豪邸で見つかった男性の惨殺体。レイプされていたが、本人自身が強盗とレイプを繰り返していたという。手口の残酷さからおそらく被害者の身内による復讐が考えられる… ということでHoratioは始めから被害者の関係者に疑いの目で接するのですが、いつものHoratioとはちょっとちがう印象です。取り調べで相手の言葉に嘘がないかどうか、見極めるのは当然としても、レイプ被害者だと思って接した妻などには、ああいう態度では接しないと思います。そういうこともあって、あまりピンと来ないエピソードでした。 むしろEricとCalleighが組んだBプロットのクラブオーナーの事件の方が印象が強いですね。Calleighがお姉さんとしてリードしている感じで証拠を基にぐいぐいと追いつめていくのは頼もしかったです。また、静かなる男スピードも地味ながら信頼感のある仕事をしていて、Horatioのチームは着実に成長していっているような感じがしました。今週もローラが登場。気になります。(笑) リアルなのがCSIシリーズの特徴でしょうが、その中でも特にグロかったですね。(苦笑)手首を電子レンジでチーン。思い出すだけでも…さすがのCalleighもちょっとビビっていました。現実にそんなことするのでしょうか? そして本当にマイアミは享楽の都市ですね。あの手この手で、人間の(醜い)欲を見せつけます。火葬場の業者が遺体を焼かないで無惨に放置している様子も酷い話です。 ゲストにスタートレックDS9でおなじみ、Casey Biggsが出ておりました。いい男だわ。 Horatioはあまり目だちませんでしたが、"Justis is not for you to do dispense. and what you're gonna pay for."(君が正義を行うのじゃなくて、君がそれを償うのだ。)というあたりが、Horatio節でしょうか?マイアミらしくなってきました。