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May 22, 2020
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『戦艦アリゾナ』

シーズンフィナーレ。
本来ならあと2話あったそうですが、この感動的なエピソードで終わることができて、良かったかもしれませんね。
ゲストにクリストファー・ロイドが出るということが事前に大きく宣伝されていて、正に熱演で最後には涙が溢れました。
ちなみに、シーズン2の「​ Call of Silence ​」が硫黄島の戦いを元にしていて、今回のエピソードととても似通ったところがありました。
長いシーズンを重ねて、第2次世界大戦はさらに遠い出来事になりましたが、繰り返し思い出すことが必要なのだと思いました。



キャプリンガー大将の自宅に泥棒が入り、飾り棚にあった娘のパープルハート勲章が盗まれた。
そこには「取ってやった」という犯行声明のメモがあり、裏にはスターゲイザー・モーテルで待つと書かれてあった。
ジュリア・キャプリンガー中尉は、アフガニスタンでパトロール任務中に爆発に巻き込まれ死亡した。
軍人一家で、祖父がその勲章の裏に言葉を刻み孫娘の死から、2ヶ月後に亡くなったという。
キャプリンガー夫妻は、どうしてもその勲章を取り戻してほしいという。
NCISがモーテルに到着すると、ジョセフ・スミスという95歳の男が犯行を認め、居直ったように連行しろと要求する。
すぐさま、勲章の在り処を問い詰めるが、スミスは第2次世界大戦のことを知っている、しかるべき立場の人間を出せという。
ギブスが応対すると、スミスは真珠湾攻撃の時の戦艦アリゾナに乗っていて、自分が死んだらアリゾナに納骨してほしいという。
キャプリンガー大将は太平洋艦隊の元司令官で、任務の途中にアリゾナ記念艦で行われる納骨の儀式に毎回立ち寄っているという新聞記事が出た。
スミスはそれを読んで、大将に納骨を希望する手紙を3通書いたが、返事がない。
勲章を返してもらいたかったら、アリゾナに埋葬する手配をしろという。
1941年2月、まだ16歳だったスミスは、2歳上の兄のヘンリーの証明書を使って入隊したというが確認には時間がかかりそうだ。
ヘンリー本人は30歳で交通事故死しており、兄弟は疎遠だった。
パーマーはスミスの腕に残る火傷痕が古いものだと診断し、ヘンリーの検視所見ではそれ以前の傷跡などはなかったという。
それでもキャプリンガー大将にスミスを埋葬する権限はなく、NCISは乗船していた証拠をスミスから情報を得るしかない。
ギブスは自宅に戻り、スライド映写機を取り出すと、元電子整備員だったというスミスに修理を頼む。
始めは機嫌が良かったスミスだが、真珠湾攻撃のスライドを見ると急に態度を変え、あの日のことは口にするものじゃないと怒り出す。
なぜあそこに葬られたいのかと問われ、スミスはお前なら答えを知っているはずだという。
モーテルの近くの監視カメラに、タクシーから降りるスミスの姿が映っていた。
タクシーを運転していたディーコンに会いに行くと、ディーコンはNCISを見て、逃げ出してしまう。
ディーコンは詐欺の前科があり、もしかすると、スミスは嘘を言っているのかもしれない。
そろそろキャプリンガー夫妻もしびれを切らし、ヴァンスはスミスを逮捕しろと言うが、ギブスはスミスを信じると譲らない。
再度スミスに向き合うギブスは、スライドを見せ、あの時のことを思い出せと迫る。
スミスはアリゾナの甲板で何があったか、どんな悲惨な状況だったかを堰を切ったように話し出す。
ディーコンが捕まり、スミスは老人ホームから抜け出し、重い病気であることがわかる。
スミスが隠したというモーテルの通風孔には勲章はなく、スミスは急に胸を抑えて倒れてしまう。
スミスは冠動脈疾患があり、初期の認知症と診断されていた。
自分の死期を察してから、大将に手紙を書き始めたようだが、兄の記憶と自分のことが混乱したのではないか。
「安全な場所に隠した」という言葉から、キャプリンガー大将の自宅の通風孔を探すと、勲章が見つかった。
手術の甲斐もなく、スミスは亡くなった。
ギブスはスミスの遺体を引き取り、パーマーに腕の火傷痕を調べてもらう。
X線でみると、皮膚の下に金属の破片が見つかり、アリゾナ記念艦から取り寄せたボルトと比較し、ボルトの一部であることがわかった。
ギブスはスミスの遺灰をアリゾナ記念艦に埋葬するため、ハワイに向かうことにする。
その前に、スミスから言われた通り、クウェートでの辛い戦争の体験についてマクギーに話す。




ちょうどそれくらいの年齢かな。
クリストファー・ロイドは95歳ではなく、撮影時は81歳で、もちろん真珠湾攻撃を経験したわけでもないけれど、当日のことを語るところは真に迫るものがありました。
ギブスに戦争に行った者しかわからないことを、お前も話すべきだという。
ギブスの場合はクウェートなのですね。
戦争で皆、大事なものを失って、戻ってきたら別人になってしまう。
その大事なものは戦場に残してきた。
戦地でともに戦った者は家族であり、自分の故郷はそこだ。
だが、隣りにいる男のために命をかけ、また助けられるということで、ギブスは世界をシンプルにするのに戦争は必要ないという。
スミスの遺灰は、真珠湾に沈むアリゾナの懐に収められた。
アリゾナの生存者で、希望すればそこに眠ることができるのですね。
さすがに生存者は少なくなってきていると思いますが、アメリカ人でさえ真珠湾攻撃のことをよく知らないということと対比して、印象深いエンディングでした。
キャプリンガー大将も娘が戦死して、たかが勲章とは言えない大切なものだった。
ここも切なかったです。
ジヴァの再登場で驚いた今シーズン、話数が削られたのは脚本家のスト以来ですね。
来シーズンは無事、撮影が再開されると良いのですが。





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Last updated  May 22, 2020 06:49:08 PM
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