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2022.01.08
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カテゴリ: 音楽
Twitterのタイムラインに「木下恵介」の名前が出ていたので思い出したのだが、子どもの頃、テレビには​ 『木下恵介アワー』 ​という番組があって。






こういう昔の懐かしい音や映像も、今はこうして見る事ができたりして、それはそれで嬉しいのだけれど、こういう形で残っていないものもある。

青のバックに番組スポンサーの名前が白い文字で順々に出てくる時に流れている曲。

調べてみたら、提供クレジット、というのか。




これは1977年から1983年のものだが、それ以前のTBSの昼過ぎ(おそらく再放送)のドラマで流れていたアコースティックギターの曲で、妙に心に残っているものがある。

試しにスマホに鍵盤のアプリを入れて、記憶を頼りに弾くと、たぶんこんな感じ。
ソラシ レ ミーレ
ドシラソラーシーソー
シーラーソー
ラーソー
ファ#ーミファ#ソー
家庭用ビデオが普及するよりも以前の話なので、おそらくYouTubeでも見つからないのだろう。他にも、昔に聴いた音楽でずっと心に残っているものは幾つもある。

メジャーなところだと、ポール・マッカートニー&ウイングスの​ 『メアリーの子羊』 ​がそれで、おそらくポール・マッカートニーの曲ではこれが一番好き。
いや、一番は言い過ぎか。
ともかく、楽しい気持ちと寂しい気持ちを、こんな形で4分弱の曲に収めてしまう。
ポール、天才か!とこれを聴くたびに思う。
3分27秒からの終わり方について、「楽しいパーティーはもう終わり」と表現してくれた友人がいて、まさにそんな感じの。



ああ、自分の葬式をもし行うとしたら、この曲を流してくれるように妻か子どもには言い残しておこう。

マイナーなところだと、​ グレイシャス! ​というイギリスの古いプログレのバンドの『ヘブン』という曲。
大仰な始まりから、牧歌的な雰囲気に変わっていく(3分20秒くらいから)。




10代の前半にラジオで聴いて以来ずっと探していたもので、インターネットが普及するより前、西新宿の輸入盤の店で見つけた時には手が震えたものだ。

その後、CD化もされているし、今では ​Spotify にもある。


中高生の頃には書籍で紹介されているものの音を文字から想像したりしていたし、成人してからも、インターネット以前には海外旅行の際に国内で入手しにくかった盤を探したりしていた。
大学を卒業する時に行ったロンドンのVirgin Megastoreで、 ケヴィン・エアーズ のレコードを何枚も買ったり。



当時の私にとって、それらは「幻」だった。
数え切れないくらいの「幻」が、かつての私にはあった。
今やこうして自分のスマホで手軽にその音を聴く事が出来て、それはとても嬉しいことなのだけれど、「幻」が消えてしまった寂しさのようなものもあって、なんとも自分勝手ものだな、と。






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Last updated  2022.01.13 22:12:26
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