、水戸の9代藩主「斉昭」も負けずに、オットセーパワー。
■この人物も子供山盛り。全国にばらまく。御三家＆御三卿の約2/3血族制覇。
■水戸学が幕末攘夷着火材に化けた訳：水戸藩流歴代ストレス目次
自家の種で、全国制覇の目的で、子沢山頑張るオットセーパワーの皆さん、
「11代将軍_家斉」と、「水戸藩9代藩主_斉昭」を例にとると、やはり食生活にも、
とても気配りしてます。今日、笑い話で言われますが、彼らも必死。
下側の表を見ると、いかに計画的な「子配り配置」か解ります。
暇で子沢山ではなく、必死努力。
いくら配っても、ばらまいても、なぜか、変に！よく死ぬ。当然毒殺絡む。必死のバトル。
彼らの暮らし＆栄養と食生活
■ 将軍と牛乳ことはじめ、■ 徳川慶喜幼少時と父親子愛（兄弟の一覧と養子先

▼ 一橋家に関して＜2代目「治済」＆「11代将軍「家斉」パワー＞

＜一橋コーナー：在位期間＞： 太線は、在勤短期＆寿命短命or幼年死

1宗尹1735-1764 |2治済1764-1799 |3斉敦1799-1816 |4斉礼1816-1830 、
5斉位1830-1837 | 慶昌1837-1838 | 慶壽1838-1847 | 昌丸1847 | 慶喜1847-1866 、

■当家2代_治済(1751~1827)77歳,■《B》11代将軍家斉（1773~1841：69歳＝治済の子）
■ピンチヒッター＝【《A》「斉匡」＝田安へ養子に出した治済の子】

◎印＝実子無、《印》：《A》＝斉匡、《B》＝11代将軍家斉（AB共に一橋2代_治済の子）

一橋

・ところで11代将軍家斉は（1773~1841）69歳

1宗尹
(1721~1765)44歳

8代将軍徳川吉宗の4男

2治済
(1751~1827)77歳

治済の子の内
◇《A》「斉匡」は田安へ養子に。◇《B》家斉は「11代将軍」に。
幕末：御三卿の血は結局、殆ど上記3人が仕切っている。

1751
~
治済
存命
~
1827

治

済

の

血

1773

家斉
存命

3斉敦
(1780~1816)36歳

「2治済」の子

4斉礼◎
(1803~1830)27歳

3斉敦の子＝「2治済」の孫。

5斉位◎
(1818~1837)19歳

養子だが▲「2治済」の孫＝田安家3代斉匡《A》の倅。
この人物は、1818年生れ。1830年（12歳で在位に付く＝実権は別。
19歳で死亡。

6慶昌◎
(1825~1838)
13歳

養子だが▲「2治済」の曾孫。12代将軍家慶の子。
【WHY？＝】12代将軍家慶＝《B》「11代将軍家斉」の子

7慶壽◎
(1823~1847)24歳

養子だが▲「2治済」の孫。
【WHY？＝】：田安家3代斉匡【＝《A》】の倅。

1841

8昌丸◎
(1846~1847) 1歳

養子(FROM尾張徳川家)だが▲「2治済」の曾孫。 幼年死
【WHY？】「2治済」＞《B》11代将軍家斉＞斉荘（《B》家斉の12男）
＞昌丸本人

9慶喜
(1837~1913)76歳

慶喜は、水戸から養子IN。水戸の徳川斉昭の子。この後、15代将軍になる。
（一橋は、将軍へ道の単なるトンネル）

水戸
の血

10茂栄
(1831~1884)53歳

元尾張藩15代藩主徳川茂徳、慶喜の又従兄弟。

▼田安家に関して ＜3代目から殆ど中身は一橋の血＞

＜田安コーナー在位期間＞： 太線は、在勤短期＆寿命短命or幼年死（下枠の存命期間もご参照）

1宗武1731-1771 |2 治察1771-1774 |(代行)宝蓮院1774-1787| 3斉匡1787-1836 、
4 斉荘1836-1839 | 5慶頼1839-1863 | 6寿千代1863-1865 | 7亀之助1865-1868 、
8慶頼（再襲）1868-1876 |維新以降略

◎印＝実子無、《印》：《A》＝斉匡、《B》＝11代将軍家斉（AB共に一橋2代_治済の子）

1宗武
(1716~1771)55歳

8代将軍徳川吉宗の2男

自
家
製
＆
繋

2治察 ◎
(1753~1774) 21歳

2治察：子無。 在位は僅か3年「1771~1774」で若死。

★当主代行
：宝蓮院
(1721~1786)65歳

宝蓮院とは、（初代・宗武の正室）
倅(2治察)死亡後から、己が死ぬ迄代行。翌年1787に一橋から(《A》3斉匡)が養子IN。

3斉匡《A》
(1779~1848)69歳

(FROM一橋~養子IN )＝3代目斉匡は、一橋2代目「治済」倅。
＜《A》斉匡の子＞
◇斉位(一橋5代)、◇慶壽(一橋7代)、◇慶頼(自家5＆8代兼務)・・他

斉匡
《A

一
橋
の
治
済

の

血

4斉荘
(1810~1845) 35歳

(11将軍家斉の倅《B》： 在位は僅か3年「1836~1839」で若死。
■斉荘の子は昌丸（昌丸＝一橋に養子OUT、一橋8代となるが即！死ぬ1歳

家斉
の血
《B

5慶頼
(1828~1876)48歳

5慶頼は、(3斉匡の倅《A》）■この人物は維新後の8代兼務。
＜慶頼の子＞
寿千代（6代）,亀之助（7代）,達孝（9代）,
頼倫（紀州徳川家に養子＝紀州徳川家13代当主）

斉匡
の血
《A

6寿千代◎
(1860~1865) 5歳

5慶頼の子。 幼年死

7亀之助
(1863~1940)78歳

5慶頼の子（★維新後：徳川家達と改名して、徳川宗家16代当主。
昭和15年迄生きる。

8慶頼

5代目と同一人物、（以下維新後人物省略）

▼清水家に関して＜3代目から殆ど中身は一橋の血＞

＜清水家コーナー在位期間＞： 太線は、在勤短期＆寿命短命or幼年死（下枠の存命期間もご参照）

1重好1758-1795 |★第1次不在1795-1798| 2 敦之助1798-1799 |★第2次当主不在 1799-1805、
3 斉順1805-1816 |4 斉明1816-1827 |5 斉彊1827-1846 |
6 昭武1866-1869 |維新後|7 篤守1870-1924 |以下略

◎印＝実子無、《印》：《A》＝斉匡、《B》＝11代将軍家斉（AB共に一橋2代_治済の子）

1重好◎
(1745~1795)50歳

子無。第9代将軍徳川家重の次男。家重の父は「8代将軍吉宗」。

★不在【1~2】
3年間(1795-1798

第1次当主不在

2敦之助◎
(1796~1799) 4歳

(11将軍家斉の倅《B》：

家斉
の血
《B

一
橋
の
治
済

の
血

★不在【2~3】
6年間(1799-1805

第2次当主不在

3斉順
(1801~1846)45歳