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2018/04/20
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カテゴリ: アルコール
おはようございます。
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


英ケンブリッジ大学を中心とする研究チームは、19か国で過去に実施された飲酒習慣に関する83件の研究結果を見直し、調査対象者は全ての研究を合わせると約60万人。
その結果、安全なアルコール消費量は全体として、純アルコール量で週当たり約100gであることが分かったそうです。週当たり100g以上を消費していた人達は、脳卒中のリスクが14%上昇。高血圧性疾患(高血圧症)と心不全、大動脈瘤(血管破裂)のリスクがそれぞれ24%、9%、15%高まっていたそうで、日本の安全基準は甘すぎることになり、卒酒が最善策かも知れません。


アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、 リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順 という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。

最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取している ので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。
女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。

市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン

「アルコール健康障害対策基本法」 が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。
目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。


アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明
酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明
ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?
酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点
飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう
飲酒は適量でも認知症のリスク要因
呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも
自覚のないアルコール依存の危険
認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限
男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く
急増する女性のアルコール依存症
適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい
「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?
酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響
禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと
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「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク
「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?
アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響
増え続けるアルコール依存症 女性が急増
適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問
飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで
女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に

適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、 週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的 だそうです。
適量のアルコールで健康効果を得られる人は15% 説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。


世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。

・運動効果が台無しに
・遺伝子に悪影響
・肥満の原因
・女性の方がリスクが高い
・高血圧の原因
・疲れがとれない


2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。
最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、 脳へのダメージは男性より3倍早い そうです。


アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。
そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。


世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。
WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。
これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。


飲酒の適量は諸説ありますが、 飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣 だそうです。


禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと

一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、 日本の医師の4人に1人がアルコール依存 だという信じられない驚きの調査結果があります。

医師の半数が「常用薬あり」の病人 (2014年日経メディカル調査)
医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」
医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒
医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環
医師の4人に1人がアルコール依存

米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。

日本も2014年6月から 「アルコール健康障害対策基本法」 が施行され、国も対策に乗り出しています。

・WHO「 アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略


英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。

適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問
アルコールはコカインやヘロインより危険
英国の適量研究結果では1日5g説
が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。

・ビール:100ml
・ワイン:35ml
・日本酒:33ml
・焼酎:20ml
・ウイスキー:10ml

日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。


飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。
お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。


WHO(世界保健機関)が作成した評価法 「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)

WHOはアルコール規制強化を表明 しています。


卒酒したい人にはおすすめの本です。




私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


WHO(世界保健機関)が作成した評価法
「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)
「適正飲酒の10か条」


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**************************** 【以下転載】 ****************************
]
アルコールの消費量はどの程度までが安全なのか──。その境界線についてはこれまで、情報が混乱してきた。だが、先ごろ発表された研究結果によると、「安全な」アルコール消費量の上限は、少なくとも米国ではこれまで考えられてきた以上に少ない量になるようだ。

ここ数年に公表されたその他の研究結果でも、「アルコールの消費量は少ないほど良い」「これまで適度とされてきた量は、実際には多すぎる」との結果が示されてきた。英医学誌ランセットに掲載された論文によると、今回新たに示された結果も、それらとほぼ同様の内容だ。

英ケンブリッジ大学を中心とする研究チームは、19か国で過去に実施された飲酒習慣に関する83件の研究結果を見直した。調査対象者は、全ての研究を合わせると約60万人。喫煙の習慣の有無や糖尿病、年齢なども考慮し、チームは調査対象者の7~8年間におけるアルコール消費と健康状態との関連性について分析した。

その結果、安全なアルコール消費量は全体として、純アルコール量で週当たり約100gであることが分かった(アルコール度5%の酒500mlに含まれる純アルコールの量が20g)。これを上回る量を消費していた人たちは、病気のリスクが高まっていた。例えば、週当たり100g以上を消費していた人たちは、脳卒中のリスクが14%上昇。高血圧性疾患(高血圧症)と心不全、大動脈瘤(血管破裂)のリスクがそれぞれ24%、9%、15%高まっていた。

また、40歳の人の平均余命は、週当たり10ドリンク以上を消費していた人で1~2年、同18ドリンク以上を消費していた人で5年短くなっていた(1ドリンクは、米国では純アルコール14g)。

「適度」のアルコール消費は(死因になる程度ではない)心筋梗塞のリスクを低減させているとの結果も示されたが、論文の著者らはこの明らかな利点について、「飲酒がもたらすリスク全体を相殺するほどのものではない」と結論づけた。

これらの結果が示すのは、これまでの研究結果で「控えめに見た場合の推奨量」とされてきたアルコールの量でも、実際には多すぎた可能性があるということだ。研究チームは、40歳の人が英国で推奨される週当たり112g以上を消費し続けた場合の平均余命は、1.6年短くなると推計している。また、米国で男性の推奨量とされる週当たり196gを超えて飲酒していた場合は2.7年短くなっていた。


各国で基準にばらつき

研究者らはまた、推奨されるアルコール消費量が各国で異なることを指摘している。米国では、女性は1日当たり1ドリンク、男性は2ドリンクとされている。一方、イタリアとポルトガル、スペインではこれらより約50%高い値に設定されている。英国では科学研究の結果をより強く反映し、男女とも週当たり112gとしている。これは、ビールなら5~6パイント(1パイントは約500cc)、ワインならグラス6~7杯に当たる。

研究者の中には、安心して「これなら安全」と薦めることができるアルコール量はないとする人たちもいる。一方、医師の一部は、少量であれば健康上の利益があるとして飲酒を勧めている。だが、後者は明らかに、健康に関する専門家たちに受け入れられる見解ではない。

新たに発表された研究結果は、アルコールの「適量」と「推奨量」について、政府当局に再考を促すものになるかもしれない。健康に関しては大半の分野において、「適度」が良いとされている。アルコールについては特に、まずは何が「適度」であるかの定義を明確にすることが重要だ。

(出典:Forbes JAPAN)





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最終更新日  2018/04/20 05:00:07 AM
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