故宮・淡水と<藤の花の天ぷら>


七日の日記に、台湾は土曜日だと書いたが、まだ二日目の金曜日だった。ごめんなさい

土曜日、大統領選挙の日
故宮博物館へ行った。タクシーが正面に止まったので、広い階段を上っていった。
上に着いたらなんとバスが上に来ているし、車の駐車場もある。
疲れて損をしたように思った

中へ入ってみたが、青銅器ばかりで、楽しみにしていた、陶器や工芸品が一つもない。
改修中だったのだあ。
ガイドさんが前の日に、今は見る時間が少ないからすぐ終わるけど…なんて言っていた意味がやっと分かった
工芸品などの見られなかった物のDVDを買った
見た中で、竹の工芸の彫り物が凄かった。
竹の根っこの部分に彫ったもので、竹林や人物が何人もいて、一人は筆を持って岩壁に何か描いている、。竹の林が奥の方まで彫られているのも凄いが、その筆の細いのも凄い

早く終わって、じゃあ近くの原住民博物館に行こうと、行ったら閉まっていた
駅へ行くのに、タクシー乗り場に行ったら、バスに乗った方が良いと乗せてくれなかった。
バスに乗ったが、降りるところが分からない。
沢山の人が降りるから分かるよと言っていたが、学生が沢山降りていったので、ここだよと言うのに、夫は、駅が見えないといって、腰を上げない。
停留所名を見ていたら、駅の名前が書いてある。結局次の停留所で、降りよう、駅が見えたと言うので降りて、戻った。
地下鉄が上に昇って走っている電車に乗って、淡水に行った。

<淡水>は、台北から四十分くらい電車で行った、河口の町で、夕日が綺麗と言われるところだ
淡水駅をおりると、霧の様な雨。
沢山の人が同じ方向に流れていく
お昼を食べようと両側におみやげやさんや、食べ物やさんの並んだ道をぶらぶら歩く。海に近いので魚丸という、魚のすり身を小さな団子にしてあるものが有名らしい。他に、すり身を平らな円にして油で揚げた、天ぷらもよく売っていた。
目当ての店は、それとすぐ分かった。
店の前に人があふれている。
指さして、魚丸スープ1と、肉マン1と指で示したら、通じたのだが、前の人のお皿に三個載っていたので、一皿三個かと思って一個といったのだが、ホントに一個でてきたので、二個と言い直したのだった
長い木の机と木のベンチに、いっぱい並んでみんな同じものを食べている。
魚丸は、親指の半分ほどの大きさで、魚の身をなめらかにすったものの中に、肉のようなものが濃い味付けで入っていた。
すーぷはあっさりして美味しい。一椀に団子が五個入っている。

また歩いて岸辺にでていくと途中で、パイメイタンという、紫蘇のジュースがあって気になったので、買ってみた。
予想どうり、赤ジソの甘いジュースだった。
後で買った、甘い梅干しと同じ味だった。

岸辺は時々雨が降り、向こう岸の低い山に雲がかかって、水も空も灰色だったので、あまり景色がよいとは言えず残念だった。
歩いて駅に戻り、バスにのって紅毛城と言うところに行ったが、そこも、工事中でしまっていた。
帰りに、電車の中で、別の博物館に行こうと足を延ばした
降りたら、二・二八和平公園があり、国立台湾博物館の周りは、緑色の塀で囲まれていた。
裏にまわってみたが、改修は夏前ぐらいまでかかると書いてあったそうだ。
果物を持ってきていたので、木々の中のベンチでおやつにした。
リスが枝の上を走っていき、小鳥が飛び回っていて、意外に良いところだった
今回の目的の一つが、博物館巡りなのに、全部空振りだった。
何しに行ったのか?がっかりだわ。ほんとに

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