伊勢志摩銀輪散歩です。
賢島から横山展望台・大王崎・登茂山・伊雑宮などを走って参りました。
(近鉄賢島駅)
志摩市と浜島町の境目(近鉄鵜方駅の西方)に、横山という海抜203m余の小さな山がある。山頂一帯が公園になっていて、展望台などがある。先ず英虞湾を山の上から眺めてみようと、横山展望台を目指す。賢島駅から3駅手前の志摩横山駅付近で国道167号から横山登山口への道が分岐する。展望台までは車で行ける道があり、自転車も当然に行ける。展望台下にビジターセンターがあり、マップを貰ってから登るとよい。
賢島駅東側の踏切を渡ると右が国道167号、左が県道17号。どちらを行っても鵜方駅の西で合流する。自転車としては県道17号の方が走り良いので、これを行くことに。坂を登り切り右にカーブすると賢島大橋である。英虞湾と本日初対面。賢島カントリークラブを左に見て走り、前川橋を渡ると国道167号に出る。
(英虞湾・賢島大橋の上から。奥が神明漁港。)
(横山展望台への道)
(上の写真の道の辺、右側に白く咲いている花です。)
この道の突き当りに横山ビジターセンターがある。ゆっくりとした登り坂。車の走行も殆どなく快適に走れる。この道の北側にも自然歩道があり、そちらを走ってもよい。センター建物の右側から遊歩道と車で展望台下まで行ける舗装道路とがある。自転車も車なので舗装道路を行く。急登で途中からは押して行くしかない。
(横山展望台)
(横山展望台からの眺望)
横山展望台から尾根道を進むとパノラマ展望台・見晴展望台・英虞見展望台・横山山頂と続き、左に下ると芝生広場。右に下ると菖蒲園があるようだが、かなりの急坂の下りなので、引き返すことを考えると二の足を踏まざるを得ない。尾根道を進む。
(パノラマ展望台からの眺望・奥に見えるのが御座岬)
(見晴展望台)
(見晴展望台からの「見晴し」・英虞湾が一望である。)
見晴展望台からの眺めは最高。山々も眼下の英虞湾、遠く熊野灘も一望である。
(長原 (なごら)
の浮石)
横山展望台からパノラマ展望台へと登る山道に、「なごらの浮石」という標識があり、何やら曰くあり気な石ころが並んでいたが、説明がないので、正体の方はよくは分からぬのでありました。
(羊歯の群生)
山頂への道はパスして英虞見展望台から芝生広場へと下る。階段などのある山道なので、自転車は肩に担いでゆくしかない。これも亦ヤカモチ・スタイルなのである(笑)。途中に羊歯の群生する道があった。しまなみ海道の伯方島の山中でも同様な景色を見たことを思い出す。
芝生広場は文字通り芝生だけ、何もない。時間も止まっている。トベラがひっそりと白い花を咲かせている。何もないというのも悪くはない(笑)。道路工事の男性が数人、前の道で立ち働いて居られる。山道をぐるぐる歩いているうちに方向感覚が怪しくなったのでビジターセンターへの道を教えていただいて先に進む。
(芝生広場)
(トベラの花)
(横山石神神社)
神社の宮司さんから頂戴した「横山石神神社由緒・沿革」という印刷物には「当神社は<中略>天照山横山に真言修験醍醐派の霊場、大乗院圓城寺を開山するに大地主神の御守護を得るべく、天永元年(1110年)「横山石神(天永龍王・水神)の社」を造営したことに始まる。<以下略>」とある。
ご神体は龍・蛇だそうで、ピンポン玉位の小石を白く塗って何やら文字か絵の描いたものが護符として販売されていた。願いが叶ったり、体の具合の悪い処が治癒する霊力があるらしい。「一生の内に一事は必ずかなえて下さる石神さん」として地元の方達の崇敬を集めているそうだ。
社殿の写真を撮ろうとしたら、もう少し下がって撮れと言われた。撮影は、近づき過ぎてはいけないらしい(望遠はいいのか?と思ったが、理屈ではないのだから、素直に従いました)。
石神神社からビジターセンターに再び戻り、来た道を引き返す。帰りは例によってひたすらの爽快な下りである。
(賢島港・遊覧船)
賢島駅まで帰って来るが、近鉄の駅と賢島港を取り巻いて僅かばかりのみやげもの屋があるばかりにて、殆ど人影もない。遊覧船が停泊していたが、本日の営業は終了のよう。
(英虞湾)
( なんじゃもんじゃの木
)
おまけの写真。ホテルの庭に、なんじゃもんじゃの木(ヒトツバタゴ)が白い花を付けていた。という訳でなんじゃもんじゃの銀輪散歩も本日はひとまず終了。明日は大王崎方面へ走ります。 (つづく)
飛鳥川銀輪散歩(下) 2024.11.11 コメント(4)
飛鳥川銀輪散歩(上) 2024.11.10 コメント(2)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着