筑紫、太宰府から大伴旅人ならぬS君からメールが届く。
旅人卿なら予の親父殿であるが…。
京へ帰る旅人に領巾振るのを我慢してそっと見送った遊行女婦児島のこと等思ひ、彼にこんな歌を返してをいたが、分かってくれたかな?
青葉吹く 風いや重けど 佐奈田辺に
身をやつくして 恋ふる児もがも
(あをばふく かぜいやしけど さなたべに
みをやつくして こふるこもがも)
親父殿が大納言になって帰京した時は予は、未だ子供であったから、よくは覚えてをらぬ。児島の話は後に他から聞きしことなり。<(笑)偐家持談>
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